蝙蝠「野鉄」は大活躍。
読了
畠中恵 【つくもがみ貸します】
2007年、角川書店から。
ベストセラー、しゃばけシリーズの畠中さんです。
リサイクルショップ兼、レンタルショップは、深川の「出雲屋」。
100年経って“つくも神”と化すしなじなは、きっとそれぞれの作者の念が
そうさせていることになっているのでしょう。
つくも神たちが出雲屋の主人らに気兼ねすることなくおしゃべりをし、
その会話から事件は深まったり、解決に向ったりします。
「利休鼠」、「裏葉柳」、「秘色」、「似せ紫」、「蘇芳」の5編。
最後の「すおう」は、お紅の“恋ばな”も完結します。
読み終わりは、あやかしたちの語り合い。
エンディングロールよろしく、あー、面白かった!って、誰でもなるので
はないかと思いました。ハッピーハッピーエンド 笑
人気の「しゃばけ」と重なるイメージも感じつつ、楽しいエンタメです。
個人的にはCGフルで、映像化しても面白いのではないかと思いました。
“お紅”はだれがイイだろう? “清次”はだれがピッタリかなー。
“佐太郎”は? “定右衛門”はどうだろ・・・ (^∇^)
オレンジの首輪がクッキリなのはオス♪
ワカケホンセイインコ の リク。
しゃべります!
・・・すみません。
自分の名前を連呼するだけです (´□`。)
数年前、朝出かけに「いってきまーす」と、玄関を開けたら、
知らぬ間に土間にリクが一緒にいて、わたしよりも先に
パタパタと羽ばたきながら出て行ってしまいました。
ケージのかんぬきをかけ忘れていたらしく、
自分で抜け出して、しかも玄関まで歩いてきていたのですね。
飛んでいれば、羽音でわかったと思う。
自宅前の道路を飛び越していく姿に、あっけにとられながらも、
「あー、どこかで仲間と一緒になって暮らしてくれればいいな ... 」
などと、飛んで行く後姿を見送ったのです。
ところが、そのまま上空へ舞い上がるかと思っていたら、
お向かいのお宅のエントランスに降りてしまいました。
だから難なく、抱き上げて連れ帰ることができました (^▽^;)
で、小学校が近いので自宅前は通学路なんです。その捕りモノを
見ていた登校中の小学生の一人が、「あっ、いいなぁ」、って。
そう、勘違いしたわけです。
出社前で時間も気にしていたので、
ソソクサと抱き帰ったのですが、本当は、
「違うもん!
この鳥はうちで飼っているコで
名前は、“リク”ていうんだよ!」
と、ちゃんと説明をしたかった、しゃんはいでした (^▽^;)
GOOD NEWSを歌う。
塩谷達也 【新版 ゴスペルの本】

塩谷達也さんは、ごめんなさい存じ上げなかったです。
2003年にこのもと本となる「ゴスペルの本」が出版されていたことも。
新しいゴスペル情報を加え編纂、改訂版として「新版 ゴスペルの本」が
先の4月出来。今、日本人のためにもっとも分りやすく書かれたゴスペル
ミュージックの解説本、ということでいいと思います。
“GOD SPELL”を語源とするゴスペルは、GOOD NEWS であると。
GOOD NEWS は、自分だけのものにしないで、みんなに伝えて共有すべ
きことである。そしてゴスペルは「神さまへ」のラブソングであり、「神さま
から」のラブソング。
日本人がこれほどゴスペルを受け入れていることは、宗教の見地からは、
世界的にも珍しいらしく、確かにわたしもそうなんだろうと感じます。
塩谷さんはクリスチャンです。だから布教のため歌っているわけとも思え
そうですが、広めているのは「(神さまへの感謝を歌う)ゴスペル」であっ
て宗教ではないのです。
奴隷としてすべてを虐げられた人々が、明日への希望を口づさみメロディ
となり、ハーモニーを伴って、一体感、グルーヴを呼び起こしていくわけ
です。確かにコミニュケーションの原点は「ことば」にあるわけですよね、
改めて実感します。
※本書の中でゴスペルルーツを奴隷貿易の時代から解説があります。
対談は、本文のゴスペル情報に挟むように5人が用意されていて、上手く
ストーリー立ってます。最初は、ゴスペラーズの黒沢薫さんと。
「ゴスペラーズ」。 ジャパンポップにこれほど、ゴスペルを割り込ませた
グループはいませんよね。わたしもゴスペルは好きではありますが手元
