日本プロ・ボクシング ミニマム級 世界チャンピオン・タイトルマッチ
先週末に後楽園ホールで行われたボクシング・ミニマム級の世界タイトル戦が行われ、参戦してきました!
既にご存知の方もおられると思いますが、フェローズでもバックアップしている地元の戦士、挑戦者の石澤開選手の減量失敗により、1度目の計量で2.5Kgオーバー、試合当日の計量でなんとか試合に漕ぎつけた形となりましたが、チャンピオン谷口選手が負けた際にはベルトが空位となる厳しいレギュレーションで行われるというイレギュラーな一戦となった。
結果は、石澤開選手の11R・TKO負けとなり決着したが、これは開選手の計り知れない心身衰弱の末での敗戦と言うべきだろう。
ここで何故書いたかというと、石澤開選手は怪我を負い、数日間練習への復帰が滞り、遅れをを取り戻す為の過度な減量がアダとなり脱水症で失神のうえ救急搬送。
取らざるべき水分を救命のため、ボクサーとしてはありえない量を摂取した挙句の軽量オーバーを招いてしまった結果となったのだ。
しかし、言い訳の効かないプロ・スポーツの世界。
結果が全てであるし、大一番に合わせた調整を完了できなかった開選手の落ち度に他ならない。
特に世界戦ともなれば放映権やチケット収入等、色々なビジネスの絡みも発生し、多くの経済活動に対し損益を与えるため強行突破する他なく試合は実行された。
ただ、それを受け入れてくれた谷口チャンピオンの度量の広さ、試合後のコメント「体調不良の中、試合に出てくれた石沢選手や大変な中、試合を組んでくれた皆さんに感謝します。石沢選手は罰も受けてすごく反省したと思う。失敗から何かがあると思うので頑張って欲しい」(ヤフーニュース抜粋)に感動しました。
谷口チャンピオンは人格的にもまさに真のチャンピオンだと思いました。
この言葉を受ければ、開選手はライト・フライかフライ級に上げてでも前に進んでいかなければならないと思います。
石澤開選手のペナルティーがどのくらいで明けるかわかりません。
しかし、明日に向かって打て、打て、打て!
次なる試合を待ち、私たちはいつまでも復帰戦を楽しみに待ち続けます!
さらに輝くための挫折は人生の糧。
進化した石澤開選手をいつまでも待ち続けます!
では
格闘家 前田吉朗 引退
フェローズが応援してきた格闘家:前田吉朗が本当に引退を迎えてしまった。
2ndキャリアは、大阪で格闘ジム『encounter』を経営し次世代の前田吉朗を育てて行くことだろう。
これからも止まることなく頑張れ!吉朗!!

あれ、何かで体感したような・・・映画モービウス
生まれながらの血液系難病に苦しむモービウスは、人並み外れた努力の末に医師となり、同じ病気に苦しむ患者たちを救うため、伝説の洞窟へと向かい吸血コウモリと対峙。
ラボに持ち帰ったコウモリのゲノムを研究し、見事人間と融合させるのだが、人体実験したモービウスを恐ろしい副反応が襲う・・・ ・
というお話は、またまたマーベル・コミックスが原作の映画化作品。
『モービウス』
コウモリと聞けばもううお分かりの様に吸血鬼と化してしますのだが、ドラキュラ伯爵など足元にも及ばないパワーを身に付けてしまうんだよねw
オープニングから中盤にかけて、「うわ、面白れ~!これは新たな傑作シリーズの始まりか!?」などと盛り上がっていたものの、ハイ、そこま~でよ・・・ ・ 終盤へ向かえば向かうほどに尻すぼむこの感じ・・・ ・ そしてラストは〇ラゴン○―ル!?
これは!あの途中まで絶好調の『シャン・チー』の時とクリソツではないか!
まあ、スパイダーマンにしてもスーパーマンにしても、ヒーロー然とするまでの過渡期が一番面白いのであって、そう考えるとBATMANは出色でレアなヒーローなのかも・・・ ・
おっと!そう、このモービウスは、バットマン以上にバットマンなのには驚いた!(何のこっちゃは鑑賞すれば分かりますw)。
これはネタバレになるか分からないが、モービウスはSONY系マーベル作品[SSU]で、ディズニーが展開するMCUとは一線を画す。
ほぼマーベル・キャラ全体を擁するディズニーに対して、このモービウスやヴェノムはSSUにとっては貴重なキャラクターなのだ。
将来はこれらが融合したワールドが展開される事がエンドロールのポストクレジットで早くも描かれるのだが、このシークエンスがマヌケ過ぎてまた笑えるのだw
いやはや、勇んで訪れたこちらの期待感は見事打ち砕かれたのであった・・・ ・
の
「アメコミ好きなんでダメ元でもOK!」という方にしかお勧め出来ないかな
では
フェローズ新作デニム 完成!
