香港BB絵日記
フランス人の旦那と香港に来てから1年後、2009年3月にケンケンが産まれました!
日仏香、3カ国をまたぐ子育てを満喫中です♪

この体験をみなさんと共有できれば思って、香港の医療制度や健診時の費用なども私の体験した範囲で詳しく書いてます。お急ぎの方は目次(ここをクリック♪)が便利ですよ。香港的マタニティ&子育て生活に興味のある人もない人も、ゆっくりしていって下さいな♪
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お手伝いさんとの生活

キニョン家では20代後半のインドネシア人のお手伝いさんを雇うことになりました。
花子は専業主婦だし、住み込みでお願いするので、経験年数や家事の実力などよりも一緒にいて疲れないか、ケンケンを安心して任せられるか、といったフィーリングで決めてしまいました。まあでも間違ってなかったと思います。

キニョン家の間取りはL字型で、寝室が2つ、「L」の角にあたる場所にリビング、そこから台所、洗濯室、メイドさんのお部屋となっていて、玄関の他にメイドさん用の出入り口(勝手口?)もあるので、かなりお互いのプライバシーは守られた共同生活です。

お手伝いさんには掃除洗濯料理と私の外出時の子守りをお願いしてます。
勤務開始は毎朝8時。
洗濯機をまわしてから台所、リビング、寝室の順でお掃除。
それが終わって10時半頃からは休憩時間で朝ご飯を食べたり、お祈り(イスラム教徒なので)をしたりして、12時ちょっと前にご飯を作りにきてくれます。

お昼の後片付けが終わると賢蔵と遊んでくれたり、お祈りしたり、買い物があれば行ってくれたりします。
その後、6時頃から夕飯の支度をし、8時半には勤務終了です。

実働時間は日によって違いますが6~8時間くらいでしょうか?
本当に子供好きなようで、
仕事ではなしに「ケンケンと遊んでもいいですか?」と自主的に赤ちゃんと遊んでくれたりするし、花子が外出して子守りを頼むときなど大喜びです。

花子の知り合いの日本人、欧米人の家庭ではこのくらいの勤務内容のお家が多いですが、中国系の家庭などではもっとみっちり働くところも多いようです。
キニョン家のお手伝いさんも、前の中国人家庭では朝5時から車の洗車からはじまって、夜10時半頃まで毎日みっちり働いてたようで、我が家に来た当初は仕事が少なすぎて居心地悪そうにしてました。

ご飯は、花子は一人のときはお昼はメイドさんと一緒に食べてます。
夜は旦那が帰って来るのを待つので別々に食べてますが、食材は共有です。
和牛とか、ちょっといい食材も共有ですが、そういった料理は遠慮してか彼女は本当にちょっとしか食べません。味覚も違うので、私たちのごちそう=彼女の好物にはならないのもあるかもしれませんね。
和食も洋食もおぼえて器用に作ってくれますが、自分の分には常にこれでもかというほど唐辛子を入れて食べてます。お好み焼きも、肉じゃがも真っ赤っかです。
週に1回はお金を渡して食材を買ってきてもらい、インドネシア料理を作ってもらってますが、その際は私たち用にかなり辛さ控えめで作ってくれてるようです。

これも家庭によりけりで、食事は300ドルのフードアローワンスを渡して食材から完全に別々!という人も入れば、食材は共有するけど一緒には食べない、はたまた自分がメイドさんの分まで料理してるという人もいます。

だいたい2週間から1ヶ月くらいでしょうか?
お互いに色々すりあわせて、少しずつ新しい生活リズムができたように思います。

インドネシア人のお手伝いさん

前回の投稿、読み返してみたらなんだかフィリピン人メイドさんの悪口みたいになっちゃってますが、別に「だからみんな、フィリピン人雇うのはやめようぜ!」とかそんな話ではないですよ~!念のため。
キニョン家はたまたまインドネシア人の方と契約しましたが、知り合いにも優秀なフィリピン人ヘルパーさんに助けられ、バリバリ共働きしてる人もたくさんいます。良いお手伝いさんに巡り会うためには、やっぱり国籍で足切りせずにできるだけ多くの人に実際に会って、フィーリングを確認する事ですね。そうです、第6感まで総動員で面接しましょう!

