
BRASS1用にクランクを購入しました。
P.1を復活させるのにもう1セットクランクが必要なので新品のクランクをBRASS1に、ガリガリに削れた今までのクランクはトライアルで使うP.1へということです。
クランクはできるだけ安くヤフオクで、と思っていたのですが、「これなら千円程度かな」というような状態のものが三千円を超えたりと、ヤフオクのクランク界はインフレ気味で、この値段で落札しても送料と欠品しているスモールパーツを買い足すと、殆ど新品のクランクが買えてしまう値段になってしまうので潔く新品を購入した次第です。
購入したのは【SHIMANO ALIVIO FC-T4010】
ハードに使うMTB用とは少し違うトレッキングラインの製品です。
オクタリンクBBで手頃なものを探したらコレになりました。
今までのクランクと重さを比べても殆ど違いがなかったので、強度は問題ないと思います。

まずバラします。

チェーンガードとアウターギアは必要ないので取り外して、インナーの22TをスチールのものからTIOGAのアルミのものと交換します。

今まで使っていたクランクもバラして軽量なアルミボルトを取り外します。

豆知識
アウターギアを外してチェーンリングボルトを締めると厚みが足らなくて締めこめなくなります、そんなときはチェーンリングスペーサーでスペースを埋めて締め付けるのですが、そのスペーサーがメチャクチャ高いのです。
たった5枚のワッシャーで2,000円もします、ボッタクリです。
そこで代用できるのがオートバイに使うバンジョーボルト用のワッシャー。
たった5枚の薄いスペーサーに2,000円も使いたくなかったので何か代用できるものないかなと、工具箱を漁っていたら使い古したこの銅ワッシャーが出てきて、嵌めてみたらピッタリでした。
1.5mm程の厚みで10枚入りで300円程度で手に入ります。

私はたまたま銅のモノが入っていたのでこの色ですが、シルバーが良い人はアルミを選ぶと良いでしょう。

BBに嵌めてクランクボルトを締めこんでいくとギアがフレームに当たってしまいました。
BBのサイズが合っていないようです、これではお手上げ、軸長の長いBBを買い直すしかないでしょう。

と、一旦は諦めたのですが、実際のところ何ミリ軸長を伸ばせばよいのか調べようと思い図ってみると、片側で2mm外に出せば取り付けられることが判りました。
2mmなら・・使い方を間違って歪んでしまった2mmのBBスペーサーが確か有ったはず。
またまた工具箱を探すと残っていました、捨てようか迷って念のため取っておいた歪んだBBスペーサー。
結果、ご覧のクリアランスです、助かりました。


一時は取り付けられなくて「やってしまったかなー」と思ったのですが、なんとか取り付けられてホッとしました。
ただ、元々3mmのスペーサーが入っているところに2mmのスペーサーを入れたのでクランクは右側に5mmずれている状態です。
この状態を解消するためには現在軸幅113mmのBBが入っているので、軸幅122mmのものに変えて1mmのスペーサーが要るかどうかというところでしょう。
新品のクランクは気持ちが良いです。
これでP.1にもクランクが取り付けられます。