(最終更新日: 2024年6月15日)

 

私は学生時代から都市風景の撮影が趣味で、スペイン・ポルトガルや中南米の主要都市へ旅行して写真を撮ってきました。ここではこれまでに撮影した写真を都市別に紹介して参りたいと思います。中南米というとマチュピチュやウユニ塩湖、イグアスの滝等の歴史遺産や自然が有名ですが、都市風景も中々に魅力的です。

 

今回はチリの首都サンティアゴ(Santiago de Chile)の風景を紹介します。サンティアゴには2012年から2014年にかけて約3年間駐在していたので写真を撮る機会が多くありました。チリは中南米の中でもトップクラスに豊かな国で、首都サンティアゴは先進国的な雰囲気を持った大都会です。

 

Vista Nocturna de Santiago (Ago.2014)

サン・クリストバルの丘の頂上付近から撮影。サンティアゴは大気汚染によるスモッグで普段は空がぼやけているが、雨が降るとスモッグが洗い流されてクリアな景色を眺めることができる。残念ながら雨はあまり降らないが、この日は幸運にも昼間に雨が降ったので撮影チャンス到来ということで仕事を早めに切り上げて車で丘に上がって撮影をした。同じ考えの人がかなりいたようで丘の上の撮影スポットはかなり込み合っていた。

 

Santiago y cordillera de los Andes (Ago.2014)

上の夜景と同じ日に撮影。アンデス山脈をバックにした街並みが象徴的。

 

Santiago y cordillera de los Andes (Jun.2013)

サン・クリストバルの丘からのアンデス山脈とサンティアゴの街並みの眺め。

 

Vista Nocturna de Santiago (Ago.2014)

サン・クリストバルの丘からのProvidencia地区の夜景。

 

Escuela Militar y Av. Apoquindo (Ago.2014)

当時住んでいたアパートの屋上階のテラスから撮影。左の重厚な建物が陸軍士官学校(Escuela Militar)で、右の大通りはAv.Apoquindoという新興ビジネス街Las Condesのメイン通りで通り沿いは現在まで開発が続けられており、日々景観が変化している。

 

Metro Escuela Militar (Jun.2013)

上の写真と同様アパートの屋上階から撮影した写真。メトロ1号線のEscuela Militar駅周辺。サンティアゴの地下鉄は安全で雰囲気もよく、駐在時はよく乗っていた。

 

Apartamentos de Las Condes (Jun.2014)

住んでいたアパートの部屋から撮影したLas Condes地区のアパート群。この地区は治安が良く、日本人駐在員が多く住んでいる。雨上がりに撮影したので視界がクリアだが、いつもはスモッグでぼやけており、後ろの山はほとんど見えない。

 

Barrio Los Dominicos (Jul.2014)

メトロ1号線の東側の終点駅Los Dominicos奥の高級住宅街の丘から撮影したサンティアゴの街並み。

 

Vista panorámica desde Gran Torre Costanera (Ago.2013)

コスタネラタワーのテナント希望企業向けの内覧イベントにて撮影。コスタネラタワーへの事務所移転は予算的にほぼ不可能だったので若干気まずかった。

 

Torre Costanera (Ago.2013)

サン・クリストバルの丘にある日本庭園のあたりから撮影したコスタネラタワーと周囲のビル群。

 

Torre Costanera (Oct.2013)

当時住んでいたアパートから撮影した、コスタネラタワーとラスコンデス地区の夕景。

 

Vista Nocturna de Santiago (Nov.2013)

San Cristobal Towerというホテルの展望室から撮影。展望室は宿泊客しか入れないということだったがチップを払ったら入れてくれた。写真を撮っていると、中南米のこういう柔軟性はありがたい。

 

Panorama de Santiago de Chile (Nov.2014)

サンティアゴには小高い丘が点在しており、景色の良い場所が多数存在する。この写真もそうした場所の一つから撮影したものだが、サンティアゴにはこうした景色を"発見"する面白さがあってよく車で景色の良さそうな丘に登るということをやっていた。

 

Panorama de Santiago de Chile (Nov.2013)

スケボーとかで駆け下りたくなるような坂。

 

Municipalidad de Vitacura (Ago.2014)

Vitacura地区の役所。Parque Bicentenarioという隣接する公園が美しい。

 

Centro Civico de Las Condes (Oct.2014)

Av.Apoquindo沿いに建つ現代的な建物。駐車禁止違反の罰金を支払いに来た時に記念に撮影した。

 

Santiago Centro (Sep.2014)

サンティアゴのCentroは他の中南米の大都市のCentroと違って新旧の建築物が同居している。

 

Palacio de los Tribunales de Justicia (Sep.2014)

Centroにあるチリの最高裁判所。サンティアゴのCentroは他の中南米の大都市のCentroと比べて綺麗で歩きやすい(あくまでも"比較的"であり安全というわけではない)。

 

Bandera de Chile (Nov.2014)

Centroの大統領府前の巨大なチリ国旗。

 

Catedral Metropolitana de Santiago (Jul.2018)

駐在後にチリへ出張した際に撮影したもの。駐在時カテドラルはずっと補修工事中で幕がかかっていたので、やっとその姿を拝むことができた。

 

Vista panorámica desde Gran Torre Costanera (Oct.2023)

2023年にチリを訪れた際に撮影した、コスタネラタワーの展望台からのLas Condes方面の眺め。チリに住んでいた10年前に比べてビルが増え、より都会的な景観になったと感じた。

 

Av. Apoquindo (Jun.2024)

サンティアゴは中南米の大都市の中では比較的現代的な高層ビルが多く、本気か皮肉かは不明ながらマンハッタンにかけたサンハッタンという表現がある。写真のミニクライスラービル的な建物は間違いなくサンハッタンという言葉が生まれるきっかけになったと思う。

 

Mercado Urbanao Tobalaba  (Jun.2024)

2023年7月のオープンした複合施設。地下鉄1号線Tobalaba駅前の風景が一変した。

(最終更新日:2024年5月11日)

 

日本語同様、スペイン語にも多くの諺や格言(dicho, refrán)があり、言いにくいことを柔らかく伝えたり、場を和ませたりするのに役立ちます(もちろん状況に応じて空気を読んで使うことが重要ですが)。ここでは仕事で使えそうなスペイン語の諺や格言を集めましたので(あくまでも自己責任で)ご活用ください。

 

 

スペイン語のことわざ・格言

Dichos y refranes

 

Soldado advertido no muere en guerra.

