村田朋泰監督「白の路」 | 行雲流水的くっぞこ

村田朋泰監督「白の路」

 人形アニメ・コマ撮りアニメと呼ばれるジャンルの作品です。

 村田朋泰「白の路」(2003年)です。


 村田朋泰さんは、1974年東京生まれ。


 村田さんのアニメ、好きなんですよ。光と影の映像が圧倒的で、哀愁があるんですよね。「白の路」は、”「路」シリーズ”と名づけられた連作の一つです。

 この「白の路」の映像の一部は、日本のミュージシャン、ミスター・チルドレンの”ヒーロー”(2002年)という曲のPVに使われているので、見たことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。


 Mr.Children ”Hero”のPV(youtube)


 「白の路」に限らず、村田さんの人形アニメは、短い作品(「白の路」は14分の作品)のためか、ストーリーはあってないような感じなんですね。↑のPVにも出てくる、黒いコート・黒い帽子をかぶった男の人が主人公です。ピアニストなんですね。

 ”「路」シリーズ”は、主人公が、自分の過去を色々と回想していって、その回想の映像が次々と挿入されていく…それらの回想シーンをつなげていくと、おぼろげながら、彼の周りの状況が浮かび上がってくる、という作品です。

 この「白の路」も、そういう作品なので、私は、全体像を把握するのに、確か2-3回見た記憶があります(私の頭の回転が悪いからかも… 笑)。初見はその映像に圧倒されて、後日、2-3回見て、ようやく分かったような(笑)。でも、私が思った通りのストーリーなのか、ホントは、分からないですけどね(笑)


 「白の路」は、主人公が、一面、真っ白い雪の積もった、とある場所を訪れるところから始まります。

 そのスキマの多いストーリーは、見てる人の想像力を刺激して、間のストーリーを補完していきます。切ないですよ。しみじみしますね~。


 村田さんのサイト