母親のことを大嫌いだけど、大好きだった。~家庭内暴力編~ | 「自分も子どもも愛せるママになれる」新宿御苑前子育て相談室

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● 母親のことを大嫌いだけど、大好きだった。~家庭内暴力編~

【前回】私と母親との確執。⑩「死の淵から這い上がってきた、私」

こんにちは、仲村ゆりかです。

母親への思い、確執が私の子育てに多大な影響を及ぼしているとは、渦中にいるときは自覚がありませんでした。

でも、自分の内面に目を向ければ向けるほど、40歳を過ぎても、母親の呪縛から逃れられていないことがショックでした。



それと同時に、ここまで私を苦しめている母親の存在が、本当にうとましく、憎らしく思いました。

「どこまで、私を苦しめたら気が済むの!!」

まるで生霊にでも、とりつかれている気分でした。(笑)

ワークをやればやるほど、私の思いが溢れて溢れてしょうがありませんでした。

あれ?息子のことは、どうしたんだろ?

息子と向き合おうと思っていたのに、途中から息子から、私自身の課題に変わっていきました。

例え、息子の課題でワークをしても、最終的には

「あっ!私、○○と思っていたんです!」

「私、本当は母親に~してもらいたかった」

またまた涙。

その時初めて、人前でこんなことを言っていました。

それは・・・

「私、母親のこと大嫌いなんです!本当に嫌い!」

という、言葉でした。

そんなことは、今まで人前で言ったことがありませんでした。

そんなことを今さら言うのは、大人げない。

親だって一生懸命に育ててくれたのに、悪く思う私なんて最低だ!

昔のことを根に持っている私が、とても執念深い人間にしか思えなくて、自己嫌悪になっていました。

こんな風に自分の気持ちを抑えれば抑えるほど、辛くしていたんですね。

幼い時から、ずっと母親に求めていたことを、改めて口にしたことで、暗くどんよりしていた体の奥に、清らかな水が注がれたような感じがしました。

そして、私は気づきました。

「私、母親は大嫌い!でも、大好きなのかも・・・。」

こんな言葉が、ポロッと出てきました。

矛盾しているような事を言っているようですが、何だか凄く腑に落ちました。

そうだ!本当は、私は母親が嫌いだけど好きなんだ!

好きなんてありえない!と、認めたくない自分もいました。

でも、大好きな人だからこそ、認めてもらいたかったのかもしれないな~とも思いました。

こうして、私の中のものが出てくるにつれて、息子の態度にも変化が起きてきました。

木刀を手放してから、夜中の破壊行為はなくなりました。

食事を捨てる事もなくなり、気が向けば食べていました。

気づけば、リビングでアイス食べていたり・・・

目の前で起きている事でしたが、どうしたんだろう?何が起きているんだろう?と、私自身が不思議でしょうがありませんでした。

嬉しさ半分、またいつ爆発するか分からない不安が半分ありました。

緊張はありましたが、息子の表情など見ていると、以前より人間らしくなっているように思えました。

やったー!がんばった甲斐があった!

心の中で、叫んでいましたね。

もしかしたら、このまま何もなかったように進学していくんじゃない?

そんな将来の希望も見えてきたようで、嬉しかったことを思い出します。

でも、ここからが新たな戦いが始まったのでした。

続きは、次回です。

★息子の家庭内暴力に至るまでの家庭内環境&私の心の葛藤については、コチラをご覧ください。

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