〇『「巨人の星」に必要なことはすべて人生から学んだ。あ。逆だ。』（堀井憲一郎・著）
この本では「巨人の星」という星がどれかという問題についても言及している。
堀井氏はKYOJIN no HOSHI 特定小委員会リポートのHP（今はこちら）を観たようで「こいぬ座α星、プロキオン」説を紹介している。
└→Y!Blog＞〔「巨人の星」はどの星かI〕
堀井氏はKYOJIN no HOSHI 特定小委員会リポートのHP（今はこちら）を観たようで「こいぬ座α星、プロキオン」説を紹介している。
└→Y!Blog＞〔「巨人の星」はどの星かI〕
└→AmebaBlog＞〔「巨人の星」はどの星かI【地理】【科学】〕
└→AmebaBlog＞〔球団名と星座・補足（「巨人の星」はどの星かII）〕
└→AmebaBlog＞〔星飛雄馬が目指す星座は何がいいか（「巨人の星」はどの星かIII）〕
└→AmebaBlog＞〔季節ごとの「巨人の星（という星）」一覧表（「巨人の星」はどの星か）〕
この本では著者が一人漫才をしているかのように一人でボケと突っ込み繰り返し、その過程で冗談のようなことも書いており、読んでいて少々くどい。
また、原作の『巨人の星』の原作について深く掘り下げているせいか、アニメの『巨人の星』や続編の『新巨人の星』についての言及が少ない。花形の年齢の矛盾について書いてはいるが、星明子の年齢の矛盾はアニメで明子が戦時中に生まれたことになっていることによるもので、そのあたりは河崎実氏の『「巨人の星」の謎』に詳しい。
もっとも河崎実氏もアニメの『新巨人の星』『新巨人の星II』を対象外としている。
また、豊福きこう氏も原則として原作漫画を題材にしているので、『巨人の星』『新巨人の星』『巨人のサムライ炎』の原作のみを資料にしている。
└→〔補足・その2〕→〔補足・その2〕
また、原作の『巨人の星』の原作について深く掘り下げているせいか、アニメの『巨人の星』や続編の『新巨人の星』についての言及が少ない。花形の年齢の矛盾について書いてはいるが、星明子の年齢の矛盾はアニメで明子が戦時中に生まれたことになっていることによるもので、そのあたりは河崎実氏の『「巨人の星」の謎』に詳しい。
もっとも河崎実氏もアニメの『新巨人の星』『新巨人の星II』を対象外としている。
また、豊福きこう氏も原則として原作漫画を題材にしているので、『巨人の星』『新巨人の星』『巨人のサムライ炎』の原作のみを資料にしている。
└→〔補足・その2〕→〔補足・その2〕
└→LivedoorBlog＞〔東京でも山地では熊が出る - ものがたりの歴史・補足〕
〔TWEET〕
関連語句
〔巨人の星 奥多摩〕（twitter）
注釋
「花形と星の年齢が等しくなるのはいつか」
ここで堀井氏は星飛雄馬が1958年で11歳、1966年で16歳、花形満が1958年で16歳、1966年で18歳という假定をしている。
この場合、星飛雄馬は8年間で5歳年を取るので1958年で11歳、1966年で16歳、1974年で21歳。
花形満は8年間で2歳年を取るので1958年で16歳、1966年で18歳、1974年で20歳。
つまり1974年までに飛雄馬が花形の年齢を上回る。では具体的に西暦何年になるか。
ここで（星飛雄馬の年齢，花形満の年齢）＝（x，y）という座標を考えてみる。
直線のグラフにした場合、（11，16）と（16，18）の2点を通過し、この2点では x＜y（星＜花形）であるが、これが x＝y（⇔星＝花形）となる座標を考えればいい。
この場合、 y＝0.4x＋11.6 と x＝y の交点の座標における x＝y＝…の值を求めることになる。
計算すると 19.3333…＝19＋（1/3）になるので、両者が19歳のときである。
直線のグラフにした場合、（11，16）と（16，18）の2点を通過し、この2点では x＜y（星＜花形）であるが、これが x＝y（⇔星＝花形）となる座標を考えればいい。
この場合、 y＝0.4x＋11.6 と x＝y の交点の座標における x＝y＝…の值を求めることになる。
計算すると 19.3333…＝19＋（1/3）になるので、両者が19歳のときである。
ではこうなるのは西暦何年か。
今度は（星飛雄馬の年齢，西暦）＝（11，1958），（16，1966）という座標で考える。
