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雲のような毎日を

バイクトライアル、写真、登山、スノーボード、バイク、趣味のことを色々と書いています。



【笠ヶ岳山頂と笠ヶ岳山荘】


笠ヶ岳に一泊二日で登って来ました。

登りは新穂高から笠新道を通るルート、下りは稜線を縦走して弓折岳を越えて鏡平山荘経由のルートを使いました。


笠新道は地形図から読み取れる通り、杓子平までは急勾配の厳しい登りでした。

ただ、その急登を越えれば危険な場所は無く、距離は長くはないので登りやすく感じました。


5:30に新穂高を出発して13:30に山荘到着。

途中で小休止、大休止、雷鳥観察、昼飯と、全てを含めて8時間の行程でした。


事前の天気予報では二日間とも晴れの予報でしたが、一日目は晴れたもののガスが多くて殆ど展望が利かず、二日目は朝から濃いガスで暫くしたら雨に変わるというものでした。


楽しみにしていた夕日と日の出、星空は見ることが出来ませんでしたが、雷鳥にたくさん出会ったのと、初めてのブロッケン現象を見ることができました。



【頂上から北東方面、来た縦走路】



【クリヤ谷へと下る南側】




山頂は雲で程よく日差しが遮られて暑くなく、時々気持ちの良い風に吹かれながら岩の上で横になっていたらいつの間にか寝てしまっていました。

記念撮影や景色を撮影するためにガスが晴れるのを待ったりして、気が付けば一時間半も山頂で過ごしていました。


目を瞑って横になっていると、ビュルビュルビュルーンと頭の近くをかなりのスピードで風を切っていく音が聞こえます。

驚いて目を開けると、ツバメが気持ち良さそうに飛んでいました。




【山荘前のテラスから槍、穂高方面】


濃いガスと分厚い雲に遮られて槍、穂高方面の展望は全く効きませんでした。





KLASSE FUJICOLOR100


今年はまずここへ登ります。

近くまで行く用事があったので登山口を確認してきました。







KLASSEに入っていたネガを現像に出したのをきっかけにして、久しぶりに仕舞い込んでいたポジフィルムを引っ張り出して見返してみました。

スリーブのまま整理されていないフィルムが5本分出てきたので、コマの選定をしてマウントしました。



ポジフィルムで撮影するときは次の撮影の参考になるように出来るだけデータを取るようにしています。

一本36枚撮りのフィルムを使うので一コマづつ【日にち】【時間】【レンズ】【絞り】【露出補正】【三脚、各フィルターの有無】が書き込めるようにシートを準備して撮影に望みます。




マウント処理をして、それぞれのコマにデータを書き込んでいけば完成です。

マウントの左上の【-3】は使用したボディの種類で、この場合はEOS-3を意味します。

【EF24-85】はレンズの種類です。


裏側には日にち、時間、撮影場所を記入しています。




撮影しながらデータを取るのはとても手間が掛かって面倒なんですが、こうしておけば後で見返したときにそれぞれのシーンでの露出補正の傾向が分かります。

撮影枚数に限りがあるフィルムでは段階露出の無駄打ちを抑えて効果的な補正をすることで、より多くのカットを撮影できるようになります。




後学のために適正露出を中心に僅かなアンダー、オーバーのショットもマウントするようにしています。


こうして一コマ一コマ体力と手間と時間を掛けて集めた写真は、データという実体のないデジタルとは違い、原板という形で手元に残る宝物になります。

ライトボックスに乗せてルーペを覗き込めば、撮影時の空間をそっくり切り取ってきたかのような臨場感に包まれます。


今まで撮影したポジフィルムはライトボックスで観賞するだけでしたが、気に入ったものをデータ化して記事に載せてみようかと考えてます。






KLASSE FUJICOLOR100


今日じゃないっていう・・




FUJIKOLOR100 36枚撮 648円


現像 + データCD化 1,190円


合計 1,838円


200万画素のデータ一枚当たり 51円




一枚たったの200万画素ポッチの画像データに51円掛かります。

明らかな失敗写真でも51円。




趣味ですから、納得できればどんなにお金が掛かってもいいと思うんです。


100万や200万円のオートバイ買うわけじゃないし。


200g1,000円のコーヒー豆とか、そういう贅沢はどんどんしていこうと思います。


趣味ですから。





KLASSE FUJICOLOR100


毎年この時期になるとデジタルか、フィルムかという考えが頭の中を廻ります。

と言うのも、この時期登山の計画を立てるときに持って行くカメラの組み合わせで悩むのです。

とりあえずコンパクトで便利に使えるPowerShot G15は決定として、もう一台を何にするかという事です。


去年の八ヶ岳は初心者を含む4名のパーティーだったので、出来るだけ小回りが利くようにG15だけを持っていきましたが、槍ヶ岳にはG15とEOS kiss5(デジタルではない)にリバーサルフィルムを詰めて登りました。


