ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

夜になると、虫の声が

多く聞こえてくるようになりました。

 

今回ご紹介する本は、

 

ZEN 禅的マネジメント

 

 

著者は、

経営思想家・経営学博士、

小森谷浩志さんです。

 

この本は、

禅の「十牛図」と、

心理学の「成人発達理論」

を組み合わせて、

それを、

「禅的マネジメント」という形で

打ち出している、

とても刺激的でおもしろい本です!

 

私は、今まで、

悟りへの道を描いたとされる、

「十牛図」のことが、

いまいちピーンとこなかったのですが(^^;

 

本書で、

「成人発達理論」と組み合わせて、

具体的な人間関係の中で語っていただくことで、

 

「こういうことなのか!」

と、はじめて自分事として

腑に落ちた感じがします。

 

まずは、

 

「十牛図」とは何ぞや?

 

 

禅の入門書

「十牛図」は、

「真の自覚」に至るプロセスを

最もよく掲示するものとして、

古来禅門で珍重されている

叡智の結晶です。

 

「十牛図」では、

牛を見失った牧人が、

逃げ出してしまった

牛を探し求め、捕え、

飼い馴らし、

 

やがては一体化していく過程を

十の絵図で説いています。

 

「牛」は「本来の自己」であり、

「牧人」は本来の自己の探究者です。

 

 

「牛」とは

「本来の自己」のことなんですね。

 

 

「十牛図」をたどっていくことは、

本来の自己への道筋なのです。

 

ですから

「十牛図」は

禅の修行者ばかりではなく、

本来の自己を生きる、

本来性を開花させ、

喜びとともに

生きることを目指す人に

深い示唆を与えてくれます。

 

悩みや迷いのただなかに

ある人にとって、

生きていく縁となるのです。

 

 

「十牛図」をたどっていくことは、

本来の自己への道筋であり、

深い示唆を与えてくれる・・・

 

 

本書の目的は、

混迷の時代、

社会的に大きな

変化点のただなかで、

 

先行きが見えず、

不安を抱え、

自分が進む方向性に悩む

ビジネスパーソンに、

 

実践的で実用的な

これからの社会にふさわしい、

指針であり、

航海のための地図を

示すことです。

 

いうなれば、

「禅的マネジメント」

のすすめです。

 

 

ビジネスパーソンだけでなく、

本書の考え方は、

あらゆる大人に有益だと思います。

 

「十牛図」は、

 

 

1,尋牛(探す)

2,見跡(分かる)

3,見牛(出会う)

4,得牛(捕らえる)

5,牧牛(馴らす)

6,騎牛帰家(一体化する)

7、忘牛存人(手放す)

8,人牛倶忘(無になる)

9,返本還源(然る)

10,入鄽垂手(行ずる)

 

 

の順で自己探求の旅が進むのですが、

 

「旅立ちに向けて」

で、著者はこう問いかけます。

 

 

あなたは、

いのちの喜びのままに、

真に自由に生きているでしょうか。

 

親や先生、上司や会社、

社会の期待に応えることに

エネルギーを

費やしていないでしょうか。

 

外から、

上から与えられた役割を

ただ一生懸命に疑いもなく

担っていないでしょうか。

 

自分という本の書き手を

誰かに委ねてしまって

いないでしょうか。

 

自分という乗り物のハンドルを

誰かに握らせていないでしょうか。

 

 

どきっ・・・

 

「そんなことはない!」

とは言い切れない自分がいます(^^;

 

もちろん、

生活というものがありますし、

現実的には難しいところがありますが・・・

 

 

われわれ人間は、

この世にいのちを授かり、

子宮で守られた時期から、

へその緒という

つながりを切り、

この世に生まれ出てきます。

 

そして、

この地球に誕生したとき、

どうやったら生きていけるのか、

受け入れてもらえるのか、

愛されるのかを

本能的に察知して、

 

生き残りをかけて、

生き延びる術を

身につけていきます。

 

まるで渇いたスポンジが

吸収するように、

社会性を身につけ、

いわゆる

「いい子」や

「ちゃんとした人」

になるために、

自らを作り上げていきます。

 

 

そうですね・・・

 