直訳すると"忠告を受けた兵士は戦場で死なない"。備えあれば憂いなし的な意味。

 

La curiocidad mató al gato.
直訳すると"好奇心が猫を殺した"。英語のCuriosity killed the cat.がスペイン語に流入したもの。興味本位で不必要に首を突っ込むとろくなことにはならないという意味。ローカルスタッフの同僚・部下が不必要に人事情報を知りたがったりした時などにチクリとどうぞ。

Donde manda capitán no manda marinero.
直訳すると"船長が命じるなら水兵は命令しない"。上司や管理者の決定に対して部下は異なる決定はできないということ。極めてサラリーマン的なロジックなので使える機会は多い。使用例としては顧客から値引きを求められても対応できない場合に「これ以上は日本の本社がOKしてくれないんですよ。Como usted sabe, donde manda capitán, no manda marinero.のような感じで使ったりできる。

La ambición (avaricia) rompe el saco.
直訳すると"野心・強欲が袋を破った"。欲をかきすぎるとかえって損をするという意味。コロンビアのニュースで詐欺事件を説明する際にこの表現が用いられていたのだが、それだと被害者もディスることになるので日本だと炎上するなと思った。

Seguro mató a confianza.
Seguro mató a confianza en medio de la seguridad, y después que la mató, le dijo seguro esta.という節の冒頭部分が格言化したもの。要するに信頼されている人・物・事や大丈夫だろうという感覚や認識を鵜吞みにせず、念のため確かめた方が良いという慎重さを促す格言。

Si la montaña no va a Mahoma, Mahoma va a la montaña.

直訳すると"山がムハンマドの方に来ないなら、ムハンマドが山に行く"。状況が好転しないなら自ら行動すべきという意味。指示待ち型の現地スタッフの部下に行動を促す際に使えるかも。

 

Perro viejo ladra echado.

直訳すると"老犬は寝ながら吠える"。経験豊かな老犬は若い犬のように不必要にキャンキャン騒がず必要最低限の行動を取るという意味で、老人の経験や知恵を称える意味の格言。Perro viejo ladramos echado.のように年輩者が若者の軽率さをたしなめる時に使ったりもする。

 

A rey muerto, rey puesto.
直訳すると"王が死ぬと(次の)王が取って代わる"。という意味で、ある指導者・権力者が去っても別の指導者・権力者が現れるという組織や社会の普遍性を示す言葉。サラリーマン社会にも(サラリーマン社会にこそ)当てはまることだが、若干達観したような物言いになるので若い人は使わない方がよいかも。

Salir de Guatemala para caer en (entrar a) Guatepeor.
困難を脱しようとして更に悪化することの例え。Guate"mala"とGuate"peor"の言葉遊びであり、国としてのGuatemalaをディスっているわけではない。問題解決のための施策が裏目に出てしまった時にEstamos saliendo de Guatemala para caer en Guatepeor, ¿o qué?とは言えば少し場が和むかも。

 

Confundes y vencerás.

直訳すると"混乱させて勝つ"。議論等で物事を複雑化して混乱させ、自分の都合の良いように進めようという狡猾さを説く格言。確かに中南米には一部このような発想の人がいる(もちろん中南米に限らず他の地域や日本にもいるが)。ただし仕事においてこのような邪道なやり方が有効なケースは極めて限定的なので真に受けないこと。

 

botar/echar/tirar la casa por la ventana

後先考えずに派手に浪費すること。経費の使い過ぎを戒める時などに使える。Este año estamos botando la casa por la ventana. Hay que revisar nuestro plan.

 

No hay deuda que no se pague, ni plazo que no se cumpla.

直訳すると"支払われない借金はなく、守られない期限もない"。行動には責任が伴い、責任は果たされるべきという意味だが、一方で責任を回避するための方便も豊富なのがラテンの世界である。

 

 

Buenos Aires, Argentina - 2014

(最終更新日:2024年4月7日)

 

転職の決意固まる

入社3年目の後半から漠然と転職を考え出したのですが、転職を決意した決定的な出来事がありました。前項で述べた通り、当時私は韓国メーカー向けに半導体の営業をしていたのですが他の国を担当したいという希望があり、同様の希望を持っていた当時の上司と飲みに行った際によく愚痴っていました。

 

その中で『新しい商材を見つけてきて韓国以外の国に売ることができれば他の国を担当できるのでは』という話で意気投合し、その後業務の合間を縫って商材探しのために電子デバイス関連の展示会に出かけるようになりました。当時の勤務先はメーカー系商社だったのでこのような活動は容認されましたが、従来の仕事がなくなるわけではないので単純に業務量が増えました。しかしこの仕事は自分の熱意のようなものがエネルギー源だったので苦ではなく、むしろ楽しかったです。

 

そんな感じで展示会訪問や新たな仕入先候補との打ち合わせを繰り返しているうちに、太陽光発電関連の企業の製品を扱えそうだということになり、上司と私が正式にアサインされて出張等の予算もつきました。しかし韓国以外の国を担当できる希望が見えた矢先に上司が 『俺が韓国以外の市場を見るからお前はまず韓国の顧客を開拓しろ』と言い出し私はすっかりやる気をなくしました。

 

上司の理屈は、早期に売上・利益を出す為には関係が深い韓国顧客にアプローチするのがハードルが低く、そのハードルが低い業務をまだ経験が浅い私に任せて自分(上司)はハードルが高い他地域の顧客を開拓するということで、一応は合理的です。しかし私としてはこの仕事は合理性ではないハートの部分で始めたんじゃないの?という思いが強く、憤慨しました。今にして思うと上司は更に上の上司の説得や他部署との調整等も行っていたはずで、彼の気持ちもわからなくはないですが。


私の態度があからさまだったのか上司もまずいと思ったようで、仕入先の工場がある上海への出張というエサを与えられましたが、下がりきったモチベーションは回復しませんでした(上海には出張しましたが、卒業旅行と割り切っていました。仕入先開拓に貢献したという自負があったので罪悪感はありませんでした)。

 

上海出張で撮影したビル群の写真(2008/1/31)

 

 

転職活動

このような経緯で転職の決意を固めた私は、退職された先輩のアドバイスに従い転職支援サービスに登録し、転職活動を開始しました。支援サービスには中南米に興味があることを伝えましたが、中南米担当として転職できるとは考えていませんでした。というのは、その時点では趣味的にポルトガル語を勉強している程度で他の志願者に対して優位性を発揮できるとは思えなかった上、そもそも中南米担当というピンポイントの求人が非常に限られると考えたからです。なので中南米に拘らず海外営業として転職できればいいなと考えていました。

 

この時に新卒入社時に海外営業部署に配属されたのは本当に幸運だったと実感しました。社会人3~4年目程度の中途採用だとまだ専門性よりポテンシャル重視ですが、それでも募集職種の経験がある方が圧倒的に有利です。最初に配属されたのが国内部署だったら、留学経験がありTOEICの点数が高かったとしても他の志願者との競争に勝って海外営業として転職するのは簡単ではなかったでしょう。

 

私は仕事で英語をほとんど使っておらず英語の運用能力は怪しいものでしたがTOEICの勉強は続けており、スコアは大学卒業時に約700点だったのが850点くらいに上がっていたので、履歴書的には一般的な海外営業のキャリアを有しているように見えるのでした。このような経験から、大学生の方々にはやりたい仕事に関して明確な希望があるなら、最初の配属先にはこだわった方がよいとお伝えしたいです。

