まいちょいす。 -4ページ目

palma&anzu.











メーリークリスマス ! (^∇^)

手ぶくろを買いにおいで...

読了
梶光一/土屋俊幸 【 野生動物管理システム 】


東京大学出版会 2014年9月




イノシシが、クマが、シカが、サルが、キツネが、タヌキが
人里に出没してニュースになります。

怪我人が出ると追い詰めて、散弾銃で殺して一件落着です。
ブルーシートの上に横たわる加害者が映し出されます。

 みんながよかったねと安堵する。
(かわいそうと思う人もきっといる)

その前に理不尽ではないかと考える人はどれぐらいいるんだろう。
彼らは凶悪犯ではない。追いつめているのはワレワレなのだ。
暮らすために、遊ぶ場所のために山々の自然を取り崩している。
そして、彼らは食べるものが無くて途方にくれて山を降りてくる。



この先に憂うべき事態が待っているようです。
日本の人口の減少と高齢化傾向によって、2050年には居住地域の
2割は減少。現在の人口は4割の地域で半減してしまうというのです。
大型の野生動物は、生活圏を拡大させる活動に比例して固体は増え
ます。それなのに耕作が放置された田畑に実りはありません。
猟師になる若人も少ないと聞きます。
そして農作物を食べられないよう、進入を防ぐ柵が張り巡らされます。

 何を守るべきなのか。
 何を阻止すべきなのか。

野生動物は保護していくべきか、それともニンゲンが管理すべきか。
今期、鳥獣保護法の改正がありましたが、管理せざるを得ない状況
であるとして保護から管理へ向かっていくことになっています。
個体数のコントロール。増えすぎたシカは殺すわけです。
資源利用の合理は、食肉という消費の道筋をクッキリつけてくれます。
美味しくいただける機会は増えていくのです。


ターニングポイントがいよいよやってくる。
この地球に暮らすのはニンゲンだけではないということを、日々の
暮らしの中で自覚できる機会は、ほとんど無いのかもしれない。


 毛を逆立てたまま殺された熊に
 みんながよかったねと安堵する    (´□`。)

夕陽を眺めたくなる物語り。

アンディ・アンドルーズ【はじまりの海 希望をはこぶ人2 】


ダイヤモンド社 2014年5月
訳 高橋 璃子




表紙絵がステキで手に取りました。

「希望をはこぶ人」の続編とのこと。
人生に悩む人々の前に現れるジョーンズ。
“考える”ことの本質、考え抜くことの大切さを諭してくれる老人は
物語りの中では神がかっています。ストーリーがやさしく、無理ない
展開でいいですね。読み終わって清々しい気分になれます。

子育てセミナーのお話しが良かった。
親は誰しも、わが子にはシアワセになって欲しいもの。でもコントロール
するものではない。お金に困らないで欲しい、人から感謝される生き方
をしてほしい。
いろんな希望があるけれどさて、つまりは? …考え抜きます。


今年の初めごろに読んだ五木寛之さん訳の「ロストターン(ブルック・
ニューマン著)」を思い出しました。ロストターンは漁師と鳥の物語り
でした。もちろん言葉は交わせない、感情の交流でしたが、生きる上
で“必要なもの”とはなんだという点で、繋がったように感じます。

きっと、今しあわせな人も、つらい人も読むことで何かを変えてくれる
良い本になるでしょう。


未読の初編、前作も読んでみることにします (^-^)

七つ目の星煌めく。

大事に大事に育てていただいたんです。




家族として17年間お世話していただきました。


キャンディは、
ラリーとミントの子供たちだった5頭の末娘。
先の週末に息を引き取りました。

先方さまには感謝しています。
ほんとうに可愛がっていただいたから。


9月には遊びに行って抱かせてもらいました。
でも、もう一度だけこの胸に抱きたかった。



性格は、いちばんお父さんチワワに似て、
ちょっとだけ神経質だったのですが、
賢いところも受け継いでいましたからね。


  とっても、いい子でした    ('-^*)/

ビーナスフォート

よくよく思い出すと、前回、ビーナスフォートに来たのも
クリスマスのイルミネーションが飾られていた時期だった
ようです。1階フロアに飾られていたクリスマスツリーが、
まったく同じものだったので、デジャヴューもどきの感覚を
覚えたり。。。






二階のテナントフロア。ちょっとばかしイタリアっぽいです。
むかし行ったミラノを思い出したり。

でも天空は、まがい物ですから!  (^▽^;)






