たとえば
対等合併をして一つになった会社があるとします。
合併に際しては
外的要因、内的要因
環境要因など
マクロに
ミクロに
さまざまなことをそれぞれに考慮しながら
会社としての方針や方向性において一致する部分が多く
合併したことによって
市場のシェアの占有状況が有利になるなどの
いわゆるスケールメリットがあると思われるので
最終合意をします。
それぞれの会社には
言わずもがな
それぞれの社長が存在します。
基本的に対等合併ですから
どちらかがトップの座に座ります。
上層部が選出され
会議などにおいて議論がなされて
合併後の会社の方針が打ち出されます。
これは
会社としての決定事項であって
守るべき優先順位は最上位になります。
これが自分の考えと会わない場合には
退場
そう
会社を辞めるということになります。
時間が進み
会社を取り巻く環境が大きく急激に変化をしました。
このままでは
いまの方針のままでは
会社は立ち行かなくなります。
これまたさまざまな要因を考慮に入れて
熟慮に熟慮を重ねた結果
方針の一つを柔軟性を持って変えることが今後発展していくために
現在最も重要なことであるとの結論に達して
社内に通達を出します。
ところが
現在の会社のトップがA社由来の人間であることもあって
B社由来の人間はどうにもしっくりこないばかりか
過去の合併のときに納得していた全体の方針が
A社よりの考えに傾いていくようで納得がいきません。
元B社出身の幹部社員が役職を辞したいと申し出ました。
この場合
余程のことがない限り
役職を辞した人たちは、閑職に追いやられるどころではなくて
クビでしょう。
本人たちも
半ばそんなつもりで意思表示をするはずです。
会社組織だったら
クビ。
会社が大変な時に
会社の方針変更に納得がいかないという理由で
管理職を辞めるわけですから。
感性の良い方は
すでにお気づきだと思いますが
その人の後ろに有権者がついているのかいないのかという違いはあるのですが
いまの
政権政党さんたちが躍起になって
エネルギーを使っていらっしゃることは
こういうことでしょう。
トップの求心力云々を語る前に
組織として成り立っていると言えるのでしょうか。
先の選挙で
一票を投じたものとして
ずっと応援しているのですが
残念で仕方がありません。
職場放棄は
クビですよ。
チカラの使いどころ
アタマの使い方
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