のCDといえば、スタンダードのオムニバス、マヘリア・ジャクソンは3タイ
トル。あと、ゴスペラーズのアルバムも持ってはいますが、彼らの歌とゴス
ペルに明らかなレイヤーは感じてしまっていたんですね。作品として完成
度が高まるほど、心の叫びとは距離が出てしまうと思って。
だから、ハーモニーもきれいですごく良いんだけれど、ゴスペルじゃない
よな...という感想があった。でもこの黒澤さんのお話を読めてよかった。
少しは理解は深まったと思います。
※対談の中でも、このグループ名について話しが出ています。
最後の対談の相手は、アーサー・ホーランドさん。
ハーレーで日本国中を駆け回る牧師さんは、自称「ジーザスの宅配便」。
異端ですね。曰くゴスペルは宗教にあるのではなく“スピリット”だと。
比叡山で開眼する親鸞聖人が、自力では悟りは開けないが「向うから」手
をさしのべてくれる他力の存在に気付きくその“ある力”、恵みは誰にでも
十分に注がれている、ということ。これは聖書ではアメージンググレース
と言う。如来の存在は、ジーザスのスピリットと背景は一緒だと!
(こんなに端的な言い切りで理解が広がれば世界平和も夢ではない)
自然界を見て大いに感動する日本人はアメリカ人なんかより、ずっとゴス
ペルのスピリットをもともと持ち得ていた民族だと話されています。
おもしろいっ(^∇^)
<まえがきから引用>
願わくは、ひとりでも多くの魂が、ゴスペルの中に大きく広がる
「愛の国」にふれて、楽しく、元気よく、のびのびと、こころを
ひらいて、自分自身のゴスペルを歌えますように。
日頃は通勤読書中心ですが、今回は電車で半分、後半は土曜日の休みに
読みました。読み終えてからは、Youtubeでゴスペル三昧(笑)。
「主の祈り」。昨年の9月、奥様の美和さんとの共作。
結局、ゴスペルは“ジャンル”ではなくて“スピリッツ”。
そう感じました。
CATWINGS.
読了
村上春樹訳 【素晴らしいアレキサンダーと空飛び猫たち】
【Wonderful Alexander and the Catwings】
Ursula K. Le Guin (Author),
S. D. Schindler (Illustration)
猫好き村上さんが、楽しい楽しいとお仕事されている猫本。
家族愛につつまれて育った子猫アレキサンダーの冒険記。
その旅先で羽の生えた猫「飛び猫」たちと出会って。。。というお話し。
読み聞かせなら小学校の低学年。本好きの子なら高学年でも十分楽しく
読めると思います。 “戯れる”とか、かなふりしてありますから。
後書きがけっこう、面白いでした。
絵本には珍しく、本文に注記がポロポロありまして、さして難解ではない
クダリなので、原文に何かあるな?、と踏んではいましたが、その10箇所
について「後書き」の中で日本語訳について説明があります。読みようでは、
こういうトコロの翻訳に、私なりに苦心して骨をおったのですよ!という理解
もありかな、と思いました。
例えば、主人公のアレキサンダーが飛び猫“ジェーン”に本当のことをしゃ
べってほしいと伝えたとき、ジェーンはバッタに気を取られている風を装う。
“ She began to stalk a grasshopper in the tall grass. ”
話をそらして、気持ちココにあらず、それを村上さんは、『猫化』するのだと
おっしゃってます (^∇^) 自分も良く、他に気を取られてるふりで過ごすこ
とがあるとのことでした。
それから、村上さんちには猫専用のドアがあることもわかりました ♪
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普通の猫アレキサンダーが出てくる「飛び猫」シリーズは、第三弾。
実は、シリーズ最初の 『CATWINGS』 は、オリジナルで読んでいます。
八重洲ブックセンターの洋書フロアで立ち読みですけれども (^▽^;)
きっと輸入初版で平置きされていたのですね。かれこれ20年ぐらい前。
だから、表紙絵を見たときにおもわず、「あっ!」と小声がついて出てし
まったのでした。今回は日本語で、それも村上さん訳で読めるなんて!
