エナガのさえずり | 太陽と月の結婚

エナガのさえずり

今日は近所の森の木の上で、混群を見かけました。


最初に気づくのは、まずさえずり。

ジュルッ、ジキジキと小さく鳴くエナガの声です。


見当をつけて目を凝らすと、

枝の間を飛び回る小鳥たちが見えてきます。



絶え間なく動き回るエナガに混じって、

うぐいす色のメジロがいます。シジュウカラも。


この群れはエナガとメジロとシジュウカラの

混群でした。


和暦日々是好日のコラムにも

何度か書きましたが、

混群は種族を越えた小鳥の群れ。


冬の訪れを知ることができる光景。

共に行動して身を守るための知恵で、

互いに合図を送り合いながらまとまって

木から木へ、移動していきます。


いちばん弱いエナガが先に動き、

メジロやシジュウカラ、ヤマガラ、

さらに大きなキバシリ、コゲラが続くことも。

大きなものが最後に動きます。


人間もこうありたいと思うような

愛おしい冬の景物です。


他にはオナガの群れもいましたが、

オナガはオナガだけで行動しています。



緑と赤のコントラストがかわいい

ヒヨドリジョウゴ。


ヒヨドリが好んで食べるとされますが、

実際にはあまり食べられないようです。




誰かがこの子専用に編んだと思われる

帽子とマフラー。




川の向かい側にいる子には

タータンチェックのストール。

暖かそうです。


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