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雲のような毎日を

バイクトライアル、写真、登山、スノーボード、バイク、趣味のことを色々と書いています。

雪も溶けて暖かくなってきたので久しぶりにAPEを引っ張り出してエンジンをかけて少し近所を走ってみました。相変わらず調子は良く安心しました。

ただ一つ、昨年の秋からハンドルマウントのミラーが見にくいことが気になっていました。
APEには絞り込んだ幅60㎝未満のハンドルバーが付いていますが、それに取り付けたミラーも小型のデザイン重視のもので、普通の姿勢で乗っていると自分の腕ばかり写り込んで後ろを確認しようと思うと不自然に身体をくねらせて確認する必要がありました。

80㏄のバイクで国道を走ると追い抜きされることが多々あって、常に後続車の存在と距離を把握していないと安心して走れないので、もう少し視認性の優れたものに交換したいと思っていましたが、私がどれだけお金をかけても所詮弟のバイクなのでなかなか踏ん切りが付かないまま冬を迎えてしまっていました。

春を迎えて乗ってみてもやはりミラーのことが気になったので、良いミラーはないかとAmazonで物色していたらこんなものを見つけました。

【ナポレオン オフセットホルダー45】
45㎜ミラーをオフセットできるものです。
グリップエンドに取り付けるタイプのミラーを検討していましたが、造りが良くて視認性が良さそうなものは左右で5,000円を超える値段だったので躊躇していましたが、このオフセットホルダーは1つ1,000円程だったのでとりあえずこれで様子を見ることにしました。






【装着前】

【装着後】


オフセットホルダーは前方45度の角度で取り付ければいいと思っていましたが、それでも後ろが見にくかったので横幅を稼ぐために真横に向けて取り付けました。
見た目は取り付けない方がすっきりしてかっこいいです。装着後はまだ腕がミラーに1/3程写り込んでしまいますが身体をくねらせなくても後方確認が出来る程度には改善されました。

ミラーの形状が小ぶりで上下に狭いデザインなのでストレスなく後方確認が出来るまでではないですが、人のバイクにこれ以上お金を突っ込みたくないのでこれで良しとします。

もう少しして本格的に暖かくなって来たら、秋に思い立ったけど行けなかったツーリングに出かけたいと思っています。





【190×100×27mm 191g】


チャック式長財布を完成させました。
この財布は何度も製作しているのでもうお馴染みの方もいると思います。
いま私がすぐに作れるのはこの財布くらいのもので、違うものを作れと言われたら型紙と製作手順の確認から行わなくてはなりません。

今回の財布は昨年末に製作したものとほぼ同じものですが、変更点がいくつかあります。
前回は茶色で今回は真っ黒というのは見た目に違ってこれは依頼者のオーダーです。
この財布に使用する革の厚みは3種類あって、2㎜、1.2㎜、1㎜と使い分けていましたが、今回は1㎜の革を0.8㎜に変更しました。

なのでこの財布には2㎜、1.2㎜、0.8㎜の革を使用しています。
1㎜を0.8㎜に変更してもたったの0.2㎜の違いじゃないかと思われるかも知れませんが、2枚の革を触り比べると0.2㎜のイメージ以上に違いが感じられるのです。
1㎜は薄いがしっかりとした革というイメージですが、0.8㎜になると明らかに薄い革というイメージになります。なので今までは耐久性の問題もあって0.8㎜は使わなかったのですが、これだけの量の革を使う財布では重さが気になっていて、もう少し軽くしたいということで0.8㎜の革を使用しました。

じゃあ、たった0.2㎜薄い革を使って作った財布がどれだけ軽くできたかというと、その効果は私の想像以上のものでした。

前回作った1㎜の革を使用した財布 226g に対して
今回の0.8㎜の革を使用した財布は 191g になりました。

その差が 35g 約15%も軽く出来ました。

35gの差ってどうよ、ということですが、手に持つものは200gを超えると“少し重いかな”という印象を持ちます。
それを26g超えていたので空の財布でも少し重いかなという印象でしたが、200gを切る191gだと見た目から想像する重さより手に取ると“軽い”と感じる重さになりました。

心配した耐久性の面でも問題なさそうで、気になっていた重さの問題が改善出来ました。






いつもと同じような財布の画像を張り付けて【出来ました】じゃ変化がなく楽しくないと思ったので、今回は動画を準備しました。
撮ってつないだだけのものですが画像よりは伝わりやすいかと思います。それに製作風景も少し入れてあるのでチラッと見てください。






今回製作して気になったところは小銭入れの使い勝手で、片側にマチを付けることでもう少し使いやすく出来るんじゃないかと考えています。
それは型紙を修正と、パーツと作業工程が増えることになりますが。







