ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

心温まる、子猫といっしょの自転車旅行記!

 

ナラの世界へ 子猫とふたり旅 自転車で世界一周

 

 

という本(ノンフィクションの旅物語)

を紹介しています(^^)

 

今回で3回目です(^^;

 

前回は、

この本の著者

(ディーン・ニコルソンさんという青年)が、

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの山岳地帯で、

子猫(ナラ)と運命的な出会いをするシーンを

紹介しました。

 

その後、ふたりは、

一緒に自転車旅を続けるのですが、

途中で、ナラを隠して国境をすり抜けたり、

(冷や汗もの・・・)

猫用のパスポート(そんなのあるんですね)

を作ったり、

ナラの肺の具合が悪くて、

病院にかかったり、

狂犬病の注射を打ったり・・・

 

と、様々な困難を乗り越えながら、

ふたりの絆はどんどん深まっていきます。

 

もちろん、

自転車の前のバッグから、

ちょこんと顔を出しながら、

愛嬌を振りまくナラは、

行く先々で大人気!

 

さらに、

ナラの様子を随時アップした、

インスタグラムの動画も大人気で、

日に日にフォロアー数が

激増していくんですね(^^)

 

そんな中、

アルバニアまで来たところで、

著者は、痩せた病気の子犬と出会います。

 

心優しいディーン・ニコルソンさんは、

子犬を拾い上げますが、

でも、自転車旅なので、

子猫と子犬の2匹は、とても連れていけない。

 

今後も、捨てられた動物を、

拾うたびに連れていったら、

それこそ移動動物園になってしまう。

 

それは難しい・・

 

では、どうするのか?

 

 

前の晩、

スコットランドの友達に

話をしたら、

彼女は子犬のために

クラウドファンディングを

立ち上げてくれると言った。

 

ぼくには

こういう経験はなかったが、

彼女はすぐにやってくれた。

 

昨夜インスタグラムに

このことを投稿したら、

今朝にはもう寄付が

集まっていた。

 

一人当たりは

たいした金額ではない。

 

10ポンドとか

20ポンドくらいだ。

 

しかし、

積もり積もって

けっこうな金額になっていた。

 

獣医師を訪ねるころには

数百ポンドになっていて、

ホッとした。

 

これで子犬の

治療費が払える。

 

(中略)

 

数時間のうちに、

彼(子犬)の引き取り手が

たくさん現れた。

 

そのうちのひとり、

ロンドンに住む女性が

もっともふさわしいように

思えた。

 

(中略)

 

みんなの温かさで、

人間の本質への信頼を

少し取り戻すことができた。

 

子犬をここに預けていく

後ろめたさも薄らいだ。

 

(中略)

 

ぼくにできるのは、

注意をひくことだ。

 

捨てられたり、

虐待されたり、

はぐれたりする犬のことは

世界中で問題になっている。

 

一方で、

たくさんの人が

受け皿になってくれることも

知った。

 

そのふたつをつないだら、

何かを変えられるかもしれない。

 

実際、

何かが変わり始めている。

 

 

インスタグラムのフォロワーたちに

呼びかけたら、

子犬の治療費の寄付や、

なんと、

引き取り手まで現われたんですね(^^)

 

SNSの時代は、世界中から、

すぐに善意が集まる。

 

SNSのパワーって、

すごいですね(^^;

 

「大いなる力には、

大いなる責任が伴う」

(スパイダーマン)

 

この本にも出てくるセリフですが、

ディーン・ニコルソンさんは、

それを自覚しつつも、

フォロワーたちに、

動物保護のための金銭的支援を募ったり、

ナラのカレンダーを作って、

その収益金をチャリティーへ

寄付したりします(^^)

 

もちろん、

SNSの力はそれだけではなく、

なんと、

ディーン・ニコルソンさんが行く先々で、

現地のフォロアーさんが、

招待してくれたり、

泊まらせてくれたりするんですね!