これはお知らせせずにはいられない新作商品ですので、ぜひ御紹介させて下さいませ。
我ながら超懐かしいモデルの復刻を、スマクロ主導で実現させてもらいました。
1991年、弊社発足の年に初めて発売したジーンズ第一号のセルフ・カバーアイテムです!
多分わたくし在任中には二度と行われない企画ですので、ご入用の方はこの機会を逃さずお買い求め下さいませ。
本日より通販開始だそうですので、店舗に行けない方もご利用いただけます。
詳細はスマクロブログに掲載されていますので、宜しければご覧ください!
では
これは期待大・・・ムーンナイト
今週水曜からディズニー+で配信が開始されたマーベル系実写ドラマ
『ムーンナイト』
日本では、よほどのアメコミ好き以外認知のないマイナー・キャラ。
簡単に言えばミイラ男がマントを羽織った感じかw
気弱でお人好しな主人公スティーヴンを『スターウォーズ』新章のポー・ダメロン役で認知されたオスカー・アイザックが好演。
エジプトの神より授かった力を駆使して邪神との戦いを描く。
昨今のDC作品に対抗するかのようなダークなヒーローの誕生だ。
第一話・・・ これは!・・・ ・ 面白い!!
全作の陽気な『ホークアイ』とは真逆な展開に期待大!!
ご家庭にDisney+視聴の環境がない方も知人、友人を頼ってでも観る価値大です。
今後の展開が楽しみな本作、是非ご覧下さい!
では
いま観るべき映画 ベルファスト
ときは1960年代後半、アイルランドの片田舎、ベルファストに暮らす一家の目を通して語られる動乱の日々を描く。
『ベルファスト』
モノクロだと思っていたがカラーであり、やっぱりモノクロ作品だった・・・ ・ なんじゃそりゃw(観ればわかります)
カトリック派が集まる集落の中で、ただ一軒のバプティスト派が主人公バディ(次男)が暮らす・・・ ・ あら、一家の名字が出て来ない!?
ある日、バプティスト派の過激派集団に集落を破壊され、警察や軍隊の保護下に置かれたベルファストは、貧しさと抑圧された環境下での生活を余儀なくされる。
しかし、そんな中でも楽しく、そして逞しく生きて行くバディたち一家の運命は・・・ ・
俳優として、制作者として活躍するケネス・ブラナー監督の
半自伝的な作品と言われているが、いま世界を震撼させているウクライナ侵攻問題と重なるものがあり、いま観るべき映画ではないかと思う。
本作では宗派の違う者同士敵対するが、最後に父がバディにかける言葉「バディの結婚相手がヒンドゥー教だろうが何教だろうが、我が家では大歓迎だよ!」という台詞が、この作品の一貫したテーマとなっている。
こう書くとお堅い内容なのかと言うと実はそうではない。
劇中に数々登場する60年代のサブ・カルチャー。
TVで流れる『スター・トレック』や映画館での『チキチキバンバン』など、同世代を生きたわたくしには涙物であるし、家族全員のキャラクターがとても魅力的で丁寧に描かれている。
究極はバディ役のジュード・ヒル!もう可愛いったらありゃしないのだよ!
もう一度言います。ホントいま観るべき映画です!
ぜひ劇場へ足をお運び下さいませ。
では
ザ・バットマン リドラー謎の暗号文書
はい、本日2回目の『ザ・バットマン』鑑賞w
で、先日Upしたブログで書き忘れたことをご紹介。
劇中後半、実はリドラーが観客に向けても謎を問いかけていたのです!
それの答えがこのURLにたどり着くのですね。
開いても安全なモノですので、ぜひ映画『ザ・バットマン』の続きを楽しんでみて下さい!
