鋭い感受性を持った
女性神主 松井久子と申します。
どんな時も、共に生きる
令和６年６月２９日に
夏越の大祓式を斎行しました。
ご参列、在宅祈祷の皆さまにおかれましては、
神前に御玉串、御贖物、奉納品を
捧げていただき、御礼申し上げます。
このたびは、入門生3名の参列を迎え、
先輩となるお清め士の皆さんが
暖かく迎え入れてくれたことが印象的でした。
大人になってから、
毎年、同じ時期に、同じ面々で
集う場所があるというのは、
何事にも変え難いものです。
これまでコロナ禍の間も、
途切れることなく神事を
続けることができましたのは、
ひとえにお支えいただいている皆さまの
おかげと感謝いたします。
直会の場は、
まるで仲の良い親戚が
集ったかのような
暖かな空気に満ちていました。
分かち合いの場では、
「参列の申し込みをした瞬間から、
祓い清めのプロセスが始まったことを
経験しました。」
「回を重ねるごとに
場がますます清らかでクリアな空気に
なってきているように感じます。」
「皆さん、それぞれに巫病のような
経験を乗り越えて、
この場所に辿り着かれたのだと思うと、
自分もこの場にいられることが、
とてもありがたく思います。」
などのお声が上がりました。
巫女体質を抱えて生きるのは、
時として艱難辛苦と隣り合わせで
生きることもありますが、
神さまのご加護のもとで、皆さまに
お目にかかれる日があるから、
その日を励みに生きることができます。
神事を終え、日常に戻っても、
それぞれが神棚の前で捧げる祈りによって、
共に歩んでいることを忘れずにいられるのも、
ありがたく、幸せなことです。
御祭神に結んでいただいたご神縁に
心より感謝申し上げます。
令和六年六月二十九日
＜奉仕者＞
斎主 松井久子
巫女 兼島敦子
典儀 松井武司
受付 藤井真知子
＜参列者＞
参 列 認定お清め士 入門生 ７名
在宅祈祷 お清め士 入門生 崇敬会会員 ７名
＜御贖物・奉納品＞
・ひすいの雫 （糸魚川産コシヒカリ）
・法酒（韓国産）
・鶯もち（青野総本舗）
・夏越川（鶴屋吉信）
・梅干し（石神邑）
・ひとつぶのマスカット（共楽堂）
・きんつば（大江戸）
・野の花玉手箱（播磨屋煎餅）
・カステラ（文明堂）
・しろえび紀行（ささら屋）
ここまで、ご覧いただき、
ありがとうございます。
あなたの美しい感受性が守られ、
暮らしの中から、
ますます幸せが溢れ出しますように。
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