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雲のような毎日を

バイクトライアル、写真、登山、スノーボード、バイク、趣味のことを色々と書いています。



MTBをロード仕様にすればもしかしたら入門用のロードバイクくらいに走るようになるんじゃないか、そこまでではなくてもせめてクロスバイクくらいには走るようになるだろうと思ってBRASS1をカスタムしてきましたが、弟のR3と乗り比べることでその考えがはかない夢だったことに気づかされました。

R3は実売価格5万円ほどで買えるクロスバイクでも入門用に位置されるものです。
乗ってみるとアップライトなママチャリポジションに座布団のようなサドルで、コンポーネントもMTB用のものが付いていますが、ポジションを少し調整すると700c 28cのタイヤと10kgほどの車重のおかげでグイグイと進んでいきます。

はっきり言ってコツコツ組んだBRASS1より吊るしのR3の方がロード性能は圧倒的に高いのです。
R3に乗るまでは、ホイールを変えてタイヤを1.25inにしてコンポも変えて10速化、と考えていましたが、そんなことするより5万円でR3を買った方がはるかに安く早いバイクが手に入ることを思い知らされました。

と、そんな経緯でのめり込むとまっしぐら飽きるとポイーな私の性格から、BRASS1をこれ以上いじることに全く興味がなくなってしまいました。【キリの良いところまでカスタムした】ということもありますが・・


ちょうど夏の暑い盛りも過ぎたのでそろそろほったらかしのP.1を復活させることにしました。
現在の状態はこんな感じで、クランクとフロントホイールがありません。
これらをできるだけ安く済む方法で手に入れていきたいと思っています。



「入門のクロスバイクに驚いているようじゃロードに乗ったらビビるぜ」と思う方もいるでしょうが、私自身はロードに何度か乗せてもらったことがあるのですが、なぜか全く感動しませんでした。
それこそどノーマルのBRASS1に乗った時の方が軽快な走りに驚きを覚えたほどです。
思うに、ロードはドロップハンドルにビンディングペダルと、走って当たり前という先入観があるために最初から走りへの期待値のハードルが高くなってしまっているんじゃないかと思います。

だからこそ、期待していないブロックタイヤのMTBや入門用のクロスバイクに乗ったときに良い方に裏切られているんじゃないかと思います。
それと、近所をプラプラ走るくらいならやっぱりバーハンドルの気軽さが良いですね。


なんだか取り留めのない話になりましたが、詰まる所P.1復活宣言でした。







弟が少し遅い夏休みで帰省しました。
20インチのトラ車と最近買ったというGIANTのクロスバイクR3を持ってきて。





早速R3に乗らせてもらいましたが、ママチャリのようなアップライトなポジションがしっくりと来なかったので、ステムを逆付けして5mmのスペーサー一枚分下げたところ、かなりマシなポジションになって乗りやすくなりました。
それと、リアディレイラーが変則時に一段飛ばしてしまうギアがあったので、調整してスムーズにギアチェンジできるように調整しました。





今回のメインイベント20インチのアップグレードを行いました。
メニューは以前ヤフーオークションで手に入れたECHOのハンドルと油圧リムブレーキの取り付けです。

油圧ブレーキのフィッティングパーツは別途購入してあり、取り付け作業はあっという間に済んでしました。









とりあえず今回はブレーキブースターなしで乗ってみるということなのでブースターは準備しませんでした。

油圧リムブレーキの取り付けとセッティングは初めてでしたが、ECHOのブレーキクランプ SLはとても扱いやすく、ピロボール付きで、リムに対してのブレーキシューの角度合わせが容易に出来たのは意外でした。
取り付けて乗ってみてもブレーキがずれるようなこともありませんでした。




ブースターを着けていないのでブレーキをかけるとかなりフレームが動くのですが、想像以上に良く効きました。
もちろんブースターがあればさらに剛性が出てブレーキのカッチリ感が出るでしょうが、まだダニエルが満足に出来ない弟にはこのままでも十分です。




