デーモン小暮「SYMPHONIA」
デーモン小暮「SYMPHONIA」(2002年)です。
デーモン小暮閣下は、紀元前98038年、地獄の都BITTER VALLEY地区(BITTER=渋・VALLEY=谷、だから、BITTER VALLEY=渋谷、ということです 笑)出身。
↑のジャケット写真なんですが、人工的な建築物の中にいるデーモン閣下。おそらく、撮影場所は外国なんでしょうけど、私は、何か…どことなく”和”を感じてしまうんですよ。何なんでしょうかね。例えば、↓これは、裏ジャケットなんですが。
これも、そうなんですよね。異論反論はあるとは思いますが、ノークレーム・ノーリターンで(爆)。
聖飢魔Ⅱよりもバラエティに富んだ、ポップなアルバム。デジタルロック、インダストリアル・メタル調の楽曲がもあったり、フラメンコ調な曲もあったり、オーケストラと共演した曲、又は、ドラムンベース調だったりと、色んな曲調の曲が収録されていますが、総じてドラマティックですね。
ただ、それだからと言って、雑然としている訳ではないんですよ。全体のトーンは、統一されていて、全般的に、デジタルな色が覆っています。とは言っても、打ち込みの曲だけじゃないんですけどね(笑)。このアルバムは、作詞作曲は全てデーモン閣下がやっておられますが、5人の方が編曲家として参加されています。ソフトバレエの森岡賢さんや、ザ・マッド・カプセル・マーケッツの石垣愛さんが編曲に加わってらっしゃるから、というのも、デジタル色が強い理由の一つかもしれません。
蛇足ですが、元聖飢魔Ⅱ(サポートメンバー)のレクターH伯爵(石黒彰さん)も編曲家で参加されているので、曲によっては(”The Voice of Footmark”ですが)、雷電湯沢殿下・Sgt.ルーク篁三世参謀も演奏で参加されていて、”ほぼ聖飢魔Ⅱ”な状態も(笑)。
あと、私の思い込みかもしれませんが、アルバムの発表時期が近いこともあって、ニューヨークの同時多発テロからの影響もあるのかな? とも思います。
良い曲が多いです。デーモン閣下の声がいいですね。閣下の抑えたヴォーカルのバックで、激しくブレイク・ビーツが刻まれていく、感動的な”Historia”が好きですね。
やっぱり、というか、デーモン閣下らしいというか、言葉遊びも面白いんですね。コミカルな歌も。
例えば、9曲目の”Healing Song”。9(=苦)曲目で、”ヒーリング・ソング”というのも笑えますけどね(考え過ぎですか? 笑)。この曲を聴いてて、
♪皆んな皆んな皆んな壊れて 皆んな皆んな皆んなアホになれ~、という歌詞が聴こえてくるんですけど、実は、歌詞カードには、”アホになれ”という歌詞は載ってないんですよ。歌詞カードには、”a hole になれ”と書いてあるんですよ(笑)。この部分の前に、”~皆んな輪になって~”という歌詞が出てくるので、これとも、掛かってるんでしょうか。これに限らず、この曲は、音感の良く似た言葉が色々出てきます(笑)。
ほかの曲も、実に悪魔らしいというか、妖しいというか…。やっぱり悪魔らしい詞も魅力ですね~。
