ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

セラピスト(カウンセラー)たちから

「匠」といわれている、

 

龍谷大学教授、

東豊(ひがしゆたか)先生の、

セラピスト誕生―面接上手になる方法

 

 

を5回にわたって、

紹介・解説してきました(^^)

 

今回で最終回です(^^;

 

前回は、

P(ポジティブ)循環の

割合を高めるための方法として、

 

「嫌な人を受け入れる」

 

ということを紹介しました。

 

そこで、

この本の内容ではありませんが、

他者へのN(ネガティブ)感情に関して、

思い出した話があります。

 

前回は、途中で力尽きてしまったので(^^;

今回、続きを書きますね!

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

私がカウンセリングを学んでいる時に、

野口嘉則先生に

教えていただいた話なのですが(^^;

 

人は、誰でも、

嫌いなタイプっていますよね。

 

何故だかわからないけど、

つい、

感情的、反応的になってしまうタイプです。

 

そのタイプは、

大きく2つに分かれます。

 

(1)自分と似ているタイプ

(2)自分と正反対のタイプ

 

皆さんは、

どちらのケースが多いですか?

(私は、どちらもありますが(^^;)

 

(1)自分と似ているタイプ

の場合は、

「そんな自分も嫌いだ」

ということなので、

解消するためには、

自己受容が必要になりますね。

 

では、

(2)自分と正反対のタイプ

の場合は、

どうなのでしょうか?

 

なぜ、自分と正反対のタイプに、

感情的、反応的になってしまうのか。

 

どうすれば、

解消できるのでしょうか。

 

ある女性のケースが、

ヒントになります(^^;

 

-----------------------------------------

 

この女性(A子さん)は、

いわゆる

「女性らしい」

タイプの女性と接すると、

どうしても、

感情的、反応的になってしまいます。

 

たとえば、

ピンクの服を着ていたり、

髪の毛をロングヘアーにしていたりする、

華やかな女性に対してです。

 

ちなみに、

A子さん自身は、

見た目、

あまり女性的なタイプではありません。

 

髪もショートカットで、

ズボンをはくことが多い。

 

お化粧もあまりせず、

どちらかといえば、

地味でボーイッシュな印象です。

 

そんなA子さんは、

「女性らしい」タイプと接すると、

なぜだか、

つい、ムカッときてしまう。

 

あまりにも、

その傾向が激しく、

生きづらさを感じたため、

カウンセリングを受けて、

カウンセラーと一緒に、

心の中を探ってみたところ・・・

 

・・・

 

ふと、

子どものころ、

お父さんが、

プロ野球を観ながら

つぶやいたセリフを

思い出したんですね。

 

 

「男の子がいればなあ・・・」

 

 

振り返ると、

そのころから、

A子さんは、

プロ野球チームの帽子を

かぶるようになり、

ソフトボールに打ち込むように

なった・・・

 

そして、

「女性らしい」タイプと接すると、

なぜだか、

感情的、反応的に

なってしまうようになった。。

 

 

これは、つまり、

自分の中の

「女性性」を悪いものとして、

無意識下に抑圧してしまった。

 

すなわち、

シャドー化してしまったせいなんですね。

 

「女性らしい」タイプに、

感情的、反応的になるのは、

(少し難しい言い方になりますが)

そのシャドーの投影なんです。

 

もちろん、

お父さんに悪気はない。

 

A子さんの女性性を

否定するつもりはなく、

ただ単に、何となく、

つぶやいただけだったのですが、

A子さんにとっては、

それは、

自己否定につながるセリフと

なってしまった・・・

 

そのことに気づき、

自覚できたA子さんは、

少しずつですが、

自分の中の「女性らしさ」を

受け入れて満たす行為を、

意識的に始めました。

 

たとえば、

スカートをはく機会を増やしたり、

たまには、しっかりとお化粧をしたり、

華やかな服を着てみたり・・・

 