イタリアンレストランやピザのお店も、軒先にはテラス風の
設えがあったりしますが、そこは屋内ですからね。

 ちょっと悲しい。  (^▽^;)


飲食のフロアは、チワワズもカートにおさまって散策です。






メインになる噴水。LEDが大活躍ですね。
明暗のコントラストも激しくて眩暈がしそう(笑)











帰りは湾岸で事故渋滞に遭遇してしまい、けっこうな時間をかけて
帰宅することになってしまいました。

休日の中日でしたし、日ごろ車で遠出しない皆さんもお出かけ
されていたことでしょうね。


安全第一 (^-^)/

ドッググッズマーケット

「豊洲まちなみ公園」は住宅展示場です。

日曜日は、ドッググッズマーケットなる
イベントが催されていて、行ってきました。






東京湾も凪いでました。

晴天。日陰はさすがに肌寒いのですが、
陽中にいると海風も気持ちよくて散策にはもってこい。






“本日の珈琲”は、マンデリン。
美味しくいただきました。






興味津々だったのもお昼を過ぎるころには
ちょっとお疲れモードが入ってきた様子のアンズ。






ヤキニクのいい匂いが漂っていました。

どこぞ?と周辺を眺めてみると、海側では
テント張りでバーベキューをやっていました (^▽^;)






イベントは展示場の奥まった広場。
ナリユキ駐車場からモデルハウスの中を通ることになります。

三井ホームさんののぼり。
音楽室というのは、防音機能を持った遮音壁の構造でしょうね。
ご近所に気兼ねなくアンプを鳴らしたり、大声で歌ったり
できるわけだ。

いいなぁ   (^▽^;)




個人的には、日本家屋の風情を感じさせるモデルハウスが
まったく無いことにちょっと驚きました。
うーん。どこの国の住宅なんだろうかと、そんな思いが。



久しぶりに都会に来ましたし(笑)
せっかくなのでお台場まで行くことにしました。

 (つづく)

「トリップ」したい?

読了
角田光代 【トリップ】


光文社 2004年2月




角田光代さん。オムニバスや小説雑誌では読みますが、作品集は
はじめて読んでみました。

サクサクです。前情報無しに読みますから、読み始めて二作目の
ワンシーンに、あぁ連作なんだとわかりました。
同じ町で繰り広げられる、まことに個人的ながら、同じベクトルを
持ち合わせる家庭、男に女たち。同じ町の同じ時間、空間を共有
する人々の暮らしの中に包括された物語りばかりなので(それは
小説のコンセプトでしょ!ってw)、タイトルのようなトリップ感は、
さほど感じられません。

当然ながらタイトル作品「トリップ」が一番、飛んでいます。
うーん、ネタばらしますが(笑)、ドラッグ常用主婦のお話しでした。
最後の「サイガイホテル」は、うまい転ばし方だなぁ。続けて読ん
でいるときっと、そう思わせるストーリーです。町にいて町に居ず。


ちょっと日々のルーチンをハズせば、誰しもが体験できるのかも知
れないそんなお話し。現実にまっとうな、今ふうなら“リアル充実”
な読者を呼び寄せそうな本でした。

(^-^)/

バースデイ・ツーミー。

リーガルショップに並ぶ、ブリティッシュカジュアル Clarks。

クラークスというと、わたしはワラビーのイメージなのですが、
今はいろんなジャンル、デザインの靴が揃います。
先週に見つけてサイズが無く、今日受け取りに行きました。
なりゆき誕生日の、自分へのお祝いということに (^-^)/


・スエード調でダークカラーであること。
・デザートブーツもしくはスニーカースタイル。
・ヒールが無い、もしくは目立たないフラットソール。
・ステッチが目立ちすぎないこと。
・サイドジップはいらない。ひも靴であること。
・ソールサイドの白NG。明るい色ではないこと。
・みーんなが履いているTimberland はパス。
・ブランドロゴが目立っていないこと。
・予算2万円ぐらいまで。

やっとイメージどおりのスニーカーが見つかりました。
ライトグレーとブラック。選んでおきながら、我ながら
ちょっと意外な“まいちょいす”でしたが (^▽^;)

