当院ではマイナ保険証については特に声高に宣伝することなく、ただ「保険証をお持ちですか?」というスタンスで統一しています。マイナンバーカードが保険証として利用できること、マイナ保険証に一本化されること、これらは強引か否かはさておき、決定事項として話は前に進んでいます。利用率が低迷しているからと言って、そのプロパガンダをわれわれ医療現場に丸投げするようなトップの発言はやはり反感を買うでしょうし、それを拡大解釈して患者さんに伝えた結果、マイナ保険証以外の受診は後回しにされるとか、診療拒否されたなどというトラブルも起きているようです。人に物を伝える時、解釈は千差万別で、例えば「虫歯がありますね、治療しましょう」で治療を始めると、患者さんは「えっ、どんな治療されるの?。削って詰めるだけ?、神経取るの?、歯を抜くの?」といろいろ解釈できます。だからわれわれは、『どこにどの程度の虫歯があって、どのように治療するのが最も適切か、選択肢を示して、患者さんの社会的背景等も含めて最も利する方法を選んで、了承・納得の上で初めて治療が始まります。』 これでやっとわれわれと患者 さんの治療に対するベクトルは同じ方向に向くことになるので、トラブルになる可能性も低くなります。マイナンバーカードについては今、政策を進める側と医療現場と患者さん(国民)のベクトルは必ずしも同じ方向に向いているとは言い難いのが現状ではないでしょうか。
持病の結石ですが、ついに排出されました。昨日、今日と1個ずつ計2個の大きめの石でした。いつもは2~3日で出てくれるのですが、今回は約1週間かかりました。直径約5㎜(だと思われる)の石が2個ですから移動にも時間がかかったようでした。実を言うと、先週日曜日には痛みを紛らわす目的で約7㎞の距離を買い物(以前は近所に支店があったミニタルト屋さんですが、今は本店のみになっていました)をかねて歩きました。スマホの歩数計は1万歩を超えました。普段そこまで歩く習慣がない体にそこまで負荷をかけると歪が生まれます。翌日から右足首痛です。その痛みが治まりかけていたところに自動車で100㎞超のドライブ、また痛みがぶり返してしまいました。というわけでして、満身創痍の1週間を過ごしました。
前にもふれました同窓会記念誌、会員の皆さんの近況報告を読ませていただくと、皆さん例外なく「家族、健康、仕事、趣味」のいずれかがテーマになっています。よくよく考えてみると、過去から現在に至るまで、さらに将来をふくむ人生をみても、この4つのテーマでほぼすべて語りつくせるのではないかと思います。言い換えると、これらのテーマで近況報告できる皆さんはそれなりに幸せなんだろうと思った次第です。
相次ぐ大手自動車メーカーの検査不正。「直接安全には影響しない」と言われても、運転免許更新の講習で「自動車は凶器にもなり得る」と繰り返し習っている以上、見過ごすわけにはいきません。世界に誇る日本車の信頼性がゆらぎつつあります。まるで業界内で口裏を合わせていたような事態で心配になります。便利さと引き換えに人命を脅かすようなことがないよう切に願いたいものです。
個人的に人命に係ることはないのですが、現在持病の腎結石が体内を動き回っておりまして、鎮痛剤でだましだまし過ごしています。4日前くらいから症状が出て、積極的に歩いたり、ぴょんぴょん跳ねたり、水分をしっかり摂取して石が出るのを待っています。原因はわかっています。石は黒色なので尿酸結石に違いありません。プリン体フリーのビールにしているし、レバー は決して口にしないようにしています。とはいっても、そもそもアルコール飲料がリスクあるようでして、食生活も精進料理では味気ないという按配でなかなか根本治癒にはいたっていません。
本日は学校歯科検診の出務のため休診させていただきました。検診は午前中で終わるのですが、200人強の児童の歯科検診にはかなりの体力を要するので、午後は休息させていただきました。
医院の待合室に置く雑誌を買うため、月に何度か書店に行きます。ついでに、何となく新書なども目的もなしにボーっと眺めています。そうしていると、ここのところよく「これはっ!」という本によく出会います。つい先日も弘兼憲史さんの「60歳からの手ぶら人生」という本が目の前に現れ、タイトルだけで即購入しました。読んでみるとまさにど真ん中ストライク、一気に読み切りました。というのも、今年になって大学同窓会の記念誌に近況報告として寄稿した拙文が以下の通りだったからです。
