日々是自適 -53ページ目

万里の長城

デジカメを持ったまま出張に行ってしまったオット。

やっと戻ってきたので画像ゲットですγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ


万里の長城1
万里の長城


ユネスコの世界文化遺産です。

国際宇宙ステーションから撮影できた地上唯一の建造物。


うーん、宇宙から見てみたい。

私が生きているうちに可能になるでしょうか。


河北省山海関から甘粛省まで、全長6352km。

時速100kmノンストップで走っても64時間かかる。


全てを歩いた人は一人もいないって、そりゃそうだ。

高低差ものすごいですから!

でこぼこですから!

修復されていない箇所もたくさんありますから!


時速15kmでも、完走は無理です。


そもそも現存している長城は全体の2割以下。

(一部現存を含めても3割)

5割以上は完全に姿を消しているのだそうです。


万里の長城は二度目。

前回は北京市内に一番近い「長城入口」近くに泊まりました。

宿で揚げパンと花巻とりんごリンゴ1個ずつのお弁当が支給され

登り始めてから4時間経ったところでリタイア。


日暮れとの戦いなのでそれ以上進むと戻れなくなります。

休み休みでも往復8時間、きつかったなー。

戻ってから地図で確認したら1cmくらいしか進んでなかったガクリ


この日は北京市内から出ている日帰りツアーバスを利用。

北京市内から高速道路を利用して1時間弱くらい。


前回登った「長城入口」を通りすぎてどんどん登ります。


で、着いた先は

万里の長城2
「八達嶺(パッダーリン)」。


観光地化されているのでしっかり修復されて手すりも完備。

初心者には登りやすいのだそうです。


バスを降りるとご他聞に洩れず観光客相手の物売りが殺到。

騎馬民族衣装で馬や駱駝と記念写真なんて商売もあります。


万里の長城3
さあ、登るぞ!


と意気込んだものの、ツアーなので時間制限あり。

一番高い砦まで行って帰ってくるよう指示されました。

ケーブルカーとロープウェイも乗っちゃダメ。

ちぇー、だからツアーって嫌いさ。


チケット売り場から右に行くと女坂、左に行くと男坂。

男坂の階段は最大80cmの段差が!

当然、女坂を選びます。


万里の長城4
歩く人の波


傾斜のきついところは、登るというより這う感じ。

もちろん、下りは思いっきり反り返って歩きます。


万里の長城5
老若男女問わず人だらけ


万里の長城6
連なる山々は標高1500m超クラス


山の尾根伝いに城壁が延々と続きます。

いつまで歩いても終わらないよ、これじゃ。


最初に長城が造られたのは春秋・戦国の時代。

7大国の国境の城壁を秦の始皇帝が補強・整備し

国家統一後に次々と造営していったのが始まりで

現存している長城の大部分は明代のものだそうです。


取り壊され、繋がれ、歴史を刻んできた城壁。

ダム工事で沈んだり、道路建設で破壊されたり

現存のまま保存する事さえ危ぶまれています。


国家による監視の緩い貧困地域はもっとひどくて

付近の住民がレンガを崩して自宅建築の資材にしたり

観光客に販売したりするのだそうです。


壊す方は生活がかかっているのでしょう。

でも、全てはモラルの問題で解決できるはず。

買う人間がいなければ商売として成り立たないのだから。

売春と同じでしょう。


おっと、暗い話で〆てしまいました。

万里の長城はここまで。


ツアーの帰りのバスの中、

「鳥の巣スタジアムを見学できます」なんて

ガイドさんが言うので喜んでおりました。


20081107173857.jpg
が、実際は道の向こう側に見えるだけ。


道路の反対側にあるお茶やさんに連れて行かれて

個室で何種類もの中国茶の説明と試飲。

買うまで帰さないわよ!な軟禁状態でした。


だからツアーは嫌いだー!


何も買わなかったけどね( ´艸`)


※昨日の記事にパンダ画像2枚追加しました。

 本当は動画もお見せしたい:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 私たちの声が思いっきりかぶってるので非公開で。

大熊猫

北京初日。


歴史のお勉強とか偉そうなことを言いながら

最初に向かったのは、北京動物園です。

だって、いきなり疲れちゃったんだもーん照れ


北京動物園は面積50万平方メートル。

アジア最大規模といわれるほど広いです。

動物は朝が一番活発なので開園は7:30です。

もちろん朝イチに到着しました。


お目当てはこちら↓

北京動物園
大熊猫とかいてジャイアントパンダ。


パンダ舎は動物園の入園料とは別料金です。

稼ぎ頭なのねお金


パンダ
滑り台の上に笹(朝食)見っけ


パンダ2
很好吃 (うん、おいしい)


子パンダ
逆光ですが、子パンダの群れ


パンダ3
ん?なんかくれるの?


みんな自然のままに暮らしているので

「白と黒」というよりは「茶と黒」という感じでした。


ああ、なんでこんなに可愛いの?

何時間見ていても飽きないわ。

ただモノクロの熊なのに。
しかも16時の夕食を済ませると寝てしまうらしい。

どんだけ怠け者なんでしょう。


四川にはパンダの幼稚園があって

野生のパンダを保護観察していたのですが

あの四川大地震で倒壊してしまったそうです。

その生き残りの子達がここに保護されているとか。


四川ではパンダと触れ合う事ができるのですが

北京ではガラス越しに見るだけでした。

残念。

北京で歴史のお勉強

本日の体重 53.8kg叫び

←のグラフもはみ出しそう。やばいっ!

実は、パンツのファスナーが上がりませんガーン


中華(揚げ物)三昧の5日間だったからなぁ。

お食事中の方はごめんなさい。

相変わらずのおトイレ事情で…出てない

早く戻さなくちゃ&出さなくちゃ。


さて、今回は北京の旅でした。

誤解を恐れず白状すると、私、中国は苦手です。

できれば行きたくない国TOP3。

なのに何故?


社会科で世界大戦までの流れが把握できないムスコ。

あのあたり、急に戦争が増えるからね~。

うんうん。

で、見せたのがこれ。

ラストエンペラー ディレクターズ・カット (初回生産限定版)

清朝最後の皇帝で後に満州国皇帝となった愛新覚羅溥儀。

自分の意思に関係なく時代の流れに翻弄される一生。


ちょうど防衛省の某者で問題になっているアジア征服。

明朝永楽帝から清朝溥儀の栄枯盛衰。

蒋介石と毛沢東。

国家思想もからんでくるし、小学生が理解するのは難しい。


えーい!

うだうだ説明するくらいなら行ってしまえ!


というわけで、行ってまいりました。


故宮博物院
紫禁城(現・故宮博物院)神武門


相変わらず携帯画像なのでわかりにくい?あせる


オットの撮ったデジカメ画像を取り込めたら

また随時アップしますね。