逆転裁判 蘇る逆転
最近、ちょっとやってたんですよ。探偵アドベンチャーゲームの中では好きなゲームですね。カプコンから出てるニンテンドウDSのゲームです。
「逆転裁判 蘇る逆転」(2005年)です。
もともとゲームボーイアドバンス(以下、GBA)用のソフトとして、2001年に発売されたソフトなんですが、エピソードを1話追加して、DSに移植されたものです。
もともとGBA版も遊んでいたんですが、エピソードが追加されてるという事なので、このDS版も手に入れました。でも、DS版は1話追加されているとは言え、GBA版を何度も遊んでいるので、途中で何となく止めてしまって(笑)、しばらく積んでいたんですよ(笑)。
それで、久々に遊んでみたら、ストーリーをいい~塩梅に忘れてて(笑)、面白くなってました(笑)。時間は全てを解決しますね(爆)
だから、GBA版とDS版は、基本は同じですが、DS版のほうがエピソードが1話追加されてるので、DS版のほうがお得です。
これは、youtubeにあった、2005年の東京ゲームショーで流されたPR映像。実際のゲーム画面を使ったものなんですが、実際のゲームでは、キャラクターは喋りません。悪しからず。
「逆転裁判 蘇る逆転」東京ゲームショーでのPR映像(youtube)
このゲーム、斬新なんですよ。斬新だった点を二つあげると、
その1
コマンドが簡略化されてるところですね。
アドベンチャーゲームは、主人公に命令する”コマンド”が、たくさん出てくるんですよ。「いどう」「とる」「しらべる」「みる」「きく」「おす」「タバコすう」「ポーカーする」等々…。
それが、このゲームでは、たったの4つ…「いどう」「はなす」「しらべる」「つきつける」だけです。初めは、この4つだけで、ゲームが成立するのか? と思ってたんですけどね。多少、痒い所に手が届かない部分もあるんですが、これで十分でした。
その2
主人公が弁護士で、裁判を題材にしてあること。
ゲームは、探偵パートと法廷パートに分かれてます。探偵パートは、事件の関係者に話を聞いたり、現場を調べたりして、裁判に必要な証拠を集めるという、従来の探偵モノっぽいゲームです。証拠を全て集めると、法廷パートへ進みます。
法廷パートでは、検事が連れてきた証人の、証言の矛盾点を衝きます。証人は、故意に嘘をついていたり、単に記憶違いをしている部分があるんですね。そこで、”探偵パート”で集めた証拠を、証人に突きつけて、証言を改めさせることで真実に近づいていく~という流れです。書くと難しいんですが、遊んでみると簡単ですよ(笑)。
それを5回失敗すれば、依頼人が有罪になり、ゲームオーバーになってしまいます。その緊張感もあって、法廷パートは熱いですね~。
逆転裁判シリーズは、この1作目が好きですね~。
アドベンチャーゲームの常として、どこかで詰ってしまうところが出てくるんですよ。何かを調べ損なっていたり、見落としていたり、そういう理由で、先に進めなくなるんですね。この1作目では、それが、比較的無いんですよ。サクサク進んで、気持ちよく遊べます。
4話共(DS版での、5話目は別として)コンパクトで、各話にも伏線が引かれていて、連作と言っていいほど。キャラクターも派手だし、面白い。
ストーリーも…すごいですよ(笑)。初めて遊んだときは驚きました! ストーリーもそうなんですけど、探偵モノのゲームには、有るまじきキャラクターも登場してしまうんですよ(笑)。ネタばれしてしまうので、話しませんけど…(笑)。
やっぱり、このゲームは、事前に何の情報もない状態で、遊んでもらいたいですね~。
李博士「李博士(イ・パクサ)のポンチャック大百科」
韓流ブームって、ありましたけど、取り上げられるのは、ドラマだったり、アイドル歌手だったり、今ひとつで…。私としては、李博士(イ・パクサ)さんは、また出てこないのかな~と思ってたんですけどね(笑)。
李博士「李博士(イ・パクサ)のポンチャック大百科」(1996年)です。
まず、ポンチャックという音楽のジャンルから。このCDの裏に簡単に説明してあるんですが、
ポンチャックとは
…韓国の大衆歌謡メドレーディスコのことです。簡易なキーボード一台と
マイクさえあれば出来る世界で一番てっとり早いテクノであります。
ポンチャックが、テクノかどうかはさて置いて…(笑)、そういう音ですよ。