 

うらやましい~(^^)
 

もちろん、

彼というよりも、

子猫(ナラ)目当てだとは思いますが(^^;

 

私は、SNSはあまり詳しくなく、

そんなにやってもいないのですが、

クラウドファンディングのように、

 

「善意が善意を呼ぶしくみ」

 

って、すばらしいですね😊

 

今の時代も、

捨てたもんじゃない

と思います(^^;

 

最後に動画です!

 

 

ナラが、自転車の前かごバックから

顔を出しながら走っています。

 

一緒に自転車に乗っている気分になれますよ!
(この動画、なんと160万回も再生されているようです)

 

猫と自転車旅、いいですね~😸

 

ああ・・・

私も旅に出たい!

 

 

次回に続きますね。

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました(^^)

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

前回から、

心温まる、子猫といっしょの自転車旅行記!

 

ナラの世界へ 子猫とふたり旅 自転車で世界一周

 

 

を紹介、解説しています(^^)

 

といっても、

前回は、私の個人的な、

ギリシャ、トルコの思い出話に

浸ってしまいましたので(^^;

 

今回から、本の内容を

(ネタバレしない程度に)

紹介していきたいと思います!

 

-----------------------------------

 

この本の著者(主人公)は、

スコットランド人の、

ディーン・ニコルソンという

30歳の、いかつい青年なのですが(^^;

 

はじめは、友人と2人で、

自転車旅をしています。

 

しかし、

途中で別れて、

一人で、

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの

山岳地帯を自転車で走っていると・・・

 

 

後ろからかすかに

高い音が聞こえた気がした。

 

何かわからなかった。

 

後輪がきしんでいるか、

着替えや道具を入れている

大きなバックが

しっかり固定できていない

のだと思った。

 

次の休憩で

油を差そう。

 

歌うのをやめたら、

はっきり聞こえた。

 

何の音かわかった。

 

嘘だろ?

そんなはずはない。

 

猫の鳴き声だ。

 

振り向くと、

目の端に姿が入った。

 

痩せっぽっちで、

灰色がかった白い子猫が、

道を必死で走って

ぼくに追いつこうとしている。

 

とっさにブレーキをかけて

止まった。

 

衝撃的だった。

 

「こんなところで

何をしているんだ!」

 

 

ここは、

人里離れた、山の中なんですね・・・

 

 

自転車を止めて

近寄ろうとしたら、

子猫はガードレールをくぐって

石がゴロゴロしているところに

逃げた。

 

近くにしゃがんでみる。

 

どうみても生後数週間の

子猫だ。

 

すごく小さい。

 

痩せていて、

耳はぴんと立っている。

 

長い手足に、

太いしっぽ。

 

風雨にさらされた毛は

ボサボサで、

赤茶の斑点がある。

 

緑色の大きな目は

まっすぐに

ぼくを見つめている。

 

観察しているようだ。

 

野生の本能で

逃げるかなと思ったが、

さらに近づいても

警戒心はまったくなかった。

 

手を伸ばしたら、

素直に首を撫でさせて、

人に会えたのが

よっぽど嬉しいのか、

ぼくの手に寄りかかってきた。

 

この猫は

人の家で飼われていたんだろう。

 

逃げてきた?

違う、捨てられたんだ。

 

そう考えると怒りがわいた。

たまらない気持ちになった。

 

「かわいそうじゃないか」

 

自転車に戻って、

バックを開ける。

 

食べ物はあまり

持ち合わせていなかったが、

ランチ用のパスタソースを

スプーンで分けてやることにした。

 

具入りの赤いソースを

岩の上に出して、

子猫が届くようにした。

 

何日も食べてなかったみたいだ。

 

夢中でがつがつと食べた。

 

(中略)

 

道路に戻って

自転車を押して歩くと、

子猫は横を走ってついてきた。

 

なんとなく、

すぐ飽きてどこかへ

遊びに行ってしまうだろうと

思っていたが、

五分経っても、

どこにも行こうとしない。

 

この子には

行く場所がないんだ。

 

石と岩しかない

過酷な環境で、

天気予報が当たるとすれば

もうすぐ雪が降りはじめる。

 

ここにいたら

あと数日生きられるかどうかだ。

 

深呼吸した。

 

気持ちのほうが勝った。

 

ほかに選択肢はない。

 

子猫を抱き上げて

自転車に戻る。

 

・・・

 

 

・・・これは

連れていきたくなりますよね(^^;

 

でも、

著者のディーン・ニコルソンは、

自転車で一人旅をしている身。

 

う~ん、どうする?

