まいちょいす。 -31ページ目

名作の笑いは人情と粋で。

読了
立川志の輔 監修 【古典落語100席】



まいちょいす。

PHP研究所 1997年11月




落語のストーリーを見開き2ページで紹介してあります。

ショート・ショート気分で楽しめる古典落語。あぁとおなじみのお話し

も多くて面白かったです。



短い解説が得意の演目としている(していた)噺家の紹介もあります。

でも、演じられてナンボの落語ですものね、やっぱり寄席で聞きたい

ものです。客層や時事にからんだ枕から、本題に入るタイミングとか、

時代によって演者によるアレンジもあって、同じネタでも飽きさせない

のがそれプロの演出。


上野の鈴本にまた行きたくなりました (^-^)/



あなたがきらいです。

読了
中島義道 【人を嫌うということ】


まいちょいす。


角川書店 2003年8月





めずらしいテーマです。

人を嫌うという意識、感情の考察。


中島さんは哲学博士。博愛、人類みな兄弟、隣人を愛せよ、と世間一般には

ヒトを嫌うということは生きるうえで、否定的な、ネガティブな感情であってイケ

ナイことであるという定説にわたしは概ね反論は無いです。

が、中島さんは否定されます。


なんとなく好きなヒト。それと同じように、なんとなくヒトを嫌う感情は正常であり、
ごく自然なことであると。ましてやそういった感情を表出させない、内に秘める

ことが不誠実であろうと言われています。わたしと同じ1%の読者へのメッセー

ジだ、とおっしゃっているのは、読者からの共感を期待してはいない、ということ

でしょう。

ご自身で、“普通ではない感情”の持ち合わせを理解の上で論じていらっしゃい

ます。理不尽であるとも理解されています。

況や、納得するかしないかは、読後の感想を得るしかありません (^▽^;)




どうなんでしょう。

中島さんは冒頭、妻にも息子にも嫌われていることを吐露されます。そして自分

の母親も夫を嫌い、他界してからも罵倒し続けているというご家族。中島さん自

身もその父親の生き様(潔癖症です)、風体をも嫌い、反面教師として認識して

大人になるのですがやっぱり親子。歳を重ね、気が付けば父親そっくりのナリに

自己嫌悪に苛まれています。


著者の信条、そしてその境遇には悲壮感を感じてしまいました。そこまで嫌いとい

う感情を抑えることに心労されているのかと。「わたしはあなたが嫌いである」と

(誠実に)伝えることで、その相手を苦しませつつ、自身の感情にもまた、嫌悪さ

れています。


うまくすれ違うこと、抑圧は往なし、感情がぶつからないように気を配ることは、

独りで生きて行くことが難しいことを考えれば、わざわざ半分は受容れよう、なん

てことは、ちょっと小賢しくないかなぁーと思いました。




自分自身でシュチエーションを連想すると、通勤電車。

混み合う中で無理な姿勢で強引に押してくる乗客がいます。明らかに自分のス

ペースだけに余裕を確保しようとする輩もいますが、その実は、その先の乗客か

ら押された分だけ自分が押されているだけであることが大半なわけです。

わたしもそういう、不本意ながらも“押してしまわないとならない”立ち場で不快な

表情をされてしまうことがあります。(お互い様だろ!)という感情は、押してしまい

イヤがられた側は思うけれど、押された側の人間は持たない。(もう!身勝手な

ヤツだなっ)と嫌ってしまうのが普通。化粧くさい、汗臭い、口臭、そういったコトも

避けようにも身動き取れない状況では嫌いが募ってしまう。


立すいの余地も無い、身動きがまったく取れない混雑した車内では“チッ.”という

舌打ちひとつ発せられた半径1.5メートルの空間が一瞬にして、戦々恐々とした

空気に包まれることもゴク当たり前。一声かければいいものを目前の乗客を突き

飛ばすがごとく押しのけて目的の駅で降りてゆく乗客。終着駅では、われ先に乗

降口に押し寄せる人波 。(´д`lll)


通勤電車の感情を再現しようとして感じたのは、この場合、「通勤電車がキライ」

という向きで、納得できるかどうか、かなぁと思い当たりました (^▽^;)


嫌われることはイヤ。でも、“自身の嫌う感情”には大概のヒトは十分寛容なわけ

です。だって、あのヒト、嫌われるべき理由をもっているんですもの、と。

マコトに一方的な感情ではありますが、普通に暮らす中でこの点に疑問を持つこ

とはほとんど無いのが現実でしょう。コトあるごとに「あぁ、あなたのソコが嫌い」と

関わる人々に説明していくことがどんな結果を招くのか、分かっているから。

コミニュケーションの基本を差置いてまで自我に従うべきなのか。




臨終の間際、「あのヒトはココが好きだったけれど、アソコは嫌いだった」などと、

人生を彩ってくれたたくさんの人たちを想い出すというのは、中島さんはそうあり

たいとおっしゃっていますが、わたしは普通でいいや 笑



ギターでクラッシックの名曲を。


連休、まとまって弾けませんでしたが、

クラッシックのアレンジに、はまりました (^∇^)



