フロントフォークの修理 【SR SUNTOUR EPICON】 (2015.9.23) | 雲のような毎日を

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トラベル量調整用にスペーサーとして使うウレタン製のパイプが届きました。
外形22mm 内径10mmという規格がなかったので外形25mm 内径10mm




参考にフルボトム状態




トラベル量140mm




スペーサー120mmでトラベル量60mmと見立てたので80mmと40mmに切り出します。




80mmのスペーサーだけを入れて組み付けたらトラベル量は100mmでした。




さらに20mmのスペーサーを切り出して




スペーサー100mm




フルボトム状態でインナーパイプは18mm程残っていたのでこれでトラベル量80mmになります。




トラベル長80mm




スペーサー120mm



トラベル量60mm



当初の狙い通り120mmのスペーサーで60mmのトラベル量でした。




スペーサーを入れる前と比べるとフォーク長が50~60mm短くなって、ハンドルの高さもその分低くなりました。
乗った感じは明らかにハンドルが低く感じます。
ステアにフロントを乗せたときは上からしっかりと上体を被せることができるようになったので、その後のオットピや突き出しなどの動きがしやすくなりました。

ウィリーはペダルを漕いでフロントを上げるので特に変化は感じません。
マニュアルはハンドルが低くなった分少し上げにくくなりましたが、フォークの反発をしっかりと使えば相変わらず簡単に上げることができるので全体的に見ても良くなりました。

60mmのトラベル量はエアを130psiにして乗ってみましたが底付きすることなく問題ありませんでした。
ただ、まだ庭先で乗ってみただけなので高いところからのダニ降りではどうなるか分かりませんが、伸び側はウレタンパイプが潰れることはないはずなので、壊れるときは違う場所が壊れるんじゃないかと思います。

このフロントフォークを普通の使い方をするつもりがない人は、初めからこのように改造すると心配の種が一つ減るんじゃないでしょうか。