すなわち、

シャドーの統合に取り組んだんですね。

 

そうしたら、

徐々に、

「女性らしい」タイプの女性に、

感情的、反応的になったりすることが、

少なくなっていったそうです(^^)

 

------------------------------------------

 

(2)の場合も、

自分の抑圧していた部分(シャドー)を

受け入れるわけですから、

やっぱり

 

「自己受容」

 

なんですね。

 

ユング博士がいうように、

人生の後半は、

今まで抑圧していたシャドーを

統合することが課題。

 

それが、真の「自己実現」につながる。

 

「自己受容」の旅は、

一生かけても終わらないほど、

長い道のりですが、

少しずつ、

自分の中にまだ眠っている

(抑圧している)であろう

「いろいろな特性」

に気づいて、

受け入れていきたいですね😊

 

------------------------------------------

 

以上、

6回にわたって、

セラピスト誕生―面接上手になる方法

の内容を中心に、

(けっこう脱線もしましたが(^^;)

紹介・解説をしてきました。

 

本書の中では、

「理論編」にあたるところを中心に、

引用・紹介しましたが、

実は、この本の真骨頂は、

後半の

「実践編」にあります!

 

学生セラピストのロープレに対して、

東先生がツッコミをいれたり、

具体的なアドバイスをしたり、

また、

東先生本人のロープレの

逐語録も掲載されています。

 

「システムズアプローチ」

「P循環」

とは、実際にどういうものなのかが、

とてもよくわかります(^^)

 

興味を持たれた方は、

是非、本書をお読みください!

 

といっても、残念ながらこの本、

品切重版未定(いわゆる絶版)のようで、

読むためには、

古本か図書館になってしまいますが・・・(^^;

 

基調は同じなので、

他の東先生の本でも、

いいと思います(^^)

 

また、本書では、

あまり触れられていませんが、

東先生と言えば、

 

「虫退治」

 

が有名です(^^)

 

問題を「外在化」する技法のことで、

たとえば、

子どもが不登校の場合、

子どもや、母親(父親)に原因を求めたりして、

特定の誰かを「悪者」にするのではなく、

悪いのは、

「不登校をさせる虫」

のせいだ!

という考え方です。

 

問題(=悪者)を「外在化」することによって、

その虫を退治するために、

子どもと親が協力していくという流れ

すなわち、

そこからP循環が発生するわけです(^^)

 

 

でも紹介させていただきましたが、

 

「人は本来、水晶玉」

「問題は、絆創膏(ばんそうこう)」

 

という考え方にも通じますね(^^)

 

また別の機会に、

詳しく紹介させていただきたいと思います。

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

次回は、別の本を紹介します(^^;

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

セラピスト(カウンセラー)たちから

「匠」といわれている、

 

龍谷大学教授、

東豊(ひがしゆたか)先生の、

セラピスト誕生―面接上手になる方法

 

 

という本の内容から、

私が印象に残った部分を

紹介しています。

 

今回で、5回目です(^^;

 

前回は、

よいセラピスト(カウンセラー)

になるためには、

「P(ポジティブ)要素」

の割合を高めていく必要があると、

述べました。

 

そのための方法を、

いくつか紹介させていただきましたが、

今回は、

その中級編

 

(2)嫌な人を受け入れる

 

を紹介、解説します。

 

カウンセラー、コーチなどの

対人援助職の方、

それを目指す方、興味のある方や、

教育関係者はもちろんのこと、

それ以外の方にも、

参考になる内容だと思いますので、

どうぞ、お付き合いくださいね(^^)

 

引用します。

 

 

方法その2は、

やはり夜、

お布団の中で行います。

 

すぐに寝てはいけません。

 

その日の出来事の中で、

他者の行動や言動のせいで

N感情を抱いてしまった

ことに対して

「肯定的意味づけ」

を行います。

 

コツとしては、

相手の事情を

おもんばかるということは

無論のこと、

 

「私に〇〇を与えてくれている」

 

「私に〇〇の重要性を

教えてくれている」

 

などといった

肯定的解釈を用いると

いいでしょう。

 

「反面教師」

という言葉も

この類のものです。

 

要するに、

 

「(それがどんなものであれ)

その人のありようのおかげで

今の私がいる」

 

といった感覚です。

 

結果として、

 

「その人は

その人のままでよい」

 

「もっと

そのままでいてほしい」

 

ことになるのです。

(それでは困りますか?)

