雲のような毎日を -7ページ目

雲のような毎日を

バイクトライアル、写真、登山、スノーボード、バイク、趣味のことを色々と書いています。

1月というのに朝からかなり強い雨で、他にやることが思いつかなかったので久しぶりに車庫内でトライアルをしました。

今年に入ってちゃんとMarkⅡに乗るのは今日が初めてです。

低くて簡単なハンガーですが、頂点にフロントを引っ掛けてのスタンディングはフラフラします。
さらに急なハンガーではもっと難しくなるので練習しなければいけないと思いました。

出来ればハンガー状態から突き出して、ダニエルで頂点に立ってから降りたかったのですが、全くリアが届かず諦めました。
引っ掛けたフロントフォークの反発が使えない、漕ぎが使えない、リアタイヤの使い方、身体の使い方、筋力、瞬発力の不足、スタンディングの安定、今までちゃんと向き合って練習したことがなかったので、これをきっかけにちゃんと向き合ってみようと思いました。

P.1でも同じことをやりましたが、一気にハンガー状態まで行かないとハンドルが高くてホッピングで登れないのと、タイヤが滑ってグリップしないので、最初の勢いを殺さずにハンガー状態まで登る必要がありました。
降りるときはBBが低いので右にオフセットされたチェーンガードを引っ掛けながら降りますが、オフセットされた分左にバランスが崩れるのに耐えてクリアしました。

P.1は車重があるのとフロントフォークの反発が使えるので勢いを利用して一気にクリアしますが、これは軽量なトライアル専用車とは違った乗り方になります。
最近乗っていて楽しいのは気軽に豪快に乗れるP.1ですね。


暇つぶしで作った動画ですがご覧ください。

【DSC880DW】

今季最強寒波の到来後初めての快晴となった今日、ようやく初滑りしてきました。
「そろそろ滑りに行っとこうか」と考えていて、夜のうちに降雪が有るようならパウダー狙いで〝朝イチから〟と思っていましたが、夜のうちの降雪がなかったので雪が緩んで落ち着く午後を狙って滑りに行ってきました。

ローカルのマイナースキー場で平日とあってスノーボードは私以外に一人だけ。
後はスキースクールの生徒が100人程度いたと思います。

未圧雪は朝イチのパウダーイーターに粗方食い尽くされていましたが、初心者集団のスクールの生徒たちはゲレンデのど真ん中を列をなして滑っているので、ゲレンデの端は綺麗なピステンバーンが残っています。
気温が低いながらも久しぶりの快晴の日差しで程よく緩んだピステンバーンは、しっかりと荷重をかけて踏み込むと、がっちりエッジを噛み込んで一年ぶりのカービングターンを楽しむことが出来ました。

初滑りとあって一本目は準備運動と感覚を取り戻すつもりで慎重に滑りましたが、二本目以降はまるで昨シーズン後半の続きのように全く問題なく全開でガツガツ滑ることができました。

毎年思うことですが、〝身体は覚えている〟んですねぇ。
まだまだ勢いで滑れる年なんだと、リフトに乗るとゲレンデに流れてきた【両成敗】を聞きながらしみじみしました。

最後は初心者向けのリフトに乗って林道コースを少し行ったところから滑り込む未圧雪の急斜面、あまり荒らされていなかったので三本ほど滑って終わりにしようと思っていたのですが、これがなかなか楽しくて結局七本ほど滑り込んで2時間強滑ったとことでおしまいにしました。

休みなしで滑ったので最後はモモがつりました。

写真一枚と文章だけの〝スノーボード行ってきました〟じゃいつもと一緒で楽しくないかなと思い、滑っているところを撮影しようと昨年手に入れた超広角のデジカメDSC880DWを持っていったのですが、最初に撮影した静止画は大丈夫だったのですが、終盤に動画を撮影しようとしたら寒さのせいで電池の電圧が下がってしまって撮影できませんでした。

今回の寒波でまとまった雪が降りましたが、例年と比べるとやはり雪は少ないです。
リフトから見える谷を覗き込むといつもより木の枝が飛び出ていました。
今週は気温が上がるようなので私の今シーズンはとても短いものになるでしょう。

