極寒の衆議院総選挙。声をからして選挙カーでの遊説かと思いきや、予想以上に静かな街中。今やネットを介して様々な媒体があるので、こんなものかといった印象。聞けば受験シーズンとかち合うので受験生の勉強をできるだけ妨害しないように、ということらしい。 昔聞いた話ですが、最高学府に合格するような受験生が最も勉強している場所は家族が一緒に過ごしている食卓とかが多いとのこと。だからそこまで受験生に気を遣わなくてもいいんじゃないのかなと思ってしまいます。一人静かな部屋に籠らないと勉強に集中できないなんていうのは過保護気味ではないでしょうか。 個人的には野党にも頑張っていただきたいのですが、今のところはその主張はまだまだ市民に届いていないといった印象です。超短期決戦でどこまで巻き返せるのか静観中。 最高学府と言えば、日本の最高学府での出るわ出るわの不祥事の数々。知識に重きを置いた受験勉強を勝ち抜いてきた方々が、今や人を指導する立場に立っています。最高学府とは名実ともに日本を先頭だって導く人材を育成する場所です。人を教え導く者たるや膨大な知識だけに驕ることなく、その知識を見識、果ては胆識にまで昇華できる ようでないと日本は迷走を続けることになるでしょう。
米国の国家元首の発言はめちゃくちゃな域に到達している感です。「グリーランドが自分のものにならないなら軍事力使っちゃおうかな~」、「これだけ頑張って結果出したのにノーベル賞くれないんだから、関税上げちゃおっかな~」、 まるでいじめっ子のような言い草です。一方で、ノーベル賞受賞者からメダルをプレゼントされたらご機嫌にはしゃいでいる様子。グリーランドも島民が是非米国に帰属したいと言ったら考えればいいし、ノーベル賞も欲しい欲しいといって手に入るものでもないでしょう。地位と権力を手に入れた子供のようなこれ らの振る舞いが、世界の失笑を買っている事を自覚してもらいたいものです。 でないと、「あの時暗殺が成功していたなら世の中もっとましになっていたのに」なんてささやかれるようになります。 もし安倍さんが生きていればなぁ、とふと考えてしまいます。
近々に衆議院解散されるようです。前回まで、与党は長きにわたり宗教団体を支援母体とする政党と連立を組んでいました。個人的にはずっと何となく違和感を覚えていたので、今回の解散総選挙には特に異論はありません。野党は政権交代に向けていろいろと頑張っているようですが、このタイミングでは圧倒的に高い内閣支持率を武器に与党が圧勝することが予想されます。願わくは上級国民目線でなく一般国民目線に立った政局運営をしていただければ言うことはありません。事実我々の職域団体から も与党公認の国会議員がいるので応援しないわけにはいきません。今のところ皆さん参議院所属なので、できれば衆議院にも優秀な人材があれば、なおよしなのですが。
本年も倍旧のご愛顧よろしくお願いいたします。昨年はコメントもいろいろいただきました。忙しさにかまけると同時に、実像の見えない方との交流に二の足を踏む昭和人間ゆえ返信等が中途半端になったことをご容赦ください。今年も同じスタンスでゆるゆると更新していきます。 この年末年始は空気の乾燥が顕著で火災のニュースもよく耳にします。個人的には皮膚に発疹ができて痒くてボロボロでした。加湿器等でいろいろ工夫はしてみるものの、医院は屋外に面しているためか外気の湿度の影響をもろに受けて困ります。 新年早々の地震にも驚かされました。人的被害があまりなかったというのは幸いでした 。診療中でしたので平静を装ってはいるのですが、普段から地面の揺れを経験していないので、震度4の揺れはしばらく動悸がするほどでした。ここのところ頻繁に起こる地震で被害にあわれた方にはあらためてお見舞い申し上げます。 まとまった休みがあると、体の動きも普段と違うのであちこちに痛みを自覚します。こんなときにおすすめなのは基本に帰って(?)ラジオ体操ではないでしょうか。記憶をたどると学生時代の体育祭以来かもしれません。第一だけでもあの懐かしい音楽とともに一通り体を動かすと、全身のあらゆる動作が効率的に凝縮されているように感じます。即効性があるかどうかはさておき何かいい気がします。
今年一年を振り返ると、いろいろなことが身に降りかかってきて平穏無事とは言い難い一年だったような気がします。 よくよく考えてみればほぼ 厄年に当たるのかと、納得です。これまた禅語になりますが、新しい年が皆様にとっても「無事是貴人」「日々是好日」と言えるような年になりますように祈ります。 最後に年末年始におすすめの書籍 帯津良一著 「やり残したことは、死んでからやればいい」 Have a happy New Year!
