「何時か見た青い空」 フィリピンへの誘い

「何時か見た青い空」 フィリピンへの誘い

青い空と青い海に囲まれて、今なお残るスペイン統治の面影。この国に旅してみたい、住んでみたいという方の参考になればと思います

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出生率を表すのに合計特殊出生率というのがある

女性が生涯に産む子の数を示すもので、少子化が進む日本では1.3人といわれている

 

フィリピンの出生率は驚くべき数字である

確実に低下傾向にはあるものの、子供3人は当たり前、5人、6人も珍しくない

これが皆、学校を終えると労働市場に出てくる

ちなみに、人口構成中央値は日本が48.4歳で、フィリピンは24.5歳である

 

フィリピンの賃金が上がらないのは労働力が余っていることに起因している

これでは海外へ働きに出る人が多いのも納得である

 

労働力が多すぎて給料が上がらないのは困るが、路地にたくさんの子供の笑顔が溢れている光景は悪くない

日本にも少し分けてもらうか・・・

賃金が上がらない、といっても日本の話ではない

フィリピンでも同様に上がらない

表は過去10年間のマニラ(NCR)の非農業部門の最低賃金(日給、ペソ建て)

右側には同時期の東京の最低賃金(時給、円建て)を表示した

フィリピンでは過去10年で28%しか上昇しておらず、全然給料が上がらないといわれている日本の26%と同程度である

驚くべき低い伸び率である

 

(出典)フィリピン中央銀行

 

日本の給料が上がらないのは、長引くデフレと低成長で説明できる

しかし、最近のフィリピン経済は順調で、実質成長率の伸びはアジアの中でも上位にランクされている

物価上昇も、年に数%は上昇している

これならばもっと賃金が上がってもよさそうだが、フィリピンの賃金上昇は緩慢である

 

資本家が搾取しているとばかりは思えない

何故フィリピンの賃金の伸び率は低いのだろうか?

なお、フィリピンの最低賃金は、各行政単位ごとに設置された、労・使・官の3者による「賃金と生産性委員会」により決定されるが、メイド、運転手といった家庭内労働者は適用外とされている

(続く)

 

医者で呼気の一酸化炭素濃度を測ってもらった

喫煙による一酸化炭素の体内への取り込み状況を定量的に測定する検査で初めての体験である

結果は8ppmとのことだった

 

嬉しいと同時に、信じられない結果だった

指標によれば7ppm以下は非喫煙者の分類に入るので、私の場合はそれに非常に近い

 

半世紀以上吸い続け、かつては一日に2箱以上吸い、今でも1箱近く吸う

呼気検査は午前中に行い、起床後、朝食後など、いつもと同じようなペースでタバコを吸っていた

 

禁煙でもしようかと思っていたが、この程度なら、今のままでもよいかと思ってしまう

もしかしたら、測定器が壊れていたのかも・・・

2022年の海外比人(OF)の本国送金額の速報値が発表された

総額325.4億ドルで、2021年のフィリピンのGDPの8%に匹敵する

全体の41%を占める米国からの送金が断トツの1位である

ちなみに日本からの送金額は全体の4位

 

10年前の2012年と比較すると、10位までの顔ぶれはあまり変わらないが、シンガポールが7位から2位へ大きく順位を上げている

台湾と韓国からの送金額が大きく増え、10位以内にランクインしている

代わって、送金額は増えてはいるが、香港とドイツが圏外になった

 

送金は海外永住者もしくは労働者としての一時滞在者に分けられるが、国によってその比率は大きく異なる

2010年のデータでは、米国やカナダでは約9割が永住者であるのに対して、サウジアラビアなど中東諸国では95%以上が数年滞在する契約労働者である

日本や英国は半数程度が永住者と思われる

 

海外比人送金はフィリピン経済にとって重要な役割を占める

金額が大きいだけではなく、その大半がドルによる送金だからである

フィリピンの外貨準備高はまだまだ低い

英国の経済誌エコノミストが発表するビッグマック指数を見てみた

最新の2023年1月現在のビッグマック価格は、米国では5.36ドル、ユーロ圏4.86ユーロ、日本410円、フィリピン155ペソとある

今日(5月1日)のレートで円換算すると、米国731円、ユーロ圏730円、日本410円、フィリピン380円となる

日本はフィリピン並みで、随分と安い価格でマックが食べられることになる

昔から、マクドナルドやコカ・コーラは万国共通で、価格はその国の物価を反映しているといわれている

 

私がフィリピンにいたときの感覚では、物価は大体日本の半分程度と実感していたが、最近は日比の物価差が大分縮小しているのかもしれない

 

