岡山市でも今年になってプラスチックごみの分別が始まりました。週一回の回収で、始めは「そんなにプラスチックごみって出るの?」、なんて高を括っていましたが、意識して集めると意外や意外、一週間で大きなゴミ袋一枚分は確実に出るのです。ゴミステーションに行っても、分別当初よりも確実に量が増えていて、市民の皆さんにも周知されてきているのがよくわかります。当院もグリーンカンパニーに登録していることを自覚して少しでも環境保全に貢献できればと考えて取り組んでいます。省エネも意識しています。今年はもうかれこれ3~4か月間、医院の看板の照明を点灯していません。まだしばらくは診療終了時刻(午後6時半)でも外は明るいので、照明はoffのままにしておこうかと思います。創業20年にもなるので、今さら夜中まで看板を煌々とつけてアピールしなくてもいいかなと。そういえばニュースで今年は歯科医院の倒産件数が過去最多を記録する勢いだとか。おそらくコロナパンデミックさなかの無金利、無担保、元本返済猶予付き融資の返済がいよいよ始まってボディーブローのように効いてきているのかもしれません。当院はといいますと、皆様のご支援のおかげで、まだしばらくは医院をたたまなくても済みそうです。やはり悩ましいのは人手不足です。もう間もなくHP上に求人情報ページを追加する予定です。情報によりアクセスしやすく使いやすくします。よろしくお願いします、とは言ってもこれだけは人人との縁尋機妙たる出逢いに導かれるものと考えています。

早朝に飛び込んできた世界最大国家元首選挙の候補者に対する銃撃事件の速報。映し出された映像には流血しながらも「私は強いリーダーだ、決して暴力には屈しない」というメッセージが込められたポーズをとる本人の姿が。この瞬間、よほどのどんでん返しがない限りこの選挙戦の結果が見えてしまったかもしれません。犠牲になった方の冥福は祈らないといけませんが、ショービズ化されたこの国の選挙戦ですから納得です。

 

今日も梅雨末期の通り雨的な大雨が降りました。間もなく梅雨明けして、これから本格的に猛暑の季節になりそうです。夜の寝苦しさは熟睡を妨げるのでなんとかならないものかと、昨夏からアイスノンをタオルで巻いて首元に当てて眠っています。これは想像以上に快適でエアコンの設定温度も29℃で十分快適です。節電にもなるのでおすすめです。熱中症対策でも昔から言われてますが、太い血管を冷やすことの効果を実感しています。よろしければお試しあれ。

日本の首相の口癖ではないが、世界は広い、選挙も「様々」です。英国の国政選挙、いとも簡単に政権交代がなされてしまいました。日本も同じ議院内閣制です。対岸の火事というわけにはいきません。日本の首相も英国の選挙結果に戦慄を覚えたかもしれません。今、解散したら日本の政権もひっくりかえるでしょう。が、いかんせん野党が弱い。これは今に始まったことではありませんが、選択肢を与えられない国民に選挙権を放棄されても仕方ないかもしれません。一方首都ではカオスと化した知事選が終盤ですが、結局落ち着くべきところに落ち着きそうな様相。ところ変わって、米国の大統領選挙では、日本で言えば後期高齢者のお二人がお互いなじり合っているといった感じです。現職大統領は私の親が要介護になった年齢です。それを考えると、ディベートで言葉に詰まってしまったり、ちょっと躓いてよろけたりなんて些末な問題です。とち狂って核のボタンを押したりしなければまだまだ大丈夫なのではないでしょうか。ただしいざという時のために副大統領は大統領職務の代行を一任できる人材を選んでおくべきかもしれません。またまたお国が変われば制度も変わるということで、イランの大統領選挙はまた様子が違っています。国民の98%がイスラム教徒ですから、そもそもイスラム教最高指導者の方を支持する人間でないと立候補もできないそうです。やはり個人的には欧米諸国に対して穏健派の方が地政学リスクも低くなるので良いかと思うのですが、ぬるま湯日本でゆる~く生活している人間の意見ということでご勘弁を。

先日紹介した「歯生え薬」(もう少し洗練されたネーミングはないのかしら?)はネットニュースで話題になっています。それだけ歯で困っている方も多いということでしょう。しかし実現するかどうか、実用化されるかどうか、結果が出るのはまだまだ先の先かもしれません。実用化されるまでは歯医者を続けたいと言ってはみたものの、それが30年ー40年先ですよなんてことなら、あきらめるしかありません。やはり、今ある歯を大切に守っていくことが一番です。病気(虫歯と歯周病が大半なのですが)に罹患した歯には介入(治療すること)せざるを得ませんが、治療するということは程度の差こそあってもどうしても大事な歯を傷つけることになります。健康なうちに病気にならないようにする「予防」、これに勝るものはありません。