 

 

東先生、

そういった感覚になれれば、

もちろん、

困りませんが(笑)

 

でも、これ、

けっこう

難易度高めです(^^;

 

ひとりで悶々として、

怒りが増幅してしまうことも

あるような気がしますが・・・

 

 

私生活においては、

この作業の成功は、

当該人物に対しての

「利他的行為」

を自然と生じせしめることに

つながります。

 

そのような循環が

徐々にスタートします。

 

結果的に、

相手のこちらに対する

「行い」

の変化も

生じるかもしれません。

(もちろん変化が

生じなくても構いません)

 

あるいは、

まわりまわって、

 

「私のことを

快く思っていなかった

他の誰かが

私を受け入れて

くれるようになる」

 

かもしれません。

 

でもまぁ、

そのような

長期展望はともかく、

何よりも目先のご利益、

自分自身が

ラクチンになります。

 

腹が立たなくなります。

 

布団に入ると

すぐに寝られますよ。

 

 

たしかに・・・

 

目先のご利益として、

何より、

自分自身がラクになる(^^;

 

なかなか難しい時もありますが、

チャレンジする価値は、

ありそうですね!

 

ちなみに、

「肯定的意味づけ」

を行う手法としては、

いろいろありますが、

 

過去ブログ
 

 

でも紹介させていただきましたが、
ディマティーニメソッドを
個人的には、おすすめします(^^)

(よかったらご覧くださいね)

 

---------------------------------------
 
この本からは脱線しますが、
他者へのN(ネガティブ)感情ということで、
思い出した話があります。
 
私がカウンセリングを学んでいる時に、
野口嘉則先生に
教えていただいた話なのですが(^^;
 
人は、誰でも、
嫌いなタイプってありますよね。
 
何故だかわからないけど、
つい、
感情的、反応的になってしまうタイプです。
 
そのタイプは、
大きく2つに分かれます。
 
(1)自分と似ているタイプ
(2)自分と正反対のタイプ
 
皆さんは、
どちらのケースが多いですか?
(私は、どちらもありますが(^^;)
 
(1)の場合は、
「そんな自分も嫌いだ」
ということなので、
解消するためには、
自己受容が必要になりますね。
 
では、
(2)の場合は、
どうなのでしょうか?
 
なぜ、自分と正反対のタイプに、
感情的、反応的になってしまうのか。
 
どうすれば、
解消できるのでしょうか。
 
ある女性のケースを紹介します、
が・・・
 
すみません、
続きは次回に(^^;
 
 
今回も最後までお読みくださいまして、
有り難うございました😊
 
 
 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

家族療法、

システムズアプローチの

第一人者として、

セラピスト(カウンセラー)たちから

「匠」といわれている、

 

龍谷大学教授、

東豊(ひがしゆたか)先生の、

セラピスト誕生―面接上手になる方法

 

 

という本を紹介しています。

 

今回で、4回目になりますね(^^;

 

この本は、

主に対人援助職や、

教育関係者向けの専門書ですが、

それ以外の方にも、

なかなか有益なことが

書かれていると思います(^^)

 

「P(ポジティブ)要素」

「N(ネガティブ)要素」

という考え方を紹介していますが、

 

「P(ポジティブ)要素」

とは、

 

「利他主義」

「精神主義」

「肯定的意味づけ」

のことで、

その結果、

自分自身やまわりの人に、

幸福感が「循環」する。

 