 

転職活動を始めて2か月くらい経った頃、あるメーカーの中南米担当営業職の求人の紹介を受け、もちろん応募しました。その時点で中南米関連のスキルや経験は乏しかったので厳しいと思っていましたが、幸運にも内定をもらい社会人4年目の6月に転職しました。これが私の中南米のキャリアのスタートでした。

 

 

社会人の春休み

最初の会社を辞める際に有休を消化して2週間ほど香港・マカオに遊びに行きました。下の写真はマカオの有名ホテル、リスボアの前で撮ったもの。RAWで撮影していたので今の技術でHDR現像できました。RAWで撮った自分を褒めたい。マカオでは堕落しきった過ごし方をして、退職金(3年勤務して50万円弱だった記憶あり)は旅費やカジノ等々で消えました。社会復帰できるか不安でしたが、2週間後にはすっかり普通のサラリーマンに戻りました。

 

ちなみに上司と私が始めたビジネスは大きくはならなかったようですが、上司はその経験から太陽光発電関連の別部門に異動し、その後インドネシア駐在になりました。優秀な人だったので、うまく立ち回ったのでしょう。結果的に上司も私も韓国以外の地域を担当したいという当初の希望を叶えたことになり、ハッピーエンドと言えるのではないでしょうか。

 

マカオのホテル・リスボア(2008/5/21)

(最終更新日:2024年3月25日)

 

仕事で使える単語・表現をアルファベット順に紹介します。例文も業務や現地での生活を想定したものを中心にまとめておりますのでご活用ください。

<男>男性名詞  <女>女性名詞  <動>動詞  <形>形容詞
<副>副詞  <前>前置詞  <接>接続詞  <熟>熟語

(EN)英語における類似単語・表現
(完全に同じ意味とは限らないので注意)

(ES)スペイン語における類似単語・表現

 

cabecera

<女>枕元

<女>先頭

<女>(書類等の)ヘッダー

<女>(テーブル等の)上座

La cabecera de la mesa está donde el presidente esté sentado.

(訳)社長が座る場所がこのテーブルの上座になる。

 

conceder

<動>(a~)~に授与する、与える

Por el poder que la iglesia me concede, los declaro marido y mujer.

(訳)教会より授かった権限により、ここに汝らを夫婦と宣言する。

(キリスト教の結婚式における神父の言葉)

 

condolencia

<女>同情、お悔やみ

Aprovecho la ocasión para darle mis condolencias.

(訳)この機会にお悔やみを申し上げます。

 

confección

<女>裁縫、アパレル

<女>(資料等の)作成

Uniqlo es una empresa japonesa de confección.

(訳)ユニクロは日本のアパレル企業だ。

confeccionar

<動>(衣服等を)仕立てる

<動>(文書等を)作成する

 

conflicto (EN)conflict

<男>争い、衝突

conflictivo/a

<形>争いの、対立している

 

conservatorio

<男>(公立)音楽学校

 

contienda

<女>争い、論争

contienda electoral

(訳)選挙戦

 

contraproducente

<形>(意に反して)逆効果の

 

correlación

<女>相関関係

 

crédito (EN)credit

<男>クレジット、信用貸し

tarjeta de crédito

(訳)クレジットカード

<男>信用、評判、名声

Cuando uno trabaja en equipo no debe exigir créditos.

(訳)チームで働いている時は名声を求めるべきではない。

 

Bogotá, Colombia - Jul. 2021

(最終更新日:2024年3月15日)

 

駐在員の仕事の一つに出張者のアテンドがありますが、食事はアテンドの中で重要な部分を占めるため、現地の料理や関連する単語をよく理解しておく必要があります。特に営業系の職種はアテンドの良し悪しで仕事ができるか評価されるようなところが少なからずあるので、しっかり準備しましょう。というわけで、このテーマではアテンドの為の予備知識という観点でスペイン語圏の料理を紹介して参ります。

 

Gastronomía de Colombia 

 

コロンビア料理ってどんな料理?

出張者はXXX料理ってどんな料理?と無邪気な質問をするものです。外国人から日本料理ってどんな料理?と聞かれたらどう説明しますか?と聞いてみたいものですが、そんなことを言っても仕方ありません。私ならコロンビア料理ってどんな料理?と聞かれたら「イモとマメと肉がよく使われる、全体的に茶色っぽい感じの料理です」と答えます。これはあくまで全体的なイメージで、シーフードもありますが、首都ボゴタと第二の都市メデジンがともに山岳部にあるので山の幸が多めです。

 

なおレストランで出てくるコロンビア料理のうち日本人ウケが良いものは具材や調理法が似通っていてバリエーションが乏しいため、短い間隔で複数回行くと飽きます。なのでコロンビアで出張者をアテンドする際はコロンビア料理は一回に留めて、残りは和食、イタリアン、ペルー料理、スペイン料理あたりにするのが無難です。具体的なメニューとしては以下のようなものがあります。

 

Ajiaco (アヒアコ)

コロンビアの定番料理の一つで、ジャガイモと鶏肉を煮込んだシチューのようなスープにトウモロコシが入っている。癖がないので出張者が何を頼むか迷っているようならこれを勧めておくのが無難。

 

Bandeja paisa (バンデハ パイサ)

Bandejaはトレイ・プレート、paisaは第二の都市メデジンが位置するアンティオキア県及びその出身者を指す言葉。写真のように目玉焼き、ライス、アボガド、ソーセージ、チチャロン(下記③参照)と豆のシチューがセットになった料理。写真は上品な盛り付けの例で、一皿に全てが盛られるのが普通。定番料理の一つだが基本的に量が多く、昼食で食べると夜になっても腹が減らないことが多いので出張者に勧める際はその旨説明した方がよい。

 

Chicharon (チチャロン)
豚の皮付き肉を揚げたもので、前菜・おつまみ的な位置付け。写真ではPapa Criollaという小さいジャガイモと一緒に提供されている。Chicharonは国によってスタイルが異なり例えばメキシコでは皮の部分だけを揚げたスナック菓子のようなものが出る。

 

Cazuela de mariscos (カスエラ デ マリスコス)

cazuelaはシチューのような煮込み料理のことで、mariscosはシーフードのこと。コロンビアでは主にカリブ海地方の料理として知られている。写真のようにarroz de coco(ココナッツライス)、patacon(調理用バナナを揚げたもの)、aguacate(アボガド)が付け合わせとして出てくることが多い。

 

Mondongo (モンドンゴ)

第二の都市メデジンの料理で、小さく切った牛のモツと牛肉、鶏肉、ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎ等を煮込んだスープ。モツは小さめに切られていて臭みもないがホルモン・モツ等が苦手な人はいるので、勧める際は念のためモツ料理であることを説明した方がよい。

 

Posta Cartagenera (ポスタ・カルタヘネラ)