すると（星飛雄馬の年齢増加÷西暦の年数の増加）＝⊿y/⊿x＝8/5＝1.6であり、y＝1.6x＋1940.4 となる（普通の人はこの⊿y/⊿x が 1 になるはずである）。
ここで x＝19.333…を代入すると y＝1971.333…＝1971＋（1/3）になる。
今度は（星飛雄馬の年齢，西暦）＝（11，1958），（16，1966）という座標で考える。
すると（星飛雄馬の年齢増加÷西暦の年数の増加）＝⊿y/⊿x＝8/5＝1.6であり、y＝1.6x＋1940.4 となる（普通の人はこの⊿y/⊿x が 1 になるはずである）。
ここで x＝19.333…を代入すると y＝1971.333…＝1971＋（1/3）になる。
∴星飛雄馬と花形の年齢が等しくなるときは西暦1971年、両者の年齢は19歳である。
なお、花形が8年で2歳だけ年を取るのは4年に1度年を取るわけで、閏年の2月29日生まれの人について言われる俗説を思い出させるが、2月29日生まれの人の場合、平年での誕生日は2月28日か3月1日のいずれかである。
花形満が1940年代生まれとすると、1940年代で閏年は1944年と1948年であるが、花形満の場合、『新巨人の星』の描写から誕生日は七夕前後のようなので、閏年は関係ない。
なお、堀井氏の假説にもとづいて星飛雄馬と花形満の生年を計算すると、初登場時、星飛雄馬は1957年生まれ（1958年で11歳の場合）、花形満は1942年生まれ（1958年で16歳の場合）になり、星飛雄馬が高校に入ったときでは星飛雄馬は1950年生まれ（1966年で16歳）、花形満は1948年生まれ（1966年で18歳）である。初登場時の星飛雄馬が紅洋高校時代の花形より1歳年上になっている。
なお、堀井氏の假説にもとづいて星飛雄馬と花形満の生年を計算すると、初登場時、星飛雄馬は1957年生まれ（1958年で11歳の場合）、花形満は1942年生まれ（1958年で16歳の場合）になり、星飛雄馬が高校に入ったときでは星飛雄馬は1950年生まれ（1966年で16歳）、花形満は1948年生まれ（1966年で18歳）である。初登場時の星飛雄馬が紅洋高校時代の花形より1歳年上になっている。
別に考えられる
もし星飛雄馬が初登場時の1958年で10歳で、花形満が高校高校のキャプテンとして再登場した1966年で18歳と設定すると星飛雄馬と花形がどちらも1948年生まれとなり、常に「同い年」になる。
もっともこの場合、花形が初登場時で10歳となり、星飛雄馬が1966年で18歳の高校3年生になり、劇中の描写と合わなくなる。飛雄馬は1958年で10歳だと高校入学は1964年。1958年で11歳だと高校入学は1965年。川上巨人V9は1965年からであり、高1秋の退学が1967年とすると空白期間は1年どころか2年または3年になる。
1958年当時、飛雄馬がかよっていた小学校で赤川という少年が6年生で、赤川は花形と話すとき、明らかに花形を年上としているので、花形は中学1年以上だったことになる。
もし星飛雄馬が初登場時の1958年で10歳で、花形満が高校高校のキャプテンとして再登場した1966年で18歳と設定すると星飛雄馬と花形がどちらも1948年生まれとなり、常に「同い年」になる。
もっともこの場合、花形が初登場時で10歳となり、星飛雄馬が1966年で18歳の高校3年生になり、劇中の描写と合わなくなる。飛雄馬は1958年で10歳だと高校入学は1964年。1958年で11歳だと高校入学は1965年。川上巨人V9は1965年からであり、高1秋の退学が1967年とすると空白期間は1年どころか2年または3年になる。
1958年当時、飛雄馬がかよっていた小学校で赤川という少年が6年生で、赤川は花形と話すとき、明らかに花形を年上としているので、花形は中学1年以上だったことになる。
参照
『「巨人の星」に必要なことはすべて人生から学んだ。あ。逆だ。』（堀井憲一郎・著）
T-CupBlog＞「＜巨人の星＞はどの星か2」
『巨人の星』原作とアニメ（1960年代半ば～67年末）
『巨人の星』サブタイトルと掲載時期（計算で推定）
花形満と星飛雄馬年齢変遷3基準（少年野球編花形3種類、高校野球編、プロ野球編）
花形満と星飛雄馬年齢変遷（花形初登場時は中3と假定）・解説
『柔道一直線』『柔道讃歌』【作品】
『巨人の星』（2008年10月）
スポーツ全般、梶原vs水島他（2010年12月）