「N(ネガティブ)要素」

はその逆、

 

ということですね。

 

で、よいセラピスト(カウンセラー)

になるためには、

このP要素の割合を

高めていく必要があるわけですが、

それには、方法があるといいます。

 

道徳の時間だと、

東先生はおっしゃっていますが(^^;

 

初級者向きとしては、

 

(1)座席を譲る

電車内はもちろん、車の割り込みも譲る。

 

(2)(公共の場の)ゴミを拾う

止まっている循環を再開させることに

なるといいます。

 

(3)お金を使う

これも循環を促す。

買い物もいいが、一番は寄付。

 

(4)お返しをする

「良いこと」を自分のところで止めない。

お世話になった本人直接でなくとも、

後輩や子供でも。

 

以上が初級者向きです。

 

初級者向きという割には、

私には、けっこうハードル高め

(特に2が)ですが(^^;

これらを実践すれば、

セラピストというだけでなく、

人として、成長できそうですね(^^)

 

中級者向きは3つです。

 

(1)自分を受け入れる

 

これ、とても有益だと思いましたので、

そのまま、引用します(^^)

 

 

方法その1は、

夜、お布団の中で行います。

 

その日の自分自身や

自分の身の回りに

起きた出来事を

徹底的に好きになることです。

 

自然と生じている

それらに対する

「否定的意味づけ」を、

ことごとく、

「肯定的意味づけ」

に置き換えてみることです。

 

「利己的な自分」

でさえ、

「そのことに気がつけた自分」

「これから変わろうとしている自分」

などといった具合に

置き換えることが可能です。

 

病気や怪我も、

周囲のやさしさに気がつく

良いきっかけです。

 

自分自身のことや

自分の身に降りかかる

出来事に対して

「肯定的意味づけ」

を発動できない人が、

 

つまり自分や自分の人生を

受け入れていない人が、

他者を受け入れることなど

簡単にできるものでは

ありません。

 

無理に相手を

受け入れようとしても、

「行いの不一致」が生じて、

クライエントに

それを見透かされることに

なるのです。

 

 

たしかに・・・

同感です。

 

なかなか

難しいところではありますが、

 

自分の嫌な部分、至らない部分を、

受け入れる。

 

不運な自分、ずるい自分も、

受け入れる。

 

それに気づけたこと、

そして、

これから変わろうとすることを、

「肯定的意味づけ」

に置き換えて、受け入れる。

 

たとえ、

受け入れることができない場合でも、

そんな自分、

すなわち、

「受け入れられない自分」

を受け入れる。

 

「自己受容」

ですね(^^)

 

これができないと、

セラピスト(カウンセラー)は、

クライアントさんに対して、

十分な、

「受容」「共感」「肯定」「承認」「支持」

はできない。

 

なぜなら、

自分自身に対して、

「受容」「共感」「肯定」「承認」「支持」

ができないのですから(^^;

 

どうしても、否定的になってしまう。

 

クライアントさんを

「N感情」で観て、

アドバイスしたくなったり、

変えたくなってしまいます。

 

これは、

セラピスト(カウンセラー)

とクライアントの関係だけではないですね。

 

すべての人間関係にも、

通じると思いました。

 

 

「自分を受け入れていないと、

他者を受け入れることはできない」

 

肝に銘じておきたいです(^^;

 

 

次回、

中級者向きの残り2つ、

 

(2)嫌な人を受け入れる

(3)街に出て修行する

 

を紹介しますね。

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

 

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

セラピスト(カウンセラー)たちから

「匠」といわれている、

 

龍谷大学教授、

東豊(ひがしゆたか)先生の、

セラピスト誕生―面接上手になる方法

 

 

という本を紹介しています。

 

今回、3回目になります(^^;

 

この本は、

主に対人援助職や、

教育関係者向けの専門書ですが、

それ以外の方にも、

なかなか示唆に富んだ内容だと思います(^^)