本とのめぐり合わせを感じます。懐かしさも伴って、面白かったー、という
マコトに個人的な絵本との出会い話しなのでした。
梅雨時もやさしい雨降りのほうが。
岸部眞明さんカバー。 「雨降る窓辺で」
関東は、これから梅雨入りはじまります(来週末ぐらい?)。
できることなら、ジトジトの曇天ではなくて、春先の延長の
ような、花曇りにサラサラと降るような雨のほうがいいですね。
そんな明るい窓辺から眺める雨降り。
岸部さんの「雨降る窓辺で」。
(少しは表現できているかしらん (^▽^;) )
だって止まらないんですもの(笑)
読了
阿刀田高 編集 【松本清張小説セレクション 短篇集Ⅱ】
本タイトルはセレクション全36巻中の33巻目。
32巻目以降、末巻までが「短篇集」で編まれます。
中央公論社刊このシリーズは、「黒い画集(Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ)」だけ読んでいました。
昨年では 『松本清張の「日本史探訪」』
※自分のブログ内の検索は、ブログタイトルに検索対象の
2ワードで発見できることがわかりました)←遅すぎ (´□`。)
小説ではないのですが、この短編集にもある「断碑」、「石の骨」でも古代史
に対する博学ぶりによってとっても面白くなっています。
・・・阿刀田さん選の“清張ワールド”ですもの。
それも短編集となれば楽しめないはずはない (^∇^)。
わたしが生まれる前後で、未だに映像化されるような名作は読まれていた
わけです。純文学の大衆化だったわけです。オフクロとかも読んだのだろ
うな~と思うのです。
映画やテレビドラマは練られたキャスティングで、なかなかの人気のようで
すね。(「点と線」映画観たかった ... )
14作品、古い順列のようです。冒頭、【或る「小倉日記」伝】。懐かしかった。
いつ読んだかも憶えないけれど、それはおぼろでもストーリィにハマり至った
あの没我の境地(笑)。読後感、心持ちがよみがえってくるんですね。
面白い小説ならではの楽しみ方でしょう(だからやめられない)。どの作品も
軽くは無いのですが短編だから。ね、サクッといけます。
通勤読書には“最適種”みたい。
昨日の帰宅時、久しぶりに改札出てから“立ち読み”してしまった。。。
だって止まらないんですもの(笑)
5巻全部続きそうな気がする 【松本清張小説セレクション】 でした (^-^)/
楽しい仕事ってアリですか。
読了
矢野りん 【デザインする技術】
(実用書だから、読書ってはちょっとハバカリますが... )
サブタイトル 「よりよいデザインのための基礎知識」。
DTPやWebで使える基本的なデザイン知識。
矢野さんは、知識もしっかりしていて文章もお上手なので、最近これ
ほど読みやすいデザイン系の実用書も久しぶりでした。
パート分けをきっちりできない小規模の制作部門で、クリエイティブを
ワークフローの中に持ち込むのって難しいです。
最終的な成果がアートであれば問題ないんですが、斬新なデザイン
とか、突き抜けたアイデアとか社内プレゼンしたところで、地味な製造
業ではまず、叶いません。経験値は、「どの程度まで許されるか?」と
いうサジ加減にしか活かされない、ってさほど言い過ぎでもないと思う。
アイデアをどう出すか?というのは、ブレインストーミングとかの手法
の定石はあるにしても、結局はその人の頭の中。
( フリスクのコマーシャル「Hello,Idea!」が浮かんできたし (^▽^;) )
矢野さんおっしゃるように、
今やデジタルツールでそれなりの“ミテクレ”は、素人でもつくれる。
だからこそ、ビジネスレベルでは最初のアイデア、イメージワークの
クオリティが一層、付加価値をもって意味をなしてきます。
だから、いいアイデアは、パートを渡り、各所難関の承認行為を経て
も「形」を残せます(角は削れたりしますけど)。決してコンセプトが
抜けて形骸化することはないです。だから”思いつき”のアイデアは、
骨抜きされて、最終的には使えなくなる。。。シビアといえばシビア。
それにしても、まずは楽しむことだ!そっからアイデアは生まれる!
