ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
今日から11月ですね!
精神科医でかつ、禅寺の住職である、
川野泰周さんの著書、
を取り上げています。
この本は、
脳を休ませる練習として、
「歩く瞑想」を中心に、
他にも、定番の「呼吸瞑想」や、
「ボディスキャン瞑想」、
「慈悲の瞑想」や「つり革瞑想」まで、
様々な瞑想法が紹介されているのですが、
それ以外にも、
なかなか示唆に富んだ内容が多いです。
今回は、
その中から、
「自尊心」と「自慈(じじ)心」
について述べられているところを、
取り上げたいと思います。
自尊心とは、
人から評価されたり、
感謝されたりすることで、
維持されるものです。
「すごいね」
「あなたのおかげだよ」
「あなたがいてくれてよかった、
ありがとう」
こうした
他人の言葉に頼らなくてはならない
という意味で、
自尊心は「他律的」、
つまり、
他者からの働きかけによって
左右されるものである
ことがわかります。
そうですね~。
「自尊心」は、
他者を必要とする。
「承認欲求」にも、
通ずるものがあるかもしれません。
そこで新たに注目されたのが、
自慈心です。
英語ではこれを、
「セルフ・コンパッション」
と表現します。
テキサス大学の
クリスティン・ネフ博士は
この分野の研究を
長年リードしています。
彼女は、
「セルフ・コンパッション=自慈心」
と、
「セルフ・エスティーム=自尊心」
を分けて考えました。
「自慈心」とは、
最近、よく耳にする、
「セルフ・コンパッション」
のことなんですね。
クリスティン・ネフ博士の著書、
は名著のようなので、
一度読んでみたいと思いつつも、
まだ読めていないのですが(^^;
ネフ博士によれば、
自分に対する
慈悲の気持ちとは、
手放しに自分を大切にする
心であり、
それは人からけなされようと、
決して揺らぐことは
ないそうです。
一方、
自尊心は
人からけなされたり、
認められなかったりすると、
崩れてしまうものです。
そのとき、
大半の人は怒るか、
悲しむか、
どちからを選択します。
怒りを選択したら
他人を責めるようになり、
悲しみを選択したら
自分を責めてしまいます。
なるほど・・・
「自慈心」は、
手放しに自分を大切にする心なので、
人の影響はうけないが、
「自尊心」は、
人の影響で、
崩れてしまいがちなんですね。
そして、つい、
他人や自分を責めてしまう・・・
「自慈心」は、
自分を思いやる気持ちのこと。
そして、
それができれば、
自然と、他人を思いやることが
できるようになるといいます。
そういう意味では、
「自慈心」とは、
ありのままを受け入れるという、
「自己受容」の考え方と、
似ているかもしれません。
「自己受容」
ができるようになれば、
「他者受容」
もできるようになるといいますから。
・・・ここで、
「自己受容」について、
考えてみたいと思います。
「自己受容」とは、
ありのままを受け入れる
ということですから、
頑張る努力を
放棄してしまうのではないか。
現状維持のままでいいと
思ってしまうのではないか。
向上心が生れないのではないか。
・・・この疑問は、
多くの皆さんが抱くと思います。
(私も一昔前までは、
そう考えていました(^^;)
その答えは、
私の心の学びの師匠、
野口嘉則さんが
とても分かりやすく
ご教示してくださったのですが、
「Doing」と「Being」を、
分けて考えるといいんですね。
たとえば、
「だらしのない自分」
がいるとします。
この、ありのままの自分を、
そのまま受容すれば、
「だらしのない自分」
のままでいることになります。
もちろん、
自分自身で、
それでもいいと思えれば、
問題はないのですが、
しかし、
そんな自分が嫌だ、
変えたいと願うならば、
どうするのか。
「だらしのない自分」
というのは、
「Doing」(行為)です。
Doingは、
必ずしも受け入れる必要はありません。
変えた方がいい場合もある。
では、何を受け入れるのか。
「Being」(感情)です。
(「Being」とは、一般的には
存在そのものという意味ですが、
感情もそれに含めます)
たとえば、
「だらしのない自分」
の時の感情は・・・
何かをきちんとやることに対して、
「不安」や「怖れ」が
あるのかもしれませんし、
できないことで、
「自己嫌悪」や「みじめさ」
を感じているかもしれません。
「行為」ではなく、
それらの背後にある
「感情」を探り、
それを、感じて味わう。
そうすれば、
自分が自分であることの確かさを
感じられるようになる。
地に足が着いて、
自然な向上心が湧いてくる。
来談者中心療法で有名な、
カウンセリングの神様、
カール・ロジャーズの
こんな名言もあります。
「逆説的なようだが、
ありのままの自分を受け容れたとき、
人は変われるのだ」
くり返しますが、
この場合の
「ありのままの自分」とは、
Being(感情)のことですね。
の内容に戻ります(^^;
この本には、
こんな風に書かれています。
「自慈心が高い
=今の自分に満足している」
という解釈から、
「自慈心が高い人は、
頑張る努力を
放棄するのではないか」
という批判もありました。
しかしネフ博士は、
何千人という人を調査し、
見事に反論してみせました。
「自慈心が高い人は、
利他のための努力を惜しまない」
ということが
わかったのです。
それはおそらく、
こういうことです。
自分を慈しむ人は、
自分を思いやるばかりでなく、
人のため、世の中のために
何かをしよう。
という気持ちが
自然と湧いてくるのです。
そのためであれば、
努力を惜しむことはなく、
しかもたとえ見返りが
なかったとしても、
バーンアウトすることも
ありません。
自分(の気持ち)を大切にできる人は、
他者(の気持ち)も大切にできる。
「自己受容」や「自慈心」
を育むのは、
簡単なようで意外と大変なのですが、
一生かけて、
コツコツ取り組んでいきたいものですね(^^)
なお、一人だと
なかなかうまくいかない場合は、
カウンセラーの力を借りるのも
手だと思います。
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今回も最後までお読みくださいまして、
有り難うございました。
次回に続きます(^^;
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おまけ(^^;
大田区にある、池上本門寺。
五重塔。
京都の風景みたいですね。
都会のオアシス!
本門寺付近には、
他にも見どころ多いです。
古墳もあります。
坂を下る途中の多宝塔、
間近で見ると巨大ですよ!
坂を降りると、大坊本行寺。
・・・ところ変わって、
こちらは、横浜鶴見の總持寺。
心洗われる、ぴかぴかの廊下。
今から坐禅会参加します!
一歩、一歩、
足裏の感覚を意識しながら・・・
丹沢の塔ノ岳登山。
少し紅葉していました。
山頂、とても賑わっていましたが、
あいにく、雲の中でした(^^;
(富士山見えず)
大自然を満喫!
おかげさまで
リフレッシュできました(^^)
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おまけ2(^^;
BUCK-TICK櫻井さんへの
レクイエム。
「JUPITER」
神々しく、
どこか懐かしさを感じさせるメロディ。
この曲、大好きです!
私の心に生き続けます。
櫻井さん、有り難うございました。





