 

今回は、

この本からはちょっと離れますが、

東豊先生の別の本の記述から、

 

私が、メンタルコーチ(カウンセラー)

の資格取得のために学んでいるときに

配布された資料の中から、

引用をさせていただいて、

皆さんとシェアしていきたいと思います。

 

前回、前々回で、

 

「P(ポジティブ)要素」

「N(ネガティブ)要素」

 

という考え方を

紹介させていただきましたが、

 

カウンセリングに来られる

クライアントは、

内的にも、対人的にも、

 

「N循環の中にいる人」

 

だといえます。

 

そう考えると、

セラピスト(カウンセラー)の仕事は、

 

「まずは自分とクライアントの間に

P循環を生じせしめること」

 

になるわけですが、

では、

セラピスト(カウンセラー)として、

どのような心構えが必要なのか?

 

 

クライエントに対する

セラピストの一番の仕事は、

とにもかくにも

害を与えないことであろうと

思います。

 

害を与えるとは、

すなわち、

セラピスト自身が

クライエントと

対人N循環に陥ることです。

 

クライエントに

腹を立てたり

不快な気持ちを抱いたり

することは

もちろんのこと、

クライエントを

「問題の人」

「障害のある人」

と見立てることも

実は害を与える第一歩に

なりがちです。

 

(中略)

 

実は

そのような見立て

(縛り・レッテル)こそが

「問題」であると

言えるかもしれません。

 

 

なるほど・・・

 

お互いの感情が、

「円環的に循環する」

わけですから、

ますます、

「N(ネガティブ)循環」

が深まってしまう・・・

 

 

そしてこれは

何もクライエントと

呼ばれる人に対して

だけではありません。

 

セラピストによっては、

たとえば

クライエントとしての

子どもを被害者と観て

母親を加害者であると観る

場合があるかもしれませんが、

 

この場合、

たとえ

セラピストと子どもの間に

P循環が形成されても

この効果は比較的薄いと

思われます。

 

なぜなら

セラピストと母親との間に

N循環が形成されて

しまうことで、

母親と子どもの間に

N循環が維持される可能性が

高いからです。

 

結果的に

子どもは損なわれます。

 

これは子どもの家族

だけでなく、

学校の先生や医療機関等の

専門家に向けても

同じことであると言えます。

 

子どもが大事であるなら、

親や先生を責めては

なりません。

 

 

そうですね・・・

 

私たちは、つい、

関係者の誰かを

「悪者」にすることによって、

当事者との絆を深めようとしがちですが、

それだと、

悪者にした人とのN循環が

形成されることになり、

それが、円環的に循環してしまう・・・

 

そうなると、

関係者と当事者との間の

N循環も強化されてしまうので、

けっきょく、

当事者が、

ますます困る結果になってしまう。

 

まさに悪循環ですね。

 

では、どうすればいのか?

 

 

セラピストは、

どのようなクライアント

であっても、

どのような関係者

であっても、

少なくとも

「普通の人」であると

観なければなりません。

 

どのような過去や

現在の振る舞いがあろうと、

「問題の人」

「困った人」

などとして

観てはいけません。

 

しかし、

現実に目の前に

「とんでもない」

ことが存在すれば、

これは

「言うは易し行うは難し」

となってしまいます。

 

筆者もこの点については

長年苦労しました。

 

対象者を

「問題の人」

「困った人」

と観た場合は

大概セラピーを

失敗していたのです。

 

 

「匠」といわれる東豊先生でも、

そうだったんですね・・・

 

対象者を、

「問題のある人」と観ると、

N循環が、始まってしまう。

 

そして、

アドバイスしたくなったり、

変えようとしたくなったりする・・・

 

 

しかし近年、

そのような意識は

ほとんど持たなくてすむように

なりました。

 

のけぞる人も

いるかしれませんが、

筆者の場合は、

近年目が覚めたところの

それなりの信仰心に

よるものなのです。

 