最近の円安で、フィリピンで暮らす日本人退職者の生活もかなり厳しくなっているはずだ

「日本で稼ぎ、フィリピンで使う」といわれた時代は終わったのかもしれない

ひょっとして、現役時代はフィリピンで稼ぎ、老後は社会福祉が充実した日本で過ごすなどという時代が来るのかもしれない

来月のマニラ行が決まった

フィリピンが雨期に入る前の盛夏である

 

ということで、ホテル探し

今回はマカティに泊まることにした

グリーンベルトなどに歩いて行けるので、買い物、食事に便利が良い

 

マニラにホテルが増えたのに驚いた

昔は、マカティの御三家といえば、シャングリラ、マンダリン、ペニンシュラだったが、シャングリラは閉館中なので多分立て替えるのだろう、マンダリンは建て替え中で来春完成予定、ペニンシュラだけが従来通り営業している

新しく、ラッフルズ、フェアモントなどがオープンしている

 

隣接するボニファシオシティーにはシャングリラやハイヤットがオープンした

空港近くにはハイヤット、シェラトン、オークラなどが続々オープンしている

凄い五つ星ホテルラッシュである

 

それだけマニラの将来性が買われていると言えるのだろう

今回のホテル探し、ネット旅行社を色々検索したが、数が多いのに驚いた

結局一番安いのは現地日系の旧態然とした旅行社だった

ネットが常に安いとは限らない

 

私も高齢になってきた

ひょっとしたら、今回が最後のフィリピン訪問になるかもしれない

私が愛いした南国の空気を思い切り吸ってこよう

 

 

昨日の夜のMing公園
 

公園を3頭の鹿が闊歩している

暖かくなると雑草を食べに公園にやってくる

私のPC部屋からも見えるが、多い時は6,7頭やってくる

 

来月、久しぶりにフィリピンへ行く

昔世話になった日本人のNさんにも会いたいと思った

仕事の関係でホームページを2つ持っていたので、近況を知ろうと探した

どちらも削除されていた

電話をしても出ない

 

心配で、近所に住む他の日本人に電話した

なんと、Nさんは認知症を患っているらしい

昔はあんなにお元気だったのに・・・

私は思わず絶句してしまった

 

日本から家族が来て、日本へ帰るように説得したが、本人はフィリピンに残るという

私がいたときも、彼はフィリピンで骨を埋めるつもりだと言っていた

1人で、住み込みのメイドと通いの秘書と暮らしていた

認知症になれば、車の運転はできないだろうし、使用人の給料や公共料金の支払いはどうするのだろう

 

私が移住する際には、家探しなどで随分と世話になった

今回会うかどうか迷っている

会っても私のことは判らないような気がする

 

認知症や寝たきり、単身の退職者の海外移住で直面する問題かもしれない

「クマイン カナ」(ご飯食べた?の意)の助け合い社会なら何とかなるのだろうか・・・

久しぶりにフィリピン時代に近所に住んでいた日本人に電話した

なんと、彼自身を含め、3人の知り合いの日本人が最近フィリピン人と結婚したという

しかも、みなメイドとである

 

メイドというと、一般的には、貧しい家庭出身で教育程度も低い

なんでそんな相手と思う方もいるかもしれないが、長年、同じ屋根の下で一緒に生活していると情が通い合うのだろう

日本人3人とも退職者なので、一般の人との出会いも少ないことも理由かもしれない

3人のうち、1人は初婚で他の2人は早くに奥さんを亡くしている

 

これも人生の選択肢の一つである

日本では独居老人の孤独死をよく耳にする

それと比べると、南国の太陽の下で、気心の知れたパートナーと一緒に最後の青春を謳歌できるのは幸せだと思う

 

幸多かれと願う

今日はちょっと自慢めいた話になるが許してもらおう

ここ数年、投資信託の売買を行っている

その成績が29勝0敗と、負け知らずなのである

自分でも不思議だが、損をしたことが無い

 

平均利益率は9%程度

平均保有期間は4か月程度なので、キャピタルゲインは年27%程度になる

ちょっと嬉しい

 

でも、ここで不思議な疑問にぶつかった

前回のブログで、日本では、住民税非課税所帯を低所得者とみなし、コロナの特別支援金を支給していると書いた

投資信託売買益の約20%は源泉徴収される

正確には、所得税が15.31%で、住民税が5%となっている

ということは、私もしっかり住民税を払っているのである

 

投資信託売買益は、源泉徴収ありの「特定口座」にしているため、確定申告の時は加味しない

その結果、私のようなものでも、実際には住民税を徴収されていても、住民税非課税所帯と見做されているのかもしれない

あるいは、売買益を総所得に合算しても未だ課税対象にはならないのかも・・・

とほほほほ・・・