笠ヶ岳登山 その① | 雲のような毎日を

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【笠ヶ岳山頂と笠ヶ岳山荘】


笠ヶ岳に一泊二日で登って来ました。

登りは新穂高から笠新道を通るルート、下りは稜線を縦走して弓折岳を越えて鏡平山荘経由のルートを使いました。


笠新道は地形図から読み取れる通り、杓子平までは急勾配の厳しい登りでした。

ただ、その急登を越えれば危険な場所は無く、距離は長くはないので登りやすく感じました。


5:30に新穂高を出発して13:30に山荘到着。

途中で小休止、大休止、雷鳥観察、昼飯と、全てを含めて8時間の行程でした。


事前の天気予報では二日間とも晴れの予報でしたが、一日目は晴れたもののガスが多くて殆ど展望が利かず、二日目は朝から濃いガスで暫くしたら雨に変わるというものでした。


楽しみにしていた夕日と日の出、星空は見ることが出来ませんでしたが、雷鳥にたくさん出会ったのと、初めてのブロッケン現象を見ることができました。



【頂上から北東方面、来た縦走路】



【クリヤ谷へと下る南側】




山頂は雲で程よく日差しが遮られて暑くなく、時々気持ちの良い風に吹かれながら岩の上で横になっていたらいつの間にか寝てしまっていました。

記念撮影や景色を撮影するためにガスが晴れるのを待ったりして、気が付けば一時間半も山頂で過ごしていました。


目を瞑って横になっていると、ビュルビュルビュルーンと頭の近くをかなりのスピードで風を切っていく音が聞こえます。

驚いて目を開けると、ツバメが気持ち良さそうに飛んでいました。




【山荘前のテラスから槍、穂高方面】


濃いガスと分厚い雲に遮られて槍、穂高方面の展望は全く効きませんでした。