 

・・・気持ちが勝った。

抱き上げる。

 

男気ですね!

 

ここから、

著者と子猫(ナラ)との、

波乱万丈の旅が始まるのです(^^)

 

ちなみに、

前回も紹介した動画(同じものです)、

 

 

この前半に、

今回紹介した出会いのシーンが

実際に撮影されていますよ!

 

3分ほどの動画なので、

是非、ご覧ください(^^)

 

この後、

著者がSNSの動画投稿を続けることによって、

共感の輪が世界中に広がっていって、

一大ムーブメント!を引き起こしていく、

そして、

この本が生まれるわけですが、

 

本の冒頭は、

こんな文章から始まります。

 

 

ぼくの生まれ育った

スコットランドには

こんな古い言い伝えがある。

 

“起こることはすべて必然なのだ”

ってね。

 

たしかに

人生には

ときどきそういうことが起こる。

 

避けられない。

運命ってやつだ。

 

ナラと出会った瞬間、

その予感があった。

 

あの日、

まったく同じ時間、

同じ場所に

ぼくとナラが

居合わせたということ。

 

ナラは

ぼくの人生のなかへ、

まさしく

ピンポイントで

現れたんだ。

 

人生の目的も

方向性も定まっていなかった

ぼくのために、

ナラは送られてきたんだ。

 

もちろん

ナラに聞けはしないが、

考えれば考えるほど

そう思う。

 

ぼくたちは

そういう友情で

つながっている。

 

ふたりで成長しながら、

新しい世界を見る

運命なんだ。

 

 

その時はぴーんとこなくても、

あとになって考えてみると、

「あれは運命だったんだな~」

と思えることってありますよね。

 

普段のささやかな出会い、

いや、出会いに限らず、

 

「起こることは、すべて必然」

 

何かしらの意味があるのかもしれません。

 

ここ数年前くらいから、

私は、人生というものを、

そのように捉えるようになりました(^^;

 

 

この本には、他にも、

私たちの人生に示唆を与えてくれる、

素敵な文章にあふれています。

 

次回、紹介しますね(^^)

 

今回も、

最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

突然ですが、

売上が日本一の書店さんって、

ご存知ですか?

 

東京の新宿東口駅前にある、

「紀伊國屋書店 新宿本店さん」

といわれています(^^)

 

新宿はもともと、

書店さんの超激戦区で、

ジュンク堂書店さんや、

同じく紀伊國屋の新宿南店などが

ひしめいていたのですが、

それぞれ閉店となり、

今は、新宿本店さんの独壇場となっています。

 

多層階のビルですが、

各ジャンルの品ぞろえも充実していて、

名実ともに、

日本一の書店さんだと感じます(^^)

 

私は、もともと、

書店巡りが大好きなので、

趣味と実益(仕事)も兼ねて、

よく訪問していたのですが、

コロナ禍になってからは、

あまり行けていません。

 

久々に、

新宿本店さんを訪問して、

地下1Fの旅行書コーナーを

わくわくしながらのぞいてみたら、

パネル展示や動画を流したりして、

大々的に「しかけ販売」がされている本が

あったのですね。

 

その本が、

ナラの世界へ 子猫とふたり旅 自転車で世界一周

 

 

という本です(^^)

 

「ナラの世界へ」といっても、

「仏像の世界」ではないですよ。

(それは奈良!)

 

スコットランド人の男性が、

拾った子猫(ナラちゃん)と一緒に、

自転車で世界を旅するという、

心温まる感動のノンフィクション😸

 

今、SNSを中心に、

世界的に話題になっているようです!