社会性を身に付け、

「いい子」を目指すのは、

生き残るためにも

必要不可欠なんですね。

 

 

ありとあらゆる情報を

環境から吸収し、

 

愛されたい、注目されたい、

生き残りたいがゆえに、

 

環境からの要望に

応えることを覚えるのです。

 

時にこの世界の入り口、

身近な存在としての、

親や養育者の影響は絶大です。

 

 

この世に生まれた以上、

生きていくために、

親や養育者から絶大な影響を受けるのは、

必然である。

 

いわば、

「宿命」のようなものなんですね。

 

 

これは、

社会という

巨大で強力な存在の前では

致し方がないことです。

 

魚が水の中で生きる如く、

水なしでは生きていけず、

水に慣れていかねば

ならないからです。

 

 

生きていくためには、

やむを得ない・・・

 

 

こうして私たちは、

両親のさまざまな感情や思考を、

脳や肉体に刻みこんで

自分自身のパーソナリティを

形成していきます。

 

例えば、感情では、

 

仕事が思い通りに

いかないときの怒り、

 

夫婦喧嘩のイライラ、

 

病気に罹ったときの苦しみ

などがあります。

 

思考では、

 

「男の子は強くないといけない」、

 

「お姉ちゃんだから

しっかりしないとだめ」、

 

「うちは貧乏だから

我慢が大切」

 

など大小実にさまざまです。

 

 

そうですね・・・

 

少し、

私自身を振り返ってみますと・・・

 

ウチの両親は、

そんなに自分の価値観を

子どもに直接的に押しつける

タイプではなかったのですが、

 

おそらく、

私が両親に愛されたくて、

いわば勝手に、

「忖度(そんたく)」して、

 

「親の望むいい子」を

無意識に演じていたかもしれません。

 

親からの

遠回しのプレッシャーも

あったような気もしますし・・・

 

 

もちろん

喜びや楽しさ、

 

「あなたは大切な存在」、

 

「生まれてきてくれて

ありがとう」、

 

「あなたは光そのもの」

 

など自分に固有の本来性や

あり方と親和性が高い

感情や思考も

同時に受け取ります。

 

しかし、

ここで大変深刻な

問題があります。

 

「生命体」としての究極の命題

「サバイバル意識」に

従わざるを得ない私たちは、

 

ポジティブなものよりも、

ネガティブな感情や思考を、

 

より多く

受け取ってしまうのです。

 

 

・・・ここでいう、

「ネガティブ」な感情や思考とは、

 

「不安」や「怖れ」

のことだと思います。

 

「不安」や「怖れ」

を原動力にして、

または、

抑圧をして、

「いい子」になる。

 

受験勉強を頑張ったり、

立身出世を目指したりする。

 

もちろん、

それで成長したり、

才能が開花する面もありますので、

良いか悪いかではないのですが、

 

しかし、

「何か違う」

 

頑張っても何か満たされない。

何か本当の自分を生きていない気がする。

どこか空虚を感じる。

 

この、

「何か違う」という

「違和感」を感じた時に、

 

本来の自分を探求する旅、

自分の内面を深く見つめる旅が

始まるといいます。

 

本書には、

そのためのワークも

紹介されています。

 

・・・次回に続きますね(^^;

 

 

 

************************************

 

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

次回もこの本の紹介を続けます。

 

 

************************************

 

 

 

おまけ(^^;

 

 

 

牛を求めて、

 

 

 

自己探求の旅・・・💤

 

 

 

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

最近、忙しくて、

ブログを書くペースが

ちょっと落ちていますが(^^;

 

粘り腰で続けます!

 

で、今回は、

前回取り上げた、

 

神戸大学大学院・経営学研究科教授、

金井壽宏先生の著書、

 

働くみんなのモティベーション論

 

 

の続きです。

 

この本で、

印象的に引用されている、

深~いセリフを紹介したいのですが、

 

皆さんは、ご存知ですか?

 

 

「タフでなければ

生きていけない、

 

やさしくなければ

生きていく資格がない」

 

 

ハードボイルド作家、

レイモンド・チャンドラーの小説の中で、

探偵フィリップ・マーロウがつぶやく、

有名なセリフですね!