まいちょいす。


都合、雰囲気の理解のために原曲をYoutubeで聴いたり ♪



ジャンルとして、クラッシクギターはその奏法も、通常の鉄弦ギターと分かれ

て確立しているわけで、楽曲も存在するのですが、楽しみ方としてはオーケ

ストラの雰囲気を6本の弦で表現するアレンジです。


編曲者のセンス如何とも言えます。ギターの個性を引き立てた上で無理の

無いアレンジというのは、異常に難度が高くない(笑)ことと、和音と単音のつ

ながりが、原曲の雰囲気を再現できること、でしょう。



和音はコードフォームに必ず関連してくるので、意外な押弦フォームを発見

できたり、メロディとベース音の対位法のパターンも知らず知らずのうちに

身に付いていたりするので、知識とテクニックの両面でためになるものです。


それなりに難度はあるので、練習だけで過ごしてしまいました (^▽^;)




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ミント母さんは突然の嘔吐があって緊急入院。

でも、日帰りで済みました (´□`。)


宮部さん久しぶり。

読了

宮部みゆき 【おまえさん】上・下


まいちょいす。

講談社文庫 2011年9月






文庫と単行本同時刊行というめずらしい新刊でした。

宮部さんいわく、お待たせしましたので、とのことで  (^▽^;) カセギマスナー!




長編なので、シリーズ登場人物のほか、たくさんのキャラクタがストーリーを
彩りますが、間つなぎ、筋通しがスムジーなこともあって個性もいいカンジで

引き立てられている感じがします。うまいなぁ。

連続殺人事件の真相は、新薬の商品化に関わる因縁話しに行き着くのです

が、人情話しをベースに捕り物、剣術など時代ものの定番がからむ展開とな

ります。エンディングはちょっと切ないかな。



弓之助の兄として登場する淳三郎。キャラ設定は、遊び人風体ながら、性根

の良い性格。役回りもうまくこなすところ、後半の面白みを引き立てているなー

と楽しめました。兄弟愛を感じさせる 笑

「おとく屋」の料理や菓子のたぐいは、おもわず食欲をそそられるシーンもあ

ったり。お得さんの個性もとってもいいなぁ。




それにしても、宮部さんはプロットの概要と詳細って、どんな感じで展開されて

いるのかなぁと興味がわきます。

思うに、“弓之助”と、“おでこ”の二人はこの先、元服して本所深川の同心と

して活躍する展開が個人的にはみえてきます。きっとそんな続編が今後も続く

んじゃないのかなと。

ホームズとワトソン、有栖川と火村教授・・・そんなで 笑



楽しみだな (^∇^)


ごーるでんういぃく。


カレンダー通りのお休みとなっています (^-^)/



前半三連休は、衣替えと、洗車と、庭いじりメインで消化。


まいちょいす。

グラデーションのマーガレット。



まいちょいす。

あー、ほとんど野生化しているクリスマスローズ 笑




冬物コート類はクリーニングに出して、シャツの類は、ウール混紡系

から綿、麻混、化繊系へ切り替わりますね。半そでまで出してしまっ

て洗いました。白モノは漂白浸けおきしてからキーピングでのりつけ。

・・・アイロンもすこぶる調子よく仕上がる。



うーん。それにしてもシャツが多すぎ。Tシャツも。どれも気に入って

いるわけですが、それでもワンシーズン袖を通さない衣類もある

わけで、新しく買ったらひとつは処分する!という気持ちはあっても、

なかなか手放せないものです。

ワイシャツは色あせや型崩れであきらめもつくけれど、Tシャツは洗い

晒しの変化もそれはそれでヨシとしたくなるし。。。


かかえるほどの3括りを処分して、冬モノの収納もなんとかなりそうな

雰囲気。まだGW後半、4連休でなんとかしなければ (^▽^;)