山にもデジイチ持って行けばそれで終いじゃないかと思うんですが、デジタルばかりで撮っていると疲れてしまう。

目の前に広がるすばらしい景色に感動してシャッターを切るのですが、撮った後はちゃんと撮れているか背面の液晶で確認、ちょっと露出オーバーでもう一枚、水平が狂ったかなともう一枚、念のため構図を少し変えてもう一枚、やっぱりRAWで抑えておこうかともう一枚。


いくら確認しても炎天下の直射日光の下では小さな液晶画面では露出が正しいのか判断が付きません。

帰ってからPCで確認すると思ったよりオーバーだったりアンダーだったりと。


そういうことがあるのでたまにはフィルムでも、と思い出すのです。


そんな経緯でずいぶん長い間フィルムを入れっぱなしで放って置いた、コンパクトフィルムカメラのKLASSEを引っ張り出してきました。

電池を入れなおして10枚しか撮ってなかったフィルムを使い切って現像に出したものが今回の一枚です。


フィルムならではの機能で日付を写し込んでいたので、右上にうっすらと '13 10 10 と入っているのが確認できます。

一年半以上前に入れたフィルムでした。

パララックスがあり、ファインダーを覗き込んでも何処にピントが合っているかも分からず、シャッタースピードも確認しようのないKLASSEはまるで、的に向かって目をつぶってボールを投げているような感覚ですが、上の一枚は見事にカランにピントが合っていて、フルサイズならではの(当然ですが)立体感と金属の質感が良く出ています。


撮影してから一年半以上経ってから出来上がった写真を楽しむなんて、そん所そこらのデジタルには真似出来ませんよね。


写りや解像感、ハンドリングの良さなどフィルムではデジタルの足元にも及ばなくなってしまって、この先あとどれだけフィルムが一般人の手に入るのかもわからない状態ですが、一枚の写真を撮るという所作を楽しむことにおいては、デジタルは未だにフィルムの足元にも及んでない。


さて、登山にはどのカメラを持っていこうか。

本音を言えば重たくて扱いに気を使うデジイチを担いで登りたくないので、その言い訳を探しているのです。



EOS kiss x6i + EF-s 18-135stm


6月に宮崎を訪れたときの2日目、朝方まで飲んだ翌朝10時頃の一番街の路地です。

宮崎牛や冷や汁、チキン南蛮、マンゴーなど有名どころは色々食べましたが、一番旨かったのは地鶏の炭火焼。


地鶏の炭火焼は宮崎庶民の味だそうで、看板を掲げている店はそこかしこに並んでいました。


地鶏を炭火で網を使って焼くのですが、そのときにとり油を掛けながら焼くために炎が上がって真っ黒になるんだそう。


そんな炭の香ばしい香りが移った地鶏に柚子胡椒を少し付けて、ぐいっと芋焼酎で流したらそれはもう、たまらんでしょ。


ビンディングシューズとペダルを購入しました。










クーリートの取り付け位置などのセッティングをしてからビンディングの効果を試すために少し乗ってきました。


自宅から13.5kmの距離にある道の駅まで。

目的地の道の駅は自宅から上流の位置にあるので標高差で140mの上り、平坦は殆どなく起伏の大きなコースです。


台風9号が日本海に抜けた影響で吹き返しの風が強くまともな向かい風になったので、緩い下り坂では上りかと錯覚するほどのコンディションでした。



スマホのアプリで取ったログがこちら


ご覧のようにかなり遅いペースになりました。

このペースは昨年の9月にBRASS1で同じルートを通って、41km先にあるひるがの高原へ行ったときのペースとほぼ同じくらいです。

ただ、そのときはライザーバーにフラットペダル、ブロックタイヤでのペースなので、ロード仕様にしたBRASS1で同じペースというのがいかに遅いかと言うことです。


前述したようにかなり風が強く、漕いでも全く前に進んでないように感じる時間帯もあったので仕方がないところもありますが、2.3インチと言えどもセミスリックでビンディングペダルまで使ってこれなのでちょっとがっかりしました。