”人生も折り返し点を過ぎ、その終着像をイメージすることも多くなりました。最近では家族の介護についてのあれやこれやで、より身につまされることとなりました。「断捨離」という言葉が周知されるようになって久しくなります。私もここ数年色々な物を手放してきました。「色即是空」の境地にはまだまだ程遠いですが、元々物欲(物に対する執着)は少ない方だったのかもしれません。昨年、止む無き事情もあり実家⦅写真は実家の裏手からの風景⦆を手放しました。実家の家業はそれを支えてくれている多くの人々との、よく言えば縁、悪く言えばしがらみで成り立っています。おかげでそのような縛りからも解放され、かなり身軽になりました。これからもどんどん身軽になっていこうと思います。どうせ人間最期は身一つですから。そんなこんなで人生を終えるまでのシナリオは描けつつあります。シナリオ通りにおさまりがつくとは思っていませんが・・・、さて今年は何を手放そう(捨てよう)かしら。”
これもある意味「引き寄せ」なのではないでしょうか。
ドジャース大谷選手、ボクシングスーパーバンタム級統一王者井上選手。お二人とも容赦ないですね。大谷選手は野球以外の事でも注目されることになってしまいましたが、それはそれ、己の野球道には一寸のぶれもなくという感じで驀進中といったところ。井上選手はかつて流行した言葉を借りると、まさに「倍返し」そのもので、最後は相手選手も完全に戦意喪失状態。いくら何でもやり過ぎでは・・・、でも見てる方にとってはこれほど痛快なことはないので、くれぐれも怪我だけは注意して存分にやっちゃってください。 私事、最近「ほどほどに」を痛感したこと。以前から腸活と称して、主食は玄米、乳酸菌、発酵食品の積極的摂取を継続していましたが、連休明けからずっとおなかが緩くて、どうしたものかと思案していました。昭和のおじさんによくあることですが、どうもいちいちお医者さんにかかるのが面倒くさい。よくよく考えてみると、もう何年も腸活していて、その間常時活発に蠕動運動をしてくれていたわけです。腸の立場になってみたら、「ちょっと待って、少し休ませてくれないかな」と言われている気がしました。そこで玄米食をやめて、おかゆ、うどんなどの消化の良い物だけを摂るように食生活をがらりと変えてみました。すると次第におなかの調子が回復してきました。良かれと思ってやっていることでも、やり過ぎは何処かに歪をもたらします。何事もほどほどがよろしいのではないでしょうか、という教訓でした。
堕落した連休も本日で最終日です。明日からまた通常通り仕事ができるか不安になります。連休中は運転免許の更新をしてきました。引き続きゴールド免許を継続できるよう安全運転に心がけようかと思います。免許更新の時、毎回ちょっと不安になるのが視力検査です。今回は念のため度のきつい眼鏡も持参しました。先日公共放送の番組でメガネの特集をしていました。メガネを使用している人の8割が度が合っていないという衝撃のデータが示されました。そういえば更新で検査用に持参したメガネは、遠くはよく見えるのですがほんの数十分もかけていられません。メガネ屋さんで度を決める時、あの例の丸い眼鏡をかけて見え方を確認する際に遠くを見てはいけないらしいです。これもまたなるほどな情報でした。合っていないメガネをかけ続けていると体にも不調をきたすそうですのでご注意ください。この時期遠くの山々の新緑を見ると目がすっきりします。緑色は目に優しいのが実感できます。運転しているとなんだか眠気もすっきりして頭も冴える気がします。脇見運転には気を付けないといけませんが。 話は変わりますが、ついに歯が生えてくる薬が開発されたという一報が入りました。9月から治験開始で2030年の実用化が目標だそうです。当初は先天的に歯が生えてこない患者さんが適応だそうですが、いずれ虫歯で歯を失った人も対象になりうるとのことです。インプラント治療との兼ね合いもあるので、虫歯(生活習慣病だからなぁ)のケースではかなり高額な料金設定になると思います。それはさておき夢のある話じゃありませんか。この薬が実用化されるまでは歯科医師を続けていたいものです。というのも「先生、ちょこっと注射すれば歯が生えてくるような薬はないの?」、この質問、けっこう患者さんからされるんです。
前投稿で連休中の休診を5/5までと書きましたが、5/6までの誤りでした。すでに編集で修正しました。失礼いたしました、「無知で不勉強を反省します」は大袈裟ですが、この台詞、ニュースをチェックしている方は聞き覚えがあるのではないでしょうか。 ここのところ立て続けにハラスメントで辞職に追い込まれた自治体首長の反省の弁です。これを聞いた時、違和感を覚えたのは私だけでしょうか。高度情報先進時代、数多の同じような事例はじっとしてても耳に入ります。自分の事となると「無知で不勉強」で片づけようとするこの姿勢。挨拶文で漢字を読み間違えたとかなら、まさに「無知で不勉強」、、、納得です。しかし、ことは他人(部下)の人格否定ともとれる罵詈雑言と行動の数々、もっとも人間性と人格を否定されるべきなのは当の本人でしょう。日本の地方自治体首長の相当数が、なり手不足のため無投票当選で選出されているそうです。こんなことでは不正の温床を作っているようなものかもしれません。なり手がいないのに首長を置く必要があるのでしょうか。行政側のトップが兼任すればいいのではないでしょうか。そうすれば安くない給料も払わなくて済むというものです。南米ウルグアイの元大統領、ホセ・ムヒカ氏。本来、政治家のあるべき姿だと思います。