カリブ海に面したコロンビア最大のリゾート地であるカルタヘナの伝統料理。牛肉をpanela(黒砂糖)とスパイスのソースで煮込んだものにココナッツライスやサラダを添えて提供される。肉もごはん(ココナッツライス)も若干甘めの味付けで、個人的にはあまりお勧めはしない。

 

Sancocho (サンコチョ)

鶏肉・牛肉・ジャガイモ・トウモロコシ・玉ねぎ等を煮込んだ料理で、塩・胡椒・コリアンダー等をベースとしたシンプルな味わい。不味くはないが面白みに欠ける料理(端的に言うと肉と野菜の塩スープ)なので、私なら出張者には勧めない(コロンビアまで来て食べる程のものではないと思う)。コロンビアに限らず中米やカリブ海諸国でも広く普及している。

 

Arepa (アレパ)

すり潰したトウモロコシのパンで、中に肉・卵・チーズ・豆等を具として入れて食べる(写真は卵入りのアレパ)。基本的に屋台や家庭で食べるものなので、わざわざレストランで注文しなくてもよいと思う。

 

Empanada (エンパナーダ)

肉や野菜、チーズ等をパン生地で包み、焼いたり揚げたりしたもので、イベリア半島やラテンアメリカで広く普及している。シェア用の前菜として適した料理。

(最終更新日:2024年3月10日)

 

海外営業とは言うけれど

卒業旅行を終えた私は4月から社会人になるということですっかり現実に引き戻されました。これから長いサラリーマン人生が始まるのだと。。中南米の思い出②で述べた通り、大学を卒業して就職した会社では希望が叶い海外取引だけを行う営業部門に配属されたのですが、実態は思い描いていた海外営業とは少々異なりました。というのは私が配属された部門は確かに事前説明の通り海外取引のみを行っていたのですが、その売上構成は85%が韓国向けで15%がその他という状況で、実質的には韓国担当部門だったからです。

 

出張先の韓国・釜山にて撮影(2006年8月)。

 

当時は韓国メーカーのS社が破竹の勢いで業績を拡大しており、私が配属された部門はその勢いに乗って同社への半導体や電子デバイスの販売を伸ばしているところだったので、毎年新人は韓国担当部署に配属されました。私は当時も今も韓国に対して特に悪い感情は持っていませんが、海外営業として世界を相手に仕事をしたい!と意気込んで入ってきた若者としては韓国担当は物足りなく、実際に飛行機で1時間半程度で行けて街の景観も日本と似ており、現地スタッフや顧客の多くが日本語を話すという環境では海外で仕事をしているという高揚感はありませんでした。

 

韓国・ソウル出張にて撮影(2006年5月)。

 

歳が近い先輩からは『君も100%海外取引という言葉に騙されたか』と言われましたが、実は内定者向けの部門紹介の資料は毎年入社1年目の社員が作っており、代々100%海外取引という謳い文句で新人を釣ることをしていたのでした(私も同じことをして伝統を守りました)。

 

私の担当業務はS社とそのグループ会社向けの半導体製品の営業で、韓国のソウル・釜山には毎月出張しました。韓国への出張は恒常的な納期問題への対応や激しい飲み会というキツい面はあったものの、現地法人の韓国人スタッフの方々には本当によく面倒を見て頂き、また食事が美味しい等楽しいこともありました。しかしやはり上記のような理由で年々物足りなさが溜まっていきました。

 

ソウル・仁川空港(2008年1月)。韓国への出張は羽田-金浦が多かったが、たまに成田-仁川もあった。

 

同じ営業本部内には売上は小さいながら韓国以外の地域を担当する部門もあって、その中にはブラジル担当部署もあったので、一縷の希望を持って英語とポルトガル語を継続的に勉強し、異動希望を出し続けました。しかし韓国向けの売上比率は高まる一方で異動できる可能性は低く、また異動を諦めた先輩方がどんどん辞めていくこともあり、入社3年目の後半には私も転職を考えるようになりました。

(最終更新日:2024年3月8日)

 

大学卒業前の2005年の2月から3月にかけてアメリカ・ブラジル・ボリビアを周る旅行に出かけました。マイアミ→ラパス(ボリビア)→ブラジリア→リオデジャネイロ→ニューヨーク→ラスベガスを約一か月で周遊する旅程で旅費はかなりの額になると予想されたので、旅行前の数か月間はバイト三昧でした。

 

マイアミのダウンタウン(2005年2月)

マイアミビーチ(2005年2月)

 

マイアミは中南米の人々にとって最も身近なアメリカのリゾート地であり、日本人にとってのハワイのような存在です。アメリカにおける中南米向けビジネスの一大拠点でもあるのでその後(現在も)仕事や休暇で何度も訪れましたが、この時はそんなことは知る由もなく単にマイアミってこんな感じなんだという感覚でした。ちなみにビーチはカリブ海に面していますが街が近いので透明度はあまり高くなく、ビーチ目的であれば日本から行く価値は乏しいです(他に優れた選択肢がたくさんあります)。

 

 

ボリビア・ラパスの中心部(2005年2月)

ラパス中心部の夜景(2005年2月)

 

次いで訪れたボリビアのラパスは世界最高所の首都(3,600m)として有名で、何かで見た山間にビル群が広がる景色が印象深く実際に行って写真を撮りたいと考えていました。実際に標高3,600mというのはかなり厳しく到着した翌日はまともに動けませんでしたが少しずつなれて写真を撮りに行けるくらいにはなりました。ラパスは人口や豊かさの点で決して大都会というわけではないのですが、上の写真のように独特の景観を有しており特に夜景は素晴らしいです。ラパスでは一番ホテルという日本人経営のホテルにお世話になり、高山病の薬や日本食の朝食を出してくれたりと不慣れな高地において大変助かったのですが、このホテルは残念ながら2017年頃に閉めてしまったようです。ラパスでブラジルのビザを取得して次なる目的地ブラジリアへ向かいました。

 

 

ブラジリアを空撮(2005年3月)

 

ブラジルの首都ブラジリアは2002年に続き2回目の訪問でした。中南米の思い出①で記載した通りブラジリアの飛行機の形を空から眺めたいという思いが強く、今回は小型セスナ(ブラジリア上空を15分程度旋回するプランがありUS$150くらいだった)に乗って空撮にトライしましたが、またもや高度が足らず上の写真のような景色が精いっぱいでした。主要な観光地は前回の旅行で回っていましたが、写真撮影に関して2002年時はフィルムカメラだったのがこの時はデジタル一眼にアップデートできており、高画質かつデータ保存可能な写真を撮れたという意味では有意義でした。また前回の旅行後から3年程ポルトガル語を趣味的に勉強していたこともあり、旅行会話程度であれば何とかなったので、この時のブラジル旅行は前回に比べ快適でした。

 

 

コルコバードの丘からのリオの街並み(2005年3月)

コパカバーナビーチ(2005年3月)

 

