日本の首相の口癖ではないが、世界は広い、選挙も「様々」です。英国の国政選挙、いとも簡単に政権交代がなされてしまいました。日本も同じ議院内閣制です。対岸の火事というわけにはいきません。日本の首相も英国の選挙結果に戦慄を覚えたかもしれません。今、解散したら日本の政権もひっくりかえるでしょう。が、いかんせん野党が弱い。これは今に始まったことではありませんが、選択肢を与えられない国民に選挙権を放棄されても仕方ないかもしれません。一方首都ではカオスと化した知事選が終盤ですが、結局落ち着くべきところに落ち着きそうな様相。ところ変わって、米国の大統領選挙では、日本で言えば後期高齢者のお二人がお互いなじり合っているといった感じです。現職大統領は私の親が要介護になった年齢です。それを考えると、ディベートで言葉に詰まってしまったり、ちょっと躓いてよろけたりなんて些末な問題です。とち狂って核のボタンを押したりしなければまだまだ大丈夫なのではないでしょうか。ただしいざという時のために副大統領は大統領職務の代行を一任できる人材を選んでおくべきかもしれません。またまたお国が変われば制度も変わるということで、イランの大統領選挙はまた様子が違っています。国民の98%がイスラム教徒ですから、そもそもイスラム教最高指導者の方を支持する人間でないと立候補もできないそうです。やはり個人的には欧米諸国に対して穏健派の方が地政学リスクも低くなるので良いかと思うのですが、ぬるま湯日本でゆる~く生活している人間の意見ということでご勘弁を。