太陽と月の結婚 -8ページ目

お話会参加者さんのレポート2





   ジャスミンカフェにご参加くださった

   ナツさんのイベントレポートです。


和暦手帳を考案された高月美樹さんの【和暦手帳のお話し会・センス・オブ・ワンダーと北斎のお話し】友人たちと行って来ました🥰

和暦手帳は二十四節気七十二候をもとに作られ、その時の季節を感じられる大好きな手帳です。


ここ数年は和暦手帳は必須。

月の満ち欠け、季節の言葉、疲れて心がすり減った時に和暦手帳を見ると、それだけで心が洗われる私のバイブルです♡


そんな和暦手帳を20数年前に考案された高月美樹さんの和暦手帳のお話し会、今年の和暦手帳は北斎さんがテーマ。

手帳の要所要所に北斎さんが!


なのでお話し会も北斎さんがテーマでした。北斎さんの人となりが、高月さんかの言葉から紡がれると、北斎さんの人間味に溢れたイメージが湧き上がってきました。北斎という名前の由来とか凄く面白かった!


そして寝床さえあれば、そこで衣食住完結し、ひたすら絵を描くとか(笑)どこに行くこともなく寝床があれば北斎は満足だったと聞けば、いかに自分が外向き意識で生きてるか‥と反省します。

そして、お話し会でのセンス・オブ・ワンダーのお話し。今年は季節と鳥のお話し。高月さんは季節と鳥の鳴き声でなんの鳥だかわかるのです。

自然界はちゃんとプログラミングされていて季節と鳥の役割、そこになんの木や花が在るかまで‥とても緻密に設計されてることに驚きと感動✨


雀は都会にしかいないこと。雀が選んで都会にいること。田舎には雀がいない‥でも今の都会には雀がいられる軒先が無くて雀の姿が見えない‥(今の建物事情で) 人間が住みやすいということが雀や他の動物を住みにくくしている‥

これは本当に切実だと思いました。

人間だけが自然界のルールから逸脱していること‥もっともっと真摯に自然界と一体の中に人間があることを受け止めていかないと人間の住む世界が取り返しのつかないことになってしまいます。

高月さんのお話に参加の皆さん釘づけでした✨

和暦手帳のお話し会のもう一つのお楽しみは、

蒲田の清野さんの練り切り和菓子💗 ジャスミンCafeのハナ ジャスミン さんが当日に蒲田まで取りに行くなんとも贅沢な和菓子です。練り切りの色味は天然のもの。添加物フリーでやさしくほっとする美味しさです💗

目でも味でも楽しめて至福の時となりました😋

お話し会の前にはジャスミンさんのランチも堪能して、お味噌汁が最高に美味しかったです😍


和暦手帳も2/10からスタート! 季節と共に生きるヒントが満載です✨




エナガのさえずり

今日は近所の森の木の上で、混群を見かけました。


最初に気づくのは、まずさえずり。

ジュルッ、ジキジキと小さく鳴くエナガの声です。


見当をつけて目を凝らすと、

枝の間を飛び回る小鳥たちが見えてきます。



絶え間なく動き回るエナガに混じって、

うぐいす色のメジロがいます。シジュウカラも。


この群れはエナガとメジロとシジュウカラの

混群でした。


和暦日々是好日のコラムにも

何度か書きましたが、

混群は種族を越えた小鳥の群れ。


冬の訪れを知ることができる光景。

共に行動して身を守るための知恵で、

互いに合図を送り合いながらまとまって

木から木へ、移動していきます。


いちばん弱いエナガが先に動き、

メジロやシジュウカラ、ヤマガラ、

さらに大きなキバシリ、コゲラが続くことも。

大きなものが最後に動きます。


人間もこうありたいと思うような

愛おしい冬の景物です。


他にはオナガの群れもいましたが、

オナガはオナガだけで行動しています。



緑と赤のコントラストがかわいい

ヒヨドリジョウゴ。


ヒヨドリが好んで食べるとされますが、

実際にはあまり食べられないようです。




誰かがこの子専用に編んだと思われる

帽子とマフラー。




川の向かい側にいる子には

タータンチェックのストール。

暖かそうです。


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和暦コラム「無為自然」





    

【無為自然】


「人は地に法り、

地は天に法り、

天は道に法り、

道は自然に法る」

ー『老子道徳経」


むいしぜん。自然(じねん)とは対象物ではなく、自(おのず)から然(しか)ること、固定することなく動いている全体、理(ことわり)そのものをいう。

道(タオ)とは、言語や解釈で説明することができない万物の源、自然の理へ通じる道。

老子は「無為自然」という言葉で人としての在り方を「自から」「然るに」、「自然そのもののように生きること」だと伝えている。

「自然の一部として生きている」という感覚が得られたとき、人は知識や経験、計らいを手放し、分かれた自己(エゴ)を超え、暮らしも生き方もシンプルになっていく。

『和暦日々是好日2023』師走より抜粋


 和暦日々是好日2023も

 いよいよ最後の見開きとなりました。


和暦日々是好日2024も在庫がわずかとなっております。毎年、ゆっくりお求めくださるリピーターの方が多いのですが、今年は早く売り切れそうなので、お早めにご注文くださいませ。



現在、確実に入手できるのは、北斎関係の美術館です。


東京両国・すみだ北斎美術館


長野県小布施


松江・宍道湖畔宍道湖畔



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暦生活オンランショップは近々再入荷いたします。


紫紅社オンランショップ(まだ少し在庫がございます)