さて、ハワイ禊旅のつづきを続けましょう。
カウアイでの濃い〜2日間を過ごし、夕方の便でオアフ・ダニエルKイノウエ空港に到着。
飛行機の窓から見るホノルルの街はとっても都会に思えました。
空港に着きゲートを出ると、ホテルのあるワイキキに向かうバスを探す。
ゲートを出たところの敷地内のマップでバス停の場所を確認していると、どこからともなく空港内に勤務するおじさんがやって来て
May I help you?
と声をかけてくれました
ワイキキに行くバス停を探しているんだけど…
と言うと、
ここからだとThe Bus(オアフを走る公共のバス)のバス停が近いから、それで行くといいよ!
エレベーターで1階に降りて、道を渡った向こう側だから。
と言って、近くのエレベーターまで案内してくれます。
歩きながら「2ドル75セントだよ!乗る時に払ってね」と運賃まで教えてくれる親切ぶり
ちょうど待っていたかのようなエレベーターに乗り込み、おじさんにお礼を言って1階に降りる。
エレベーターを降りると、道の向こう側にはちょうどバスが停まっていました!
オアフに着いても、素晴らしいサポートぶり
ありがとう、myガイドたち!
バスに乗り込み2ドルを払って、残りの小銭を探してモタモタしていると、今度は運転席のすぐ近くに座っていたおじさんが、
オレが50セント出してやるよ!
あとクオーター1枚で大丈夫だぜ
とな⁈
ビックリしながらもクオーター(25セント)を運賃箱に入れて、おじさんにお礼を言うと、
いいんだよ!
オレもあちこち旅して、たくさん助けられて来たからお互い様さ
と!
と思いました。
とにかくここでも
おかえり!
と迎えてもらえた…
オアフには、もうかれこれ20年前になりますが、留学でしばらく暮らしていたことがあります。
ワイキキから東へ行ったハワイカイというエリアにいて、ビジネススクールに通っていました。
週末や時間がある時は、ワイキキや、その途中にあるカハラやダイヤモンドヘッドに出かけて、街歩きやボディボードを楽しんでいました。
なので、ワイキキから東側は馴染みの深いエリアなのです。
そのエリアが、今回の滞在中、私の魂の回収地となるとは…
入り江に面した家には、一軒一軒裏にヨットがあって、そこから海に出ることも出来ます。
美しい入り江で知られるハナウマベイやシーライフパークもすぐ近くです。
バスに小1時間揺られて、ワイキキエリアに入って来ました。
時間は既に8時近くになっていましたが、夜のワイキキはまだまだ人通りがあります。
カウアイの真っ暗な8時とは大違い
お店も開いているし、明るいし、東京に住む私にとっては楽な環境ではあるものの、もともとはこのホノルルもカウアイのような自然に囲まれたところだったはず。
そう思うと、何とも言えない虚しさが胸をよぎります。
住むとしたらどちらを選ぶか?
かつての私だったら、きっとホノルルの方を選ぶでしょう。
でも今は、間違いなくカウアイだなと思います。
あの純粋で穏やかなエネルギーを体感してしまった今、オアフの都会さはとても味気なく思う自分がいました。
ホテルにチェックインすると、ここでも部屋がアップグレードされてました!
これで3つ目のアップグレード
部屋に荷物を置き、まだ賑わうワイキキを少しブラブラしながら何か食べようと街に繰り出しました。
ワイキキを歩くのはかなりひさしぶりです。
3年ほど前にオアフには来ましたが、ワイキキはスルー。
その前となると…
まだ息子が3才の時の家族旅行以来??
なんと、ほぼ15年ぶりということになります!!
基本は変わっていないけど、お店や建物はだいぶ変わりましたね。
そりゃそうだよね
浮浪者も増えたな…
昔もそうだったけど、ワイキキからちょっと外れると街の雰囲気は途端に変わります。
光と陰は、ここ地上の楽園にもあります。
オアフはハワイの島の中でも、特にその明暗の度合いがくっきりしている。
それがオアフの神が選んだこの島の宿命なのだろう。
世界中からたくさんの人を分け隔てなく受け入れる、ハワイのゲートウェイとしての役割を持った島。
だからオアフの神はとても鷹揚だと言います。
それに対し、カウアイ島はとてもプロテクトされた島。
カウアイの神は厳格で、この島に入れる人を選ぶと言われます。
だからこそカウアイの自然、エネルギーは護られている。
そこには、ハワイ諸島で一番最初に生まれた島として、ハワイの源流を遺す役割を頑なに守る神の姿を感じます。
ワイキキの雑踏や街明かりの中で、そんなことを思いました。
このオアフでのミッションは、ココヘッドに行くこと。
明日は早めに起きて行動するため、オアフ最初の夜は早々に休みました。
つづく→★
私たちの力がますます解き放たれ
世界が愛と光に包まれますように
今日もすべての導きにありがとう。