愛と光の仲間たちへ
今日もお読みくださりありがとうございます。
そろそろ5日の新月の星読みをしようとホロスコープを作っていたところで、
ふと、
おととい新元号が発表された時はどんな天空図だったんだろう？
と気になったので、出してみました！
新元号が公表された時間、2019年4月1日11:41で出してみましたよ
(ここに書いていることは、あくまでも個人的な戯言ですから、興味のない方はスルーしてくださいね。)
社会を表すMCに人生の目的を意味する太陽が1度違いでゆるく重なっています。
これは、太陽が社会に及ぼす影響が大きいことを意味します。
この配置が起きている場所は、
牡羊座 → スタート、チャレンジ、アグレッシブ
10ハウス→社会、社会的キャリア、職業
さらにそれぞれのサビアンシンボルを見て驚きました！
MCのサビアンシンボルは牡羊座11度。
「国家の支配者」です。
個人が社会の中で、人を支配したりされたりする関係からの学びとか、社会的権力への関心を意味します。
そして太陽は牡羊座12度。シンボルは、
「野ガモの三角型飛行」
空を渡る野ガモは、誰に命令されることもなく、自らのセンサーで宇宙的な磁力をキャッチしてきれいなV字編隊で飛んでいきます。
このイメージは、宇宙的な秩序にしたがった自然な生き方を指向することを意味していて、
個人的な理想ビジョンを超えて、集団や人類全体を組織化するために、宇宙法則や抽象的な理念が軸となるべきという考えを表しています。
この２つから思うのは、新元号策定における政治的な意図や権力と、市民的に沸き起こる集合意識の関係性です。
今回の新元号考案にあたっては、現首相が皇室に、中国古典からではなく日本古来の文献を参考にする提言をしていたことが物議を醸していました。
元号という元来天皇の御代を象徴する存在が政治的に操作されることは好ましいことではないという見解によるものでしたが、
結果的に見ると、日本の古典から生まれた元号は市民レベルで日本人のアイデンティティを思い出させる大きなキーとなり、好感にもつながっているのではないかと感じます。
同じ10ハウスには、3/6に本格的に牡牛座に入宮した天王星もいます。
天王星は変革の星。
牡牛座 → 価値、豊かさ、所有、物質的、こだわり
新元号の代が、新たな価値観を生み出し社会に変革をもたらすことが、ここにハッキリ現れていますね！
この太陽と天王星は、6ハウス・山羊座にある冥王星と土星と牽制し合うような配置になっています。
山羊座 → 社会目標、現実主義、計画的、保守的、規範的
6ハウス → 自己調整、勤労、奉仕
一方で、この冥王星と土星は、9ハウス魚座の水星・海王星と協調的に響き合っています。
魚座 → 直感的、感情的、情緒的、共感
9ハウス → 見えない世界の探求、意識の拡大、宗教、哲学
水星はコミュニケーションの星で、海王星は直感・インスピレーションを司りますから、
これらの配置から感じるのは、現実社会と、見えない世界から来る直感とか意識の拡大とかが融合して行くことが新しい代のキーワードなのではないかということ。
近年、スピリチュアルな世界を受け入れる風潮は社会的にもどんどん進んでいると感じますが、
今後もそれがますます進み、自然や宇宙と調和して生きる人たちが増えることで、集合意識もどんどん拡大していくのだろうと思います。
また、少し前より古代の叡智への回帰は目に見えない世界の動きとして粛々と進められていて、日本人もまた、古来特有の文化を思い出そうという動きが増しています。
近年の神社人気や、昨年大人気だった縄文展などはそのいい例ですね。
これはホロスコープ上では、本質を表す月がある場所が示していると感じます。
月があるのは、
水瓶座 → 自由、革新的、独創的、友好的
8ハウス → 共有、過去から受け継ぐもの、遺産、従うべきもの
「令和」という元号が、日本人の過去から受け継ぐべきものを再確認させて、革新的な代を築いて行くという目的を表しているのではないでしょうか。
最後に触れておきたいのが、ドラゴンヘッドです。
ドラゴンヘッドは今世の縁や課題を表し、このホロスコープではASCに重なるように、12ハウス蟹座23度にあります。
ASCは、持って生まれた能力とか人生のスタートを意味しますが、そこに重なるドラゴンヘッドの影響が強く出ることになります。
そのドラゴンヘッドのサビアンシンボルが「文学仲間の会合」
小説家、詩人、批評家など、文学的な才能を持つ人は少なからず社会に影響を及ぼす存在で、そうした個人の才能が社会の動向に力を与えることを表しています。
これは同時に、新元号が万葉集という日本文化の古典から由来していることとも無関係ではないと感じますね。
蟹座にあるので、「令和」という響きや漢字が女性的で柔らかな印象というのもうなづけます。
これまでの男性性優位の時代から、女性性の高い柔らかな時代に本格的に入るのだなと感じますね。
まとめると、
無意識的に政治や権力に操作されるのではなく、
市民が日本人としてのアイデンティティを再確認し、
自発的に自然や宇宙の秩序といった根源的な部分に立ち返り意識を高めながら、
社会と協調しておだやかな新しい時代を築いていく
「令和」という元号が持って生まれた目的には、そんなことがあるのではないかと感じます。
信じるか信じないかはあなた次第
オリンピックも控えているので、これから否応なしに日本人としてのアイデンティティは高まるでしょう。
いずれにしても、私たちひとりひとりの意識が、これからはとても重要だということは間違いですね。
私たちの力がますます解き放たれ
世界が愛と光に包まれますように
今日もすべての導きにありがとう。
