出生率を表すのに合計特殊出生率というのがある
女性が生涯に産む子の数を示すもので、少子化が進む日本では1.3人といわれている
フィリピンの出生率は驚くべき数字である
確実に低下傾向にはあるものの、子供3人は当たり前、5人、6人も珍しくない
これが皆、学校を終えると労働市場に出てくる
ちなみに、人口構成中央値は日本が48.4歳で、フィリピンは24.5歳である
フィリピンの賃金が上がらないのは労働力が余っていることに起因している
これでは海外へ働きに出る人が多いのも納得である
労働力が多すぎて給料が上がらないのは困るが、路地にたくさんの子供の笑顔が溢れている光景は悪くない
日本にも少し分けてもらうか・・・