 

ちょっと気障ですが、

古き良き時代のアメリカの、

シブくてイイ男を連想します。

 

私も、こんな男になりたい!

と憧れますが(^^;

 

面白いのは、

この本では、このセリフを、

 

「中年以降の自己実現」

 

の意味で捉えています。

 

 

この台詞は、

 

(中略)

 

人間存在の

二重性として

難しく説いたことの

本質を照射している。

 

 

・・・?

ちょっと難しい(^^;

 

 

親密なひととの

関係では、

いろんなことを

聞いてもらえるし、

自分も相手に耳を傾けるが、

 

その中で出てくる

課題や問題のために

パワフルに支援してあげるという

関係にはならない。

 

 

この「親密な人」というのは、

「やさしい」人のことです。

 

 

他方で、

パワー欲求の高いひとは、

相手を苦境から救うだけの

力をもっていたり、

 

またそうしてあげたい

という欲求は

ひと一倍強いが、

 

残念ながら

うまく相手の話を聞けないし、

 

また、自分の方から、

自己開示することも乏しい。

 

 

この「パワー欲求の高い人」

というのは、

「タフな」人のことですね。

 

 

この親密とパワーは、

相容れないところもあり、

 

その同居、両立は

一見むずかしいし、

実際に若いときには

特にむずかしい。

 

やさしいひとは

しばしば弱く、

 

パワフルなひとは

しばしばデリカシーに欠ける。

 

 

そうですね。

「親密」と「パワー」、

すなわち、

「優しさ」と「タフさ(強さ)」

 

たしかに、

これを両立させるのは、

とても難しい・・・

 

特に若い頃は(^^;

 

 

20代の医学部の

学生の調査によれば、

若いときには、

パワー欲求も親和欲求も

ともに高いひとたちは、

 

抑うつ、不安が高く、

自尊心が低い。

 

つまり、

医者になっていく途上で

勉学に忙しく、

また一人前になる前からときに、

この両方の欲求を

生産的に統合するのは

むずかしい。

 

 

つまり、

パワフルで、真面目、熱心で、

かつ、

優しくて、いい人すぎる若い人は、

 

頑張りすぎて、

時に心身を病んでしまったり

するわけです。

 

若い教師が、

燃え尽きて休職したり、

退職してしまうのは、

こういうことかと思います。

 

ちなみに、私も、

30代前半の時に、

体を壊してしまいました・・・

 

ただ、私の場合は、

「いい人すぎる」ということは、

ありませんでしたが(^^;

(自分を過信していただけです)

 

 

しかし、

ユングやレビンソンが

示唆したとおり、

 

人生の半ばを超えるころには、

そういう統合ができ始める。

 

 

人生の後半に差し掛かるころには、

 

「優しい人」が、

いろいろな経験を踏まえて、

しだいに、

「強さ」を身につけていったり、

 

逆に、

「タフな(強い)人」が、

さまざまな苦労を重ねることで、

しだいに、

「優しさ」を身につけていったり、

するのだと思います。

 

若いうちから、

あせって、

「強さ」と「優しさ」

の両方を追い求めなくていいんですね。

 

人生の前半は、

どちらか一方を目指すくらいでいいのだと

思います。

 

ちなみに、私は・・・

 

「強さ(タフ)」を目指していたかもしれません。

 

マッチョという意味ではなく、

あくまで精神的にですが(^^;

 

ただ、

人生そんなに甘くはないわけであって、

「強さ」だけでは

しだいにうまくいかなくなってきて・・・

 

「優しさ」がないと、

立ち行かなくなりました(^^;

 

他人に対しても、

自分に対しても。

 

ユング心理学では、

「セルフのアレンジメント」

などといいますが、

 

人生の後半には、

片寄った価値観が、

修正できるように、

 

「強さ」と「優しさ」

がうまく統合できるように、

 

おのずと、

出来事が生じるのかもしれません。

 

それは一見、困難に見えることでも、

実は(統合という意味では)

ベストな出来事なのかもしれませんね。

 

 

偉大な例を出しすぎかも

しれないが、

 

あのガンジーでさえ、

20代にロンドンで

弁護士をめざしているころには、

この両者を

うまく両立できなかった。

 