 

今、一緒にこの予防に取り組んでいただけるスタッフさん(歯科衛生士さん)を募集しています。経験、ブランク等も問いません。お電話いただいても結構ですし、 sawa@libredc.com  あてにメールいただいても結構です。ただし冷やかしはやめてくださいね。

 

「歯周病治療器」これも全国ネットで民放の朝の情報番組で紹介されていました。本当に紹介された通りの効果があるなら画期的です。私も大学では歯周病科出身でしたのでかつては積極的に歯周病外科手術もしていましたが、最近では機器の性能、薬の効能も飛躍的にアップして外科手術を回避して予防的処置で長期管理していくことが多くなりました。そこへ来て「歯周病治療器」の登場です。まだ即導入とは考えていませんが、期待はしています。

当院ではマイナ保険証については特に声高に宣伝することなく、ただ「保険証をお持ちですか?」というスタンスで統一しています。マイナンバーカードが保険証として利用できること、マイナ保険証に一本化されること、これらは強引か否かはさておき、決定事項として話は前に進んでいます。利用率が低迷しているからと言って、そのプロパガンダをわれわれ医療現場に丸投げするようなトップの発言はやはり反感を買うでしょうし、それを拡大解釈して患者さんに伝えた結果、マイナ保険証以外の受診は後回しにされるとか、診療拒否されたなどというトラブルも起きているようです。人に物を伝える時、解釈は千差万別で、例えば「虫歯がありますね、治療しましょう」で治療を始めると、患者さんは「えっ、どんな治療されるの?。削って詰めるだけ?、神経取るの?、歯を抜くの?」といろいろ解釈できます。だからわれわれは、『どこにどの程度の虫歯があって、どのように治療するのが最も適切か、選択肢を示して、患者さんの社会的背景等も含めて最も利する方法を選んで、了承・納得の上で初めて治療が始まります。』 これでやっとわれわれと患者さんの治療に対するベクトルは同じ方向に向くことになるので、トラブルになる可能性も低くなります。マイナンバーカードについては今、政策を進める側と医療現場と患者さん(国民)のベクトルは必ずしも同じ方向に向いているとは言い難いのが現状ではないでしょうか。

持病の結石ですが、ついに排出されました。昨日、今日と1個ずつ計2個の大きめの石でした。いつもは2~3日で出てくれるのですが、今回は約1週間かかりました。直径約5㎜(だと思われる)の石が2個ですから移動にも時間がかかったようでした。実を言うと、先週日曜日には痛みを紛らわす目的で約7㎞の距離を買い物(以前は近所に支店があったミニタルト屋さんですが、今は本店のみになっていました)をかねて歩きました。スマホの歩数計は1万歩を超えました。普段そこまで歩く習慣がない体にそこまで負荷をかけると歪が生まれます。翌日から右足首痛です。その痛みが治まりかけていたところに自動車で100㎞超のドライブ、また痛みがぶり返してしまいました。というわけでして、満身創痍の1週間を過ごしました。

 

 

 

 

前にもふれました同窓会記念誌、会員の皆さんの近況報告を読ませていただくと、皆さん例外なく「家族、健康、仕事、趣味」のいずれかがテーマになっています。よくよく考えてみると、過去から現在に至るまで、さらに将来をふくむ人生をみても、この4つのテーマでほぼすべて語りつくせるのではないかと思います。言い換えると、これらのテーマで近況報告できる皆さんはそれなりに幸せなんだろうと思った次第です。

相次ぐ大手自動車メーカーの検査不正。「直接安全には影響しない」と言われても、運転免許更新の講習で「自動車は凶器にもなり得る」と繰り返し習っている以上、見過ごすわけにはいきません。世界に誇る日本車の信頼性がゆらぎつつあります。まるで業界内で口裏を合わせていたような事態で心配になります。便利さと引き換えに人命を脅かすようなことがないよう切に願いたいものです。

 

個人的に人命に係ることはないのですが、現在持病の腎結石が体内を動き回っておりまして、鎮痛剤でだましだまし過ごしています。4日前くらいから症状が出て、積極的に歩いたり、ぴょんぴょん跳ねたり、水分をしっかり摂取して石が出るのを待っています。原因はわかっています。石は黒色なので尿酸結石に違いありません。プリン体フリーのビールにしているし、レバーは決して口にしないようにしています。とはいっても、そもそもアルコール飲料がリスクあるようでして、食生活も精進料理では味気ないという按配でなかなか根本治癒にはいたっていません。

本日は学校歯科検診の出務のため休診させていただきました。検診は午前中で終わるのですが、200人強の児童の歯科検診にはかなりの体力を要するので、午後は休息させていただきました。

 