ただでさえ雪の少ない冬でしたが、3月に入り急に気温が上がったせいで僅かに残った雪がいっきに解けてしまいました。

例年なら今頃辺り一面にはまだ60㎝以上の積雪があって、昼間春の陽気で解けた雪が夜の冷え込みで凍ってしまう【かってこ】という状態になります。
【かってこ】は名前の通り雪がカチカチになった状態で、その硬さは雪の上を縦横無尽に自転車やオートバイで走れるようになるほどです。


ですが、

上の画像は昨年の3月30日に撮影したものです。
昨年はとても雪の多い年で、もうすぐ4月だというのに積雪は1m近くあるように見えます。

下の画像は今朝、3月8日に同じ場所から同じ構図で撮影したもので、比べてみれば一目瞭然で全く雪が無いですね。

ということで今年は一度も【かってこ】になることなく雪が解けてしまいました。
去年と比べたら1ヶ月半ほど雪解けが早いです。







前差し練習の動画です。
前回と同様オットピから前差し、スイッチですが、高さ5㎝程の低い段差を使っての練習です。

前回は平地だったので飛距離が無くてもリアタイヤが落ちることがないため遠く飛ぶ必要がなかったのですが、今回はリアタイヤが落ちないようにフロントでより遠くを狙う必要がありました。

少しの段差でも平地に比べると身体が大きく動かせなくなり成功の確率が下がりました。

フロントの飛ばし方は“飛ぶ”というより“差す”イメージが合っているのですが、“差す”意識が強すぎて舐めるように飛ばしすぎると、その後のフロントの溜めが十分できずスイッチが決まらないようで、“しっかり飛びつつ差す”ことが出来たときに上手くいくことが多かったように思います。

しっかり飛ばすことでフロントに十分溜めが出来てその後のスイッチにつながるのだと思います。



チェーンアジャスターで調整してチェーンを張ると、極端にテンションがかかるところとユルユルになってしまうところがあってとても乗りにくく感じていました。

緩いところで合わせて調整すると、テンションがかかるところが張りすぎで抵抗になてしまいペダリングが重くなり、テンションがかかるところに合わせて調整すると、緩いところが緩いままで遊びが大きくなってチェーンがフレームを叩くだけではなく、意識してチェーンを張りながら乗らないといけなくてトライアルにも支障をきたしていました。

てっきり私は、あちこちぶつけて乗っているのでフレームが歪んでこんな風になってしまったのだと思い、いよいよフレーム交換かなとまで考えていましたが、よく見ると3カ所ほどチェーンがくの字に固着したまま伸びなくなっているのに気が付きました。

ダニパラ失敗でチェーンを潰すように落ちたことは何度もあるので、それが原因でプレートを曲げてしまったのでしょう。


使用したのはイズミのチェーン、出来るだけ安いものをと思いアマゾンで送料含めて1,700円程


クリップが付いていて楽々交換


ショップの対応なのかこの値段でステッカーまで付いてきた



ちょっと気分転換にと思いフレームに貼ってみた

チェーンを交換したら以前のような極端なテンションの違いが無くなってだいぶ乗りやすくなりました。

まだ僅かに張るところと緩いところがあるのですが、これは新車時から在って単にフレームの精度が悪いせいです。
CREWKERZのようなテンショナーが付けられるフレームだとこのようなことがないので良さそうだなと思っています。
【NEOPAN100ACROS/KLASSE】


昨年の秋に撮影したもの。
近所の畑のトラクターの轍を逆光で撮影したらこんな面白い写真になりました。


話は変わって、
最近ブログの更新が滞りがちですがブログが疎かになるほど他の趣味に忙しくしています。
特に最近は毎日のようにトライアルバイクに乗っています。
仕事終わりに30分から1時間ほど前差しとスイッチの練習がメインです。
毎日コツコツと練習していると少しづつ上達の階段を上がれるかというとそうでもないんですね。
昨日の練習は調子が良くて終盤には身体が動いて驚くほど技が決まりました。
今日も昨日の続きでさらに成功率を上げるぞ、と意気込んで乗ってみたものの、昨日出来たことが今日はなかなか出来ません。
「悔しいなあ」昨日の練習で筋肉痛が出ていて疲れが溜まっているのは間違いないのですが、今日できないことがなかなか受け入れられません。
どうしたって調子が出ないのであきらめて引き上げたのですが納得できなくてこんなブログを書いています。
練習して出来ないことにイライラして次の日も練習する、いつの間にかトライアルを始めたばかりの頃のような気持になっていることに気が付きました。


