キラウエアポイントの駐車場で、車の前輪がハマってしまって30分が経過。
Alamoのコールセンターにかけている電話は相変わらずホールドが続いていて、ヘルプしてくれているアメリカ人女性もだんだんイライラオーラが濃くなってきました。
それでも私のことを気遣ってくれて、この後の予定はどうなってる?とか、最悪車はこのままここに放置することになった場合、どうやって帰る?などど心配してくれます。
そうだ、Kenさんにメールしておいた方がいいな…
アポの時間まで約1時間ありましたが、それまでに車が救出されるかもわからない状況で、急にキャンセルということになるのも申し訳ないので
とりあえず今の状況を伝えて、最悪キャンセルする可能性があることと、何かここから脱するいいアイデアがあったら教えてほしいとメールしました。
そうこうしている間、myガイドたちにずっと問いかけていました。
これはなぜ起きているの?
私には何か、灯台に行かせないための時間稼ぎのような気がしていたのです。
Kenさんとのアポは、既にガイド達のサポートでセッティングされているものだから必ず行けるはず。
そんな確信があったので、こんな状況でも不思議と焦りはありませんでした。
カウアイに来てからずっと鳥たちが案内や声をかけてくれていたので、これもサポートサインだと感じました。
その時、半ば必然的に思い出したのが、あべけいこさんがラナイ島に神参りされた時に遭った車のトラブルの話。
私もこのパターンか?
人に助けを求めるのが苦手なブロックが外れた証拠。
確かにそれはあると納得しました。
特に今回、遠隔ヒーリングのご参加者の手放したいブロックもまとめてアースキーパークリスタルに浄化してもらったため、
集合意識的に大きなブロックがゴソッと解除されたのかもしれません。
これはその膿出し…
そんな氣がしました。
今までの経験的に、大きなエネルギーでアクティベートされた後には、必ず大きな膿出しが起こることはわかっていたので、これはむしろ
パンパカパーン
おめでとうのサインなんだろうと…
ただ、もうひとつ何かが私の中で引っかかっていました。
以前クライアントさんから言われた白い灯台に続く道のビジョン。
それは私の過去生の記憶の何かと結びついているに違いない。
その時に沸き起こって来た、何か暗闇に引きずりこまれるような感覚。
そこに行ってはいけないという声と、引きずり込もうとする二つの意識体のせめぎ合い。
それはかつて瞑想の時に見た、私が何人かの男に取り押さえられ連れて行かれるシーンと重なりました。
私は何度かハワイでヒーラーや神事に携わっていた過去生があり、その中で自らを犠牲にすることでこの島を守ろうとしたことが、神をも怖れぬ傲慢な行為として神の怒りを買ったという記憶を引きずっていました。
それがここだったのか?
そんな氣がしました。
ふと我に帰った時、若い女性2人が乗ったカートが近づいて来て、声をかけて来ました。
どうやら、下の野生保護区のレンジャー達のようです。
Yes!!!
そして私より先に、ヘルプしてくれたアメリカ人女性が、一部始終を彼女たちに説明してくれました
ここから事態は急展開。
Alamoのコールセンターからは、あれだけ待たされて結局、車はその場に乗り捨て、帰りに車を借りたオフィスで精算だけしてくれ、というものでした。
呆れ顔で電話を切ったアメリカ人の彼女は、新たな助っ人が登場したのでここが潮時と、
「もう行くわ!力になれなくてごめんね。この先気をつけて!」
とハグして去って行きました。
彼女は私のためにこの場に差し向けられた天使だったんだなぁ
本当にありがとう!
そこへレンジャーの仲間の男性が現れ、今度は4人でどうするかの会議。
最初はAlamoに言われた通り、車をその場に置いて、彼女達のオフィスからUberを呼んでもらって移動する、ということで話がまとまりそうだったのですが、
その後男性レンジャーが下から4WDの車を持ってきて、自力で引っ張り出してみようということに。
私の車の後ろのバンパーと4WDを太いチューブでつなぎ準備を始めました。
それから私に、
「後ろから引っ張る時、ギアはニュートラルに入れて、ブレーキペダルを外して!
合図をするまではギアはパーキング。絶対にブレーキから足を緩めないでね!
これ以上車が前に進むと危険だから!!」
危険ってつまり…
崖から真っ逆さまってこと…
ちなみにこれ全て英語でのやり取りデス。
フーッ!
と大きく息をついて、車に乗り込む私。
レンジャーの女性が、フフッと笑いながら
「私が合図を送るから大丈夫!」
と心強い声をかけてくれます。
気分はさながらアルマゲドンの最期のシーンw
頭の中にはエアロスミスがこだましていました…
(こんなところでエアロとは…ちなみに私は高校時代からエアロファンw)
果たして、彼女の合図に合わせてギアをチェンジし、4WDが後ろから引っ張ると…
車はスルスルっと抜け、安全な場所へと戻されました…
その時、なんと3時10分前!!!
こんなことって…本当にあるんだね!
「さぁ、あなたはもう自由よ!何処へでも行って!
この後Alamoから連絡が来たら、事情を説明しておくわ。」
とレンジャーの女性。
↑まだ多分20代後半か30前半ですよ!マジ女神に見えました
映画じゃなく、こういうセリフをフツーに言えるんだな…
ヘンなことに感心しながら何度もお礼をし、無事自分の車でその場を離れることができたのです!!
Kenさんに、
ちょっと遅れるけど行けます!
とメールをし、改めてナビに住所を設定すると、そこから10分ほどの距離でした。
キツネにつままれたようなこの1時間半。
もしかしたら、過去生との大きな時空の調整とエネルギーの書き換えの時間だったのかもしれません…
この記事を書きながら気づいた、奇しくも最後にかけられた言葉
「あなたは自由よ」。
それは、過去の罪を許され、呪縛から解放されたサインだったのかと。
さぁ、次はいよいよカウアイ編最終話です。
つづく→★
私たちの力がますます解き放たれ
世界が愛と光に包まれますように
今日もすべての導きにありがとう。
今の激動の時代を自分らしく生きるためのプログラム限定モニター募集につきましては、おかげさまで定員に達しました。
無料セッションへのたくさんのお申込み、ありがとうございました。
今後は3月の正式稼働に向けて準備を進めてまいります。
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