続いてブラジル旅行の定番リオデジャネイロに向かいました。リオは日本にはない都市型ビーチリゾートの性格を持つ街で、都会の熱気とビーチリゾートの開放感を併せ持つ何とも言えない魅力的な街です。治安が悪いのが難点ですが主要な観光地を周る分にはそこまでリスクがあるわけではなく特に危険な目には会いませんでした(運が良かっただけかも知れませんが)。リオではシュラスコやフェイジョアーダの専門店等でブラジル料理も楽しみ、すっかりブラジルが好きになりました。

 

 

ニューヨークのスカイライン(2005年3月)

エンパイアステートビルからの眺め(2005年3月)

 

その後はサンパウロ経由でアメリカのニューヨークに向かいました。中南米に関係ないのでこれまで特に記載しませんでしたが、私はビル群が立ち並ぶ都会的な景観が好きで学生時代(から今に至るまで)そのような景観の写真撮影が旅行の主たる目的です。学生時代に最初に旅行したのも上記のような理由からアメリカのシカゴでしたし、中南米を除くとヨーロッパや中東、中国、東南アジアの大都市が主な旅行先でその主目的はやはり都会的景観の撮影でした。なので学生のうちに一度は世界一の大都会であるニューヨークへ写真を撮りに行きたいという強い思いがあり、大学生活最後の旅行の目的地に含めたのでした。当時のニューヨークは2001年のテロで長らく景観的シンボルであったワールドトレードセンターのツインタワーを失い、上の写真のように大都会ながら少々特徴を欠くスカイラインになっていましたが、長らく憧れていたこともあり写真撮影は非常に楽しめました。

 

ニューヨーク滞在中にネットカフェで大学の卒業可否を確認しました。90%以上大丈夫だと思っていましたが、試験結果に不安がある科目がいくつかあり、ミス等が重なってこれらを全て落とすと留年の可能性があったので大学のサイトにアクセスした時は緊張しました。なので自分の学籍番号を見つけた時は安堵しました(大学の合格発表で自分の番号を見つけた時より嬉しかったかも知れません)。それまではもしかしたら留年するかもという一抹の不安を抱えながらの旅行でしたが、これ以降は実に晴れやかな気持ちで過ごすことができました(既に旅程は半分以上経過していましたが)。

 

 

空港に設置されたスロットマシーン(2005年3月)

ラスベガスの夜景(2005年3月)

 

最後の目的地はカジノの街ラスベガスでした。上の写真の通り空港からいきなりスロットマシーンがあって驚きました。ラスベガスにはストラトスフィア(成層圏)タワーという展望台を備えた高層タワーがあり、そこからのダウンタウンの夜景(上の写真)は素晴らしかったです。今では大型ホテルが乱立して派手な景観になっているストリップ通り側は当時はまだホテルが疎らで少し寂しい感じでした。さて旅行前にかなりバイトをしたとはいえこの時の旅行の出費はかなり多くバイトで稼いだ資金だけでは賄えないと思ったのでクレジットカード(学生カードなので上限は低いですが)と現金を併用しての旅でした。どうせこういう長期の旅行は社会人になったらできないし、働きだしたら毎月給料が入るから大丈夫だろうという考えの下カジノにも行きましたが、かなり負けてあまりに腹が立ったので撮影した写真を保存するフォルダの名前をクソベガスにしていました。大きな借金ができたというわけではありませんが、私の社会人生活は預金マイナスから始まりました。

(最終更新日:2024年3月3日)

 

私は学生時代から都市風景の撮影が趣味で、スペイン・ポルトガルや中南米の主要都市へ旅行して写真を撮ってきました。ここではこれまでに撮影した写真を都市別に紹介して参りたいと思います。中南米というとマチュピチュやウユニ塩湖、イグアスの滝等の歴史遺産や自然が有名ですが、都市風景も中々に魅力的です。

 

今回はブラジルの首都ブラジリアです。私は大学一年生の時に世界遺産を紹介するTV番組でブラジリアを見て行ってみたくなり、大学在学中に2回、最近では2023年に再びブラジリアへ旅行しました。ブラジリアは飛行機の形に計画された都市で、コックピット部分には国会議事堂・大統領府・最高裁判所が据えられ、胴体部分にはその他の重要な国家機関が集まり、翼の部分はホテル群や商業施設、住宅街で構成されています。建設から60年以上が経っても著名なブラジル人建築家が手掛けた主要建築物は色褪せず、立体交差の道路や緑地化された中央部の景観と相まって壮大な実験を感じさせる都市景観が維持されています。

 

Vista nocturna de Brasilia (Sep.2023)

テレビ塔の展望台からの国会議事堂方面の夜景。学生時代の旅行で夜景を撮影できなかったことが心残りだったので、2023年は日没が早い9月に旅行し夜景を撮影。街灯と緑地が黄色と緑のブラジルカラーになっていて、ブラジリアらしい写真が撮れて満足した。

 

Vista panorámica de Brasilia (Sep.2023)

上の写真と同じ日・場所で撮影した夕景。日没前後は景色の色合いが刻々と変わるので、夜景撮影では日没の1時間半くらい前に到着して写真を撮り続けている。

 

Vista panorámica de Brasilia (Sep.2023)

こちらは別日の日中に撮影した写真。テレビ塔の展望台は屋外型で窓ガラスがないのでクリアな写真が撮影できてありがたい。

 

Asa norte (Sep.2023)

テレビ塔の展望台から眺めたAsa norte(北の翼)地区。胴体に近いところにはホテルやオフィスが集まり、奥は住宅街になっている。

 

Asa sul (Sep.2023)

ホテルの屋上から眺めたAsa sul(南の翼)地区。北の翼と同じく胴体に近いところにホテルやオフィス、奥には住宅街が広がっている。

 

Asa sul (Sep.2023)

こちらはテレビ塔の展望台から眺めたAsa sul(南の翼)地区。北の翼よりも若干高層建築が多い印象。

 

Torre de TV (Sep.2023)

ホテルの屋上から見たテレビ塔。シンプルで鉄塔的なデザインをしている。

 

Congresso Nacional do Brasil (Sep.2023)

ブラジル国会議事堂。ブラジルの著名な建築家でありニューヨークの国連ビルも手掛けたオスカー・ニーマイヤー氏が設計を担当した。1960~70年代のSF映画の宇宙船を思わせる近未来的なデザイン。

 

Congresso Nacional do Brasil (Sep.2023)

夜のブラジル国会議事堂。この日はブラジルカラーのプロジェクションで照らされており、これを見たブラジル人たちがテンションが上がり国歌を熱唱していた。ブラジルの国歌はサッカーのワールドカップでおなじみだが、軽快で陽気なブラジルらしい歌なのでぜひYouTube等で聞いてみて頂きたい。個人的にはこちらの動画がおススメ(ロマーリオの代表引退試合のこちらも感動的)。

 

Congresso Nacional do Brasil (Mar.2005)