風邪を引きました、鼻水タラタラで少し熱っぽいのですが仕事終わりに1時間ほど練習しました。


平地でのオットピからの前差しでスイッチまで
特に最後のスイッチ、前後輪の入れ替えをしっかりしてダニエルでフィニッシュするよう­に意識して練習

差してフロントで溜めるときに、体をしっかりとフロントに乗せて腕と足の伸びしろを確­保することで、その後のバイクの送り出しがしやすくなり、ダニエルでフィニッシュが決ま­るようになりました。

バイクを送り出すときは腕を前・下方に突き出しながら腰を下に落とすようにイメージすると前後輪の入れ替えがスパッと決まりやすく感じました。
逆に腰が入らずフロントに十分に乗れずに、バイクを送り出す分の腕と足の伸びしろを確保できないとフロントが上がらずリアがドスンと落ちてしまいます。
まあ、この感覚は個人で変わってくると思いますが、

初めての技を覚えようとする時は自分なりの感覚を分解して理解して何度も反復練習して、一連の動作を考えずに体が自然に動くようになるまで繰り返します。

バイクトライアルはかなりイメージトレーニングが有効なスポーツだと思っています。
なので仕事中も四六時中練習していて、その中でひらめいたことを仕事終わりに試すのが楽しみで、“これだ”というひらめきがあったときはたいてい上手くいきます。

だから私は仕事中でも寝る前のベッドの中でも上手くなっていくのです。(なんちゃって)

前回の更新から気が付けば2週間経ってしまいました。

記事を書いていないだけで自転車に乗ったり財布を作ったり、まだ未公開の【秘密の趣味】に励んだりと忙しくしています。

例年より一か月遅く始まった冬は例年より一か月早く終わろうとしています。
ただでさえ短い私のスノーシーズンですが、今シーズンはたったの一か月ということになりそうです。

気温が上がってきたのと日が長くなってきたので、仕事終わりには時間を作って車庫の中でトライアルの練習をするようになりました。
トライアルを初めて四月で三年が経ちます。
始めたころは目に見える上達があり楽しくてどんどん新しいことに挑戦していましたが、三年目にもなると出来ること苦手なことがハッキリしてきて、最初の頃のようなペースで上達することもなくなるので新しいことに挑戦しようという気持ちがなくなってきていました。
乗れそうな場所で出来そうなことしかやらないし、基礎も疎かにするのでどんどん乗れなくなっていくように感じていました。

しかし、ここにきてまたコツコツ練習しようという気持ちになってきたので、今年ももう二月の後半ですが今年の目標を立てることにしました。

【スイッチ(前差し)を出来るようになる】です。

スイッチはまだ早いと思ったし、失敗した時のリスクがデカいので気になる気持ちをごまかして練習しないようにしてきましたが、今年はこれに挑戦してみようと思います。

今年中に自然地形で使えるようになるにはハードルが高いので、“人工でソレっぽい形まで”ということにします。

ということで今日も仕事終わりに30分ほど乗りました。
わずか5㎝の段差での練習ですが、最初はこれで良いと思います。





以前記事にしたハンガーの練習はあれから一度もやっていません。
あえて練習しないようにしていますが諦めたわけでも飽きたわけでもなく、練習しないで出来るようになろうということ。

“戦わずして勝つ”みたいな武士のようなことを言っていますが、ハンガーの練習をして出来るようになるのじゃなく、違うアプローチで出来るようになるんじゃないかと思ってそれに取り組んでいます。
これは先に書いた未公開の【秘密の趣味】に係わることなのでもうしばらく秘密ですが、あと一か月後には練習せずに出来るようになっていたいと考えています。

【秘密の趣味】は昨年の四月から真面目に取り組み始めたもので、もうすぐ一年になるのでこの趣味もカテゴリを作って記事にしていこうと思っています、お楽しみに。
冬真っ只中ですが、アマノジャクな私はボードにも行かずにトライアル熱がじわじわと上がってきています。
先週練習したハンガーですが、あれから仕事終わりに時間を見つけては練習しています。
今日は休みだったので練習の成果を撮影してUPしました。

ハンガーからの突き出しは最後まで成功しませんでしたが、かなりいいところまでリアが上がってきているのでもう少し練習すると成功できると思います。

考えて繰り返し繰り返し、同じことを少しづつ変化を加えて練習することで必要な筋力が付き、身体が自然に動くようになりやがて成功する。

ゆっくりですが目に見える変化が感じられるところがトライアルの楽しさの一つです。



【NEOPAN100ACROS/KLASSE】

去年の11月27日、初雪が降った日に撮影したもの。
NEOPAN100とKLASSEの組み合わせで力強い水墨画のような描写です。

この写真は撮影した瞬間に出来上がりのこの画像が頭の中に浮かびました、イメージ通りの一枚です。