2020年〜は、世界にある当たり前だった価値観ごと覆る年月となりました。
今も感染ということだけ見たら一長一短だし、表裏一体ですが
完結とか終了などという言い方よりは、世界レベルでの寛解とか、ケーススタディが確立されてきた
といった方が妥当かもわかりません。
さて。
今回のGW
5類になってから初めてのGWでした。
今回のGWは、いわゆるコロナ前の感覚とコロナを経てからのソーシャルディスタンス慣れの間を取るような
まさに、今わたしたちができる(楽しめる)外出ができるようになりましたし
やっと羽を伸ばせる
という感覚をお持ちになった方も少なくないでしょう。
一方で
コロナをきっかけに、距離が取れて楽になれたと思ったのに
という方も多いです。
ご相談を受けることが新年度明けてからこっち、とても増えています。
帰省
飲み会
PTA
自治会
などなど
楽しめる人にとっては何のこっちゃということであっても
子どものため、住居のため、お給料のため、地元を離れているため
あらゆる責任の名のもとに渋々という人もたくさんいらっしゃる。
ある人にとっては、距離が生まれることが一時停止状態として長かったけれど
ある人にとっては、距離が取れることを待機電力を見直すために主電源ごと抜いてみた感覚のそれに似ていたり。
時間を取り戻さなくちゃと思えることは、それはそれで良いし
この物理的に開いたことをスタンダードにしたい場合には、悪いような印象を持たれることもある。
どちらが良い悪いというわけではなく
周囲が自分と同じ感覚でいるとは限らない
という目線は大事にしておくのが、令和のマナー。
特に
親子や兄弟姉妹、同級生、学生時代からの縁、同期、先輩後輩、同じ釜のメシ仲間…など
これまでの関わり方が当たり前だと思って疑わないことが
じゃあ果たしてそれは強制力を持つものなのかな?
という、信頼と甘えを見直す機会になったのも2020年以降。
人によっては、その強制力が生きる励みにもなります。
でも、誰かにとってはその強制力を矯正していく過程かもしれない。
自分の期待する関係性がベストとは限らないのが、これからの人付き合い。
誰かからあなたの思いを咎められることが時にシンドイように
人の思いは咎められないものです。
古い価値観を否定しなさいよ、ということではなく
価値観とは微量でずっと変わり続けているもので
それが世界レベルの出来事で大きく風穴が開いたということです。
もしお読みくださっている方の中に
距離が取れて楽になれたのに…と
辛さを抱えてる方がいらっしゃれば
それは決して間違ってはいないのです。


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