さて、インドネシア人のお手伝いさんですが、花子がお話しした人はふわ~とした雰囲気の人が多かったです。電話でも、まだ会った事もないのに「えへへ~」って笑ったり、ビジネスライクなフィリピンの方に比べ、ゆる~い雰囲気が流れておりました。よく言えば優しげ、悪く言えば優柔不断とでもいいましょうか。。。

結局面接しませんでしたが、電話でこんなやり取りも。

 候補者「あの、住み込みですか?通いですか?」

 花子「住み込みでお願いしたいんですけど。」

 候「えーと、通い希望なんですけど」

 花「そうですか、じゃ仕方ないですね。お時間ありがとう。(別の人に電話しよう)」

 候「住み込みって住むところどんなとこですか?」

 花「こうこうこんな感じです。」

 候「うーんと、えーと、でも住み込みなんですよね。」

 花「はい(やる気ないなら早く電話切りたいんだけど。。。)」

 候「えー、どうしようかなぁ~。本当は通いがいいんですけど。うーん」

(  以後、切るまで5分ほど続く。  )

勤務についての希望を聞いてもはっきり何が欲しいか伝えてくるフィリピン人にくらべて、「そちらで決めて下さい」「おたくの事情にあわせられます」といった、あなた色に染まるわ的返事が多かったです。
「雇われる側である」という遠慮を感じました。
また、はっきり「No」というのもあまり好まない様子。なんだか親近感がわきません?

スキル的にはフィリピン人のような高学歴者は見かけませんが、広東語できる率が非常に高いです。

あとはですね、そうそう。
彼女達のほとんどはイスラム教徒です。
1日5回のお祈りの時間と、豚肉は食べない(調理は可能。彼女のために別に調理器具を用意する必要はないそうです。)ということを保証する必要があります。

ちなみに3人のインドネシア女性を面接しましたが、だれもスカーフはしてませんでした。
Tシャツにジーンズという出で立ちで、うちのお手伝いさんはミニスカートもはくし、たまにタンクトップから胸の谷間が見える事もありますが、無問題なようです。
一度「ムスリムの女性はみんなスカーフしてるのかと思った」といったら
「香港ではしない子の方が多いかな。暑いし(*⌒∇⌒*)」という寛容なお答え。

2人はとっても好印象をもちましたが、3人目の候補者はいまいちなかんじでした。
前の雇い主のところで赤ちゃんの世話をするのが嫌で(双子ちゃんだったそうですが)、「お父さんが死にそうだからインドネシアに帰らなきゃ行けない!」と嘘をついて契約満了前に逃げ出してきたらしく、うちで同じ事されたらいやだなぁ~と。

「らしい」というのも、はっきりそう話してくれた訳ではなく、前回の雇い主に私たちが連絡を取るのを執拗に厭がるので(香港ではよくメイドさん候補の評判を前雇い主に確認します)、色々問いつめたて出てきた話を総括するとこんな話になったという感じなのですよ。
しかも赤ちゃんの世話がいやってことはケンケンのこともまかせられないじゃん!

やっぱり会って確かめるって大切ね。

フィリピン人のお手伝いさん

AsiaXpatなんかのメイドさんのプロフィール欄をさ~と見ていただければわかりますが、フィリピン人お手伝いさんは高学歴な人が多い!
「大卒」というだけでなく、小学校や幼稚園の先生の資格を持っていたり、元看護師、助産師という人も珍しくないので欧米系の家族や、共働き家庭に人気があるようです。

雇う側にとったらありがたいはなしですが、国家資格を生かして働くよりも外国で資格、学歴など関係ない家政婦をする方が稼げるなんてちょっと切ない話です。フィリピンには外国で看護師として働く医師も多いとか。

私が電話した感じでは語学力はぴんきりです。すごく流暢な英語を話すひともいれば意思疎通が困難な人も。筲箕灣あたりでは広東語を話すメイドさんも見かけます。

面接では3人のフィリピン人お手伝いさんと会いましたが、全体的にはきはきとして、「香港にいる間にしっかり稼がなくちゃ!」という気合いを感じました。

よくいえばしっかりしている、悪く言えば抜け目がない、そんな印象。
黙ってひたすら絶対服従、っていうタイプではないです。

香港に置けるコミュニティが大きいためか、

「旺角には勤め先の家で盗んできたものを売るフィリピン人メイドのブラックマーケットがある」

「ひどい待遇をしたわけはないのに働き始めて1ヶ月で賃上げ交渉をされた」

「掃除の仕方の改善を要求したところ、賃上げを要求された」

「雇い主の家の洗濯乾燥機をつかって洗濯屋のバイトをしていた」

といった噂、エピソードが多いのも特徴です。まぁ人口が多ければそれだけいろんな人がいるってことなんでしょうけど、そんなこんなで中国人家庭では最近より従順といわれるインドネシア人のお手伝いさんが人気だそうです。(フィリピン人の間でも待遇の良さから中国人よりは欧米人の家庭で働きたい!という人が多いらしいけど。。。)


