ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
10日ほど前に、
子猫が家族になったのですが、
とってもかわいくて、
つい、そちらに時間がとられてしまいます(^^;
今回は、
という本を紹介します。
著者は、
ドクター・ジョン・F・ディマティーニさん。
「現代の哲人」といわれている、
人間行動学の世界的権威です。
翻訳者は、
有名な本田健さんです。
ディマティーニさんは、
「ディマティーニ・メソッド」を提唱されています。
これは、
哲学・心理学・社会学・物理学・自然科学など、
多岐にわたる分野を研究、体系化した、
自己変革のメソッドのことです。
ディマティーニ・メソッドは、
有名なものだけでも、
「ブレイクスルー・エクスペリエンス」
「バリュー・ファクター」
がありますが、
今回紹介するのは、
「ブレイクスルー・エクスペリエンス」
の内容が中心となります。
独力で、本を読んだり、
質問フォーム
(本誌巻末やHPにもあります)
に記入してみても、
なかなか理解しにくいところもあるのですが、
私は、古宮昇さん
から学んだり、
個人セッションを受けたりして、
かなり腑に落ちるようになりました(^^)
今回の本のエッセンスを、
ひとことでいえば、
物事には、
「正」「負」すなわち、
「プラス」と「マイナス」が、
同じ量だけある。
ということです。
えっ・・・?
「プラス」と「マイナス」が、
同じ量だけ?
たしかに、
物事には、
100%がプラス、
100%がマイナス、
ということはないかもしれませんが、
いくら何でも、
割合は違うでしょう?
80%はプラスで、
20%はマイナス、
(逆もしかり)
ということは、
現実として、あるのではないかと、
正直、思いました(^^;
しかし、
出来事をじっくり見つめ、
その場面に入り、
よ~く探してみると、
「プラス」と「マイナス」が、
たしかに同じ量だけあるということがわかります。
私は、世の中すべてがそうだとは、
まだ確信はできないのですが、
少なくとも、
個人セッションを受けて、
体験をしてみると、
その事象に対しては、
たしかに、
「プラス」と「マイナス」が、
同じ量だけあると実感できます。
本の内容に入ります。
この本の目的は、
あなたが
「本当の自分に目覚める」
のをサポートすることだといいます。
人間の本質を発見するための
科学と哲学を親しみやすいかたちで紹介し、
あなたという存在の根底にある
宇宙の普遍的な原則を明らかにして、
さらに深く掘り下げます。
本書は極めて現実的で実践的な
マニュアルになっています。
そして、あなたが生きる目的を見い出し、
人生を理想の状態にする方法を
理解する手助けをすることが本書のゴールです。
何だか、
わくわくしてきますね(^^)
ディマティーニ少年が旅に出るところから、
この本はスタートします。
メンターとの出会いなど、
おもしろいエピソードが満載なのですが、
そこは割愛して、
「真実の愛」
という箇所を紹介します。
とても興味深いエピソードです(^^)
昔の私はよく
「重要な一日」
を終えてオフィスから帰宅していました。
――カイロプラクターとして大勢の患者に会って
さまざまなサービスを提供し、
たくさん稼ぎました。
愛車のジャガーに乗って、
こんなふうに考えながら
意気揚々と家に向かったものです。
「ああ、すばらしい一日だった!
ラッキーになりたい人は、
この指とまれ!」
さっそうと家の扉を開けると・・・
ドカーン!
決まってこっぴどくなじられました。
「どこにいたのよ?
一時間も前に食事に行く約束だったのに、
頼んでおいたものは買ってくれたんでしょうね?
いったい何様のつもりなの?」
私も同じようなことがありますが(笑)
(そんなふうに言わなくても・・・ね)
ただ、この妻の言葉が、
「大いなる愛の表現」だというのです。
えっ、どこが?
真実の愛は、
バランスをとるために
2つの面で成り立っています。
私は仕事に対する喜びで有頂天になりすぎ、
そのバランスをとるために
家庭で起こった不快な出来事に
憤慨していたのです。
私は、得意満面で家に帰るときは、
例外なく家族に心を向けていなかった、
ということに気づきました。
家族に心を向けてきちんと愛を感じていないと、
決まってきつい言葉が飛んできて、
妻は私の心を家族に向けさせようとします。
逆に、私が心底落ち込んで帰宅すると、
待っていた彼女が元気づけてくれるのです。
プラスとマイナスは、
同じ量だけある。
そして、
そのバランスが取れたところに、
「愛」と「感謝」が生まれる。
プラスばかりが大きすぎると、
マイナスを引き寄せるんですね。
その役を、あえて妻が担っているという。
だから、
有頂天になっているときは、
自ら謙虚になれば、
マイナスを引き寄せないんですね。
「さて、電話するのを忘れた患者はいないかな?