しかし、

インドの独立をめざすころには、

パワフルでありながら、

同時にひとの気持ちを

上手に感じることも

できるようになっていた。

 

 

・・・ガンジーは

ちょっと偉大過ぎますが(^^;

 

いわゆる偉人と言われるひとでも、

若いうちから完成されていた人は、

意外と少ない気がします。

 

 

ここで、

もう一度、

フィリップ・マーロウの

台詞を思い出してもらってもいい。

 

タフさもやさしさも、

ともに必要だ。

 

ほんものの大人に

なるには。

 

 

「ほんものの大人」

すなわち、

「自己実現した人」・・・

 

到達する道のりは、

けっこう険しそうですが(^^;

 

 

私自身、若い頃は、

「強さ(タフ)」を目指していた一方で、

 

人生の折り返しを過ぎた今は、

ずいぶん、

「優しく」なったとは思います。

 

ただ、今度は、

他人にも自分にも、

「優しく(甘く)」

なりすぎてしまった感があって(^^;

 

もう少し、

「厳しさ」というものも必要かなあ、

と感じています。

 

そうやって、

振り子のように揺れて

バランスを取りながら、

 

「ほんものの大人」になるために、

一生かけて、少しずつ成長していくのかも

しれませんね。

 

ちなみに、

この本の中で、

私が「いいな!」と思った

おじさん像があります。

 

 

パワフルだけど、

自分の弱みもかくさず、

ひととうちとけるミドルは

好感を持たれやすい。

 

 

ああ、こんな

オープンマインドなおじさんに、

私はなりたい!

 

 

 

*************************************

 

 

 

以上、

金井壽宏先生の著書、

 

働くみんなのモティベーション論

 

 

から印象に残った箇所を、

2回にわけて紹介してきました。

 

少し専門的な内容ですが、

 

働く人の「モチベーション」や

「自己実現」に興味のある方、

 

「モチベーション」に関して、

自分なりの考え方(持論)とはなんだろう?

それを見つけたい!

 

と思われている方には

とても有益だと思います。

 

文庫版もあるようです(^^)

働くみんなのモティべーション論 文庫

 

 

 

************************************

 

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

次回は、別の本を紹介させていただく予定です。

 

 

 

************************************

 

 

 

おまけ(^^;

 

 

逗子の岩殿寺。

 

源頼朝公があつく信仰した

寺院だそうです(^^)

 

 

 

 

途中の階段から、

見晴らしよかったです!

 

 

 

高台に観音堂。

 

静かで癒される空間でした。

 

 

 

 

葉山の長者ヶ崎。

 

 

 

江ノ島方面を臨む。

(小さく江ノ島が見えます)

 

9月なのに猛暑の日で、

思わず泳ぎたくなりました・・・(^^;

 

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

台風が去った後、

ちょっぴり涼しくなった気がしますが、

まだまだ残暑は続きそうですね(^^;

 

今回も、

ちょっと専門的な本になりますが、

 

神戸大学大学院・経営学研究科教授、

金井壽宏先生の著書、

 

働くみんなのモティベーション論

 

 

の中から、

私が印象に残った箇所を、

紹介・解説させていただきます。

 

金井先生は、

有名な経営学者で、

キャリア論やリーダーシップ論の

第一人者でもあり、

新書などの一般向け著書も

数多く出されています。

(人事部の管理職研修の課題図書などにも、

よく選定されています)

 

この本には、

職場の管理職に限らず、

働く人みんなが、

「やる気を自分で調整しよう!」

ということが述べられているのですが、

 

そのために必要なのは、

自分は、どのようなことに動機づけられるのか、

どのような時にやる気がでるのかという、

「持論」をしっかり持つことだといいます。

 

「持論」

 

たしかに、

どんなことで動機づけられるのか、

やる気がアップするのかは、

人によって違いますよね。

 

この本には、

読者が「持論」を持つための

「気づき」につながるような様々な理論が

わかりやすく紹介されているのですが、

 

今回は、その中で、

アメリカ合衆国の

心理学者、経営学者として著名な、

マグレガー氏の

 

「X理論」

「Y理論」

を紹介・解説させていただきます(^^)

 

まず、「X理論」から、

引用します。

 

 

(1)平均的な人間は、

仕事など生まれつき嫌いで、

もしできることなら、

仕事など避けようとするだろう。

 

(2)仕事なんか嫌いだという

この人間の性ゆえに、

たいていの人びとは、

強制されたり、統制されたり、

命令されたり、

脅かされたりしないと、

組織の目的を達成するのに

十分な努力をしてくれない。

 

(3)平均的な人間は、

命令されることを好み、

責任を回避することを望み、

大望など抱かず、

ほかのなによりも

安全を求めている。

 

 

・・・いかがですか?