実は、一昨年から急にスノーボードに以前のような情熱が湧かなくなってきているので、今シーズンはあと一、二回行くかなぁといったところです。

細々と滑り続けて技術を維持していれば、またそのうちドップリとのめり込む日が来るんじゃないかと、他人事のようにのんびり考えています。

【NEOPAN100ACROS/KLASSE】

たわわに実った柿が重たそうでした。

コンパクトカメラなので何処に合焦したかはカメラ任せ。
AFで細かいピント合わせはほぼ不可能で、ピントの合いにくい被写体も多く打率はかなり低いです。
目測でのMFは使えるのですが、やはりファインダーでピントが確認できないので心もとないです。そんなMFで撮影した一枚。

KLASSEとNEOPAN100ACROSの組み合わせはコントラストが強く、粒状感が出て素朴で力強い描写になります。

条件と被写体を選ぶカメラで、とてもいい写真が撮れたかと思うとそれ以外はどれもパッとしない感じでがっかりすることも多いです。

この一枚は思い描いた通りの仕上がりで、小さいけれど力強い柿の木の雰囲気が出ているお気に入りです。




【NEOPAN100ACROS/EOS630QD + EF50 f1.8】

正月気分が抜けないような写真ですが、去年のクリスマスに撮影したものです。
みんな日本の神様はそっちのけ西洋の神様に首ったけで、いつにも増して閑散としているようでした。

今回の寒波でようやく本格的な冬が始まりました。

【NEOPAN 100 ACROS/EOS630QD + APO70-300】


「今日こそ初滑り」と思ってワックスを削って道具を車に載せて準備万端でしたが、朝起きて、冷え込みはかなり強いものの快晴。
期待した夜のうちの積雪は全くなかったので大人しく家でゴロゴロしていました。

今日はこれから会社の新年会、余興係なので頑張ってきます。


今朝出社前に撮影した一枚
例年なら目の前に広がる畑や田んぼ一面に1m以上の積雪があるのですが、うっすら雪化粧。




仕事が終わって近場のスキー場へ様子見に
積雪なし。
豪雪地帯に在る割に立地条件が悪く毎年雪に悩まされているスキー場ですが、今年は完全にアウト、これで息の根を止められたかも知れません。

“雪不足”と言いつつ、北海道や東北方面ではそれなりの降雪があるように見受けられますが、私の住む中部地方の雪不足はご覧のように深刻です。

週間天気では昨日から暫らく雪マークでしたが、空はどんより暗いものの雪がチラついたと思えば小雨になったりという天気。
外に出ても寒くないので降りそうにありません。



【NEOPAN 100 ACROS/KLASSE】

元旦、出社前に撮影した一枚。
今シーズンは降ったといってもこんな程度です。

昨シーズンは地元の人間でも驚くほど降った冬でしたが、今年は逆の意味でみんな驚いています。

【NEOPAN 100 ACROS/EOS630 QD + APO70-300】


一本目の自家現像のフィルムからの写真です。
望遠で電柱を撮影したものが二枚ですが、それぞれピントが違います。

大した写真じゃないですが、ピントをどこに合わせるかで写真から伝わってくるイメージがかなり違ってくることが分かります。
それはそのまま撮影者の意図。

二枚の写真を比べると一枚目の方が明確に撮影者の意思が表せているというか、何か意図があってピントをここに合わせたのだろう、何を伝えたいのだろう、と見る人に一歩踏み込ませるような写真になっていると思います。

偉そうに写真を語るほどじゃないのは十分わきまえていますが、見たときに1ピース足りないような写真、見た瞬間に【?】と思わせて「何を伝えたかったのだろう」と考えさせるような写真が撮れるようになりたいと思っています。

足りない最後の1ピースは写真を見る人が感じたそれぞれの解釈です。
それを嵌めることで完成するような写真が撮りたいです。

私が感じる【上手い人の写真は】見る人の解釈が入る余地のある、最後の1ピースが空いている写真を撮る人の写真です。
それは、高画質でノイズが無くて綺麗で、色鮮やかで高解像のレンズとセンサーで撮影されたものではありません。
カメラぶれ、被写体ぶれ、被写体が見切れていたり水平が狂っていても、そうなってしまったのではなく、意図してそういう表現方法を使った写真だと感じさせるもの。
そして、撮影者はなぜこういう写真を撮ったのだろう、と見る人に自然と最後の1ピースを埋めさせる写真を撮る人。
上手い人は、フィルムでもデジタルでも上手いです。

多くの人がデジタル特有の、解像感があって色鮮やかで綺麗な写真を評価しますが、そういう写真は見る人の解釈が入り込む余地がないように感じます。
過去に撮影した私の写真もそんな感じ、「どう?綺麗でしょ?」といった押しつけの写真。