人は年齢を重ねるとありとあらゆる物事に対する嗜好が変化するようです。それもそのはず、ごく一部を除けば6~7年で全身の細胞は全て入れ替わります。すなわち7年前の自分と今の自分は全くの別人ということになります。 そのことを実感することが多々あります。 先日は有名な漫才のコンテストがありました。以前なら面白いと感じていたのかもしれませんが、最近ではいわゆるお笑い系の番組を観ても面白みを感じなくなりました。視覚と聴覚から入った情報を伝達して、その情報に何らかの価値を付けて自 分にフィードバックする機能を持った細胞が入れ替わったせいかもしれません。 音楽についてもかつてはロック以外の音楽は見向きもしませんでしたが、最近はジャンルを問わず琴線に触れる音楽が多くなりました。これは聴覚情報の伝達と処理の仕方。 食べ物ではかつて、ひじきが大の苦手でした。今はとても美味しく感じます。洋菓子派からどちらかというと和菓子派になりました。これらは味蕾細胞の変化によるものかもしれません。 自己啓発関連の本を好んで読んでいましたが、最近では人生の本質的視点で書かれた本を愛読しています。 これは細胞の入れ替わりというより、近づいてくる死期を実感することによる価値観の変化かもしれません。 今の自分に失望している人も落ち込む必要はありません。7年後の全く別人になった自分に期待してみましょう。 意気揚々なあなた、逆もまた然りです。
先日はN〇Kで「抗老化、不老長寿」をテーマにした特番を放送していました。大昔は老化する前に死を迎えていた人間が、医療などの発展のおかげで長命化した結果、老いを経験しなければならなくなったというのです。番組では遺伝子操作、血漿交換、幹細胞注入といった最新の技術を用いたアンチエイジング医療が、実例とともに紹介されていました。しかし、まだまだ一般市民に手の届くものとは言い難く、「よし、じゃーやってみようか」という気にはなれませんでした。 一方、日本の実情を見てみると、厚労省が白書で公表している健康寿命と平均寿命には男女ともに10年弱の差があります。すなわち、現在の日本人は死を迎える前のこの10年弱という期間を他者の力を借りて生きるということになります。 私の亡父も晩年、介護施設のお世話になりましたが、それが本当に本人の望んだことだったのかと聞かれると、「はいそうです」とは明言できないといったのが正直なところです。 私も来年還暦を迎えようとしています。個人的には健康長寿の秘訣は「腸活と貯筋」だと思っています。腸活については、もうずいぶん前から意識していて、自分流のスタイルを見つけて10年以上継続しています。貯筋については、特に重要なのは下半身の筋肉だと言われています。ずいぶん前からジムに行きたいとは思っているのですが、思った以上に足が重い。自宅でスクワットをしたり、日常生活で立位や歩行時になるべく踵を接地しないように意識したりしています。このつま先立ちの習慣は、かつて歌手の小柳ルミ子さんが健康の秘訣として仰っていたと記憶しています。 つい一週間ほど前、所属する職域団体から還暦の記念品として「体組成計」をいただきました。早速計測したところ体内年齢は52歳と言う微妙な結果でした。その他体脂肪率、内臓脂肪、筋肉量といった数値が計測できるすぐれものでした。そこでひらめきました。「そうだこれらの数値をモニタリングしながら改善することを励みにしたらジム通いも楽しくなるかも。」 果たして来年の私は引き締まった肉体を手に入れることができているでしょうか。続報をご期待ください。