お手伝いさんの面接 その1

土日で8人まとめて会う事になりましたが、うち1人はばっくれ、1人は雇い主が見つかったと連絡が来たので実際に会ったのは6人。

土曜日のお昼に約束した人をのぞいて(セントラルで飲茶がしたかったんだもん。)みんな大潭の我が家まで来てもらう事にしました。電話で「えっ大潭ですか?行き方わからないのでセントラルで面接じゃダメですか?」という人はお断りです。

面接時間は一人2時間。
質問内容は

林檎今までの経歴
林檎現在の家族での具体的勤務内容(何時から何時まで働いてるの?主な仕事内容は?etc)
林檎離職理由
林檎私たちが不在時にケンケンが熱をだしたらどう対処するか?
林檎煙草吸うか
林檎ビザの状況、いつから始められるか

といった事を聞きましたが、キニョン家での最重要ミッションは「緊急時に子守りをまかせられるか!?」ということなので、主席審査員は実はケンケン。
ケンケンへの接し方が一番配点の高い問題でした。

我が家に来てくれた人にはオムツ替えもお願いしてみましたが、これが結構ナイスアイデアでした!
お尻をふいて、新しいオムツをあてがうのはみんな普通にできるのですが、

一連の動作を黙々と能面のような顔でこなす人(怖いって!)、

話しかけたり、歌ったりしながら取り替えてくれる人(ケンケンもご機嫌)、

取り替えた後指摘するまで手を洗わない人(そんな手でお料理しちゃいや!)、

「ゴミ箱どこですか?」と聞いてくれる人(わからないことは聞く、という姿勢は好感が持てます)、

「手を洗ってきます」といって汚れたオムツを手渡して来る人(自分で捨ててくれ・・・)、

実にさまざま!心理学の実験のようではないですか。

ケンケンが熱をだしたらどうするか?という質問も色々ありました。
私たちの正解としては

「熱をはかったあと、私たちに電話して指示を仰ぐ。つながらなければ医者に連れて行く。」

だったのですが、正解者も多い中、

「私の薬をあげる。」
(「私の薬」って怖くありません?どんなクスリなんだー!?)

「眠らせる」
(間違ってない気もするけど、それだけ!?)

ってなことをいう方も。
面接をして思ったのは、やっぱり実際に会うって大事だな~ということ。
家に入って色々手伝ってもらうワケだから、スキルよりまず「相性」があうかというのがもっとも確認すべき点であると感じた訳でございます。

あるじゃない?すごくいい子だけど、四六時中一緒にいたら疲れそうだな~とか、優秀だけど抜けめがなさすぎて信用できないとか。せっかくお金払ってきてもらうんだからお互い心安らかに毎日を過ごせる相手がいいよね。
誰かが言ってたっけ、「理想のお手伝いさんとの関係は、彼女を空気のように感じられること」って。

次回は実際どんな人にあったかお伝えします。

アマさんの見つけ方(フルタイム)

香港でお手伝いさんを雇いたいと思ったら、方法は大まかに2通りあります。

1) エージェントを通す。

2) 個人で探す。

エージェントに頼むと、お試し期間が3か月くらいつき、その間、もしトラブルがあれば違うメイドさんに無料で取り替えてくれるというサービスがつくそうですが、まわりに聞くとみな個人で見つけたということなので、キニョン家もエージェントはつかいませんでした。

在香港駐在員御用達サイトにアクセス。
他にも知人に紹介してもらったり、近所のスーパーの掲示板を利用したりもみんなよく使う方法のようです。
利用したのは、

林檎Asia Xpat.com
 英語サイト。 
 雇い主を募集しているメイドさんの情報が年齢、国籍、学歴から
 今までの職歴、ベビーシッターとしてのスキル、顔写真までのっていて、
 探す側にとってはとっても見やすいサイト。
 月額200香港ドル払うと各人のプロフィール欄に
 電話番号が表示されるようになります。