 

これは、いかにも、

一昔前の人間観に見えますが、

実はイマドキかも(^^;

 

ずいぶん冷めた理論のように

聞こえる一方で、

現実を見据えた

リアルな見方のようにも感じます。

 

このような人間を管理するには、

「アメとムチ」

を使い分けることが有効になるわけです。

 

対して、

「Y理論」は・・・

 

 

(1)仕事に体力、

知力を使うのは、

遊びや休みのときと同じくらい

自然なことだ。

 

平均的な人間は、

生まれつき仕事が嫌いな

わけではない。

 

統制可能な条件しだいで、

仕事は満足の源泉に

なるかもしれないし

(その場合には、

自発的になされるであろうし)、

 

あるいは、

罰の源泉になるかもしれない

(その場合には、

できることなら、

やりたくないであろう)

 

 

そうですね・・・

確かに、条件次第というところは、

ありますね~

 

 

(2)外的統制と罰の脅威は、

組織の目標に向けて

努力してもらうための

唯一の手段ではない。

 

ひとは、

自分が打ち込む

(コミットする)

目標が達成されるように、

自己管理、自己統制が

できるであろう。

 

 

確かに、

自分がコミットした、

(腹落ちした)組織の目標であれば、

自ずと自己統制できそうです。

 

 

(3)目標へ打ち込むこと

(コミットメント)は、

目標を達成したときに得られる

報酬の関数だ。

 

このような報酬のなかでも、

最も意義が大きいのは、

自我や自己実現の欲求が

満足されることだ。

 

それは、

組織の目標に向かって努力した

直接の結果でありうる。

 

 

自分が腹落ちした

組織の目標ですから、

それが、

自我や自己実現の欲求へと

つながるわけです。

 

 

(4)平均的な人間は、

適切な条件の下では、

責任を引き受けるのみならず、

進んで責任を取ろうとする。

 

責任の回避、

大望の欠如、

安定へのこだわりは、

一般的には、

生まれつきの人間の性

というよりも、

経験の結果

そうなってしまっているだけだ。

 

 

赤ちゃんは、

自ら進んでハイハイしたり、

立ち上がろうとします。

 

生まれながらにして、

人間は「成長」意欲というものが

あるのだと考えますが、

 

心が傷ついたり、

そのままの自分を

理解してもらえなかったりする経験を

重ねると、

 

つい消極的になってしまうのだと

思います。

 

 

(5)組織における

問題を解決していく際に、

相対的にかなり高度の想像力、

工夫の才、

創造性を発揮する能力は、

 

(働いている人びとという)

母集団のほんの一握りの

ひとたちではなく、

広範に分布している。

 

 

そうですね~

 

目立たないけど、

さりげなく組織を支えている

「キーマン」的な人って

実はけっこういますよね。

 

 

(6)近代の産業における

生活において、

平均的人間のもつ

知力の潜在的可能性は、

ほんの一部分しか

活用されていない。

 

 

たしかに、

組織の中でも、

自分の能力を

十分に発揮させている人って、

意外と少ないかもしれません。

 

逆にいえば、

皆が、組織の中で、

能力を十分に発揮できたら、

 

その組織は、

すごく生き生きと活性化するでしょう。

(これは管理職しだいかも(^^;)

 

・・・いかがでしょうか。

 

「自己成就的予言」

という言葉がありますが、

 

上の人間が、

「X理論」の考え方であれば、

部下は実際にそのようになってまい、

 

「Y理論」の考え方であれば、

部下は実際そのようになる。

 

 

仕事は取り組み方しだいで

おもしろいものになるし、

 

