HSPという言葉、
数年前にはほとんど誰も知らなかったので
まず用語説明からという感じでしたが。
今どきはなんとなく
「ああ、繊細さんね」と知ってる方が
多くなっている気がしています。
でも一方で
「HSPとか繊細さんってこんな感じ」
という固定観念でざっくり広まっただけなので
「自分がHSPだからと説明したけれど
わかってもらえなかった」
「子どもがHSCなんだけれど
家族が理解してくれない」
という話は、
実はあまりなくなっていない様子。
我が家でも
「うん、繊細とかはわかるんだけどさ
でも甘やかしすぎだよね」
と夫に言われることありましたよ。
彼は感受性低めなので
「なんでそんなことが気になるの？
気にしなければいいんじゃない？」
からなかなか出て来られない感じです。
で、もちろん私も時々、
む
っとします。
そしてわかったように
「HSPというラベルで切り分けるのは
どうかと思う」的なことを言われますともう
は？
となります。
家族ってこわいですね。
（声には出してませんよ。怖い顔していると思いますけど）
HSPを知った当初は、
そういう反応に本当にーーーーー
イライラとしていたんですが
やがて諦めました。
相手が理解してくれないことに
イライラするというのは
相手が受け容れてくれたらやっと
私も私を受け容れられる
という思い込み。
強く言えば依存。
これはただただ
私自身がまだ、
HSPという言葉を理解してなくて
自分や子どもがその一員であり
それによるいいところも困ったところも
同時並行的にあることを
受け容れきれてなかったということ。
だから周りからの承認が必要だったのです。
HSPだったんだね、
だったらおかしくないね。
今は無理しなくていいよね。
とかね。
いや、でもね
人に求めるよりも
自分で自分を承認しないと！
と今ならわかります。
ただ、もちろん
完全に一人で自分を受け容れるのは
難しかったので、
わかってくれる人も必要。
（夫でなくてわかる人でいい）。
その後、
HSPつながりの良い仲間が増えて
ポジティブにHSPの性質を見ることが
すごく増えていくにつれて
夫が「甘やかしじゃない？」というのも
ふっ
わかってないな。
と横目で受け流せるようになり。
彼は感覚が違うのだから
わからないのは当然なのだから
あまりアピールしすぎる必要もないな
と
自分をケアすることに
集中していったところ
だんだんと夫自身も
「職場にもHSPぽい人がいる」
などいろいろ話をすることも出てきました。
私がわかってわかってアピールをしないと
向こうが勝手に
調べたりして理解し始める不思議。
いったん夫と自分を切り離すことで
理解はそれほど深まらないままでも(笑)
また違いを理解しようと繋がれた
みたいな感じです。
そういうことなんです。
変な感じですけれども、
心のしくみ・神経のしくみとしても
そうなるのは当然。
自分の内側の安定が
自分の外側の安定を作ります。
自分ファーストです。
HSPのことをわかってもらえない
受け容れてもらえない
悲しい、悔しい、しんどい時には
他人のことは置いといて
自分で自分を受け容れるのが先。
通じ合うHSPさん同士がいれば
なお楽に進めます。
意識の世界観で言っても
自分の意識を反映して
世界の反応も変わっていくものなので
案ずるよりも産むがやすし。
自分に集中。
今もしも
誰かが自分の性質を受け容れてくれない
わかってくれないと思うのならば
（HSPにせよなんにせよね）
まだ自分自身が
自分のそのまんまの性質を
深く受けいれて許してないのかも。
見直しのサインです。
他人のことはほっといて
自分の内側の痛みをケアするのが大切。
そっちの方が
楽だし早いから。
外側の世界は勝手に、変わってくれますから。
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HSP繊細さんのセラピスト中野かずこです。フラワーエッセンス・占星術を使ったセッションと、自律神経・チャクラが整うセルフケアをお届けしています。
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