こんにちは、いつもありがとうございます。
3回にわたり、ブログが書けない理由についてお話してきましたが、今回からはそこからどのようにして書けるようになったかをお話ししようと思います。
前回、
書き手の視点ではなく、読み手の視点になって考えてみること。
そこから、
置き換えてみる、視点を変えてみることの重要性について書きましたが、
書けるようになったのもそこに気づいたからでした。
とは言っても、
「これだ!」とはっきりとわかって方法を見つけたわけではなく、今までと同じようにふとした出来事がきっかけでした。
ちょうどその頃、自分自身を掘り下げて考える機会があったんです。そこで読書は好きだけど、
自分が書きたい、伝えたい!と強く思うのは『映画』について。
より想いの強いものだったらエネルギーを込めて書けるのではないか。
そう思って取り組むことにしたのですが……。
『正しく伝えること』へのこだわりは簡単にはなくならず、
また、邦画ではなく洋画についてだったので、舞台、習慣、その国について……少しでも多く説明しなければ、作品が伝えたいことが表現できていないのではないかと、何度も作品を見返して、本について書くよりも多くの時間を費やすことになってしまい……。
焦りながらやっと書けたと思った記事に対して友人にアドバイスをもらったところ、あらすじしか書いてないと言われて、愕然としたこともありました。
そして「もうどうしよう……」と途方に暮れていたある日、
ふと、
他の人はどんなふうにレビューサイトを書いているのかと思い、いくつかのサイトを読んでみることにしたんです。
すると、あらすじはほんの少しで(もしくは書いてない)、内容にほとんど触れられていなくても「そうなんだ!」「え?それってどういうこと?」とまるで見ているような気分になって、中にはネタバレしているのに見たくなる記事もあったんです。
自分が書かなければと思う部分がなくても面白さは伝わる。
今思えば、
長い文章の方は、長いと感じさせない読みやすさ、面白さが、
短い文章の方は、削ぎ落とし、その分凝縮させたものがあって、
単純にあらすじを省くだけではないと思うのですが、その時はそれでいいんだと安心しましたね。
そして、そのまま、まるっとコピーするのはダメだけど、
自分がしたいと思っていることを先にしている人たちはどうしているのか。
自分がいいなと感じる時はどんな時か。
参考にして、それを自分なりに改良していくことは必要不可欠で、その過程で自分のものになっていくんだなと、そこでまた一つ学び、
そしてその時に、もう一つ大事な、
忘れられない言葉に出会ったんです。
『自分が自分の一番の読者になれ。自分が楽しいと思う記事を書けばいい』
ブログを書くにあたって、誰に向けての記事なのか想定して書くようにと言われることが多いけれど、それ以前に書くことで躓いていた私には、その先のことを考える余裕はありませんでした。
だからこの言葉を知った時、
目の前がパッと明るくなって、勇気と希望をもらった気がしたんです。
難しく考えないで、楽しんでやってみたら、と。
ちょっと大げさすぎるかもしれないけれど、
もしこの言葉と出会わなければ、今でも書けないままだったと思うんです。
そこに『想い』があれば、ネタバレも愛ゆえの毒舌も、何を書いてもいい。
そして普段、自分がそれをしている時はと考えたら、友人に話をしている時だと気づいて、
ブログ=文章
だと思い込んでいたけれど、
最初から文章だけで考える必要もないし、話している時の自分を思い浮かべたら、
その時、自分が「なぜだろう?」と引っかかったことを
自分の考えを交えて話していることに気づいて、
ようやく書き始めることができるようになりました。
振り返ってみて思うのは、
あれこれ考えずにやり始めることが大事だったこと。
実際にやってみなければどこを軌道修正すればいいかわからない。
時には「失敗した!」と思うこともあるけれど、それはダメなことじゃなくて、
方法が間違っていただけ。
そのことを知ることができたのも行動したから。
ダメなことがあるとしたら、
「こんなことを書いても」「自分なんかが……」
様々な理由をつけて行動しないこと。
だから、
最初の一歩はキツイかもしれないけれど、書き始めてほしい。
動き出してもらえたら、と思うのです。
お読みくださりありがとうございました。
にゃまげ