2005年にはこのように建物のかなり近くまで行けたが、2023年に旅行した際は柵が設けられていて入れないようになっていた。ブラジルも他の中南米諸国同様政情不安が続いたので、デモ隊等が侵入するのを防ぐ為の措置と思われる。

 

Congresso Nacional do Brasil (Mar.2005)

国会議事堂ビルの裏手から撮影した写真。お椀のような上院・下院が見えなくても存在感がある。

 

Palácio do Planalto (Sep.2023)

飛行機の機首部分に位置する三権広場に立つ大統領府の建物で、"高原の宮殿"と呼ばれる。国会議事堂同様、ブラジルの著名な建築家であるオスカー・ニーマイヤー氏が設計を担当した。

 

Supremo Tribunal Federal (Mar.2005)

同じく三権広場に面して立つ連邦最高裁判所。他の主要な建築物と同様オスカー・ニーマイヤー氏が設計を担当。

 

Palácio do Itamaraty (Sep.2023)

ブラジル外務省の建物。こちらもオスカー・ニーマイヤー氏の作品。省庁の中で外務省と司法省だけが特別にデザインされた建築になっており、両省庁の地位が高いことが伺える。

 

Palácio da justiça (Sep.2023)

ブラジル司法省の建物でやはりオスカー・ニーマイヤー氏の作品。三権広場の少し後ろに外務省と向かい合う形で立っている。

 

Otros ministerios (Sep.2023)

外務省と司法省以外の省庁のデザインはほぼ同じで、このような団地のような建物。外務省・司法省の建物との格差が激しく、ブラジルでは外務省・司法省と他の省庁の間に明確な力の差があるのかな?と感じた。

 

Ministério da defesa (Sep.2023)

国防省もこのようにその他大勢の建物。ちなみにスペイン語ではdefensaだがポルトガル語はdefesa。

 

Otros ministerios (Sep.2023)

国会議事堂前から眺めた外務省と司法省以外の省庁群。建物のデザインと配置から団地を思わせる。外務省・司法省に比べてその他大勢観があり、これらの省庁に勤務する公務員の外務省・司法省へのコンプレックスが心配(余計なお世話だと思うが)。

 

Catedral Metropolitana (Sep.2023)

ブラジリア大聖堂。省庁群のすぐ後ろに立っている。他の主要建築と同様オスカー・ニーマイヤー氏の作品。

 

Catedral Metropolitana (Mar.2005)

別の角度から撮影したカテドラル。

 

Banco Central do Brasil (Mar.2005)

ブラジル中銀本店。ブラジリアには行政機関だけでなく中央銀行や国家警察等の本部も置かれている。

 

Rodoviária de Brasília (Mar.2005)

飛行機の胴体中心に位置するバスターミナル。人が集まる場所では一気にブラジル観が出る。

(最終更新日:2024年3月2日)

 

仕事で使える単語・表現をアルファベット順に紹介します。例文も業務や現地での生活を想定したものを中心にまとめておりますのでご活用ください。

<男>男性名詞 <女>女性名詞 <動>動詞 <形>形容詞 <副>副詞 <前>前置詞 <接>接続詞 <熟>熟語
(EN)英語における類似単語・表現(完全に意味が同じとは限らないので注意)
(ES)スペイン語における類似単語・表現

 

 

saber de ~

<熟>~を知っている、~に精通している

 

saco

<男>ジャケット (ES)chaqueta

<男>袋

saco de arena

サンドバッグ

 

sacrificar (EN)sacrifice

<動>(a~/por~)(~のために)~を犠牲にする

sacrificarse

<動>(por~)(~のために)~を犠牲にする

 

salir a paso a ~

<熟>~に対処する

La ministra de transporte le salió al paso a la lluvia de las críticas de distintos sectores.

(訳)運輸大臣は様々な分野からの雨のような批判に対処した。

 

salpullido

<男>発疹、かぶれ

 

salvar (EN)save

<動>救う、助ける

salvarse (de~)

<動>(~から)逃れる、助かる)

¿Te lograste salvar del accidente?

(訳)あの事故から無事逃れることができたのか?

el Salvador

<男>救世主、イエス・キリスト

salvo

<形>(estar+)無事である

<前>~を除いて (ES)menos, excepto

Salvo el incidente de hoy, él ha prometido su promesa.

(訳)今日の出来事を除いて彼は約束を守った。

a salvo

<熟>安全に、無事に

 

sanción (EN)sanction

<女>(法による)制裁、処罰

<女>(公的機関による)承認

Se puede generar una sanción para diferentes administraciones de no cumplir estos mandatos sobre emisión de gas invernadero.

(訳)温室効果ガスの排出に関する規制に反する異なった行政措置に対し、処罰を設けることができる。

sancionar

<動>(法に基づいて)制裁する、処罰する

<動>(公的機関が)承認する

 

sangrar

<動>出血する

sangre

<女>血

sanguíneo/a

<形>血の、血液の

grupo sanguíneo

(訳)血液型

vasos sanguíneos

(訳)血管

presión sanguínea

(訳)血圧
sangriento/a
<形>出血する、血みどろの、残虐な

 

sanitario/a

<形>公衆衛生の

sanidad

<女>保健、衛生

 

saltar

<動>跳ぶ、飛び込む

salto

<男>ジャンプ、跳躍

 

sastre/ra

<男/女>洋服の仕立て屋、テーラー

 

secretaría

<女>事務局、秘書職、書記職

secretario/a

<男/女>秘書、書記官、事務官、長官

 

secreto/a (EN)secret

<形>秘密の

<男>秘密

secreto a voces

(訳)公然の秘密

 

seducir

<動>(性的に)誘惑する、口説く

seductor/ra

<形>魅惑的な

<男>女たらし

seducción

<女>(性的な)誘惑

 

segmentación (EN)segmentation

<女>分割、区分

segmentación del mercado

(訳)市場のセグメント分け

segmento (EN)segment

<男>部分、区分

 

sello

<男>切手、スタンプ

sellado/a

<男/女>封をした、封印した、押印した

 

sembrar

<動>種をまく、栽培する

Estamos sembrando cacao y platano en este campo.

(訳)私たちはこの畑でカカオとプラタノを栽培しています。

 

sensual

<形>官能的な、肉感的な

 

sentarle (a + 人)

<熟>(人に)合う、似合う

 

sentido (EN)sense
<男>意味、意義、感覚、判断

No tiene mucho sentido.

(訳)不合理である、論理的に説明がつかない

sentido común

(訳)常識

 

señalado/a

<形>印のついた、マークされた

La fiscalía capturó a 3 personas señaladas de ser las responsables del incendio.
(訳)検察当局は放火犯としてマークされていた3人を逮捕した。

<形>目立つ

<形>指定された、特定された

 

separación

<女>分離、別居

 

sepultar

<動>埋葬する

sepultarse

<動>埋もれる

Eso fue como si fuera que cavaste su propia fosa y te sepultaste sola.

