ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
セラピスト(カウンセラー)たちから
「匠」といわれている、
龍谷大学教授、
東豊(ひがしゆたか)先生の、
を5回にわたって、
紹介・解説してきました(^^)
今回で最終回です(^^;
前回は、
P(ポジティブ)循環の
割合を高めるための方法として、
「嫌な人を受け入れる」
ということを紹介しました。
そこで、
この本の内容ではありませんが、
他者へのN(ネガティブ)感情に関して、
思い出した話があります。
前回は、途中で力尽きてしまったので(^^;
今回、続きを書きますね!
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私がカウンセリングを学んでいる時に、
野口嘉則先生に
教えていただいた話なのですが(^^;
人は、誰でも、
嫌いなタイプっていますよね。
何故だかわからないけど、
つい、
感情的、反応的になってしまうタイプです。
そのタイプは、
大きく2つに分かれます。
(1)自分と似ているタイプ
(2)自分と正反対のタイプ
皆さんは、
どちらのケースが多いですか?
(私は、どちらもありますが(^^;)
(1)自分と似ているタイプ
の場合は、
「そんな自分も嫌いだ」
ということなので、
解消するためには、
自己受容が必要になりますね。
では、
(2)自分と正反対のタイプ
の場合は、
どうなのでしょうか?
なぜ、自分と正反対のタイプに、
感情的、反応的になってしまうのか。
どうすれば、
解消できるのでしょうか。
ある女性のケースが、
ヒントになります(^^;
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この女性(A子さん)は、
いわゆる
「女性らしい」
タイプの女性と接すると、
どうしても、
感情的、反応的になってしまいます。
たとえば、
ピンクの服を着ていたり、
髪の毛をロングヘアーにしていたりする、
華やかな女性に対してです。
ちなみに、
A子さん自身は、
見た目、
あまり女性的なタイプではありません。
髪もショートカットで、
ズボンをはくことが多い。
お化粧もあまりせず、
どちらかといえば、
地味でボーイッシュな印象です。
そんなA子さんは、
「女性らしい」タイプと接すると、
なぜだか、
つい、ムカッときてしまう。
あまりにも、
その傾向が激しく、
生きづらさを感じたため、
カウンセリングを受けて、
カウンセラーと一緒に、
心の中を探ってみたところ・・・
・・・
ふと、
子どものころ、
お父さんが、
プロ野球を観ながら
つぶやいたセリフを
思い出したんですね。
「男の子がいればなあ・・・」
振り返ると、
そのころから、
A子さんは、
プロ野球チームの帽子を
かぶるようになり、
ソフトボールに打ち込むように
なった・・・
そして、
「女性らしい」タイプと接すると、
なぜだか、
感情的、反応的に
なってしまうようになった。。
これは、つまり、
自分の中の
「女性性」を悪いものとして、
無意識下に抑圧してしまった。
すなわち、
シャドー化してしまったせいなんですね。
「女性らしい」タイプに、
感情的、反応的になるのは、
(少し難しい言い方になりますが)
そのシャドーの投影なんです。
もちろん、
お父さんに悪気はない。
A子さんの女性性を
否定するつもりはなく、
ただ単に、何となく、
つぶやいただけだったのですが、
A子さんにとっては、
それは、
自己否定につながるセリフと
なってしまった・・・
そのことに気づき、
自覚できたA子さんは、
少しずつですが、
自分の中の「女性らしさ」を
受け入れて満たす行為を、
意識的に始めました。
たとえば、
スカートをはく機会を増やしたり、
たまには、しっかりとお化粧をしたり、
華やかな服を着てみたり・・・
すなわち、
シャドーの統合に取り組んだんですね。
そうしたら、
徐々に、
「女性らしい」タイプの女性に、
感情的、反応的になったりすることが、
少なくなっていったそうです(^^)
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(2)の場合も、
自分の抑圧していた部分(シャドー)を
受け入れるわけですから、
やっぱり
「自己受容」
なんですね。
ユング博士がいうように、
人生の後半は、
今まで抑圧していたシャドーを
統合することが課題。
それが、真の「自己実現」につながる。
「自己受容」の旅は、
一生かけても終わらないほど、
長い道のりですが、
少しずつ、
自分の中にまだ眠っている
(抑圧している)であろう
「いろいろな特性」
に気づいて、
受け入れていきたいですね😊
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以上、
6回にわたって、
の内容を中心に、
(けっこう脱線もしましたが(^^;)
紹介・解説をしてきました。
本書の中では、
「理論編」にあたるところを中心に、
引用・紹介しましたが、
実は、この本の真骨頂は、
後半の
「実践編」にあります!
学生セラピストのロープレに対して、
東先生がツッコミをいれたり、
具体的なアドバイスをしたり、
また、
東先生本人のロープレの
逐語録も掲載されています。
「システムズアプローチ」
「P循環」
とは、実際にどういうものなのかが、
とてもよくわかります(^^)
興味を持たれた方は、
是非、本書をお読みください!
といっても、残念ながらこの本、
品切重版未定(いわゆる絶版)のようで、
読むためには、
古本か図書館になってしまいますが・・・(^^;
基調は同じなので、
他の東先生の本でも、
いいと思います(^^)
また、本書では、
あまり触れられていませんが、
東先生と言えば、
「虫退治」
が有名です(^^)
問題を「外在化」する技法のことで、
たとえば、
子どもが不登校の場合、
子どもや、母親(父親)に原因を求めたりして、
特定の誰かを「悪者」にするのではなく、
悪いのは、
「不登校をさせる虫」
のせいだ!
という考え方です。
問題(=悪者)を「外在化」することによって、
その虫を退治するために、
子どもと親が協力していくという流れ
すなわち、
そこからP循環が発生するわけです(^^)
でも紹介させていただきましたが、
「人は本来、水晶玉」
「問題は、絆創膏(ばんそうこう)」
という考え方にも通じますね(^^)
また別の機会に、
詳しく紹介させていただきたいと思います。
今回も最後までお読みくださいまして、
有り難うございました😊
次回は、別の本を紹介します(^^;