デジタルだと楽が出来るので簡単にそっちに流されてしまうような気がして、あえて私はモノクロフィルムで写真を撮るようになりました。
最終出力がデジタルなので説得力無いですが、最近写真に対してそういう風に考えるようになりました。

写真は一生の趣味、足腰立たなくなるまで続けようと思っているので、少しずつ上手くなればいいかなと思っています。





こんなに偉そうに写真を語るつもりじゃなかったのになあ、雪が降らない冬のせい。
【NEOPAN400 PRESTO  KLASSE】


あけましておめでとうございます

今年最初の記事は相変わらず写真の記事になりますが、少しは“らしさ”を出すためにソレっぽい写真にしました。

確か8、9年前に浅草の浅草寺での一コマです。
モデルの【吉娘】は今は【吉妻】となって私に幸せを提供してくれています。

本来なら年末年始はスノーボードにどっぷりの予定だったのですが、ちっとも雪が降らず、自宅から近い二カ所のスキー場が営業停止です。それ以外は何とか営業出来ているようですが、メインのコースがわずかに一本だけだったりと厳しい状況のようです。

そんな雪不足を見越した訳じゃないのですが、今シーズン、ビンディングやグローブを新調しようと確保していた資金を「もう少し我慢して使おう」と思い直し、スキャナーとモノクロ現像セットを購入したのです。

降らない雪を待ちわびるより、写真にどっぷりなので結果的に良かったなと思っています。
降らなければ降らないで日常生活が楽ですし、寒くないので灯油が減らなくて助かっています。

雪がないといっても周りには5~10cm程残っている場所もあって、トライアルの練習は出来ませんが、少しづつ日が長くなってきているので時間があればP.1に乗っています。
今年は冬が終われば、去年より真面目にトライアルの練習に取り組みたいと思っています。


普通に生きていれば【波風立たない平穏な一年】なんて絶対にあり得ないので、立った波風に飲まれないよう上手くかわして行けたらと思っています。


モノクロフィルムの現像に挑戦しました。
ずっとやってみたくてなかなか手が出せなかった自家現像ですが、スキャナー購入をきっかけに手を出してみました。

道具はアマゾンと百均で揃えて16,000円程。

手先が器用なので問題にならないだろうと高を括っていたのですが、ダークバッグの中でリールにフィルムを巻くのが想像以上に大変でした。
力加減が難しく、上手くいかないとリールの溝にフィルムが入らず傷つけてしまい、せっかく撮影したものをダメにしてしまうのでかなり入念に練習しました。
「趣味には真面目だね」と妻が感心する程に。

現像処理も一度薬品を投入すると待ったなしなので、十分にイメージトレーニングをして工程を覚えました。

初めての一本を現像しただけなので手順に関しては書きません、色々な方が記事にしています。
私はそれらの記事を参考にしました。

フィルムは富士フイルムのNEOPAN 100 ACROSを使用したので薬品はすべて富士フイルムで統一して、各種薬品の処理時間と温度は薬品のパッケージに書かれていることをを忠実に守りました。



現像データだけ紹介します

【現像液】
スーパープロドール
原液を水で1:1で希釈して20℃で6分30秒

【停止液】
富士酢酸 30秒

【定着液】
スーパーフジフィックス
20℃で10分

予備水洗30秒

【水洗促進剤】
富士QW
20℃で1分

フィルムの水切りは富士のドライウェルを使用。


一本目ということで経験則がないのですが、今まで写真店に出していたフィルムと比べるとコントラストが強くシャープな印象を受けました。やや粒状感も強い気がします。

この辺は現像液や処理時間、薬品の温度で変化するようですが、今回初めてにしては上手くいったのでしばらくは同じレシピで現像処理していくつもりです。


初めて現像したフィルムから一枚
【NEOPAN 100 ACROS   EOS 630 QD + SIGMA 24mm f2.8 SUPER WIDEⅡ】

GT-X830でスキャンしてTIFFに変換後Lihgtroomでコントラストとシャープを少し整えた程度です。
写真はお気に入りの豆を挽いてコーヒーを入れたところ。

現像ができるようになったので、モノクロに関しては撮影から現像、スキャン、デジタルデータの現像までの工程を自家で完結できるようになりました、これでますますフィルムで撮影する写真が気軽に身近になりました。
せっかくなのでいずれ中判のカメラも手に入れたいと考えています。