おおむね、

どんな人でも、

「仏性」

と観ることが

できるようになったおかげで、

「問題の人」

「困った人」

は存在しなくなったのです。

 

残ったものは

そのような

「縛り・レッテル」

 

言い方を変えれば

「思い」や「言葉」

によって作られた

表面的現象だけに

なりました。

 

 

「信仰心」

 

東先生の場合は、

特定の宗教の信者ではないようですが、

おおむね、

どんな人にも、

 

「仏性」

 

を観ることができるように

なったおかげで、

人を見る目が変わってきた。

 

「問題の人」

「困った人」

は存在しなくなった・・・

 

-------------------------------------

 

「一切衆生悉有仏性」

(いっさいしゅじょうしつうぶっしょう)

 

生きとし生けるものは、

すべて生まれながらにして、

仏となりうる素質をもつということ。

(小学館デジタル大辞泉より)

 

-------------------------------------

 

私も、

特定の宗教の信者ではないのですが、

この仏教の教え、

 

人の心の中には、

目には見えない

「仏性」が宿っている。

 

ということは、信じています。

 

ただし、

私の場合は、

実際には、なかなか

人の中に、

「仏性」を観ることが

できないでいることも多いのですが・・・

(まだまだ修練が足りません(^^;)

 

 

 

人は本来

水晶玉でありますが、

その上から絆創膏

(ばんそうこう)

をべたべたとはってしまうと

元の姿が見えなくなる。

 

「問題」とは、

まさにその

絆創膏(ばんそうこう)

なのであり、

人の本質ではないと

考えるわけです。

 

 

人は本来、「水晶玉」

 

素敵な言葉ですね(^^)

 

この言葉を初めて知って以来、

私の心に刻まれています。

 

そして、

 

問題とは、「絆創膏」

(ばんそうこう)

 

考えようによっては、

過去の心の傷口からの出血を、

絆創膏で止血しているともいえる。

 

そう考えると、

いわゆる、

「問題行動」も、

いってみれば、

心の「守り」なんですね。

 

もちろん、

不健全な「守り」の場合は、

他の健全な「守り」に

変えたほうがいいわけですが、

 

そもそも、

問題自体が、

すべて「悪い」というわけでは

ないかもしれない・・・

 

--------------------------------------

 

私たちは、

人のことを、なかなか

「水晶玉」のように観ることは

できません(^^;

 

ついつい

「絆創膏」ばかりに

目がいってしまいがちです(^^;

 

せこい話になりますが、

私、今日、仕事で、

上司の理不尽な言動に

「ムカッ」とすることがあり、

態度にも出してしまい、

ちょっと後悔しましたが(^^;

(まだまだ修行が足りません・・・)

 

 

「どんな人にも、仏性が宿っている」

 

そして、

 

「人の本質は、水晶玉」

 

 

心の片隅に、

留めておきたい言葉ですね😊

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました。

 

次回に続きます(^^;

 

 

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

前回から、

龍谷大学教授、

東豊(ひがしゆたか)先生の、

セラピスト誕生―面接上手になる方法

 

 

という本を紹介しています(^^)

 

この本は、

いわゆる、

対人援助職や教育関係者向けの

専門書ですが、

他の方にとっても、

なかなか示唆に富んだ

内容だと思います。

(文章も堅苦しくありません)

 

前回、

東豊先生の、

「P(ポジティブ)要素」

「N(ネガティブ)要素」

という考え方を紹介しました。

 

端的にいうと、

「P(ポジティブ)要素」

とは、

 

「利他主義」

「精神主義」

「肯定的意味づけ」

のことで、

その結果、

自分自身やまわりの人に、

幸福感が循環する。

 

「N(ネガティブ)要素」

はその逆、

 

「利己主義」

「物質主義」

「否定的意味づけ」

のことで、

その結果、

自分自身やまわりの人に、

不幸感が循環する。

 