早いもので師走、今年もあと二十日。この時期のテレビ番組表を見ると番組改編と重なり特番が多くなります。時事報道、グルメ、旅、音楽等々、特番といっても様々ですが、報道番組以外は今一つ興味がわきません。これは年齢的な要因で興味関心の的が変化しているためだと確信しています。 またテレビの見方というのもネットの見逃し配信や高性能な録画機器等を利用すれば放送時間に縛られることなく視聴できる便利な世の中になりました。 なかでも独自路線で教訓を与えてくれる番組制作をされているのが公共放送局N〇Kではないでしょうか。以前はその経営体質的なものも含めてあまりいい印象を持っていませんでしたが、最近ではこれもまた年齢的な要因もあるのでしょうか、ドキュメンタリーをはじめとする番組の質の高さに触れ、まじめに受診料を支払ってネット配信も含めて楽しませていただいております。N〇Kの優秀なところは番組のジャンルを問わず教訓を得られることがあるということです。 近いところで例を挙げれば、ドラマ「いつか無重力の宙で」でした。いつか宇宙へ行くという夢をもった高校生仲良し4人組が、大人になって再会し、かつての夢を実現するため自作の人工衛星を打ち上げるというストーリーでした。その中で宇宙から地球を見て一言という場面で4人のうちの一人が「今まで自分のふるさとは日本の某県某市某町かと思っていたが、それは間違っていたと、自分のふるさとは地球だったんだと」。この台詞深いと思いませんか?。今地球上で人間同士が争って、破壊しあい殺し合っている、同じふるさと地球に住む人間同士がご近所同士でお互いに傷つけあっているというのです。考えさせられます。
この一年身の回りに起こる様々な事象を経験し、心が乱されることも多かったのですが、多少なりとも救いとなった教えは禅語由来であることに気づきました。例えば、「生也全機現、死也全機現」、「水急不流月」等。それぞれの意味は割愛しますが、日常生活に生かせるような禅語をわかりやすく解説した本はないかな~と、なんとなく思ってました。専門書のような本はいくらでもあると思うのですが、ちょっと難解そうで手に取りにくいのが正直なところ。つい先日、そんなことを考えながら医院の待合室に置く雑誌を買いに書店に行ったとき、目当ての雑誌がいつも置かれている場所になかったので、店員さんに教えていただきました。やはりいつもより場所が少し移動していました。その場所の近くに目をやると桝野俊明さん著の「禅が教えてくれる疲れない心をつくる休息の作法」と言う本が目に入りました。速攻、中身を確認することもなく衝動的に買いました。たまたまいつも買う雑誌がいつもの場所に無かったから出会えた偶然、教育学者森信三先生の人との出会いについての名言ではないですが、やはり「出会いたいものには必ず出会える、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎず」を身をもって経験しました。今年も余すところ一ヶ月、世間では大規模火災や熊被害が連日報じられて心が痛みますが、どうか多くの人が平穏無事で禅語で言うならば「安閑無事」「好事不如無」でありますように。 私は悟りの境地には至りませんので、これから年末ジャンボを買いに行きます。
晩秋のこの時期どこからともなく落ち葉が舞ってきます。多いときは掃いた先から次々と新しい落ち葉が舞ってきてきりがありません。そん な普通ならイライラする状況に陥った時、私の尊敬する故鍵山秀三郎先生の名言が頭をよぎります。「落ちて時間がたった葉っぱは汚いかもしれないけれど、落ちたての葉っぱには風情がある」。さすが”日本を美しくする会”の創設者にして掃除道を極めた方のお言葉、この言葉のおかげで嫌気がさすことなく落ち葉掃きが続けられます。