林檎Geo Expat.comのクラシファイド
 英語サイト。
 こちらは完全無料サービス。
 「Domestic Helper Available」はメイドさんが雇い主を捜すコーナー、
「Domestic Helper Wanted」は「こんなメイドさん探してます!」と
 求人できるコーナーです。(メイドさんの書き込みも多いけど。。。)
 
興味を惹かれた人にかたっぱしからテレアポです。
「おっ♪」と思っても電話の感じがブーだったり、逆にスキル的には特徴のない人でも受け答えに好感を持ったり、電話は面接第一段階。かなりフィルターにかけられます。語学力もチェックできるしね。

だいたい25人くらいに電話したでしょうか?
「すでに雇い主が見つかった」と断られる事あり、印象が悪く適当に理由を付けて電話だけでさよならした人ありで、結局8人と面接の約束を取り付けました。 

パートのお手伝いさんを探せ!

結論から申しますと、キニョン家は失敗しました!
っていうか、なんでパートのお手伝いさん&ベビーシッターを見つけるのがこんなに難しいの~!?


まずは2つの紹介所に連絡してみました。

蝶々Homeasy Services Limited
(からすやまだむさんご紹介ありがとう!)
 http://www.homeasy.com.hk/eng/household_cleaning/index.html

蝶々MerryMaid
 http://www.merrymaids.com/

申し込みフォームに「週3回希望」と書いて送信。
ちなみにエージェントが紹介してくれるのは合法のパートヘルパーさんなので、ほとんどのスタッフが香港人です。巷にはフィリピン人のパートのお手伝いさんの情報もあふれていますが、FDHビザは厳密には「住み込みフルタイム」の就労しか許可していないので、実はほとんどが違法就労です。まぁ誰も気にしてないけど、盗難やトラブルがあったときは困るみたいね、違法パートは。警察に訴えようと思ったら自分もシバカれるの覚悟しないといけないし。

翌日さっそくお返事がusa
が、 それぞれ

「おたくのエリアまでいけるスタッフがいない」

「英語のわかるスタッフがいない」


との理由で断られてしまいましたガクリ
あとで知った事ですが、香港人のお手伝いさんのほとんどは英語が話せないそうです。まぁわたしが広東語話せないのが悪いんですけど。。。場所に関してはMTR沿線にお住まいなら来てくれる人、見つかりやすいそうです。広東語が得意な方にはいいシステムかもしれないです。

それでは個人で探そうという事で
駐在員御用達サイト、GeoExpat.comのクラシファイド。
蝶々http://www.geoexpat.com/classifieds/index.php/cat/52

うーん、やっぱり合法なパートさんは全体の1%いるかいないかという希少さ。
知り合いでも違法パートさんを雇って問題なくいってるケースもあるけど、

「掃除をたのんだら勝手に友達をつれてきてた」

「モノを盗られたっぽいけど訴えられない」

「子守りを頼んだら当日、玄関の前にいたのは別人。事態が飲み込めずその場で本人に電話したら『今日は来られないからかわりにこの友人に頼んで下さい』といって切られた」

といった話もチラホラ聞きます。赤ちゃんの世話も頼みたいと思ったらトラブルの芽はできるかぎりない方がいいわけで。

そして、「違法」ということは別に「本当の雇い主」がいるということなので、当然そちらの雇い主の予定が優先されるワケですよ。だから、花子が倒れた!とか急な事態に対応してもらう事は無理そう。。。
お掃除、洗濯を手伝ってもらうくらいならいいけど、これでは「いざというときの信頼できるベビーシッター確保」という一番大事な点は全然あてにできないなぁ。

その後、知人から「香港人と結婚したため合法なフィリピン人のパートのお手伝いさん」を紹介してもらいましたが、週3日朝10時から午後6時まで、土日、祝日夜間勤務、呼び出し不可、という事だったので同じ理由でお断りしてしまいました。

まだ言葉が話せない赤ちゃんだから人選に過剰に厳しくなっているのかもしれません。多少不安でも実は無問題なのかもしれません。でも今まで嫌な予感がする無問題はたいてい有問題でした。なにはともあれ、パートでは満足のいくサービスが見つからなかったのでした。

友達は「なにかあったらうちで預かってあげるよ!」と優しく言ってくれますが、彼らもお手伝いさんを雇いながら子育てしているのですよ。1回、2回くらいなら好意に甘える事もできますが、さすがに何度もお世話になるのは気が引けます。

はぁ、フルタイムで探すことにします。
ちなみに個人で探すとパートのお手伝いさんの相場は時給60ドルくらいらしいです。


なぜお手伝いさんが必要なのか?