という考え方です。

 

ちなみに、

この

「P(ポジティブ)要素」

というのは、

いわゆる、

「マイナス」を否定しているわけでは、

ないと思います。

 

マイナスの出来事からは

目を背けて、

プラス思考で、

ひたすら前向きに頑張る、

 

というわけではない。

 

私は、人生、

いわゆる、マイナスとプラスは、

同じくらいあると考えていますが、

その一見マイナスに思えることに、

 

「肯定的意味づけ」

 

をする。

 

それが、

P要素を増やすことにつながり、

幸福感を増すことにもつながる。

 

のだと考えています。

 

たとえば、

病気をすることによって、

周りの人のやさしさに気づいたり、

ほんとうに自分がやりたいことに、

目覚めるきっかけになったりする。

 

たとえば、

子どもの問題は、

家族療法(家族心理学)的に

捉えると、

夫婦の関係性を見直す

きっかけになったり、

さらには、

母親(もしくは父親)の

未解決の心の傷つきに

気づかせてくれる

きっかけになったり

するわけです。

 

ということで、

一見マイナスに思えることも、

「肯定的意味づけ」をして、

P要素を強化していくことが、

幸福感を感じるポイントなのですが、

 

東豊先生は、

P要素がそこそこ高い人、

P/Nが五分五分くらいの援助者に、

警鐘を鳴らします・・・

 

 

P要素が

比較的活性化していて、

そこそこの

幸福感や達成感を

日々得ることが

できているだけに、

現状のままでも

特に不自由しないので、

そもそも変化への

モチベーションが

ないかもしれないのです。

 

悪く言うと、

惰性で日常生活を

送ることになりがちです。

 

そしてそのうちに、

徐々に

P要素とN要素のバランスが

変化してしまうことになります。

 

 

どきっ・・・

私のこと?

 

 

それは

誰の場合であっても、

大概の場合、

ある程度の

人生上の成功による

物質主義への埋没と

利己主義の肥大化の

観点から、

説明できるでしょう。

 

お金や物、

人や社会的地位に対する

所有欲・執着心の増大と、

自分さえよければいいという

意識の高まりが

すべての堕落の

根っこなのかもしれません。

 

 

う~む、

耳が痛い・・・

 

 

しかしこれはある意味、

とても人間らしいことでも

あります。

 

誰の中にも

N要素があるからです。

 

それがまったくないのは

神さまのレベル。

 

私たちには

まず不可能でしょう。

 

 

少し、

ほっとしましたが(^^;

 

 

とはいえ、

いやだからこそ、

少しでも

P要素の強い状態を

維持しようと

意識して努めることは

重要だといえます。

 

私たち全員の

心の中に必ずあって、

私たちの状態変化に

大きく関連する

N要素のあり方を

真摯に見つめ、

その悪影響から

少しでも離れるように

心がけること。

 

そうした日々の実践が、

他者への思いやりを育む

原動力になるのだと

考えます。
 

 

そうですね・・・

 

この本は、

対人援助職、教育者向けなので、

かなり手厳しい感じがしますが(^^;

 

少しでも、

P要素の割合を

高く維持していきたいですね・・・

 

 

前回も述べましたが、

システムズアプローチで考えると、

対人関係は、

 

「お互いに影響を与え合っている」

 

「一方通行ではなく、

円環的に循環している」

 

といえます。

 

 

私たちの

「思考」「感情」などが

私たちの内部

(個人システム)

で円環的に循環するように、

私たちの

「行い」もまた、

私たちの対人関係

(対人関係システム)

において

円環的に循環します。

 

ここで言う

「行い」とは、

いわゆる行動や言動、

感情表現、

症状など、

他人に影響を及ぼすもの

すべてを指します。

 

つまりは、

コミュニケーションの

手段・道具です。

 

 

この後、

「道徳の時間です」

と、あえて前置きをしたうえで(^^;

東豊先生は語ります・・・

 