今年は5月から早々のクールビズとなりました。

ノーネクタイで首元はスッキリ 笑

ムスメ思うオトコ親思う

読了
山本幸久 【床屋さんへちょっと】


まいちょいす。

集英社 2009年8月





主人公、宍倉勲はシシクラ製菓の二代目。
ヒット商品は“ナメタリーナ”。テレビコマーシャルをうつぐらいのお菓子会社なが

ら、オイルショックの影響から倒産の憂き目に。二代目は勤め人として働きなが

ら、ひとり娘もやがて女社長として会社を立てていきます。


子が親の働く背中をみながら成長して社会人として一人前になるといったお話し。
タイトルと同じの最終章では、主人公の勲はもう他界しています。社員に裏切ら

れた娘、女社長は父親の縁によって光明を見出し、仕事への情熱と、離婚した

夫への思いへもまたつながっていくというハッピーエンド。

浜名美容院アラタメ、バーバーハナマが世代をわたって宍倉家の歴史を彩って

います。軽快なストーリーの中で家族の絆、特に父親と娘の関係が深く描かれ

ています。幅広く、世代、性別、トキトコロ選ばず楽しめる小説。

おススメします。





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あす、郷里の小さな町では、
課を分けた勤め先の青年の結婚式です。

職場一同として、代表で祝電を打ちました。


縁は不思議なもので、新婦の両親はわたしの幼なじみ。本社での研修期間中、
付き合っている彼女の話しを本人から聞いて彼女の出身が、わたしの地元だ

と聞いてびっくり。そして彼女の実家の店の話しを聞いて、そらもうびっくり。
ひっくり返ってしまいました。世間というのは狭いもんだなぁと。



オトコ親は中学では同じサッカー部。左利きのわたしと左右をわけて、サイドラ
インを走り回ったのでした。新郎のMくんも大のサッカー好きですから、義理の
お父さまともサッカーの話題で間を持て余すことは無いんでしょう、きっと。


両親とも小学校、中学で同じクラス。小学校の頃から彼は彼女に惚れていて

就学旅行のとき嫌がる二人を布団に押し込んでみんなで騒いだのも思い出

です。ヤスちゃん泣かしてしまってみんなでオロオロしたのでした 笑


そんな新婦の両親ふたりは、ほんとに長い付き合いなんだなぁとあらためて

思ったりしています。そういう夫婦をふたりも見習うことでしょう、きっと。




  ご結婚おめでとうございます。
  さあ二人の人生のキックオフ。

  いつまでもお互いのアシスト役を忘れず
  二人の力で幸せのゴールを決めてください!

  末ながいお幸せをお祈りいたします。


  宣伝企画一課一同より。



  デイジーダックに抱かれた電報が

  鹿児島の小さな町のちいさな披露宴会場へ届く予定です (^∇^)



風俗という産業。

読了

村上龍 【トパーズ】



まいちょいす。

角川書店 1991年11月





村上さんの24年前のベストセラー。文庫で読みました。

読んだ文庫は、平成16年の44版目というのですから文庫なっても相当

読まれている作品のようですね。


どうなのだろう。

風俗嬢たちの語りから、表現したかったこと伝えたかったことは、ちゃんと
読者へ届いているのだろうか。単なるエロ小説としてではなくて、メッセー

ジとして文学として(笑)見開き全行改行なし、句点なしで平気で進んでい

くお話し。読者の意思とは別に強引に襟首をひっつかまれて引っ張られて

いく感じ。



バブリーな時代、風俗産業も盛りであっただろうことで、電話一本で春を売

りまくる仕事も通俗的な枠にくくられていたいのだろうなぁと思います。身近

に感じることはありませんでしたが。セリフ括弧もほとんどなく綴られていく

文章は、そんな時代を村上さん流に表現されているのだろうと思いました。


文庫化の初版は、ちょうど世に言うバブル崩壊の時代。

風俗産業も斜陽、巷の客引きも強引さは増したし、逆に陰鬱なカンジも深

まっていたように思います。






仙台出張の折会社仲間に後追い合流して一人だけ別の宿となったビジネスホテルへ帰る駅前の人波ただ中で当時の自分と同年齢ぐらいの青年が若いコがいる遊んでもらえないかと声をかけてきたけれどあまりに明るい客引きがまるで学生バイトがビラ配りしてるかのような軽さでとても印象深かった。チェックインを済ませ会社仲間と約束した居酒屋で合流するために駅前に戻るとさっきの青年が一人の女性とつるんで立ち話しをしていてあれからまだお客はつかまらないだなと思いつつあぁこの娘だったんかなぁとちょっと興味本位に歩きながら眺めていると青年のほうがわたしに気づいてしまって明らかな親しみを込めた視線を向けつつ近寄ってきたのでごめんな今から飲み会だからと断ったらそのあとでもいいからどうと言ってきた。がんばってなとわからない断り方をしたけれど彼らはまだ縁をつないでいるのだろうかそれともアカの他人として別々の暮らしをしているもんだろうかなどとその時代にラップするそんな些細な出来事をトパーズを読んで思い出している。


