私のブログは、
約9年前に…
風邪すらひかない
超健康なサーファー旦那が
悪性脳腫瘍グレード4
神経膠芽腫を
発症した時からを書いています。
大切な人を亡くし…、
絶望感に襲われ、
「人生終わった」と感じ、
自死まで考えていた絶望未亡人が…
どうやって生きてきたのかを
赤裸々に綴っている…、
『30代絶望未亡人
這い上がり物語』です。
初めから読んでくださる方はこちらから…
↓
33歳旦那の病気、発症!
↓
病名が判明しました
↓
1歳と4歳のワンオペ育児をしながら…
↓
旦那の脳腫瘍が再発しました
↓
そして…
↓
旦那を失う前にも…
↓
これのつづきです
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母が出た電話は…
警察からでした
警察
「〇〇さん(行方不明の兄)が…
見つかりました!」
「今、免許の更新に来られた
〇〇さん(行方不明の兄)と、
一緒にいますので…、
お電話代わりますね」
母が動揺していました
母
「お兄ちゃんが見つかったって!!」
と、私に小さな声で教えてくれました。
母
「もしもし
お兄ちゃん
お兄ちゃんなの
良かったぁ…
もう、帰って来てーー」
母は…
涙を流して喜んでいました
受話器を持つ手は震えていて…
いつもクールな母が…、
かなり動揺していたのを覚えています
母
「ちょっと、
かずママに代わるね」
母は動揺しすぎて、
言葉が出てこなかったようで、
兄の声を聞いたら、
私に電話を代わりました。
私
「もしもし」
兄
「もしもし」
あぁ…
お兄ちゃんだぁ〜
お兄ちゃんの声だ〜
ずっとずっと探していた…
お兄ちゃんの声だ〜
私
「お兄ちゃん
探してたんだよぅ。
帰って来て〜
迎えに行こうか
みんな待ってるから…
いや、やっぱり
今から迎えに行くから
待ってて」
免許センターは、
自宅から車で…40分ぐらいの場所です。
兄
「いや…、
いいよ。
ちゃんと帰るから、
迎えに来なくて大丈夫だよ」
私
「今日、帰ってきてよ」
兄
「うん。わかった。
今日帰るから…大丈夫だよ」
兄は…
特に沈んだ声でもなく…
焦った声でもなく…
温厚で、優しいお兄ちゃんの声のままでした
だから…
「お兄ちゃんは、
帰ってくるはず!」
と信じたのです。
「信じて大丈夫だ」
って、思えたのです
電話を切ってからは…
父、
母、
上の兄と…
まだか?まだか?
とソワソワしながらも、
ワクワクしながら待っていました
母は張り切って、
兄の好きなお肉を買いに行き…
父はお風呂を、
いつも以上に綺麗に洗って、
お湯を沸かしていました
みんな…
待っていたのです
兄の帰りを……
つづきます
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