長くなりますが、

引用させていただきます。

 

 

さて、道徳の時間です。

 

「情けは人のためならず」

(A kindness is never lost)

 

はたまた

 

「因果応報」

(As you sow, so shall you reap)

 

などと言うがごとく、

私たちが

外部に発したものは、

人の間を循環し、

遅かれ早かれ

私たちの元へ

返ってきます。

 

「思いやり」は

「思いやり」として、

いずれ返ってきます。

 

場合によっては、

あなたが

「思いやり」

を示した

目の前の相手から

すぐにでも

返ってくるのかも

しれませんし、

 

場合によっては、

まわりまわって

誰かのところから

返ってくるかもしれません。

 

「憎悪」は

「憎悪」として、

いずれ返ってきます。

・・・

 

(中略)

 

それが肯定的なものであれ

否定的なものであれ、

いすれにせよ、

あなたが他者にしたことが、

その通りの姿で

あなたの元へ返ってくると

考えるといいでしょう。

 

なぜなら、

あなたがそれを

循環させているからです。

 

もしも、

あなたが

誰かから

「優しさ」を得たいのなら、

あなたが

「優しさ」を

循環させなければ

なりません。

 

そしてそれは、

すでにあなたが得ている

「優しさ」に

気がつくことから

始まるのかもしれません。

 

もしも、

あなたが誰にも

「攻撃」

されたくないのであれば、

あなたがそれを

やめなければなりません。

 

そしてそれは、

すでにあなたが受けた

「攻撃」

を許すことから

始まるのかもしれません。

 

なぜいじめは

いけないのか、

 

なぜ人に

優しくならなければ

ならないのか、

 

なぜ人を

差別してはいけないのか、

 

なぜ人を

だましてはいけないのか―

 

それは、

いつか自分の身に

すべてが返ってくるからです。

 

 

「おいおい

ちょっとお待ちなさい。

そのようなことが

証明できるのかい、

おまえさん。

 

世の中、

そんな

甘いものじゃないよ」

 

「あんたの

価値観の押しつけかい?」

 

ずいぶん

胡散臭く感じる人も

多いでしょうが、

実際、

証明できませんし、

胡散臭いかもしれません。

 

せいぜい、

「そのように

考えてみることが

P要素を強めることの

役に立つようです」

 

ということに

過ぎません。

 

そして、

「とくに子どもたちには

このような観点から

教育することが

役に立ちそうです」

 

と、控えめに提案

しておきたいと思います。

 

 

たしかに、

証明することはできないし、

ちょっと

胡散臭い考え方かもしれませんが(^^;

 

でも、

このような考え方が、

P要素を強めることにつながり、

結果的に、

自分や、周りの人の

幸福感が増すのであれば・・・

 

私は、この考え方を信じて、

積極的にP要素の「行い」を

していきたいと思いました😊

 

(というか、目標です(^^;)

 

皆さんは、

どのようにお感じになられましたか。

 

次回も続きます。

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました(^^)

 

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追伸

 

家族療法(家族心理学)、

家族システム内の「循環」について、

興味のある方には、

超オススメの本があります(^^)

 

100万部突破!のミリオンセラー

有名な、

 

完全版 鏡の法則

 

 

です!

 

この物語を読むと、

「円環的な循環とは、こういうことなのか!」

ということが、

腑に落ちて理解いただけると思います。

 

また、この本、

物語だけでなく、

「解説」も素晴らしいです!

 

著者、野口嘉則さんの、

心理学の叡智が凝縮されています(^^)

 

ちなみに、

この本の帯に、

「読んだ人の9割が涙した」

とありますが、

本当です(^^;

 

TVで実際に検証されたようです。

 

ちなみに、

私も、珍しく・・・

 

泣きました(^^;

 

このブログでも、

この本、

いずれ詳しく紹介・解説したいと

思っています。

(ネタバレ注意しながらですね(^^;)