 

私、書店の担当者さんが、

「この本いいですよ!」

と熱心にアピールしている本に弱くて、

今回も、その熱意にほだされて、

思わず衝動買いしてしまったのですが、

だいたい、そういう本は、

ハズレが少ないものです(^^)

 

この本も、

ご多分に漏れず、

とっても面白い本でした😊

 

私が、ネコ好きだということも、

もちろんありますが(^^)

(まだネコ好き歴1年あまりですが(^^;)

 

この本、旅の行程としては、

ボスニア・ヘルツェゴヴィナから、

ギリシャ、トルコを抜けていくのですが、

 

ギリシャ、トルコといえば、

はるか昔になりますが、

私、個人的に苦い思い出があります(^^;

 

卒業旅行で、

悪友と二人で訪れたのですが、

帰路、イスタンブールで、

飛行機の乗り継ぎを間違えて、

結局、乗り損ねてしまったんですね。

 

「代わりの便に変更できない」

(そもそも英語力が無く、交渉できない(^^;)

「所持金は限りなく少ない」

 

ということは、つまり・・・

 

「帰国できない」

(ガーン・・・)

 

ある遺跡で、

落ちている破片(石ころ)を、

記念に持ち帰ろうとポケットに忍ばせたら、

出口で係員に捕まり、

すごい剣幕で怒られたり・・・(汗)

 

(我ながらアホなことしたものです。

よく撃たれなかったなあ(^.^;)

 

さんざん悪さをしたので、

天罰が下ったのでしょうか・・・

 

時は、大学4年の3月。

 

「皿洗いでもして稼ぐしかないか・・・」

「卒業式、いや入社式にも間に合わないかも・・・」

「いっそ、トルコに住んでしまおうか・・・」

 

などと、覚悟を決めかけたのですが(笑)

 

根性なしの2人は、大使館に相談。

けっきょく、親に泣きついて、

たしか、さくら銀行(当時)のイスタンブール支店に

お金を振り込んでもらい、帰国したのでした・・・

 

ああ、

情けない思い出です(・・;)

 

ちなみに、

その際、トルコ人のガイドさんには

特別料金でホテルを手配していただいたり、

たいへん親切にしていただきました。

 

お名前は失念してしまいましたが、

ほんとうに有り難うございました。

ご恩は一生忘れません。

(たしか、帰国後、雷おこしを贈った気が・・・

ちゃんと届いたかな?)

 

 

と、すみません、

個人的な思い出に浸ってしまいましたが(^^;

 

ナラの世界へ 子猫とふたり旅 自転車で世界一周

の紹介でした。

 

続きは、次回にさせていただきますね(^^;

 

ちょっとだけ、ユーチューブの紹介動画。

 

 

著者と子猫(ナラちゃん)との出会いのシーンから、

自転車旅の様子まで!

 

ナラちゃんとってもかわいいですよ😸

3分くらいの短い動画ですので、

是非ご覧ください(^^)

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました(^^;

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

今回は、

朝井リョウさんの

今、話題の小説、

正欲

 

 

を紹介したいと思います(^^)

 

朝井リョウさんは、

何者

という小説で、

若くして直木賞を受賞した、

平成生まれの作家です。

 

「今の若い人の感覚を知りたいなあ」

という下心もあって(^^;

一度、作品を読んでみたいと思っていたところ、

6月12日(土)付朝日新聞の読書欄、

「売れている本」

に、この本、

正欲

が紹介されていました。

 

デビュー10周年記念作品として、

「白版」

「黒版」

が刊行されたのですが、

この正欲

は、黒版のほうだといいます・・・

 

読むとしたら・・・

 

そりゃ、黒版でしょ(笑)

 

ということで、

読み始めたのですが、

なかなか、ヘビーで考えさせる小説でした(^^;

 

帯のキャッチに、

「読む前の自分には戻れない」

とありますが、

それも過言ではありません。

 

小説なので、

ネタバレをしないように、

紹介していきますが、

 

アマゾンの内容紹介を

引用します。

 

 

あってはならない感情なんて、

この世にない。
それはつまり、

いてはいけない人間なんて、

この世にいないということだ。

息子が不登校になった

検事・啓喜。
初めての恋に気づいた

女子大生・八重子。
ひとつの秘密を抱える

契約社員・夏月。
ある人物の事故死をきっかけに、

それぞれの人生が重なり合う。

しかしその繋がりは、

"多様性を尊重する時代"

にとって、
ひどく不都合なものだった――。

「自分が想像できる

"多様性"だけ礼賛して、

秩序整えた気になって、
そりゃ気持ちいいよな」

これは共感を呼ぶ傑作か?
目を背けたくなる問題作か?