もともと、ポンチャックとは、韓国の演歌(トロット)の、”ポン”・”チャック”という、2拍子リズムの擬音語だったんですが、それが転じて、歌謡曲一般を示す言葉になったそうなんですね。それが、1980年代辺りから、歌謡曲をメドレー形式で歌うのが流行り、更に安価なシンセが出回る事で、今では、”シンセの伴奏+歌謡曲メドレー”、という形のものを、”ポンチャック”と呼んでいるそうです。
日本で言えば、今の演歌のような感じで、「ポンチャックは古臭い」というイメージのため、若者はあまり聴かない音楽だそうです。(これは1990年代半ばの、CDの解説等からの情報なので、2008年現在はどうなのか分かりません。 謝)
李博士(イ・パクサ)さんは、1954年韓国生まれ。ポンチャックの第一人者。
歌手になる前は、観光バスのガイドの仕事をされていました。バスのお客を、乗車中も飽きさせずに楽しませるために、バスの中で、ポンチャック形式で歌謡曲・民謡をメドレーで歌って、お客を盛り上げていたそうなんですね。それが、人気になり、李博士(イ・パクサ)さんは、1989年にデビュー。大ヒットしました。
その後、1995年に日本デビュー! 当時は、色々と出てらっしゃいましたよ。テレビCMにも! 金鳥の「コックローチS」のCMでした。↓これなんですけどね。
”李博士(イ・パクサ) コックローチを歌う”CM映像(youtube)
当時は、「さすが!金鳥!」と、手を打って見てましたよ(笑)。
李博士さんがCMの中で歌っておられるのは、朝鮮民謡の、”江原道アリラン”のポンチャック・バージョンの替え歌です。オリジナルは、この盤の1曲目で歌われています。
李博士さんの歌の特徴は、こんな感じで、とにかくテンションが高いことなんですよ(笑)。歌の合間に「ジョワジョワ」「プルリッヒャー」等の奇声や合いの手を入れながら、ハイテンションで突っ走っていく(笑)。
初めて聴いたときも、ものすごいインパクトで(笑)、私は一発でやられてしまいました(爆)。そして、笑いも(笑)。何か笑顔になってしまうんですよね~。
この盤は、日本でのデビュー盤ということで、ソニーが権利を持っている、日本のヒット曲のメドレーになってます。それが39分に渡って続いていきます。もちろん、ノン・ストップで!
その後に、朝鮮民謡メドレーが、6曲(9分)歌われてますが、これも良いんですよ。こっちが彼の本領なんでしょうけどね。
李博士さんは日本語が話せないので、朝鮮語に翻訳した歌詞で歌ってるんですけど、そこがいい加減というか(良い意味で 笑)、詞の音感が悪いところは勝手に歌詞を変えたり、適当に奇声を入れたりして、勝手にアレンジしていきます。そこが面白いんですけどね(笑)。軽くて、いい加減でハイテンション!
↓これは、日本デビュー当時、ダウンタウンが司会の音楽番組「HEY!HEY!HEY!」に出演されたときのスタジオライヴ。
「HEY!HEY!HEY!」スタジオライヴ(youtube)
キーボードを弾いてらっしゃるのが、相方の金壽日(キム・スイル)さん。
そして、↓これが、PV。
李博士”李博士(イ・パクサ)のポンチャックディスコ”のPV(youtube)
この盤では、相方の、キーボードの金壽日(キム・スイル)さんの演奏と、李博士さんの歌だけの、典型的ポンチャックスタイルなんですが、いいですよ。
リズムボックスの単調なリズム音が、延々と続いていきます。そのリズムが、私には、ノイ!やカンみたいなハンマー・ビート風に聴こえます。…イヤイヤ、ホントにそう聴こえるんですよ(笑)。カッコいいです。
あと、↑に貼ってる、金鳥のコックローチSのCM映像ですが、李博士さんのビデオ「李博士(イ・パクサ)の八十日間世界一周ポンチャック」(1996年)(私が持ってるのは、2004年に再発されたDVD版ですが)にも収録されています。
このビデオは、李博士さんが、世界一周(9カ国)を2週間という強行軍で回って、各国で路上ライヴをやってるドキュメンタリー(ロードムービー?)なんですが、そのボーナス映像として、収録してあります。高画質・高音質で楽しみたい方は、そちらもどうぞ。
デーモン小暮「SYMPHONIA」
デーモン小暮「SYMPHONIA」(2002年)です。
デーモン小暮閣下は、紀元前98038年、地獄の都BITTER VALLEY地区(BITTER=渋・VALLEY=谷、だから、BITTER VALLEY=渋谷、ということです 笑)出身。
↑のジャケット写真なんですが、人工的な建築物の中にいるデーモン閣下。おそらく、撮影場所は外国なんでしょうけど、私は、何か…どことなく”和”を感じてしまうんですよ。何なんでしょうかね。例えば、↓これは、裏ジャケットなんですが。