風が弱い時に走ればもっと早く走れるとは思いますが、ビンディングペダルの効率の良い漕ぎ方と、長距離を走れる身体作りが必要だと感じました。


ロードバイクじゃなくてMTBなので、スピードばかり求めずゆっくりと景色を見ながら楽しんで走ることが目的ですが。




帰りは下り勝ちで向かい風も吹かなかったので楽々こんな感じでした。

変速がリア8速だけでトップのギア比が2.9と低いため、急な下りではペダリングが追いつかず惰性で走ったので最高速は伸びませんでした。













上二つはヤフオクで手に入れたもの、一番下がP.1から外したものです。

上から100mm、90mm、80mmで角度がそれぞれ違います。

100mmを試しましたが、少し遠く感じたのでとりあえず90mmに落ち着きました。

乗った感じと見た目で80mmも良かったのですが、申し訳なかったのでP.1に返しました。


ステムがたくさんあるといろいろなポジションが試せるので持ってて損はないですね。



タイヤもP.1から外したタイオガのFS100の2.3インチ。

極太で迫力あります、太いですがセミスリックなのでブロックタイヤと比べると断然良く走ります。










見た目はほぼ理想の形になりました。

もう少し楽に遠くまで走れるようにします。





MTBが二台とも乗れない状態ではどうも仕事が終わってからの時間が上手く潰せないので、P.1から部品を取ってBRASS1を乗れるようにしました。


始めはドロップハンドル仕様を考えていたのですが、ハンドル径の違いからシフターが思った通りに取り付けられないことが分かって、納得いくような取り付け方をしようとするとかなりお金が掛かってしまいそうだったので、ストレートバー仕様に変更しました。


バーグリップエンドバーはどうしても付けたくて純正風のGIANTのロゴが入ったものを買いましたが、ご覧のように左側はロゴが逆さまでした。



フロントホイールはショップに持ち込んで振れ取りしてもらいました。

ステムはP.1から外した借り物ですが、ハンドル、ステムが揃ったのでブレーキワイヤーを取り付けます。




ブレーキレバーはBRASS1の純正品で今まで使ってなかったもの、グリップはかなり前にトライアル用に買ったスポンジ製のものですが、使い勝手が悪くて仕舞い込んでいたものを利用しています。

ドロップハンドルを諦めたことでかなり節約できました。



こうしてワイヤーを通していくのはバイクに命が吹き込まれるようでとても楽しい作業です。




チェーンはシマノの9s用




クランクまでP.1から外してとりあえず走れるようにしました、P.1は、ちょっとお見せできないくらいかわいそうなことになりましたが。






やっぱり風を切って走るのは気持ちが良いです。

【New Proiect】と大見得を切ってぶち上げた割に出来上がったのは普通のMTBになってしまいました。

でも、BRASS1のスローピングしたフレームは独特の雰囲気があり、その他のMTBより絶対にカッコイイ気がします。


ブログタイトルにあるように現状ではまだ仮組みなので、もう少し走行性能が上がるようなパーツを組みたいと思っています。






新しい腕時計を手に入れました。

カシオのプロトレック PRG-240です。




今まで私は同じカシオのPRG-40という上の画像と同じモデルの時計を使用していたのですが、今年に入って調子が悪くなり標高が表示されなくなっていました。


この時計は2000年発売のモデルで、私はもっとずっと後に手に入れたのですが、それでもかなり長い間使用していました。

修理に出してもお金が掛かるし、買い換えるとなるともっと掛かってしまうので、登山で標高表示が出来る時計は非常に便利なのですが、普段から自転車にお金をつぎ込んでいるので、ここはひとつぐっと我慢して、いわゆるチープカシオと言われる千円強のアナログ時計を購入しました。


そのチープカシオはその名が揶揄する通り安いのですが、何処へでも気兼ねなく着けていける手軽さがあったのでまあこれでもいいかと思っていました。

ところが、我が家の愛猫が机の上に置いておいたその時計を何度か落として遊んでいたらしく、購入後2週間ほどで分針がプランプランになって使い物にならなくなってしまいました。


やっぱりチープカシオではダメだとPRG-40をカシオに修理に送ったところ、高度センサーの異常で高度が表示されなくなっているというとのこと。

発売から15年が過ぎたこの時計のセンサーはもう在庫していなくて修理不可ということでした。


15年前の高価とはいえない価格帯のデジタルウォッチですから、直せないと言われても当然だなと思っていたので、案の定と言う感じでした。

しかしメーカーは、直せない代わりに同額の修理代金で代替品と交換してくれる対応をしてくれました。


そういう経緯で新しい時計 PRG-240を手に入れた次第です。

調べるとこの時計は2010年の発売だそうで、私は修理代と送料、代引き手数料の7,500円の支払いでPRG-40より10年新しい新品の時計を手に入れることが出来ました。


この時計は現在も販売されていて、アマゾンで調べたら23,000円程で販売されています。

【転売すればいくらか儲かるぞ】と頭をよぎりましたが、誠意ある対応をしてくれたカシオの気持ちを汲んで大切に使うことにしました。


発売から15年、部品保有期限はとうに切れているはずで、直せないといわれてもメーカーとしては当然の対応だと思って納得できるところですが、修理代金と同額の支払いで代替品との交換はいちユーザーとしてとても嬉しい対応でした。


送られてきた時計は新品ですが製品パッケージではなくこのような箱に入れられてきました。

安価で新品の時計を・・とゆうことではなく、修理対応ということなのでしょう。


SUNTOかPRO TREKか迷っている皆さん、カシオのプロトレックなら15年経って壊れても直せないなんて突っぱねられることはありませんよ。

安心してカシオを買ってください。


私はこの出来事に気を良くしたので、以降の人生は事有るごとにプロトレックの宣教師として生きていくことに決めました。