いよいよゴールデンウィークに突入です。当院では4/28,29,5/1~6を休みとさせていただきます。5/1はレセプト作業があるため、いつも通り休むのですが、ついでに5/2も休んじゃえというのりで休ませていただきます。そのくせ4/30まで休む度胸はありませんでした。日曜祝日に歯の急性症状でお困りの方は、岡山市内であれば岡山市休日急患歯科診療所が開所しておりますのでお問い合わせください。岡山市歯科医師会会員の信頼できる先生方が当番制で待機してくれています。私はと言いますと、いつも通り特に外せない予定もなくだらだらするだけです。なんだかんだ言ってこれが一番休まります。ところで6月から保険点数が改定になります。また診療の窓口負担金がわずかながら変更になりますのでご了承ください。連休を利用して今回の改定に対応できるように予習しておく予定です。ニュースでも報じられていましたが、大型連休を利用して海外旅行される方も多いようです。おりしも歴史的円安相場のさなか。なかには旅先で自炊して食費を浮かす方もいらっしゃるそうです。個人的には海外旅行の楽しみの一つが旅先の食文化に触れることだと思うので、なんだか涙ぐましい思いがします。北海道の食文化の一端に触れたいのであれば、岡山市内の百貨店にて「大北海道展」が開催中です。実は私、この催し物のファンでして結構欠かさず通っています。今回は一足先に平日の休診日を利用して行ってきました。連休中はごった返すかもしれませんが、暇を持て余している方はぜひ一度どうぞ。
先日レセプトコンピュータ(レセコン)のバージョンアップをしました。ベンダーの担当者の方におまかせで無事完了しました。ソフトが最新なので、それに対応できるようにと結局パソコン本体からディスプレイ、プリンターに至るまで総入れ替えで、なかなかの出費となりました。開業20年ともなるとあちこちリニューアルしていかないと、というわけでここのところ毎年まとまった出費が続いています。なんとか破綻することなく生き延びていられるのも皆様のおかげと感謝申し上げます。そろそろマイカー(現在平成20年式の中古のゴルフ、走行距離15万キロ)も買い換えたいのですが、もう少し先になるかもしれません。さすがにぶっ壊れそうなので知人の車屋さんにお願いしてオークションで激安中古車を落札してもらおうかなと考えています。普段使いのノートパソコンも前々からWin10から11へバージョンアップしろと催促のメッセージがしつこいので、ベンダーさんがそばにいれば安心と思い、ついでにバージョンアップしました。こちらも無事完了して快適に動作してくれています。ただ注意した方がいいのは、ダウンロードとインストールにかなりの長時間を要します。パソコンで仕事されている方は仕事が中断しますので完全offの日に施行されることをお勧めします。
今、教育現場で何が起こっているのでしょうか。「某県の中学校でクラス編成を変えるため始業式を取り止めた」というニュースを耳にしました。人間関係に問題のある生徒同士が同じクラスになったとの保護者からの申し入れに応じての措置だったようです。本当に同じクラスになれば殺傷事件でも起こるくらいの事態だったのか、実情は知る由もありませんが、学校側はそこまで配慮しなければならなかったのでしょうか。将来教育課程を終えて、社会に出て職場の人間関係に悩んでも自分で何とかしなければならない状況が多々あると思うのですが、どうするのでしょうか。先日、コンビニで買い物をしていると男子小学生高学年の5-6人の集団が入店してきて、大きな声でワイワイやってました。決して迷惑をかけているわけではないのですが、周囲を気にせず自分たちの言いたいことを自由奔放に言い合っているその集団のオーラのようなものに恐怖さえ感じました。学校は勉強を教えるだけでなく人格形成の 重要な場である。このことに疑いの余地はないと思います。ただ、教育を受ける素養のある人間に育つように導いていけるのは家庭しかないと思うのです。キーワードは「恥」の精神ではないでしょうか。見当違いなら申し訳ありません。

