ガリ味のビール?! | Lancashire スローライフ

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イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

先月、湖水地方に滞在した時の続きです。

 

インド料理を食べに行った翌日は、私達のお気に入りのHawkshead Breweryで春のビアフェスが開催されていたので、行ってきました。

今回は、これがメインの目的で湖水地方に行ってましたウシシ

 

 

あまりお天気が良くなく、寒い日だったので、ちょうどビアフェスで良かったのかも。

こちらは、毎年恒例で、春はこちらの醸造所主催のビアフェスで、夏に行われるのがCamra主催なので、夏の方が、時期もいいからか、外にもテント貼ったり、食べ物の屋台も出たりで賑わうのですが、春は基本、屋内のみ。

それでも、3つのBarが設置されています。

 

まずは、別棟のBarrel Storeを覗いてみました。

こちらは、すぐ隣になるんですが、本館から一般客は出入りできないので、外から行かないといけないんです。

本館と中から行き来できる様になると便利なんですけどね。

 

 

こちら、テーブル席が少ないので、ほぼ立ち飲み。

まだ人も少なめです。

以前は、もっとビールが置ける樽テーブルが多かったけど、今回は少なかった気がします。

 

今回は、ちょっと面白い食べ物の味のするビール等がお目見えしてたんですが、まず、気になったのがこちら右下矢印

最近は、デザート系の味のビール(塩キャラメルミルクスタウトティラミススタウトストロベリーミルクシェーキ等)をよく見かけますが、食べ物系の味のビールは、今回初めてだった気がします。

 

  

 

ガリ!?

梅寿司はてなマークはてなマークはてなマーク

ラベルに漢字とカタカナがあるではないですか?

 

なんと、Gari Goseと言うRunaway Breweryとマンチェスターにある梅寿司コラボのガリ味ビールの様で、生姜、梅、昆布等を使ったビールなんです。

(Goseとは、ドイツのゴスラー発祥のクラフトビールで、大麦麦芽とホップの他に小麦麦芽も用いて、塩とコリアンダー等が加えられ、上面発酵させるビールのスタイルなんですが、乳酸菌による発酵も行われ、レモンの様な酸味が加わるビールで、最近クラフトビールでは、時々見かけるビールになってます。)

 

まさか、こんなところで日本語をそして、日本のお寿司のお供でもあるガリ味のビールに出会うなんてびっくり

勿論、気にはなったけど、ガリ味のビールってどう?と挑戦する勇気はなかったんですが、ボンがこれは飲んでみないと!って、このGari Goseにしましたウシシ

 

もう一つ気になったのは、同じ醸造所のPomodoro Goseと言うビール。

こちらは、何と、イタリアントマト、フェネルシード、チリを使ったピザ味ビールの様です。

こちらも気にはなったけど、今回は飲まず・・・

 

 

ちょっとボケちゃったけど、左がGari Goseで、私は、右のRasberry&Mint Mojito Sourにしました。

Gari Goseは、本当に匂いがもうガリの匂いで、生姜と少し酸味のあるビールで、確かにガリ味と言うのも納得。

もっと、変な味かと恐る恐る口にしましたが、思った程悪くないです。

生姜の味が結構いい感じでした。

確かにお寿司屋さんとのコラボでって、いいアイデアだな~と思いました。

お寿司食べながら、ガリ味のビールを飲むってのもいいかも。

まぁ、何杯も飲みたいとは思わないけど、話のネタには試してみてもいいんじゃないでしょうか。

 

ラズベリー&ミントモヒートサワーは、ラズベリーサワーの味が強く、ミントはそれほど感じず、モヒートかな?って感じではあったけど、こちらもさっぱり、ビールとしては、ちょっと軽めで、カクテル風でもありました。

 

 

 

気づけば、続々人も増えてました。

こちらのBarrel Storeは、アルコール度数高めだったり、値段的にちょっと高めのビールが多かったので、私達は、本館へ移動しました。

 

 

 

メインバー入口横には、こんな大きなタンクがあります。

さすがに外は寒いので、中は混雑。

メインバーは、やはり混んでます。

この頃、雨も降っていたので、ウォーキング等も早めに引き上げて、ビアフェスに来た人もいたかもですね。

 

2階に行ってみたら、ちょうどテーブルがすぐに空いたので、テーブル確保しました。

こちらは、2階のRiver BarにもMain Barにも行きやすいので、両方のBarから気になった物を買ってきて、飲めるのでラッキーでした。

 

 

こちらは、MoorのDo it together(手前;Mango Tea Pale)とFellのStubbie(奥;NZのホップを使ったSession IPA)

 

手前のDo it togetherは、マンゴー風味が強くフルーティーで、軽めで、私好みで美味しかったです。

奥のStubbieは、ドライでホッピーだけど、まろやかで、私達好みのSession IPAでした。

 

 

多分、Hawksheadのビールだけど、私達がまだ飲んだ事のなかったJester(手前;ペールエール)とXPA(奥;エキストラペールエール)

 

Jesterは、クラフトラガーを飲んでる様な感じで、レモンとライムの味とほんのりパパイヤの甘味も感じるかな?と。美味しかったです。

XPAは、UK栽培のジェスター、USシトラとモザイクホップを使った物で、こちらも私達好みの味で、美味しかったです。

 

この後は、写真撮ったと思ってたんですが、撮ってなかったみたいで・・・。

実は、この後、更にハーフパイントで、2杯ずつ飲んでるんですが、私が最後に飲んだのは、Yeatie BoysのDirty Jam。

実は、このDirty Jamは、Goseビールだったんですが、何と梅干し(日本の梅)風味のビールだったので、これはやっぱり、飲んでみないと!と言う事で、頼んでみました。

これもね、本当に梅干しの味がするんですが、でもちゃんとビールで、バランスもとっても良くて、私はガリ味のビールより、こちらの梅干しビールの方が好きでした。

これは、本当に美味しかったです。

 

日本の食べ物がこうして、ビールの味にまでなって、海外で出回る様になってるなんて、驚きですね。

 

この日は、ハーフパイントで5杯ずつ飲んだので、終了。

 

翌日にもお隣りのパン屋でパンを買いたくて来たので(前日に欲しいパンが売り切れだったので)、又、ちょっとだけ飲みました。

 

 

RatのWhite Rat(左)とFyneのJarl(右)

White Ratはかなりホッピーなペールで、Jarlは、シトラホップを使ったセッションエールで、シトラス風味が強いビールで、美味しかったです。

 

 

Tiny RebelのSalted Caramel Stay Puft(左)と同Denali Single Hop(右)

塩キャラメル味のスタウトは、以前、別の醸造所(上でも紹介しています)のを飲んで、とっても気に入ってたので、今回は違う醸造所の物を試してみました。

こちらも塩キャラメルの味!以前飲んだのも美味しかったけど、こちらも美味しかったです。

この塩っ気とキャラメルの甘さがちょうどいいバランスのスタウトです。

右のは、パイナップル風味のフルーティーで少し濁ったタイプですが、こちらもとっても美味しかったです。

 

この日もちょっとだけ、ピザ味のビール迷ったけど、もう十分飲んだし、いいねと言う事で、この日は、ハーフパイントで2杯ずつで終了しました。

2日間で14種類のビールを二人で楽しみましたニコ