医院の待合室に置く雑誌を買うため、月に何度か書店に行きます。ついでに、何となく新書なども目的もなしにボーっと眺めています。そうしていると、ここのところよく「これはっ!」という本によく出会います。つい先日も弘兼憲史さんの「60歳からの手ぶら人生」という本が目の前に現れ、タイトルだけで即購入しました。読んでみるとまさにど真ん中ストライク、一気に読み切りました。というのも、今年になって大学同窓会の記念誌に近況報告として寄稿した拙文が以下の通りだったからです。

 

 

”人生も折り返し点を過ぎ、その終着像をイメージすることも多くなりました。最近では家族の介護についてのあれやこれやで、より身につまされることとなりました。「断捨離」という言葉が周知されるようになって久しくなります。私もここ数年色々な物を手放してきました。「色即是空」の境地にはまだまだ程遠いですが、元々物欲(物に対する執着)は少ない方だったのかもしれません。昨年、止む無き事情もあり実家⦅写真は実家の裏手からの風景⦆を手放しました。実家の家業はそれを支えてくれている多くの人々との、よく言えば縁、悪く言えばしがらみで成り立っています。おかげでそのような縛りからも解放され、かなり身軽になりました。これからもどんどん身軽になっていこうと思います。どうせ人間最期は身一つですから。そんなこんなで人生を終えるまでのシナリオは描けつつあります。シナリオ通りにおさまりがつくとは思っていませんが・・・、さて今年は何を手放そう(捨てよう)かしら。”

 

 

これもある意味「引き寄せ」なのではないでしょうか。

 

 

ドジャース大谷選手、ボクシングスーパーバンタム級統一王者井上選手。お二人とも容赦ないですね。大谷選手は野球以外の事でも注目されることになってしまいましたが、それはそれ、己の野球道には一寸のぶれもなくという感じで驀進中といったところ。井上選手はかつて流行した言葉を借りると、まさに「倍返し」そのもので、最後は相手選手も完全に戦意喪失状態。いくら何でもやり過ぎでは・・・、でも見てる方にとってはこれほど痛快なことはないので、くれぐれも怪我だけは注意して存分にやっちゃってください。  私事、最近「ほどほどに」を痛感したこと。以前から腸活と称して、主食は玄米、乳酸菌、発酵食品の積極的摂取を継続していましたが、連休明けからずっとおなかが緩くて、どうしたものかと思案していました。昭和のおじさんによくあることですが、どうもいちいちお医者さんにかかるのが面倒くさい。よくよく考えてみると、もう何年も腸活していて、その間常時活発に蠕動運動をしてくれていたわけです。腸の立場になってみたら、「ちょっと待って、少し休ませてくれないかな」と言われている気がしました。そこで玄米食をやめて、おかゆ、うどんなどの消化の良い物だけを摂るように食生活をがらりと変えてみました。すると次第におなかの調子が回復してきました。良かれと思ってやっていることでも、やり過ぎは何処かに歪をもたらします。何事もほどほどがよろしいのではないでしょうか、という教訓でした。

堕落した連休も本日で最終日です。明日からまた通常通り仕事ができるか不安になります。連休中は運転免許の更新をしてきました。引き続きゴールド免許を継続できるよう安全運転に心がけようかと思います。免許更新の時、毎回ちょっと不安になるのが視力検査です。今回は念のため度のきつい眼鏡も持参しました。先日公共放送の番組でメガネの特集をしていました。メガネを使用している人の8割が度が合っていないという衝撃のデータが示されました。そういえば更新で検査用に持参したメガネは、遠くはよく見えるのですがほんの数十分もかけていられません。メガネ屋さんで度を決める時、あの例の丸い眼鏡をかけて見え方を確認する際に遠くを見てはいけないらしいです。これもまたなるほどな情報でした。合っていないメガネをかけ続けていると体にも不調をきたすそうですのでご注意ください。この時期遠くの山々の新緑を見ると目がすっきりします。緑色は目に優しいのが実感できます。運転しているとなんだか眠気もすっきりして頭も冴える気がします。脇見運転には気を付けないといけませんが。    話は変わりますが、ついに歯が生えてくる薬が開発されたという一報が入りました。9月から治験開始で2030年の実用化が目標だそうです。当初は先天的に歯が生えてこない患者さんが適応だそうですが、いずれ虫歯で歯を失った人も対象になりうるとのことです。インプラント治療との兼ね合いもあるので、虫歯(生活習慣病だからなぁ)のケースではかなり高額な料金設定になると思います。それはさておき夢のある話じゃありませんか。この薬が実用化されるまでは歯科医師を続けていたいものです。というのも「先生、ちょこっと注射すれば歯が生えてくるような薬はないの?」、この質問、けっこう患者さんからされるんです。