(訳)それは君が墓穴を掘って一人でそこに入ったようなものだ。

sepultura

<女>葬ること、埋葬

 

serrano/a

<形>山地の、山岳地方の

<男/女>山国の人

 

si así lo fuera, ~

<熟>もしそうであったなら

Si así lo fuera, segirían siendo ilegal la apuesta.

(訳)もしそうであったなら、ギャンブルも違法であり続けるはずだ。

 

si bien

<熟>しかし

<熟>(+直接法)~だが

Si bien los ejecutivos querían evitar la huelga, los empleados la hicieron.

(訳)幹部たちはストライキを避けたかったが、従業員たちは実施した。

 

siempre que + 直接法

<熟>~する時はいつでも

siempre que + 接続法

<熟>~という条件で、~する限りは

El médico dice que puede mejorar siempre que le cuide.

(訳)医者はあなたが身体に気を付ける限り、良くなる可能性があると言っている。

 

sigla

<女>頭文字による略称(PIB、FMI等)

 

signo

<男>印、表れ

<男>記号、符号

Los signos ortográficos

(訳)(ハイフン・コンマ等の)文章の記号

<男>星座

 

siniestro

<男>不幸、災難、不幸な事故

víctimas del siniestro marítimo

(訳)海難事故の犠牲者

siniestra

<女>左手

siniestro/a

<形>悪意のある、左の

<形>不幸な、災難な

 

sinonimia

<女>同義(性)、類義(性)

sinónimo/a

<形>同義の、類義の

<男>同義語、類義語

antónimo/a

<形>反義の

<男>反義語

 

síntoma (EN)symptom

<男>症状

<男>前兆、兆候

Ese es mejor síntoma, que nos puede dar de que la situación está cambiando.

(訳)それは状況が変わっていることを示すより良い兆候だ。

 

siquiera

<副>(ni~)~さえーない

<副>少なくとも

<副>(コロンビア)幸運にも (ES)afortunadamente

Siquiera no la pusieron en el departamento donde se requiere muchos trabajos.

(訳)幸いにも彼女はその激務の部署には配属されなかった。

 

sistema (EN)system

<男>制度、体系、組織、システム

sistematizar

<動>制度化する、体系化する、システム化する

sistemático/a

<形>制度的な、体系的な、システム的な

sistematicamente

<副>体系的に

sistematización

<女>制度化、体系化、システム化

 

situar

<熟>(en~) (~に)配置する、位置付ける

El dato sitúa a las españolas en segundo lugar de esperanza de vida tras las japonesas.

(訳)そのデータは、スペイン人女性の寿命が日本人女性に次いで2番目に長いことを示している。

 

soberbio/a

<形>高慢な、尊大な

<女>高慢、尊大

 

sobrar

<動>余る、残る

Sé que usted está yendo muy bien y creo que no le sobra un hombre como él.

(訳)あなたが成功していることは知ってますし、彼のような男が足りていないでしょう。

sobra + 不定詞(~)

<熟>~するまでもない

Sobra decirle que todos querrán ver el nuevo modelo en la exposición.

(訳)皆がその展示会で新モデルを見たがるであろうことは言うまでもない。

No sobrar + 不定詞(~)

<熟>~し過ぎることはない

No sobra advertirles: todos estos archivos con clave.

(訳)わかっているとは思うが、全てのファイルにパスワードを設定しておくように。

sobra (ES)resto

<女>余り、余剰

 

sobredimencionamiento

<動>過剰な大きさ・規模

 

sobrepasar (ES)superar

<動>上回る、勝る

 

sobrevivir (EN)survive (ES)subsistir

<動>生き残る、生き延びる

 

sobrio/a

<形>地味な、控えめな、簡素な

Como se pudieron haber dado cuenta, es un diseño sobrio pero muy elegante.

(訳)お気づきのように、このデザインは簡素ですがとても上品です。

 

soga

<女>縄

 

soltar

<動>放す、緩める

<動>(匂い・声を)放つ

 

soltero/ra

<形>独身の

<男/女>独身者

solterón/rona

<形>(軽蔑して)独身の、独り身の

<男/女>(軽蔑して)独り身

 

sombra

<女>影、陰

 

someter

<動>服従させる、(決定等を)委ねる

someterse

<動>屈服する、(決定等に)従う

Si uno se va a someter a ese suplicio de casarse, que sea con una mujer bonita.

(訳)結婚という責め苦を受けるのであれば、せめて美人と結婚したい。

 

soplar

<動>(息を)吹く、(風が)吹く

Sopla y pide un deseo.

(訳)(ケーキに)息を吹きかけて願いを言って。

 

soportar

<動>(重さ・負荷を)を支える

<動>(苦しみ)に耐える、我慢する

 

sorpresa

<女>驚き

sorprendente

<形>驚くべき

Es sorprendente lo rápido que crece esta empresa.

(訳)この会社の成長の速さは驚くべきものです。

sorporender

<動>驚かせる

Me sorprende que no lo sepas.

(訳)君がそれを知らないとは驚きだ。

 

sospechar

<動>予測する、疑う

<動>(+que+直接法~)~だと予測する

<動>(+que+接続法~)~だと疑う

Sospechamos que él pueda ser autor del crimen.

(訳)我々は彼が犯人だと疑っている。

<動(自)>(de+人~)~に嫌疑をかける

Yo estaba sospechando de ellos desde el prncipio.

(訳)私は最初から彼らが怪しいと思っていた。

sospecha

<女>嫌疑、疑惑

sospechoso/a

<形>疑わしい

<男>容疑者

 

sostener

<動>支える、(意見等を)支持する、支援する

sostenerse

<動>持ちこたえる

sostenible (EN)sustainable

<形>持続可能な

desarrollo sostenible

(訳)持続可能な開発

 

suavizar

<動>滑らかにする、柔らかくする、穏やかにする

suavizarse

<動>穏やかになる

suave

<形>柔らかい、滑らかな、穏やかな

 

subasta (ES)licitación

<女>競売、入札

 

subdividir

<動>細分化する、カテゴリー分けする

Vamos a subdividir estes clientes en varios grupos.

(訳)これらの顧客をいくつかのグループに分けよう。

subdivisión

<女>細分化、カテゴリー分け

 

subsidio

<男>補助金、助成金

subsidiario/a

<形>補助の、

<女>子会社

 

subsistir (ES)sobrevivir

<動>存続する、生き延びる

 

subterráneo/a

<形>地下の

El nuevo metro de la capital va a recorrer a nivel subterráneo y elevado.

(訳)首都の新しい地下鉄は地下と地上を走ります。

 

suceder

<動>起こる

Ese altercado sucedió en la fiesta.

(訳)そのパーティーで言い争いがあった。

<動>後に続く、継ぐ

Sucedí a mi padre en la dirección de la empresa.

(訳)私は父親の会社を継いだ。

sucesión

<女>後継、継承、連続

sucesivo/a

<形>連続した

suceso

<男>出来事、事件

Quisieramos que en el pueblo tranquilo no ocurriera ningún suceso.