部下の可能性を信じ、

彼らの創意工夫を引き出せば、

もっともっと

彼らはイキイキとしていくと思って

マネジャーが日ごろ振る舞えば、

 

Y理論が想定するような職場が

現実のものとなる。

 

 

そうですね・・・

 

私事になりますが、

もう20年ほど前、

 

当時の上長からいただいた年賀状の、

さりげない一言で、

いまだに忘れられないものがあります。

 

「~ジャンルは君に任せた!」

 

まだ経験も浅く、

役職もない私に、

 

会社の中でも、

重要なジャンルを任せてくださるなんて😲

 

嬉しかった(^^)

期待に応えたいと思った。

モチベーションも大いに上がった!

 

 

 

私のことを信じて

「Y理論」で見てくれた上長のように、

 

私自身も、

人に対する基本スタンスは

「Y理論」でいきたい。

 

そして、

それを私の「持論」としたい。

 

そう考えています😊

 

 

 

************************************

 

 

最後までお読みくださいまして、

有り難うございました。

 

次回もこの本の紹介を続けます(^^;

 

 

 

************************************

 

 

 

おまけです(^^;

 

 

やんちゃ坊主の、

宮音(みやお)くん。

 

外から?猫ノミ連れてきた・・・😸

 

痒いよ(^^;

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

9月に入りましたが、

日中は相変わらず猛暑ですね💦

 

認知行動療法の世界で有名な、

東京家政大学教授 福井至先生の

 

図解 やさしくわかる認知行動療法

 

 

の内容を

紹介・解説してきました。

 

今回で最終回です(^^;

 

今回は、ちょっと専門的になりますが、

・ACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)

について書かれている箇所を、

紹介・解説いたします。

 

・ACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)

 

とは、

一般的には聞きなれない言葉ですが、

 

・弁証法的行動療法

・マインドフルネス認知療法

 

と並んで、

「新世代の認知行動療法」と呼ばれて

注目されています。

 

私自身も、

これはすごく有効な手法だと

感じているのですが、

 

端的にいえば、

「マインドフルネス」の手法を取り入れた、

認知行動療法のことです。

 

不適応的な認知や感情自体を

直接的に変えるのではなく、

それらの体験との

「つき合い方」

に焦点を当てます。

 

気分や思考は無理に変えようとせず、

あるがままに受け入れるのが特徴です。

 

たとえば、

ACTのトレーニングの一種として、

思考や感情をただ眺める

「葉っぱのエクササイズ」

が紹介されています。

 

 

川を流れる

葉っぱを思い浮かべ、

感情や思考をそこに乗せる。

 

葉っぱが静かに流れる様子を

ただ眺め、

感情や思考を客観視する。

 

 

・・・

 

皆さんもよかったら、

自分の感情や思考が乗った

「葉っぱ」が

川を流れている映像を

イメージしてみてください。

 

感情や思考にとらわれると、

どうしても、

それらと自分自身を同一化しがちですが、

 

「葉っぱ」をただ眺めることで、

それらは自分とは別物だと、

客観視できるようになるわけです。

 

「葉っぱのエクササイズ」

おすすめします(^^)

 

 

思考は、あくまでも

頭のなかで生み出された

言葉にすぎません。

 

このことを理解できると、

気分がつらくなる思考を

客観視し、

そのままに受け入れることが

できます。

 

その結果、

つらい感情も徐々に

変化していきます。

 

思考を客観視するには、

何らかの感情が浮かんだときに、

 

「~と私は思った」

とつけ加えることです。

 

とても簡単な方法ですが、

これを日々くり返すだけでも、

効果があります。

 

 

思考を

「私は~だ」

と自分と同一化せずに、

「~と私は(頭の中で)思った」

とつけ加えることで、

距離を置いて客観視する。

 

たとえば、

「私はダメな人間だ」

ではなく、

「ダメな人間だ、と私は思った」

とするわけです。

 

「~と私は思った」

 

つらい感情にとらわれそうになった時には、

有効ですよ!