答えは簡単。

「みんなが雇ってるから」

今日、携帯電話なしで生活する事が困難なように、フルタイムのメイドさんを雇うのが普通になっている香港では社会も「メイドがいる」ということを前提に、回っているのです。

産後1か月の健診には
「この日はお母さんのチェックだけで、赤ちゃんは関係ないのでメイドに預けてきて下さい」
といわれ、

会陰切開の傷が開いて病院に駆け込めば
「えっ!?赤ちゃんと一人できたの?メイドさんは!?」
と驚かれ、

どちらの場合も早くお手伝いさんを雇う事を強く勧められました。

社会的プレッシャーは旦那にも。
欧米系の企業に勤めてますが上司、同僚から
「まだお手伝いさん見つからないの?」
とせっつかれ、
職場で子供のいる人ほぼ100%が香港人も駐在組もお手伝いさんを雇って働いているため、仮に花子が41度の高熱を出して寝込んでも、とても急な有給を取る事を許容してもらえる雰囲気ではないようです。
「困った時はお互い様」といった助け合いの精神も産まれる訳がなく、
「だからさっさとメイド雇えって!そんなんで休むなんて意味わかんねぇ・・・」といった職場の怒りを全身に浴び、仕事への熱意を疑われかねない状態に。

2人っきりだけど協力して子育てしてゆこう!と約束していた私たち。
家事のためだけなら雇わなかったと思いますが、香港に身寄りのない私たちとしてはいざという時のケンケンのベビーシッターが必要だったのです。

しかしいくら「簡単に雇える」といっても、日本や欧米の国でフルタイムのお手伝いさんを雇う場合に比べて格段に安いというだけで月4~5万円の支出は結構なもんですよ。
なので、まずは必要なときだけ来てくれるパートのお手伝いさんを探す事に。

お手伝いさんを雇おう!

共働き大国、香港。
老若男女、稼げるうちはガンガン働け!というわけで、子供ができても、老親の介護があっても休まずたくましく働き続ける香港人たち。
そんなライフスタイルを陰から支えているのは、「Helper」「メイド」「アマさん」と呼ばれる家政婦さんたちです。

正式名称は「Foreign Domestic Helper」といい、主にフィリピン、インドネシア、タイなどからそれ用の特別なビザで出稼ぎに来ています。雇用する場合は香港のLabor Departmentに届けでることになっており、立派な社会システムの一部となっております。
右香港政府labor Departmentのヘルパーさんページはこちら(英語)

最低月給3580香港ドル(約4~5万円)で住み込み、フルタイムのメイドさんが雇えてしまうというこの制度。日本なら一部の富裕層にしか手の届かないサービスですが、こちら香港では一般家庭でも広く利用されているので、子供ができるとみんなから「お手伝いさんはもう雇ったの?」と普通に聞かれます。

でも花子、今のところ専業主婦だし・・・
仕事始める予定も当分ないし・・・
っていうか知らない人が同じ屋根の下に住むんだよね?
メイドによる子供虐待事件だってよくあるし、自分で全部やってる方が全然楽じゃん!
そもそもフルで人を雇うほど頼む仕事ないし・・・

と思って今までずっと渋っておりましたが、ついにキニョン家でもお手伝いさんを雇う事になりました。
本当にどうしようか迷ったんですけどもうギブアップです!