処理し忘れた書類や仕事はなかったっけ?
質の高いサービスを提供できなかった
クライアントはいなかったかな?」
自分を謙虚にしようと努め、
心が落ち着いてバランスを取り戻すまでは、
家に入らないことにしました。
そうするとまったく驚くべきことに、
たいていは家で愛情あふれる妻に迎えられました。
妻が、マイナスの役割を担って、
バランスをとる必要がなくなったんですね。
離れていても
バランスのとれた愛を感じることによって、
文字通りパートナーの状態を変えられるのです。
あなたが真実の愛に満たされているときには、
至るところにバランスが見えます。
あなたが偏った感情を抱くと、
逆の感情を生じさせるような出来事が起こります。
この出来事のおかげで、
あなたは落ち着きを取り戻し、
バランスのとれた真実の愛を感じることができるのです。
これが宇宙の秩序なのです。
逆の感情によって中和されるのか・・・
これが理解できれば、
称賛(プラス)や非難(マイナス)
に振り回されることは、少なくなりそうですね。
「支援」と「試練」も、
考え方は同じです。
愛は2つの要素で成り立っています。
支援と試練です。
誰かを支援すると、
弱くて依存心のある人間にしてしまう
可能性があります。
一方、
誰かに試練を与えると、
それによって、
その人を強くて自立した人間にする
可能性があります。
私たちは人に対して
思いやりのない仕打ちをしたと感じると
自責の念にかられますが、
それはバランスに気がついてないからです。
私たちが辛くあたった人物は、
宇宙の秩序によって、
同じときにほかの誰かから思いやりを受けています。
つまり、
私たちの思いやりのなさが
その人の自立心を高め、
誰かの思いやりが
その人の依存心を高めているのです。
そういう見方もあるのか・・・
私も過去に、
人を傷つけたことがあり、
思い出して罪悪感を感じることもありますが、
そう考えると、少し気が楽になります。
父親から試練を突き付けられ、
一方、母親からは支援を受ける
(もしくはその逆のケースの)
子どもに、
私は何度出会ったとこでしょう。
両親のどちらかが穏やかで
寛大であればあるほど、
もうひとりは荒っぽくて厳しい人でした。
ひとりが優しければ優しいほど、
もうひとりは厳格になり、
2人セットでバランスのとれた愛を
構成していました。
なるほど、わかる気がします。
「試練」と「支援」
のバランス(=愛)の中で、
子どもは成長するんですね(^^;
両親でない場合は、
兄弟姉妹がその役割を担うか、
赤の他人がきちんと
その役割を果たす場合もあるようです。
苦痛を伴わない快楽、
非難を伴わない称賛、
意地悪さを伴わない親切
を追い求めることは、
人が陥る幻想の中でも最大の幻想の一つです。
二面性のあるこの宇宙で、
偏った幻でしかないものを期待すると、
人が苦しみと呼ぶものが生まれます。
バランスを受け入れるとき、
真実の愛があなたを取り巻きます。
真実の愛を避けることはできません。
逃げることは不可能です。
ほかに行く場所はないのです。
このことを理解すると、
恐れや罪悪感が消えて、
あなたは自分の人生と
ダンスを踊れるようになるのです。
どちらか一方だけというのは、幻想。
これが、苦しみの元。
仏教でいう中道の精神にも、
近いものがあるような気がします。
本でも解説されていますが、
物理学でも同じことがいえます。
2つの相補的粒子が衝突すると、
お互いの粒子が消滅し、光が生じるのと、
原理は同じです。
今度誰かがあなたをけなしたら、
すぐにそれと釣り合う反対の作用を伴う出来事を探して、
自分にこう言い聞かせてください。
「ありがとうございます!
私はちょっとうぬぼれていい気になっていたし、
ほめられたりお世辞を言われたりしていました。
だから、
なぜいまこの瞬間にあなたを
自分の人生に引き寄せたのかよくわかっています」
バランスを保つのを助けてくれていることに対して
感謝の念をいだくことができたら、
あなたは人生の達人になる道を歩んでいます。
苦境に立たされるたびに、
即座に、
必ず存在している宇宙からの贈り物に
目を向けるように自分を慣らすと、
自分の人生とダンスを踊ることができるでしょう。
このような
「ものの見方」をすると、
たしかに、苦境に立たされた時も、
あまり動揺せずに、
比較的冷静に対処できるような気がします。
(実際、私はそうなりました)
安定感が増します。
よかったら、
皆さんも参考にしてください(^^)
次回に続きます(^^;