私と母親との確執。⑩「死の淵から這いあがってきた、私」~家庭内暴力編~ | 「自分も子どもも愛せるママになれる」新宿御苑前子育て相談室

「自分も子どもも愛せるママになれる」新宿御苑前子育て相談室

子どもの拒食症・家庭内暴力を乗り越えた、ベテラン塾講師が、お子さんもお母さん自身も愛せるようになる、スキンシップ&子育ての秘訣をお伝えしています。責める子育てから、子どもを認められる子育てに変わっていけます。

● 私と母親との確執。⑩「死の淵から這いあがってきた、私」~家庭内暴力編~

【前回】私と母親との確執。⑨「母親に認めてもらうための子育てをしていた、私」

こんにちは、仲村ゆりかです。

母親のようになりたくない!

母親に「いい子に育っているね」と、(子育てを)認めてもらいたい!

誰にも理解されることのない葛藤を抱えながら、子育てをしてきました。

そして、よいお母さんになりたいと、子育てを学び、心理を学び、努力を続けていた、私。

子育て11年目に、とうとう心身ともに限界を迎えました。

過呼吸になり、体と心がバラバラになっている状態に襲われました。

家事やPTA役員など、何とか気力でこなしていました。

が、心臓が締め付けられるほどの息苦しさや、起き上がれないほどの倦怠感。

色々なことをすることが、段々困難なっていきました。

人に迷惑はかけられない!と、自分に厳しい私は、這いずるように起き上がり、出かけていました。

帰宅したあとは、体が全く動かなくなり、涙が溢れてきました。

自分の体が、どうなてしまったのか?

不安で、不安でとてつもなく心細かった。

主人は、単身赴任中。

娘も息子も小学生でした。

私に何かあったらどうしよう??

子供達は、どうなるの?

こんなに頑張ってきたのに、このまま死ぬのかな・・・?

あのときは、そんなことまで考えていましたね。

知人に相談したら、心療内科の受診を勧められました。

え?心療内科?

凄い違和感がありました。

その時の(私の)心療内科のイメージは、行動や言動異常がある方が行くところだと思っていました。

私は、おかしくなってしまったのか?

ガ~ン、立ち直れないほどの絶望感でした。

でも、友達もパニック障害で受診しているということ、周りにも数人体調不良で、心療内科を受診している人がいました。

その方たちの話しを聞くと、そんなに特別ではないことが理解できました。

それで、心療内科を受診しました。

病名は「適応障害」。

病名が着いたことで、ちょっとホッとしたことを覚えています。

病気であれば、頑張らなくてもいい。

主人の前でも、堂々と体を休めることが出来る。

やっと休める事に、内心嬉しかったのかもしれません。

振り返れば、私はここまでしないと止まれない人だったんですね~。

でも、薬を服用し始めると、体がだるくて、家事が今まで以上に辛くなりました。

一日中、カーテンを閉めて、パジャマでいることも多々ありました。

死にたい!と、ベランダから下を見ていることもありました。

でもね、私が死んだら、子どもたちはどうなるの?と考えると死ぬことはできませんでしたね。

(とても、主人が面倒を見れるとは思えませんでしたから・・・。)

こんな風にボーっとしていると、

「こんなだらしがない姿を、子供に見せていいのか?」

という言葉が、頭に浮かんできます。

自分に厳しい私が、ニョキッと顔を出します。

お母さんは、元気で明るくいないといけない!

そんな私の思考が、廃人のようになった私を苦しめました。

気力を振り絞って、子供が学校から帰ってくる頃には、着替えるようにはしました。

でも、食事が作れなかった。

子供達には、カップラーメンで我慢してもらう日も多々ありました。

この出来事のお蔭?で、子どもたちはお湯を沸かし、カップラーメンを作ることが出来るようになりました。(笑)

そんな子供たちに姿を見ていて、苦しい中にもちょっと嬉しかったですね。

周りの方のアドバイスや、手助けもあり、私は少しづつ回復に向かっていきました。

この病気を期に、私の凝り固まっていた思考が、ほんの少しだけ和らいだように思います。

そして、自分の今までの人生を振り返ってみました。

随分我慢して、頑張ってきたよな~、自分のやりたい事やったらいいんじゃないのかな?と、そんなことを何となく考えるようになりました。

私は、何がやりたいのかな?やりたかったのかな?

犬を飼える生活がしたいと思って、今のマンションを買ったことを思い出しました。

そう思って、ペットショップへ出かけました。

数件回って、決めたのが、今のワンコでした。



子供達も、小さなワンコに喜び、久しぶりにみんなに笑顔が戻りました。

そんな様子を見ていると、生きていてよかった!と心から思いました。

そして、これからはワンコと子供たちと、楽しい生活を送れるはずでした・・・。

でも、現実は甘くなかった。

この1年後に娘の拒食症。

その後、息子の家庭内暴力と、我が家の苦悩の10年が始まったのでした。

「幸せになりたい!」それだけを求め続けた、私。

今までの出来事は一見、いばらの道のようですが、本当は幸せに繋がる道を一歩一歩、私は歩んでいたんですね。

今振り返れば、この苦悩があったからこそ、今の私があるのだと心から感謝することが出来ます。

こんな私が、母の確執から解放され、子供の問題を解決し、幸せを手に入れるまで、日本NLP学院でどんなことをしてきたのか?

続きは、次回です。


★息子の家庭内暴力に至るまでの家庭内環境&私の心の葛藤については、コチラをご覧ください。

仲村ゆりか公式LINEにご登録頂くと、


私と1対1トークができます!


 ご登録をお待ちしています!


 ⇓ ⇓ ⇓

 


 

出口のないトンネルはない!


親子で笑える日々を取り戻しましょう!



  
千葉県柏市、千葉市、市原市、蘇我市、船橋市、東京都世田谷区、新宿区、神奈川県横浜市、川崎市、相模原市、埼玉県所沢市、岐阜市、長野県からお越し頂いています。

拒食症、家庭内暴力、子育てのイライラや、育児の孤独感を解決して、自分も子供も心から愛せる優しいお母さんに変われますよ。