理由を一言で言えば、ずばり
「香港はメイドなしで子育てするカップルに優しくない」
ということを痛感したから。

なかなか日本の家族や知人には相談しにくですが香港での子育てには避けて通れない問題。
キニョン家が体験した範囲のFDHのあれこれ、ぼちぼちアップしてゆきたいと思います。

赤ちゃんがうまれて・・・

香港BB絵日記
もう2ヶ月がたちました好
最初は痩せていて本当に小さかったケンケンも、今は6キロと産まれた時の2倍の体重になり、花子は毎日だっこの度に筋肉痛と闘ってます。

妊娠中にみんなに言われた事、
睡眠不足になるよとか、外出も難しくなるとか、
本当でした。

でもひとつ想像と違ったのは、それらが思ったより苦になっていないということ。
毎日新しい事ができるようになるケンケンを見ているのは本当に楽しいし、友達にも子持ちが多いので、「私だけ遊びに行けない!」という疎外感もない。外出する代わりにみんながウチに来てくれるようになり、香港という異国でもケンケンを通して人の輪がどんどん広がってます。

おじいちゃん、おばあちゃんになった両親。おばちゃんとは呼ばれたくない妹。
国境を越えた引っ越しが多くて、なかなか気に入った一つの町に定住したり、マイホームを買ったり、と腰を落ち着けて暮らせる事のなかった私たちが、やっと人生の次のステージにはいったという感じで、旦那と2人、小学校に入りたての頃のような気持ちです。

たしかに、ケンケンがぐずり続けてずっとだっこしてて腕が痛くなったり、授乳しながら疲れて寝入ってしまったりする夜もある。もっと大きくなったらもっと複雑で大変な事がいっぱいあるのでしょう、きっと。

人間は産まれ落ちた瞬間から死に向かって歩いている、という考え方があるけど、子育ても産み落とした瞬間から子供が自立して巣立つ瞬間にむかって歩んでゆくのだと思います。
思い起こせば花子も小学校高学年の頃には親より友達といるほうが楽しいと思ってました。
そう思うと、今みたいにケンケンに「お母さん!」と慕っていつも一緒にいたいと思ってもらえるのも長くて10年くらいの話かもしれません。マザコンになられても困るしね。

それにしても1年後にはすでに赤ちゃんではなく、「子供」になっているのです。
いやん、早すぎる!

今この瞬間のケンケンとの時間を楽しんで、できるだけおおらかな心で見守れる親になれたらいいなぁと思う今日この頃・・・



会陰切開

会陰切開。

陣痛より何より花子はこれが一番辛かった・・・
なにせ一度縫った傷が退院後ひらいたのです泣き

クィーンマリーでは一応局部麻酔をした後にカット、解ける糸で縫ってくれます。
入院中は順調に回復していて痛みもどんどんひいてゆきました。
でも退院して、睡眠不足で打ちのめされている旦那の分まで家事も育児もがんばらなくちゃ!とはりきったら、傷にツレるような違和感が・・・涙
その後どんどん痛みは強くなり、痛み止めなしでは歩行も困難な状況に!

退院後1週間目の赤ちゃんの健診日に、ついでに見てもらったら

「よく今まで我慢してたわね!」

とお医者さんに驚かれました。
縫い方が悪かったというより、動きすぎた自分のせいだったようです。先生や看護師さんからお手伝いさんを雇う事を強く勧められました。
MCHCで見てもらったのですが、その場で急患として予約を入れられ、贊育病院で治療してもらいました注射

私はけっこうあっさり切開されましたが、私より2ヶ月早く同じクィーンマリーで出産したフランス人の友人Cちゃんは切開なしだったとか!
いわく、
「助産師さんが赤ちゃんの頭が小さいから会陰切開なしでいける!って言ってくれたの♪
ちょっと時間はかかったけど裂傷もなしで産めたよ好

うらやましい!
彼女は回復も早く、退院後すぐに赤ちゃんを連れて散歩やプチハイキングを楽しんでました。
やっぱり切らないに超した事ないですね。

統計的にはアジア人の方が白人に比べ切開が必要な率が高いそうですが、Cちゃんの友達のフランス人の子はマチルダで切開され、さらに傷が化膿して大変だったとか・・・

さて、会陰の傷のトラブルに見舞われたらどうなるかというと、
花子には2種類の消毒液が処方されました。
1つはコットンにつけて患部を消毒するタイプ。
もう一つは洗面器に2Lのお湯に混ぜて用意し、半身浴するタイプ。
どちらも着色料の健康と環境への影響が心配になるくらい毒々しいピンク色をしていますが、大丈夫です。
しみません!

使い続ける事3週間。
花子の傷も癒えて参りました。
ちなみに診察料、お薬代ともに無料です。
ありがたや、香港IDカードキラキラ


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