母親が40歳のときに生まれた私は、小学低学年になるころには母は閉経準備に入ったため体調がずっと悪かった。
それをみてたので、10代の頃の私は若いママになりたいと思い描いていた。
時を経て20代になってからは子どもはいずれほしいと思っていたものの、転職だの渡米だので自分の人生を生きるのに精一杯で子どもどころじゃなくなり…30代突入してますます自分の目標を優先するようになった反面、そろそろタイムリミットが迫ってきていると焦りはじめる。
旦那シーズは、結婚する前から子どもを超欲しがっていた。
これは完全なる文化の違いで…結婚しないで子ども作るのがわりと一般的な彼の文化と、結婚してないのに子どもは作れない私。
そんなこんなで実際に結婚したものの、、、全然授からないじゃん!!
月経周期が短くなってきたり、出血量が減ってきたり、、、私の体が刻々と変化しているのを感じるようになり焦りがいっそう強くなり…。Reproductive Centerで検査を始めたのが2022年だったかな。
長年フォローくださっている方々はご存知のように、私たちは2023年に自然妊娠からの流産を体験し、その後今に至るまで妊娠できないでいるので、旦那シーズ40歳、妻35歳、原因不明不妊の私たちはついにIUIに踏み切ることにした。
IUIとは、排卵に合わせて、精製/濃縮した精子を直接子宮に注入する方法。
薬を用いて排卵日をある程度予測できることと、厳選された精子だけが直接子宮内に送られることで、自然な方法より旅時間を省略?され、体力温存されるので、より元気なものが卵子と出会える=妊娠の可能性があがる、ということらしい。
ここからは健忘録。
<周期2日目>
ウルトラサウンドで卵胞数を確認したところ、左右の卵巣に一つづつ。
<周期3日目>
卵胞を育てる薬(Clomid)を100mg、5日間服用。($38)
初めての服用なので、体が過剰に反応して通常より多くの卵胞が育つ可能性があることを事前に伝えられる。
<周期10日目>
再度ウルトラサウンドで、右の卵巣に卵胞4つ(20mmと15mmが3つ)、左の卵巣は1つ(10mm)が確認された。
14mm-20mmが排卵させる理想的なサイズなので、無事に十分育っていることを前提に、トリガーショット($130)と呼ばれるホルモン注射を打って排卵を促進するスケジュールについて、ナース含め旦那と話し合うこと約30分。
〜ナースの意見〜
①周期10日目にトリガーショットを打つ
一番大きい卵胞は確実に排卵されるけれど、残りは小さめなので排卵されない可能性もある。
数撃ちゃあたる、みたいなもので、複数卵子があれば成功の確率も若干あがるらしい。
20mmある卵胞は理想的なサイズだから、ある程度期待はできるとのこと。
②周期11日目にトリガーショットを打つ
一日に約2mm成長する卵胞。ショットを一日待つことによって、右卵巣にある4つの卵胞すべてがmature になるので、卵子4つが排卵される可能性がある。
日本では3つ以上の卵胞がある場合、IUIをしないらしい。
より成長した卵胞のほうが、排卵する可能性や成功率があがるらしい。ただ、双子〜四つ子になる可能性も若干あがるとか。
万が一三つ子か四つ子になった場合、胎児の成長のため・母体の安全のために健康な二人を厳選することになる。
“XSのあなたの体では三つ子は危険すぎるわよ!”って脅された
そのプロシージャーは妊娠12週ころに薬を注入して胎児の成長をとめると。成長しない胎児はいずれ体に吸収されていくとのこと。
流産経験として12週の胎児の大きさを知っていると…話しを聞いているだけで自然とウルウルしてしまった私。
それをみたナースが、精神的ストレスが一番よくないから今夜トリガーショットを打とう!と推してきたものの、、、私たち夫婦は若干でもあがる成功確率に賭けてみたいと決断をし、一日待つことにした。
次回は実際に精子を注入する日について書く予定。
It'll happen when it happens ってことで、kick back and relaxでやっていこう
【体調面】
Clomid服用が終わってから、なんとなく怠い、わりと強めの頭痛、やわい吐き気と弱めの下腹部痛。それから、基礎体温が普段より0.2 Fほど高め。排卵促進剤を使用するので周期10日目から検温しなくなった。
【英単語】
Clomid(クロミッド)
Ultrasounds (超音波検査)
Follicles (卵胞)
Trigger shot (排卵促進剤)
Triplet (三つ子)
Quadruplet (四つ子)
Samples (IUIで使用する精子): collect his samples / bring his samples