 

 

それから、

(これは通常の認知行動療法の考え方ですが)

 

日常生活において、

思考にとらわれずに、気持ちがラクになる、

おすすめの言葉を紹介します。

 

「~に越したことはない」

 

特に、

「~すべきである」

「~しなければならない」

という思いに縛られていると気づいたら、

 

それを、

「~に越したことはない、だけど・・・」

というふうに考えると、

思考が柔軟になり、

現実的な対応策が浮かんできたりします。

 

「~に越したことはない」

 

私もよく使う言葉です(^^)

覚えておいて損はないですよ!

 

 

 

***********************************

 

 

 

以上、

3回に渡って、

 

福井至先生の

図解 やさしくわかる認知行動療法

 

 

から、

私が有益だと感じた箇所を中心に、

紹介・解説させていただきました。

 

この本は、

図解が多く、とても分かりやすいですし、

ワークが多いので、

セルフカウンセリングもできます。

 

自分のスキーマ(固有の価値観)

がよく分からない人でも、

JIBT-R質問用紙に沿って、

チェックしていけば、

自ずと見えてくるようになっています。

 

ちょっと生きづらさを感じている方や、

最近、どうもストレスが溜まっていると

感じてる方、

 

もちろん、

認知行動療法を学んでみたい方や、

(来談者中心療法だけでなく)

技法の幅を広げたいカウンセラーの方、

 

また、元気のない部下を持つ

経営者や管理職の方にも、

一読をオススメします😊

 

 

 

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今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました。

 

次回は別の本を紹介します(^^)

 

 

 

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おまけです(^^;

 

 

葉山の森戸大明神。

 

 

 

裏手から臨む海・・・

(今日は富士山は見えず(^^;)

 

私のパワースポットです!

 

 

 

自然は癒されます(^^)

 

 

 

鎌倉を軽く散策しました。

 

本覚寺。

このあたりは日蓮宗のお寺が多いです。

 

 

 

妙本寺入口。

 

 

 

 

 

妙本寺。

割と広くて、静かなお寺でした。

 

 

 

常栄寺(ぼたもち寺)

 

 

 

八雲神社。

 

 

 

安国論寺山門。

 

 

 

安国論寺本堂。

 

 

 

お釈迦様(?)

 

 

 

富士見台。

由比が浜方面を望む。

 

日蓮聖人もここで、

富士山に向かって、

お題目をお唱えになったそうです。

 

 

 

南面窟。

 

日蓮聖人が、白猿に導かれて、

難を逃れたところです。

 

中には、

日蓮聖人、白猿の像と・・・

 

巨大カマドウマ(?)が多数😅

 

 

今回、訪問したお寺は、

珍しくすべて日蓮宗のお寺でした。

 

暑くてちょっとバテましたが、

鎌倉は有名スポット以外も

見どころが多いので、

涼しくなったら、

またぶらっと行きたいと思います。

 

日帰りで気軽に行ける距離に

住んでいること、

 

有り難く、感謝です😊

 

 

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

まだまだ残暑が続きますね(^^;

 

認知行動療法の第一人者、

東京家政大学教授 福井至先生の

 

図解 やさしくわかる認知行動療法

 

 

の内容から、

私が特に有益だと感じたところを、

紹介・解説しています。

 

前回、

何か出来事が生じた場合に、

思わずパッと頭に浮かんでしまう

非適応的認知のことを、

「自動思考」

だと申し上げましたが、

 

その「自動思考」が浮かぶ前には、
「推論の誤り」というものが、
生じているといいます。


それは、10種類に分けられます。

 

以下、紹介しますが、

皆さんは

ご自分に思い当たるフシがありますか?

 

 

推論の誤り

(1)全か無か思考

 

<状況>

今まで順調な営業成績だったのに、

今月は売り上げ目標を

達成できなかった。

<認知>

自分はもうダメだ。

会社に必要とされない人間だ

 

 

白か黒か、0か100かで考えるような、

二者択一的思考のことですね。

 

 

推論の誤り

(2)一般化のしすぎ

 

<状況>

気になる女性と

メールアドレスを交換し、

メールを送ったが、返事がない。

<認知>

自分を好きになる女性なんて、

どこにもいない

 

 

それをすべてのことのように

あてはめてしまうことですね。

「みんな~だ」という考え方。

 

 

推論の誤り

(3)心のフィルター

 

<状況>

会社の業績が急激に悪化し、

リストラされた。

<認知>

世の中にはいいことなんか

ひとつもない

 