(訳)その静かな村では何も事件が起こらないように願っていました。

sucedido

<男>出来事

El sucedido nos sorprendió.

(訳)その出来事は我々を驚かせた。

sucesor/ra

<男/女>後継者、後任者、相続者

<形>後継の、後任の

 

suéter

<男>セーター

 

sugerir

<動>連想させる

<動>(+que+接続法~)~を示唆する

Mi jefe sugirió que yo fuera su traductor durante su viaje de negocios a Colombia.

(訳)私の上司はコロンビアへの出張中、私に通訳をするよう示唆した。

 

sujetar

<動>押さえる、掴む、固定する、服従させる

sujetarse

<動>(a~)につかまる、~に従う

Me sujetaba con una mano a la baranda de la escalera mecánica.

(訳)私はエスカレーターの手すりにつかまっていた。

 

sujeto

<男>(文法)主語

<男>主体

<男>(軽蔑して)やつ、者

 

superar

<動>克服する、勝る、超過する

 

suplicio

<男>拷問、責め苦

 

suponer que +直接法/接続法

<動>直接法:~と思う、推察する

<動>接続法:~と仮定する

supuesto/a

<形→>想定される、仮定の、疑義のある

suposición

<女>仮定、推定

Hagamos una suposición de que usted estuviera vendiendo esta tierra, más o menos ¿cuánto precio tendría la tierra.

(訳)一つ仮定の話をしましょう。あなたがこの土地を売っているとしたら、この土地に大体いくらの値段を付けますか?

 

sujeto

<男>(文法)主語、主部

<男>(軽蔑的に)人、やつ

Un ciudadano fue interceptado por dos sujetos cuando salió de la tienda.

(訳)一人の市民が店を出た時に二人の男に行く手を阻まれた。

 

sumar

<動>合計する、足す

 

suplicar (que+接続法 / +不定詞)

<動>(~するよう)懇願する

Te suplico, no me vayas a meter en el problema.

(訳)頼むからその問題に巻き込まないでくれ。

 

surgir

<動>現れる、生じる、湧き出る

Las dudas surgen obviamente porque el gobierno le inyecta recursos de nación a la empresa extranjera.

(訳)政府が外国企業に国の財源を注入するので、当然疑念が生じます。

 

surtir

<動>供給する、卸す

Vamos a seguir surtiendo no sólo a los distribuidores sino también a los almacenes directamente.

(訳)我々は代理店にだけでなく、デパートにも直接供給を続けます。

 

suscribir

<動>署名する、賛同する

suscribirse

<動>定期購買契約をする

<動>(Youtube等の)チャンネル登録する

suscripción

<女>署名

<女>定期購読、チャンネル登録

 

suspirar

<動>ため息をつく

suspiro

<男>ため息

 

sustancia

<女>物質

sustancia sólida

(訳)固体

sustancia líquida

(訳)液体

sustancia gaseosa

(訳)気体

sustancial

<形>本質的な、根本的な

Se requiere cambio sustancial para proteger esta naturaleza.

(訳)この自然を保護するには本質的なな変化が必要だ。

sustancioso/a

<形>内容のある、実質的な、中身の濃い

Cambio profundo y sustancioso

(訳)根本的かつ実質的な変化

 

susto

<男>驚き

<男>心配事

¿No te da susto dejarlo solo con esas mujeres bonitas?

(訳)彼をあの美女たちと一人にして心配じゃないの?

asustar

<動>怖がらせる、驚かす

 

sutil

<形>微妙な (ES)delicado/a

<形>僅かな

sutileza

<女>微妙さ、精緻さ

 

Ciudad de México, México - Abr. 2022

(最終更新日:2024年2月22日)

 

大学3年生の終わりころから就職活動を始め、旅行好きなこともあって海外に行く機会が多い業界・職種を志望していましたが、当時は中南米に拘ってはおらず漠然と海外営業のような職種に就ければいいなと考えており、海外駐在の機会が多そうなメーカーや商社を受けました。

 

就活中に撮った神田駅近くの写真。東京三菱銀行やampm(コンビニ)が時代を感じさせる(2004/4/5)。

 

就職活動では数社から内定を頂けましたが、その中に2社ブラジルに現地法人がある会社があり、ここで初めてもしかしたら将来ブラジルで働けるかもという淡い期待を抱きました。2社のうち1社はメーカー系の商社でもう1社はメーカーでしたが、色々考えてメーカー系商社にお世話になることにしました。

 

さて内定はもらえたものの、その会社は当然国内事業も行っており、海外部署に配属される保証は全くありませんでした。当時の私は海外旅行が好きなだけで留学経験はなくTOEICも700点程度、あとは趣味的に履修していたポルトガル語が少々という感じで、面接では海外営業志望である旨伝えていましたが、同じように海外志望で留学経験者や帰国子女、外国人の内定者がいる中で希望が叶うかは微妙でした。

 

その会社は入社前に内定者向けに部門紹介を行い、3つまで希望部門を書かせて入社日当日に配属先を発表するということをやっていたのですが、営業部門の中に海外取引しかしていないという部門があり、配属されれば100%海外営業を担当できるということで、そこを第一希望にしました。ただ上記の通り学生時代の私は海外経験が豊富というわけでも語学が堪能というわけでもなかったので、海外で働きたいという方向性で志望理由を書くと他の同期に負ける可能性が高いと考え、製品面にフォーカスした志望動機にしました。

 

私が希望していた部署は半導体や液晶ディスプレイ等の電子デバイスの営業部門だったのですが、当時私は趣味で携帯電話を集めているようなガジェットオタクだったので、そのことに触れて製品に対する興味・関心は誰にも負けない的なことを書いたところ、それが奏功してかその部門に配属してもらえました。その後のキャリアを踏まえて振り返ってみると、大したスキル・経験もないのに海外部署に配属されたことは非常に幸運でした。

 

東京駅の中央線ホーム。全体がオレンジ色の車両が懐かしい(2004/3月頃)。

 

面接や筆記試験の場所は東京都内がほとんどでした。私は千葉の実家から都内の大学に通っていましたが、それまでは大学がある駅の周辺と主要な観光地以外はあまり行ったことがなかったので、就職活動で東京の色々な場所に行くのが楽しく、いつもデジカメを持って行って写真を撮っていました。

 

就職活動はゴールデンウィーク後くらいに終わり、その後は大学の夏休み・春休みの旅行の資金を稼ぐべくバイトに明け暮れました。大学にはあまり行きませんでしたが、なぜか中国語(第二外国語)の1年生の授業を4年生になるまで落とし続けており、毎週1・2年生のキャンパスに行って授業後に最寄り駅で好きなラーメンを食べるのがルーチンでした。その年は留年せず無事卒業・就職できましたが、1年生時に留年したのがトラウマになっているのか、今でも留年する夢をたまに見ます。

 

同じく就活中に撮影した有楽町線のどこかの駅。右のスーツの男性も就活生だろうか(2004/3/13)。