ブレーキシューはオークション落札時に付いてきた【サンディングしていないリム用】ですが、問題なく使えました。

ECHOの油圧リムブレーキは取り付けとセッティングが簡単で、リムを挟んで制動するのでディスク以上のがっしり感がありました。
正直、弟に回さずに自分のバイクに取り付ければよかったなと思ったほどです。

弟の方は、ライズが大きくなり軽くなったハンドルと、しっかりと効くようになったブレーキに気を良くしたのか「兄ちゃんのECHOより乗りやすいかも!」と満足げに喜んでいました。

満足してくれて兄としてもうれしい限りです、その乗りやすくなった20インチでもっとしっかり練習してください。



買って帰ってその足で自転車に乗って近所をぶらぶらして撮影したものばかりですが、換算14mmのトイカメラの雰囲気がよく出ているものを選んでみました。

画像は全てLight Roomでレタッチと加工を施してあります。

上の一枚は超広角とパンフォーカスの合わせ技、画質が悪いのはLight Roomで明瞭度を強めにしてドラマチックに仕上げることでごまかしています。
とても面白い写真が撮れたと思っています。

空の右半分が緑がかっているので「これは不良品かな?」と思ったんですが、とりあえずネットに上げられているこのカメラで撮影された画像を確認すると、同じように緑がかっていたので、どうやらこのカメラの濃すぎる味の一つのようです。




奥行き感があります、モノクロに変換してラフっぽく粒状感を出してみました。
こういう加工でブログサイズだと画質の悪さは【味】という一言で呑み込めてしまいます。




【栄養過多のヒマワリ】

4m超えているそうです




手前に置いたつもりの自転車がずいぶん奥にあります。




真正面から近距離だと普通な感じのスナップフォトになります。




なれない超広角はやはり難しいです、これは面白い写真になるだろうと撮影してみると、主題がはっきりしない中途半端な構図になるものが結構ありました。




一番やりたかったのはコレ。
一脚を使用してのセルフィー、さすがの14mm全身すっぽりでまだ余裕があります。
このカメラを持って3000m級の山頂に行って撮影してみたいです。

動画もそこそこ見られて防水なので、冬にはスノーボードで滑りながらの動画撮影をやってみようと思います。




定番スポットですが、この画角で撮影された写真は見たことがないです。

どうでしょうか、無加工の画像は解像感もメリハリもなくひどいものですが、ソフトを使って少しレタッチすることでブログサイズならトイカメラとして面白い写真が撮れるカメラだと思います。

他の方がこのカメラで撮影された写真を見ると、14mmの画角の効果をを上手く使った素晴らしい写真が見られたので、使い方次第ではもっと面白い写真が撮れると思います。

このカメラはつい最近生産終了したようです。
この画角を採用した後継機もないようなので興味がある方は今のうちにいかがでしょうか。









ふらっと立ち寄った電気屋で以前気になって調べたことのあるカメラが置いてあったので買ってしまいました。

KenkoのDSC 880DWというカメラ。

スペックは簡単に
画像素子1/3.2型CMOS 800万画素
レンズ: 14mm【35mm換算】F2.8
防水:IPX8準拠、水深約3m水中撮影
というところ。

購入した理由は35mm換算で14mmの画角一点です。
以前から安価でGoproのように超広角が撮影できて軽いお手軽なカメラを探していて、このカメラもネットで調べて知ったのですが、そのスペックの低さから候補から外れていました。
しかし不意打ちで目の前に現れたこのカメラは¥6,500というプライスで私を誘惑してきたのです。

で、その場でもう一度作例とレビューを確認して【今どきのスマホ並みの画質】という一文を読んで【今どきのスマホ並みに写るならいいか】と購入を決めたのです。

まあ、実際今どきのスマホ程も写らなかったんですが・・・



使ってみて・・

このカメラにはフォーカス機能が付いていません。
1/3.2型CMOSの小さなサイズのセンサーに組み合わされるのは、このサイズのセンサーにしては暗いF2.8のレンズ。
被写界深度の深い小さなセンサーと絞り込まれたレンズの組み合わせで【撮影距離 約15㎝~∞】となっています。

