先日のブログでもちらっと書いたの
ですが、先日巻き爪のワイヤー矯正を
してもらいました。
私と巻き爪との付き合いは結構長くて
20年ほど。
色々思い出もあります。
20代の頃、友達に誘われて気軽に参加した
スペインのトマト祭り。
本気で死にそうだったのですが
何よりも
巻き爪の足を何度も何度も踏まれるのが
辛かったのです。
膿んだことも何回もあり
ひどい時は肉芽(イボみたいの)が
できてドライアイスで焼いてもらったり
痛いと食い込むところにコットン挟んだり
必死に対処したりと
毎回渦中は大変なのに
痛みが落ち着くと忘れて放置する、という
ことを繰り返してきました。
今回はじめて行った皮膚科でしたが
先生も看護師さんも親切でさっと処置
してくれました。
ワイヤー装着中、食い込むところが
少し痛かったですが無事装着。
違和感もなく、帰ってから見てみると
食い込んでた爪がちゃんと開いて
きてるんです。
当たると痛かったところも
痛くなくなってて感動です!
よかった〜という思いと同時に出てきた
のがもっと早くすればよかったという
思いです。
緩急はありながらも20年も辛い思いしな
がら我慢することじゃなかったなって。
体の不快感って、慣れてくると気にならく
なってきたり、こんなものだって諦めの
気持ちが出てきたりするものです。
不快なのが当たり前であり
通常になって違和感を感じにくくなるの
ですよね。
そして、私の巻き爪のように
その不快感がなくなった時にはじめて
「不快」の大きさに気づいたりするのです。
そして、それは心も一緒。
少しの淋しさ、少しの痛み
少しの悲しさ、少しの気遣い
一つずつは小さな不快かもしれないけど
気づかないフリをしたり
我慢して感じないようにしていると
「少しの不快は当たり前」
それが通常になってしまいます。
でもね、もっと快適を目指していいんです。
体や心はちゃんと不快をとおして
「ここに気づいて!」と、知らせてくれて
います。
その声にちゃんと耳を傾けて
向き合って日常の心地よさを整えていく
ことが「自分を大切にすること」だと
思うのです。
痛みが取れて、広がってきた爪に
美容液を塗り、食い込みが外れてホッと
してる皮膚にもクリームを塗りマッサージ
する。
そうやって過去イチ丁寧に足を扱いながら
ごめんねとありがとうを感じている
こんな時間も思いの外、心地がいいのです。
あなたの心と体が感じている
当たり前になってしまっている小さな
不快はありませんか?
そこに意識を向けてあげると
自分ともっと仲良くなれるヒントが
もらえるかもしれませんね。
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました![]()






