来月、久しぶりにフィリピンへ行く
昔世話になった日本人のNさんにも会いたいと思った
仕事の関係でホームページを2つ持っていたので、近況を知ろうと探した
どちらも削除されていた
電話をしても出ない
心配で、近所に住む他の日本人に電話した
なんと、Nさんは認知症を患っているらしい
昔はあんなにお元気だったのに・・・
私は思わず絶句してしまった
日本から家族が来て、日本へ帰るように説得したが、本人はフィリピンに残るという
私がいたときも、彼はフィリピンで骨を埋めるつもりだと言っていた
1人で、住み込みのメイドと通いの秘書と暮らしていた
認知症になれば、車の運転はできないだろうし、使用人の給料や公共料金の支払いはどうするのだろう
私が移住する際には、家探しなどで随分と世話になった
今回会うかどうか迷っている
会っても私のことは判らないような気がする
認知症や寝たきり、単身の退職者の海外移住で直面する問題かもしれない
「クマイン カナ」(ご飯食べた?の意)の助け合い社会なら何とかなるのだろうか・・・