行雲流水的くっぞこ -161ページ目

AGALLOCH「THE MANTLE」

 これも、冬のうちにやっておこうと思ってたんですけど、…と言いつつ、今まで書いてなかったんですけどね(笑)。
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 AGALLOCH「THE MANTLE」(2002年)です。


 AGALLOCHは、米国オレゴン・ポートランド出身。1995年結成、1997年デビュー。AGALLOCHの意味は、香料の沈香の事。高級品は伽羅と言いますね。

 

 このアルバムは、2ndアルバムです。

 アコースティック・ギターをフィーチュアした、バイキング/ゴシックメタル。ただ、曲が、ミドル~スロー・テンポなんですよ。うるさくないんですが、ドゥーム・メタルとも言えるかもしれませんね。1stでは、もう少しバイキングメタル寄りな音だったんですが、この2ndでは、落ち着いた音のメタルになっています。

 ゆっくりしたメタル・サウンドで、始終、物悲しげな旋律を奏でてるんですよ。ジワジワきますね~。


 ”ODAL”(音声のみ youtube)


 ”THE LODGE”(音声のみ youtube)


 気分は、深山幽谷の、晩秋の初雪~吹雪と移り変わる風景の中に佇んでいる感覚ですね。小さな、材木で組み立てられた掘建て小屋の中で、ダルマ・ストーブに当たりながら、半分凍りついた窓ガラスから、横殴りの吹雪の風景を見ているような。そして、雪が止むと、小屋を出てまた歩き出す。一面の雪の中で空を見上げる~というような。

 雪なんて、年に一度、雪が積もるか積もらないか程度の、九州の平野に住んでいる私からすれば、あくまでも妄想の中の風景なんですけどね。いや~良いです。


 そういう音ですから、激しいのを期待していると、必ず肩透かしを食らうと思います。物足らない音だと思いますね。あくまでも、アコースティックギターがメインとも言える音なので。

 ブラック(ヴァイキング)・メタルの、あの喚き散らすデスヴォイスも使ってることは使ってるんですが、ノーマルヴォイスも使ってる上、インストパートが多いんですよ。やっぱり落ち着いた長い曲が多いんですよね。

POLYGON WINDOW「SURFING ON SINE WAVES」

 冬のイメージのジャケットということで、これ。ポリゴン・ウィンドウは、エイフェックス・ツイン(=リチャード・D・ジェイムス)さんの別名ユニットです。
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 POLYGON WINDOW「SURFING ON SINE WAVES」(1993年)です。


 リチャード・D・ジェイムス(RICHARD D JAMES)さんは、1971年英国コーンウォール出身。1991年デビュー。色んな名義で作品を出しておられます。


 このジャケット、どう見ても、冬ですよね~しかも、リチャードさんは、英国だから(笑)。英国の冬の海ですよ! いかにも寒そうです。裏ジャケットには、サーフィンしている写真も載ってるんですが…
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 …ガタガタブルブル…これも寒そうですよね~。

 「サイン波でサーフィン」…サイン波は、いわゆる正弦波…y=A・sin(ωt-φ)です。普通に、海の波にも正弦波があるとは思いますが、この場合、多分、音波の事だと思います。正弦波の音波でサーフィン~ですね~。


 エイフェックス・ツイン(APHEX TWIN)名義でも、ポリゴン・ウィンドウ名義でも、音はそう変わらないんですけどね~もちろんテクノですよ。

 この盤では、エイフェックス・ツインの「アンビエント・ワークス」みたいなアンビエント路線と、「ディジェリドゥー」みたいなハード・コアな路線の良いトコ取りというか、中庸というか、聴きやすい音で、好きなんですよ。

 彼のアンビエントな世界、霧の中をスローモションで彷徨ってるような、そういう感触は、相変わらずです。そういう音と、激しい音も同居しています。未知の世界の民族音楽みたいな感じもあるんですよ。それに、メランコリックな気だるいメロディの曲もあって、どこか何だか落ち着く感じもありますね~。


 ”Polygon Window”(音声のみ youtube)


 ”Quoth”(音声のみ youtube)


 ”If It Raelly Is Me”(音声のみ youtube)

まんが道「ボヨヨンロック」

 お正月らしいお目出度い感じのジャケットって、何か、なかったかなぁ~と、思ってたんですけど、これがありました。コレ!
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 まんが道「ボヨヨンロック」(1989年)です。