 

たった一つのよくないことばかり、

目がいってしまうことですね・・・

 

 

推論の誤り

(4)マイナス化思考

 

<状況>

今日は夫との会話は

まったくなかった

<認知>

私たちの中は冷えきっている。

夫は私への関心を完全に

失ったのだろう。

 

 

すべてのできごとに

マイナスの解釈を加えてしまう

ことですね。

 

 

推論の誤り

(5)結論の飛躍

 

<状況>

廊下で上司とすれ違ったが、

ひと言も声をかけられなかった。

<認知>

「こんな使えない部下とは

口もききたくない」

と思っているんだ

 

 

根拠もないのに、

自分にとって不利で、

悲観的な結論を出してしまう

ことですね。

 

 

推論の誤り

(6)拡大解釈と過小評価

 

<状況>

「煮ものがちょっとしょっぱいね」

と夫にいわれた。

<認知>

私は本当に料理が下手だ。

一度だって

夫に喜ばれたことがない。

 

 

自分の失敗や短所は

過大に考え、

成功や長所は

過小評価してしまうことです。

 

 

推論の誤り

(7)感情的決めつけ

 

<状況>

認知行動療法の本を買ってきて

読んでみたが、

気分は沈んだままだ

<認知>

こんなトレーニングを

やったところで、

うつがよくなるわけがない

 

 

理性ではなく、

感情をもとに

ものごとを判断してしまうことですね。

 

 

推論の誤り

(8)すべき思考

 

<状況>

部下のミスによる

トラブル対応のために

残業していたら、

部下が自分より先に帰った

<認知>

部下は上司より遅くまで

働くものだし、

まして人に迷惑をかけているときは

最後まで残るべきだ。

 

 

「~すべきだ」

「~でなければならない」

と強く思い込んでしまうことですね。

 

昔の私には、

この傾向、あったかもです(^^;

 

 

推論の誤り

(9)レッテル張り

 

<状況>

ダイエットしようと決めたのに、

寝る前にアイスクリームを

食べてしまった

<認知>

私は太っていて醜いうえに、

意志の弱いダメな人間だ

 

 

「自分はダメ人間だ」

というように、

極端なレッテルを貼ってしまうことです。

 

 

推論の誤り

(10)個人化

 

<状況>

息子が中学受験に失敗した

<認知>

私がちゃんと

面倒を見てあげられなかったせいだ。

息子はあんなにがんばっていたのに、

私は母親失格だ。

 

 

自分に関係がないと

わかっていることまで、

自分に関連づけて考えてしまうことです。

 

 

 

・・・以上、

代表的な「推論の誤り」(認知の歪み)

10種類を引用させていただきました。

 

皆さんは、

「これは私かも・・・」と感じるものは、

ありましたか?

 

私自身も、一昔前であれば、

けっこう該当するものがあったと思います(^^;

 

改めて見てみると、

こんなふうに考えてしまう人は、

ある意味「真面目」で「いい人」

なんだと思います。

 

ただ、

やっぱり、

このように認知の歪みが強いままだと、

ストレスが溜まりますし、

生き方が何かと苦しくなりますので、

 

非適応的認知(自動思考)を、

適応的認知にうまく変えられるといいわけです。

 

そのためのやり方が、

本書には詳しく書かれています。

 

まずは、現在の問題を書き出して、

明確化する。

イヤな気分を%で数値化する。

 

その中で、イヤな気分と関連の深い

「自動思考」「推論の誤り」を見つける。

 

そして、

その「自動思考」の根拠と、

それに対する「反証」を書き出す。

(つっこみを入れるような感じです)

 

その中から、

適応的思考を考えていく。

 

という流れです。

 

ワーク形式になっているページもあるので、

フォーマットの通りに書き込んでいけば、

自分の「自動思考」と、

それに対する「適応的思考」が、

おのずと見出せるようなしくみになっています。

(コピーすれば何度もできますよ)

 

自分を見つめるワークは、

しんどさもありますが、

 

毎日少しずつでも取り組んでみれば、

やるだけの価値はあると思います😊

 

 

 

 

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次回もこの本の紹介を続けますね。

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました(^^)