フォーカス機能が付いていないのでもちろん、シャッターボタン半押しでフォーカスロック・AEロックということもありません。
被写体にレンズを向けてパチパチとシャッターを切るだけのカメラです。
このカメラの考え方は画角こそ違え【フジフイルムの写ルンです】のデジタル版そのものです。

電源は単四電池二本でエネループが使えたのでこの先長く使うことになっても電源で困ることはあないでしょう。

このカメラの売りの一つであるはずのフロント液晶ですが、切り替えて撮影すると画像が24mm程にクロップされて14mmの超広角じゃなくなり、画像サイズも3メガに制限されてしまうという残念な仕様になっているので、はっきり言って使えません。

いくら写りが悪いとはいっても換算14mmの画角は簡単に手に入れられるものじゃなく、腐っても14mm、撮影してみると14mmでしか撮れない写真があるのも事実です。

味の濃すぎるトイカメラと割り切って、このカメラでしか撮影できない景色を探してみようと思います。




このカメラのいいところは実測148gと軽量なので、他のカメラを持ち歩く時にはついでに、荷物を持ちたくない時にはこのカメラだけポケットに突っ込んでサイクリング、みたいに気軽に使えるところだと思います。



次回はこのカメラで撮影した写真をご覧いただきます。


自宅から約22kmの場所にある桂湖までサイクリングに行ってきました。



途中のダム湖に架かる橋の上から、今は使われていない旧国道の橋を撮影




桂湖を堰き止めている境川ダム




最後の急な登りを走り切りました。




【桂湖】




この桂湖には2000mにも及ぶボートコースが設置されていて、大きな大会も開かれているようです。




学生や一般の方たちが練習していました。








自転車を見るとチェーンリングを留めているボルトが一つ脱落していました。




夕方、シルバの散歩に出かけたらいつの間にか空に秋っぽい雲が広がっていることに気が付きました。
この辺は盆が過ぎると少しずつ秋の空気に変っていきます。






【KlASSE PRO400 2012年8月8日 撮影 】



日が沈むのもそっちのけで砂を掘る子供たち。



特別な思い出として記憶するほどの事も無い当たり前にある夏の夕暮れ、この当たり前の日常が子供たちにとってかけがえの無い幸せの原風景になるんじゃないだろうか。






今日は戦後70回目の終戦記念日


戦争の犠牲になった方々、戦わざるを得ない状況で「子供たちのため、日本の平和な未来のため」と願いを託し亡くなっていった方々に「こんな日本になりました」と、見てもらいたい一枚です。












タイヤをTIOGAのFS100 2.3インチからPanaracer HI-ROAD ブラック1.5インチに変更しました。
最初は1.7インチくらいにしようと思っていましたが、調べると1.25と1.5で迷う人が多いようで1.25はリム幅が対応していなかったので1.5インチに決めました。



2.3インチと比べるとずいぶん細くなりました。
エアボリュームが減るので乗り心地は当然落ちるものと思っていましたが、乗ってみると以外にも2.3インチより良くなりました。
どちらも空気圧は60psiで揃えての感想ですが、2.3インチはエアボリュームはあるのですが段差などを通るとバルンバルンとタイヤの揺れの収まりが悪く不快に感じる振動が続きます、対して1.5インチは段差を通っても揺れが直ぐに収まるので不快に感じることがなく疲れません、なおかつタイヤ幅が細くなったことで転がり抵抗が少なくなって、余計に快適に感じるようになりました。
細くなったといってもママチャリより太いので路面に対して神経を使うところは殆ど無く、ちょっとしたダートでも十分入っていける安心感があります。




【パターンはこんな感じ】
細かい石を拾います。



グリップバーエンドの取り付け位置を見直しました。
こちらの方が前傾姿勢を強くして空気抵抗を減らすときに都合が良いし、この位置だとブレーキレバーにも手が掛けられるのでとっさの時にも安心です。