作家生活

10周年記念作品・黒版。
あなたの想像力の外側を行く、

気迫の書下ろし長篇。

 

 

たしかに、この小説、

私の「想像力の外側を行く」

世界でした・・・

 

これは、

決して、SFやスピリチュアルという

言葉から連想するような、

空想的、神秘的な意味ではなく、

私たちの「身近」にありながら、

実は、なかなか想像できない世界がある

という事実。

 

「多様性」の時代といいながら、

それを理解したつもりでいながらも、

実は、それは、

多数派の安全地帯にいるからこそ、

いえるセリフ。

 

そもそも、

多数派、安全地帯ってなんだろう。

 

ほんとうに、

私たちは、いつもそこにいるのだろうか・・・

 

そんなことを、

考えさせられた小説です。

 

この小説では、

「繋がり」

という言葉が何回か出てきます。

 

ある登場人物がいうセリフが

印象的です。

 

「いなくならないから」

 

全体的には、重たくて、

時代に一石を投じるような

内容ではありますが、

私にとっては、

身近にいてくれる人の大切さを、

改めて感じさせてくれた、

 

身近な人を少しでも理解したい、

そして、理解されたい、

と思わせてくれた小説でした😊

 

 

最後までお読みくださいまして、

有り難うございました。

 

次回は、また別の本を、

紹介します(^^;

 

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

セラピスト(カウンセラー)たちから

「匠」といわれている、

 

龍谷大学教授、

東豊(ひがしゆたか)先生の、

セラピスト誕生―面接上手になる方法

 

 

を5回にわたって、

紹介・解説してきました(^^)

 

今回で最終回です(^^;

 

前回は、

P(ポジティブ)循環の

割合を高めるための方法として、

 

「嫌な人を受け入れる」

 

ということを紹介しました。

 

そこで、

この本の内容ではありませんが、

他者へのN(ネガティブ)感情に関して、

思い出した話があります。

 

前回は、途中で力尽きてしまったので(^^;

今回、続きを書きますね!

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

私がカウンセリングを学んでいる時に、

野口嘉則先生に

教えていただいた話なのですが(^^;

 

人は、誰でも、

嫌いなタイプっていますよね。

 

何故だかわからないけど、

つい、

感情的、反応的になってしまうタイプです。

 

そのタイプは、

大きく2つに分かれます。

 

(1)自分と似ているタイプ

(2)自分と正反対のタイプ

 

皆さんは、

どちらのケースが多いですか?

(私は、どちらもありますが(^^;)

 

(1)自分と似ているタイプ

の場合は、

「そんな自分も嫌いだ」

ということなので、

解消するためには、

自己受容が必要になりますね。

 

では、

(2)自分と正反対のタイプ

の場合は、

どうなのでしょうか?

 

なぜ、自分と正反対のタイプに、

感情的、反応的になってしまうのか。

 

どうすれば、

解消できるのでしょうか。

 

ある女性のケースが、

ヒントになります(^^;

 

-----------------------------------------

 

この女性(A子さん)は、

いわゆる

「女性らしい」

タイプの女性と接すると、

どうしても、

感情的、反応的になってしまいます。

 

たとえば、

ピンクの服を着ていたり、

髪の毛をロングヘアーにしていたりする、

華やかな女性に対してです。

 

ちなみに、

A子さん自身は、

見た目、

あまり女性的なタイプではありません。

 

髪もショートカットで、

ズボンをはくことが多い。

 

お化粧もあまりせず、

どちらかといえば、

地味でボーイッシュな印象です。

 

そんなA子さんは、

「女性らしい」タイプと接すると、

なぜだか、

つい、ムカッときてしまう。

 

あまりにも、

その傾向が激しく、

生きづらさを感じたため、

カウンセリングを受けて、

カウンセラーと一緒に、

心の中を探ってみたところ・・・

 