では
とにかく暗い映画 ザ・バットマン
今年の上四半期で一番心待ちにしていた作品。
『ザ・バットマン』を観てきました。
TVシリーズ『トワイライト』の時は「何だこの優男?」な~んて軽んじた目で見ていたロバート・パティンソンですが、『TENET』では骨太な戦士を演じ切り、「お、見損なってたかな?」となった彼がバットマン=ブルース・ウェインを演じます。
紅一点、お相手のセリーナことキャットウーマンを演じるのは、何とあのレニー・クラヴィッツの実娘ゾーイちゃん。
スゲー家系ですねw
そして本作のヴィランはリドラー(60年代のTVドラマ、日本ではナゾラーと改名されていましたw)。
舞台となるゴッサム・シティの悪徳権力者たちを次々と惨殺する手法が、わたくし結構お気に入りの作品『ブラックサイト』を彷彿させる残忍さでエグイ・・・ ・
このリドラーを演じるのは意外な俳優で、お楽しみとして・・・ ・
もう御一方は周知されているのでネタバレしますが、まだ大物マフィアの番頭レベルのペンギン=コリン・ファレル。
ここまで作り込むのなら実力派の新人でコスト浮かせばいいのにと思いますが、今後『ペンギン』のドラマ・シリーズが決まっているということで、主役となる彼に無名俳優は使えなかったという裏事情か。
さて、ストーリーも画像もとにかく暗い!「バットマンはじめました!」から2年目の若輩ブルースは、感情の赴くまま抑えの利かない暴力で、街に巣食うチンピラをボッコボコにして行きます。
この方の様にサイコパスとなじられても仕方なし・・・ ・
その陰で冷静に、知的に、黙々と偽善者を罠に嵌めて行くリドラー。
バットマンの唯一の理解者、警部補のゴードンに協力を要請され、2人でリドラーの捜査に乗り出すが、その過程に於いて一歩また一歩と成長していくヤング・ブルースは、両親を殺されたことへの”復讐心”から解き放たれ、自身の力を活かす方向を見出して行くのだ・・・ ・
本作、非常に賛否が分かれているが、まずMCUの様な華やかで分かり易いアクション物が好物の方(こちらも好きですが)には印象が悪いようですね。
舞台は常に夜、そしてほとんど雨降り?の3時間長尺にアクション・シーンはほんのわずか・・・ ・
で、事件を追う刑事の様にひたすら手がかりを追い求める地味なバットマンw
その姿は『セブン』のブラピとモーガン・フリーマンさながら。
かたやリドラーの方は連続殺人犯『ゾディアック』の容姿そのもので、尻尾を掴むことさえ出来ない知能犯。
意に沿わない方の感想としては、「この作品にバットマンとかリドラーっていらないんじゃないの?」っていう、まあ確かにそうも言えるところはありますが・・・ ・
元々DCって「ディテクティブ・コミックス」の略。
つまり探偵漫画本であり、本作のバットマンって今まで以上に原作に忠実だったとも言えるでしょう。
ボロボロに傷付くバットマンでありますが、マスクをとったブルースの目の周りに黒塗りメイク!
(あれ?ぺこぱ!?)
今までずっと待っていましたよ!普通こうなってるでしょ。
すべてのリアリティーがココに集約されているといっても過言ではない!
わたくしこれだけでも観る価値十分でしたw
陽のマーベルに対し、『ジョーカー』から陰路線に振り切ったDC、潔しです!
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今週末、また観に行ってこようと思います。
さあ、この映画にバットマンは不要か否か、ぜひ劇場にて貴方の目でもお確かめ下さいませ。
今回のお土産はミニ・ポスター 相変わらずかさばりますw
では
ザ・ビートルズ GET BACK:ルーフトップ・コンサート
有料コンテンツ:ディズニー・プラスで、確か全3話だったかな?
既に配信された秘蔵フィルムを編集した番組『ザ・ビートルズ:Get Back』の総集編映画『ザ・ビートルズ GET BACK:ルーフトップ・コンサート 』
回りくどい言い回しで済みませんが、その番組が非常~に長く、途中根負けして観なくなっていたところに映画版が登場!
一度途中まで観たし、まあ時間が空いていたら行こうかなと構えていたら、1週間だけの上映ということもあり、上映回全ての良席が埋まっているという出遅れ感満載の結果に・・・ ・
縁がなかったと諦めていたところにアンコール上映とな!これは絶対に行けというお告げのようなもの、109シネマズのIMAXで鑑賞して来ました。
内容は、1969年1⽉30 ⽇ “Get Back(復活)”を掲げて集まった4人が、名盤「レット・イット・ビー」に収録される名曲の数々を、ロンドンにあるビルの屋上にてサプライズで披露した。
この奇跡のライブが、巨匠ピーター・ジャクソン監督によって、時空を超えた<体験型ライブ・ビューイング・ショー>として幕を開ける。(HPより)
でもこれ、57時間以上の未公開映像を1時間5分に編集するのだから、結構骨の折れる仕事だったでしょうね・・・ ・
そんな有り難いダイジェスト版をIMAXの大画面と高音質で視聴できるんですから、ありがたや、ありがたやですw
アップル・ビルの屋上にステージを作り、カメラの配置や音響システムの確認、メンバー達のやり取りが、まさに目の前で今起こっているかのような臨場感で迫って来ます。
ライブ中盤、近所の住民から騒音被害などの通報により駆け付ける『世界一有名な警官』とスタッフのやり取り等、なかなか目に触れる機会のないシーンに、笑いありとビートルズ・ファンでなくとも楽しめる良作に仕上がっていました。
終映後、客席を見渡すと、まさに御同輩大集合という面々w
われら昭和の若者にとっては、ビートルズorストーンズという二大派閥に分かれるほどに人気を誇ったロック・バンド『The Beatls』。
最後のライブを特等席で観るチャンスは、もう2度とやって来ないかも知れません。
なんと、今週がラスト・チャンスの模様!たった3館での上映だが、観る価値必至の本作。是非、劇場でご堪能ください!!
今回の鑑賞特典は大型ポストカードとステッカーでしたw
では