(^∇^)


亀戸ブレンド

通勤途中にあるコーヒー豆のお店が気になっていましたが、

出勤時、8時前には開いていなし帰るころには閉まっているし。

で、先日の土曜日出勤、5時半にはキッカリ終わろう!という

ことで、全員で定時退社。


やっと開店時間にめぐり合ったので、立ち寄りましたー。




  「珈琲ビーンズ アスカル」さんとこの ブログ



はじめてだったので、おススメを頂こうと店員さんとお話し。

当然、ブレンド系。

ちょっと堅く言えばどんな珈琲を好しとしてるかわかります。



まいちょいす。


あははー、かわいいね、その名も 「亀戸ブレンド」




簡易包装でちっともかまいません。ジッパーチャック付とか、

脱酸素材とかなくてかまいせん。

(美味しく飲みたければ、飲む側がなんとかすべし!(笑))




ガッツリ、珈琲を飲むのではなくて、食事のあとに楽しむには

もってこいだなと思いました。

HPの紹介は、ブラジルとコロンビアにジャワロブを少量加え

てあるとのこと。うん、ロブの好きなわたしとしては、美味しい。

香りもまずまず広がる。


これでグラム200円で分けてもらえるんだから、セール特価

のようでしたがコストパフォーマンスは抜群。


地元の珈琲やさんのストロングブレンドが定番でしたが最近、

美味しくないんですね。で、先日は、スタバの「コモド・ドラゴン」

でしたが、大きな勘違いがあって、ゼンゼンお高い豆でしたっ。

単価を100gと200gで勘違いしてたどー(笑)

今回の「亀戸ブレンド」の3倍ぐらい払っていましたね。



好みで言えばもちっと深く煎ってもらってもうれしい。


今度はイタリアンローストも試してみたい


 (^-^)/ゴチソーサマー!



なんでも食べよう。


  ラリー父さん。




まいちょいす。



まる二日間食べられなかった。



仕事のかえり、駅近くのマクドナルドは24時間営業。



ポテトだけ買ってかえりました (^▽^;)




まいちょいす。


食べましたね♪


10本ぐらい。


もちろん、しゃぶって(笑) 

塩気は取ってから食べさせています。




病院からは、あまり良い診断はもらえません。


17年連れ添っておりますので

しかたもないけど、


少し、やっぱり、ホントウは、寂しいな。




  揚げたてになります

  少々お待ちいただきますが、


ということで待ちました。



そしたら、お待ちの間、コーヒーをどうぞ、と。



時間は23時ちょっとまえぐらい。

晩飯まえだし、ちょっと、な、と思いましたが


美味しくなったんですよ、とまで言われて、

嫌いじゃないわけで、やっぱり頂きました。




宮部さんの「おまえさん(下)」。


電車からの続きを読みながら

ポテトが揚がるのを待ちました   (^∇^)




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土曜出勤となってしまいました。

まぁ、GWはなんとかカレンダーどおりは休みたい。


それが為にも (´□`。)



はい、じいじいですよ。

読了

椎名誠【大きな約束】 【続 大きな約束】


まいちょいす。
集英社2012年2月、3月





久しぶりに、敬愛する椎名さん。

オビにもあるとおり、息子さんのことを綴った「岳物語」の続編ともいえる

エッセイです。


「岳物語」は、ちょうど自分の息子が年少さんぐらいのときに読みました。

椎名さん流の子育てについて感じ入るところもあったのを思い出します。

長男誕生の知人にも、プレゼントしたこともあったり。

読書趣味の無いヒトには迷惑な話しだったのかなぁと今更。。。 (^▽^;)



冒頭、老いてマスマスやんちゃな(笑)、車の譲り合いで喧嘩もあったり。

若いころの思い出話しも、総武線車中でのガンの飛ばしあいから、

中川河川敷のタイマンでのされて、前歯を折られる思い出まで遡ります。

ファンには懐かしいクダリです。


でも、今回は好々爺よろしく、サンフランシスコの孫からの電話に

「じいじいですよー♪」と、答える椎名さんがいました。


初出は2009年のすばるなので、息子さん家族も今は日本に帰国され、

孫の風太くんも小学校に通ったりしているのかしら。シーナさんも、もう

68歳。 リッパにおじいちゃんなわけです  (^∇^)





数年前のブックフェアの記念公演では、間近に突然姿を現されて、

びっくりさせられたものでした。客席からノソノソと演壇へ登っていく

んですもの。そうそう、生成りの麻スーツできめた嵐山光三郎も

いらしてたっけ。


また、その「国際ブックフェアー」も今年の開催が近づいています♪