これも、そうなんですよね。異論反論はあるとは思いますが、ノークレーム・ノーリターンで(爆)。
聖飢魔Ⅱよりもバラエティに富んだ、ポップなアルバム。デジタルロック、インダストリアル・メタル調の楽曲がもあったり、フラメンコ調な曲もあったり、オーケストラと共演した曲、又は、ドラムンベース調だったりと、色んな曲調の曲が収録されていますが、総じてドラマティックですね。
ただ、それだからと言って、雑然としている訳ではないんですよ。全体のトーンは、統一されていて、全般的に、デジタルな色が覆っています。とは言っても、打ち込みの曲だけじゃないんですけどね(笑)。このアルバムは、作詞作曲は全てデーモン閣下がやっておられますが、5人の方が編曲家として参加されています。ソフトバレエの森岡賢さんや、ザ・マッド・カプセル・マーケッツの石垣愛さんが編曲に加わってらっしゃるから、というのも、デジタル色が強い理由の一つかもしれません。
蛇足ですが、元聖飢魔Ⅱ(サポートメンバー)のレクターH伯爵(石黒彰さん)も編曲家で参加されているので、曲によっては(”The Voice of Footmark”ですが)、雷電湯沢殿下・Sgt.ルーク篁三世参謀も演奏で参加されていて、”ほぼ聖飢魔Ⅱ”な状態も(笑)。
あと、私の思い込みかもしれませんが、アルバムの発表時期が近いこともあって、ニューヨークの同時多発テロからの影響もあるのかな? とも思います。
良い曲が多いです。デーモン閣下の声がいいですね。閣下の抑えたヴォーカルのバックで、激しくブレイク・ビーツが刻まれていく、感動的な”Historia”が好きですね。
やっぱり、というか、デーモン閣下らしいというか、言葉遊びも面白いんですね。コミカルな歌も。
例えば、9曲目の”Healing Song”。9(=苦)曲目で、”ヒーリング・ソング”というのも笑えますけどね(考え過ぎですか? 笑)。この曲を聴いてて、
♪皆んな皆んな皆んな壊れて 皆んな皆んな皆んなアホになれ~、という歌詞が聴こえてくるんですけど、実は、歌詞カードには、”アホになれ”という歌詞は載ってないんですよ。歌詞カードには、”a hole になれ”と書いてあるんですよ(笑)。この部分の前に、”~皆んな輪になって~”という歌詞が出てくるので、これとも、掛かってるんでしょうか。これに限らず、この曲は、音感の良く似た言葉が色々出てきます(笑)。
ほかの曲も、実に悪魔らしいというか、妖しいというか…。やっぱり悪魔らしい詞も魅力ですね~。
村田朋泰監督「白の路」
人形アニメ・コマ撮りアニメと呼ばれるジャンルの作品です。
村田朋泰「白の路」(2003年)です。
村田朋泰さんは、1974年東京生まれ。
村田さんのアニメ、好きなんですよ。光と影の映像が圧倒的で、哀愁があるんですよね。「白の路」は、”「路」シリーズ”と名づけられた連作の一つです。
この「白の路」の映像の一部は、日本のミュージシャン、ミスター・チルドレンの”ヒーロー”(2002年)という曲のPVに使われているので、見たことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。
Mr.Children ”Hero”のPV(youtube)
「白の路」に限らず、村田さんの人形アニメは、短い作品(「白の路」は14分の作品)のためか、ストーリーはあってないような感じなんですね。↑のPVにも出てくる、黒いコート・黒い帽子をかぶった男の人が主人公です。ピアニストなんですね。
”「路」シリーズ”は、主人公が、自分の過去を色々と回想していって、その回想の映像が次々と挿入されていく…それらの回想シーンをつなげていくと、おぼろげながら、彼の周りの状況が浮かび上がってくる、という作品です。
この「白の路」も、そういう作品なので、私は、全体像を把握するのに、確か2-3回見た記憶があります(私の頭の回転が悪いからかも… 笑)。初見はその映像に圧倒されて、後日、2-3回見て、ようやく分かったような(笑)。でも、私が思った通りのストーリーなのか、ホントは、分からないですけどね(笑)
「白の路」は、主人公が、一面、真っ白い雪の積もった、とある場所を訪れるところから始まります。
そのスキマの多いストーリーは、見てる人の想像力を刺激して、間のストーリーを補完していきます。切ないですよ。しみじみしますね~。