納得いくまで探す。とにかく出会いを求めて妥協しない。
2ヶ月かかりました。我ながら気が長いナァ。



でも、そのおかげで知識は身について経験値が上がるんですね。
触ったり履いたりすることで、つくりとか、ソールの傾向がわかっ
てきます。情報だけでは得られないことがあるものです。
なにより品質と価格の、バランス感覚が身につくのがうれしい。



春先までは、お父さんのメインシューズ。

まいちょいす、でした (^∇^)

カタログ販売は「用達業」

読了
斎藤 駿【なぜ通販で買うのですか】


集英社新書 2004年4月



著者の斎藤さんは『通販生活』を創刊したカタログハウスの創業社長。
最近、テレビコマーシャルは目にしません(そもそも、私がテレビを観て
いないこともありますが)ね。10年前には、100万人の購読者がいた
ようですが、現在は収益はどうなのかなと思ったり。


もう、10年前の著書ですから消費事情も変わってきていますが、仕事
に関わって、現代のカタログ媒体(ペーパーメディア)のありようについて
考えるところありまして読んでみました。
ルームランナー、デロンギヒーター。健康ぶら下がり器というのは、
ツウハン流通の商品ではなかったのかな(笑) 紫外線をさえぎる帽子も
売れたそうです。
そこで斉藤社長が考えたのは防ぐだけの帽子で儲けるだけでいいのか
というもの。...ここがちょっと凡人ではないですね。
社会的な責任を感じるし、さらに何ができるか考えて行動されている。

フロンガス、二酸化炭素の環境問題を消費者へ商品提供する小売りの
立場にありながら、真正面から取り組んでこられています。ノンフロンの
割高な家電を売るにあたり、売れるものかと心配されたのですが、共感
する消費者は確かにいたのです。どれだけ心強かったことでしょう。

旧式の家電は回収もする。もちろん大量は扱えません。エアコン440台、
その他関連家電を加えても1000台に及びません。それでもそれだけ
集められた。環境に悪影響無く、協力業者に処分してもらえた。
これにもまた感謝。現代の『カタログハウス憲法』にも反映されています。
良い仕事をされていますね。


本文に『シアーズ・ローバック』のお話しが出てきます。

そう、西部開拓時代のアメリカで重宝された通販カタログですね。
斎藤さんのお話しでは、映画シェーンの登場場面なのですが、わたし
は、NHKで吹き替えで放送されていた『大草原の小さな家』を思い出し
ました。たしか、ちょっと意地悪な女の子の実家が雑貨屋で、お店の
シーンで分厚い通販カタログが登場してました。
斎藤さんがシェーンの時代考証をされていたように、わたしもちょっと
調べてみました (^∇^)


『大草原の小さな家』は、1975年から1982年までが初回放送。わたしが
中学生の時代にはじまった番組だったのですね。オープニングの曲が
とても印象的で、今でも憶えています(笑)

ドラマは、原作者ローラ・インガルス・ワイルダーの自叙伝でした。
時代は1870年代。で、『シアーズ・ローバック社』の創業は1895年。
つまりインガルス一家が、ウィスコンシン州からカンザス州へ移り住む
時代には、シアーズのカタログは存在しなかったわけです。
アメリカ最古のカタログ販売は、『モンゴメリー・ワード社』でした。
創業は1872年。はい、ここで合致しました。少女ネリーの実家の店頭に
置いてあった通販カタログは、モンゴメリーでした。

もうひとつわかったのは、どちらも今も会社が存在するということ。
資本の入れ替わりはあるにしても、これはすごいなぁと。


仕事に役に立ったか? はい、役立ったと思います (^▽^;)

国家の理想。

読了
将基面貴巳 【言論抑圧】 矢内原事件の構図


中央公論新社2014年9月




中公新書の新刊は、80年前の矢内原事件の考察。
引用文やビジュアルの挿しが助けとなっていますが、論文調の
綴りは、なかなか手ごわいなぁ。

開戦当時から言論の抑圧は加速するわけで、「国家の理想」を
題する思想が発禁になるのも当然のことだっただろうな。
学内派閥だけでなく、氏の信仰も影響したことなのだ。。。
ためになりました。


本文の締めくくりは、インターネットの匿名性に対する憂鬱。
まぁ、ここも、こと難しく書かれていて。全般、関係する書物
や当時の発言の引用も多いため、堅苦しいのだけれど、
もちっと平素な文で語ってもらえないものかと。


クリスチャンの矢内原氏は、神前で柏手を打っていたのだろ
うか。それが、どうにも気がかり。

  (^▽^;)