というスタンスを羨む方は多いことでしょう。 というか羨ましい(笑)
仕事場は、デザインワークそのものがビジネスではない、製造業。
それでもスタッフ部門集まる本社の中のデザインセクションにあって
さえも、なかなか「楽しく仕事してます♪」 なんて公言できない。
認めてはもらえない。楽な仕事してんじゃないよ!ってところです。
「仕事」は大変でなきゃいけない、って。
オマンマ食べるためには、汗水流して、うんうん知恵を絞りだして、
苦労するのが仕事。昔ほどではないにしろ、未だにそんな空気は
漂う会社なのであります。
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要所にはさまれるコラムがとても面白かった。
例えば、数学記号の “プラス・マイナス”の はなし。
ラテン語の(と)にあたる、“et”が略されて “+”記号になっている。
minus の“m”が “~” となり、そして “-”記号になってるとのこと。
おもしろいですよね (^∇^)
わたしは本当はイイ人。
読了
田母神俊雄 【日本を良い国と言って何が悪い】
「こんにちは、危険人物の田母神です」 が氏の“つかみ”のようです。
「わたしは本当はイイ人なんです」 と続きます (^∇^)
頭の良い方だと思うので、常人の理解が必要とする部分を端折ってしま
っている、ゆえに上手に伝わっていないのだろうと思いました。トランプ
ゲームは知っていても、「カードのきり方がちょっと普通じゃない」のだ、
とでも譬えておきましょうか。
おっしゃっているように戦争の過去、歴史認識について多くの日本人が
振り返るきっかけになったのは確かですよね。
(あれだけメディアが吊し上げたから)それだけでも、田母神さんの論文
「日本は侵略国家であったのか」が読まれるに値すと考えたい。
若いヒトにも読んでもらいたいと思うのです。
(ただ田母神のお話しだけ、聴いていてはダメですけど)
普天間問題では、福島党首が連立の箍はずしにかかってまで沖縄出向く
し、NPTもこの先、核保有国がのってくるのだかどうか。どちらも日米安保
と切り離せないところで「日本を良い国と言って何が悪い!」とおっしゃる
田母神さんの一家言、当然どっかでお聞かせ頂けるのでしょうね。
これから先も「もと航空幕僚長」という肩書きで、いろんなトコロで変わらぬ
持論、完遂して頂きたい。田母神さんの講演、聴けることがあるといいなぁ。
ほのぼの写真でしめます。
登場!
( サクちゃん、舌ぺこちゃん (^▽^;) )
CUP COVER
土曜日、サザナミインコ里子移動で江戸川へ。
里子でまた2羽いきました (´□`。)
帰路は、浦安方向へ流れて、西葛西のジャスコへ立ち寄り。
専門店リバーサイドモール「フランフラン」は眺めるだけでも楽しい。
シリコン製のカップカバー購入。
神経質では動物たちと暮らしにくいのはあります。
(だから飼えないとおっしゃる方も)
「気がついたら、よければいい(笑)」
ぐらいのわたしも、さすがに飲み物をそのまま置いておくと
気になるので、カバーとセットのカップなども一時使いましたが、
でもやっぱり不便。
そこでシリコン製。手軽さと吸着力の強さにおもわず購入。
シリコン製なので、カップの口へピッタリつきます。
取っ手を持ち上げるとカップまでくっついてくるぐらい。
取っ手の小鳥もかわいいと思います (^∇^)