こんな使用でも乗っているとトライアルをしたくなります。
ビンディングペダルで低いステアを上っていたら引っかかって、ペダルが外れず足が着けなくてひっくり返ってしまいました。

これでBRAAS1のロード最適化はひとまず終了です。



EOS kiss x6i + SIGMA APO 70-300


夕立が上がり西の山に日が沈もうとしているとき、山から霧が湧き美しい光芒が現れました。







【笠ヶ岳山頂でのセルフィー】

今回の登山で一番やりたかったことがこれです。

本当はGoProなどの超広角レンズを持ったカメラで撮影できたらいいのですが、あいにく持ち合わせていないので、広角28mmのコンデジ【G15】で撮影しました。

足らない広角を補うために150cm程の三脚を使用して腕をいっぱいに伸ばしています。

そのままセルフタイマーで撮影するとピンボケしてしまうので、マニュアルフォーカスでピントを2mの固定にして、あとはそのときの状況でストロボを使用したりしてRAWで撮影します。


簡単に撮影しているように見えると思いますが、超広角レンズでパンフォーカスという具合には行かないので、事前に自宅でカメラの設定を色々試して練習した賜物の一枚です。

三脚が写りこまない角度も練習通りばっちりです。

自宅で練習していて散々妻にからかわれましたが結果を出しました。





夕日は見られませんでしたが代わりにブロッケンが見られました。

人生初のブロッケンです。

光源である太陽が真後ろになるので常に観察者の影が中心に映りこむようです。

すぐ近くで大勢が見ていましたがやっぱりそれぞれが中心に見えるといっていました。



雷鳥にたくさん出会いました。

オスに二羽、子供を三羽連れたメス一羽。

メスの雷鳥は子供がはぐれないように「クエクエ」と鳴きながら一段高いところに登って、周りを警戒しながら子供が付いてくるのを待っていました。









【2日目 抜戸岳頂上】




【朝日の代わりにブロッケン】

日の出が期待できなかったので5時から行動開始して歩き始めたら、代わりに朝日のブロッケンが見られました。

例によってブロッケンの中央には私が映りこんでいます。

連日のブロッケン、今回は二度目ということで余裕があったので風景の一部として撮影。





【秩父平を過ぎて大ノマ岳の手前から南側を撮影】

左手に穂高連峰、右手に笠ヶ岳から続く歩いてきた稜線、その間の大きな谷で雲の下には新穂高があります。


ガスの湧いた二日間でしたが、たまにガスが晴れて幻想的な風景を見ることができた登山でした。



【笠ヶ岳山荘】

素泊まりで利用したので食事は分かりませんが、隅々まで掃除の行き届いた清潔な山荘で、スタッフの対応も丁寧でとても感じの良い小屋でした。


笠ヶ岳は北アルプスの中でも縦走路の末端に位置します。

縦走のルートとして双六岳方面から来た場合下りルートになるクリヤ谷は上ってきた人の話によると、刈り払いされて無く渡渉もあり大変なルートだそうで、多くの登山者には一般的な選択ではない登山道のようです。


その立地から縦走の中継地として使えないことからついでに立ち寄るという人は少なく、笠ヶ岳を主目的とした人が殆どのはずなので、他の山荘のように静かに過ごせてゆっくりと時間が流れる印象でした。

前日に鏡平山荘に宿泊した人の話では平日にも係わらず【超満員】だったそうですが、私が泊まった翌日の笠ヶ岳山荘は6~7割程度と言ったところでした。







わざわざタイトルに【笠ヶ岳山荘】と書いて記事にまでしているのは要するに、「大変気に入った」と言うことです。


今まで記事にした山荘でも「二度と行きたくない」というところはいくつかあるのですが、私に合わなかっただけと思うことにして、否定的な記事は書かないようにしています。


その代わりに良かった山荘は「良かった」とハッキリ言いたいのです。

【笠ヶ岳山荘】は良かった。