 まんが道は、フィリピン出身の、マガ・チャゲ・ミチオさんと、サイノ・アスカ・シゲルさんのユニット…

 …という設定の、筋肉少女帯の内田雄一郎(マガ・チャゲ・ミチオ)さんと大槻ケンヂ(サイノ・アスカ・シゲル)さんのユニットです(笑)。

 元々は、おーつきモヨコ(大槻ケンヂ)さんと、人生(現電気グルーヴ)の畳(ピエール瀧)さん、耳夫さんのユニットだったそうですけどね。


 元々は、1988年に始まった深夜ラジオ「大槻ケンヂのオールナイトニッポン」内の、ネタコーナーだったんですね。お馬鹿な歌詞をリスナーから募って、それを内田さんのギターに合わせて、大槻さんが歌うというコーナーだったんですが、それが大いに受けて、シングルCD化されたものです。このシングルの3曲目の「ボヨヨンフォーク」は、満賀・才野(笑)の2人で、改めてラジオでのコーナーの模様を再現して、収録しています。


 演奏しているのは、上記の2人と、太田明さん、橘高文彦さん、本城聡章さんの、いわゆる、後期筋少の面々。

 丁度、三柴エディー江戸蔵さん、横関ジェットフィンガー敦さんが脱退して、橘高文彦さん、本城聡章さんにメンバーチェンジした頃。新メンバーでの初のレコーディングだったそうです。

 ゲストで、JUN SKY WALKER(S)の宮田和弥さんと森純太さんが参加しています。


 オーケン曰く、”人生は、ニコニコとボヨヨンとオロロンな状態と表現できる。ニコニコは、ニコニコと喜んでいる状態、オロロンはオロローンと泣いている状態。そして、ボヨヨンとは、それ以外の状態を表している。” …らしいです。

 …と言ってもお馬鹿なネタコーナーのCD化ですから、歌詞はお馬鹿ですよ~(笑)。曲はカッコいいんですけどね。

 私は、大好きなんですけどね。家族で聴いてると、必ず気まずくなること請け合いですよ。

 筋肉少女帯名義じゃないのに、筋少の曲として認知されているうえ、おそらく、代表曲ですよ。ボヨヨン・カレー(”日本印度化計画”)・ブー(”高木ブー伝説”)ですから(笑)。


 まんが道 ”ボヨヨンロック”(音声のみ youtube)


 スペクトラムの今野多久郎さんとの雑談部分と、PVが重なってるので、曲の後半が聴けないんですけどね↓

 イカ天に出演した「まんが道」と、”ボヨヨンロック”のPV(youtube)

初詣2009

 今朝、初詣・三社参りをしてきました。とは言うものの、例年通り、うちの部落内で、全部済ませてきたんですけどね(笑)


 まず、家の中の神棚にお参り。パチパチ。

 次は、家の裏に祀っているお稲荷さんにお参り。パチパチ。

 最後は、家から歩いて数分の所にある、うちの部落のお宮にお参り。賽銭を入れて、鐘を鳴らして、パチパチ。

 お盆の上に置いてある湯呑みに、一升瓶からお神酒を注いで、一口。横のタッパーに入れてある昆布をつまみに、一口、二口。

 全部で、総所要時間20分ほどで終わりました。


 良い年でありますように!

赤塚不二夫対談集「バカは死んでもバカなのだ」

 今年一年を振り返って、赤塚先生がお亡くなりになられたと言うことで…

 赤塚不二夫対談集「バカは死んでもバカなのだ」(2001年)です。


 この対談集は、2000年に「サンデー毎日」に連載されていたものをまとめたもの。27人との対談が載っています。


 この本のタイトル、すごい事になってますけど、これには理由があって、この対談には、一つ設定があるんですよ。

 ”赤塚先生は死んでしまって、葬式をやってる。ゲストは、弔問客だ。”という設定なんです。

 前書きから引用しますけど、”元旦の朝、初湯で日本酒100%の酒風呂に入ってたところ、つまみのスルメを持ったまま、溺れてしまったのです。”

 今、この設定のことを考えると、何か不思議な心境になりますね。

 お許しいただきたい。”バカは死んでもバカなのだ”~カッコいい~!


 藤子不二雄A先生との対談では、「トキワ荘の新漫画党の仲間もだんだん減っていって、もう現存するのは…」と、A先生が仰ってたりしますしね…