・・・

 

ふと、

子どものころ、

お父さんが、

プロ野球を観ながら

つぶやいたセリフを

思い出したんですね。

 

 

「男の子がいればなあ・・・」

 

 

振り返ると、

そのころから、

A子さんは、

プロ野球チームの帽子を

かぶるようになり、

ソフトボールに打ち込むように

なった・・・

 

そして、

「女性らしい」タイプと接すると、

なぜだか、

感情的、反応的に

なってしまうようになった。。

 

 

これは、つまり、

自分の中の

「女性性」を悪いものとして、

無意識下に抑圧してしまった。

 

すなわち、

シャドー化してしまったせいなんですね。

 

「女性らしい」タイプに、

感情的、反応的になるのは、

(少し難しい言い方になりますが)

そのシャドーの投影なんです。

 

もちろん、

お父さんに悪気はない。

 

A子さんの女性性を

否定するつもりはなく、

ただ単に、何となく、

つぶやいただけだったのですが、

A子さんにとっては、

それは、

自己否定につながるセリフと

なってしまった・・・

 

そのことに気づき、

自覚できたA子さんは、

少しずつですが、

自分の中の「女性らしさ」を

受け入れて満たす行為を、

意識的に始めました。

 

たとえば、

スカートをはく機会を増やしたり、

たまには、しっかりとお化粧をしたり、

華やかな服を着てみたり・・・

 

すなわち、

シャドーの統合に取り組んだんですね。

 

そうしたら、

徐々に、

「女性らしい」タイプの女性に、

感情的、反応的になったりすることが、

少なくなっていったそうです(^^)

 

------------------------------------------

 

(2)の場合も、

自分の抑圧していた部分(シャドー)を

受け入れるわけですから、

やっぱり

 

「自己受容」

 

なんですね。

 

ユング博士がいうように、

人生の後半は、

今まで抑圧していたシャドーを

統合することが課題。

 

それが、真の「自己実現」につながる。

 

「自己受容」の旅は、

一生かけても終わらないほど、

長い道のりですが、

少しずつ、

自分の中にまだ眠っている

(抑圧している)であろう

「いろいろな特性」

に気づいて、

受け入れていきたいですね😊

 

------------------------------------------

 

以上、

6回にわたって、

セラピスト誕生―面接上手になる方法

の内容を中心に、

(けっこう脱線もしましたが(^^;)

紹介・解説をしてきました。

 

本書の中では、

「理論編」にあたるところを中心に、

引用・紹介しましたが、

実は、この本の真骨頂は、

後半の

「実践編」にあります!

 

学生セラピストのロープレに対して、

東先生がツッコミをいれたり、

具体的なアドバイスをしたり、

また、

東先生本人のロープレの

逐語録も掲載されています。

 

「システムズアプローチ」

「P循環」

とは、実際にどういうものなのかが、

とてもよくわかります(^^)

 

興味を持たれた方は、

是非、本書をお読みください!

 

といっても、残念ながらこの本、

品切重版未定(いわゆる絶版)のようで、

読むためには、

古本か図書館になってしまいますが・・・(^^;

 

基調は同じなので、

他の東先生の本でも、

いいと思います(^^)

 

また、本書では、

あまり触れられていませんが、

東先生と言えば、

 

「虫退治」

 

が有名です(^^)

 

問題を「外在化」する技法のことで、

たとえば、

子どもが不登校の場合、

子どもや、母親(父親)に原因を求めたりして、

特定の誰かを「悪者」にするのではなく、

悪いのは、

「不登校をさせる虫」

のせいだ!

という考え方です。

 

問題(=悪者)を「外在化」することによって、

その虫を退治するために、

子どもと親が協力していくという流れ

すなわち、

そこからP循環が発生するわけです(^^)

 

 

でも紹介させていただきましたが、

 

「人は本来、水晶玉」

「問題は、絆創膏(ばんそうこう)」

 

という考え方にも通じますね(^^)

 

また別の機会に、

詳しく紹介させていただきたいと思います。

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

次回は、別の本を紹介します(^^;