【育児】

過去の日記を読み返すとわかること

 

 

 

「ポジティブ」に

見せようとしていた過去

 

 

 

 

以下、過去日記転載。

 

 

さて、

本日はリトミック6回目。 



息子くん、

昨日は

朝6時半に起きたにもかかわらず、 
お昼ねは午前9時半~

地震があるまで。 

 


1時間も寝ないで

起きてしまいました目 
 

 

そして、

それから、

 

「眠いくせに」

 

お昼ね

一切しませんでした。

 

 
必然的に、

夕方は、

 

グダグダ、グズグズ、

サイアク、マッタクexclamation ×2 

 

 

どうせ泣いてるからと、

強行でお風呂にも入れて、

アレヨアレヨと御就寝眠い(睡眠) 
 

 

時間は、


17時30分!

 


今までで、

一番早い就寝となりました時計 
 

一体、

何時に起きるのだ? 
 

 

恐怖を抱えたまま、

ママも、

非常時に備えて、

そそくさと

早めに寝ることにしました眠い(睡眠) 


が、

フタをあけてみると、

本日の起床時間は6時半時計 

 


途中何回か起きてはいる

けれど、

覚醒する

ことなく、

 

朝を迎えることができましたムード 

 


スバラシイぴかぴか(新しい) 

 


これなら、

今日のリトミックは、

思う存分楽しめそうだねわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい) 



とーこーろーがー

 


おうちにいる時点で、

あくびをしている息子ポーン

 

 


出かける準備の途中で、

「ねんね」

と言い出しました泣き顔 

 

 


いっぱい寝たはずなのに、

 

なんで?

なんで?

なんで?

 

 

だったら、

車の中でちびっと寝てくれ、

と早めに出発車(セダン)ダッシュ(走り出す様) 

  


が、

結局一睡もしないまま到着。 
 

 

今日は最初から、

いまひとつなご機嫌模様曇りあせあせ(飛び散る汗) 

 


すこ~し、

ボールで遊んで、

早くも

「あっち!」攻撃開始衝撃 

 


まだ、

レッスンが始まるまでに、

時間があったので、

 

しばし

「あっち」へ避難。 

 


エスカレーターを、

 

のぼったり、

おりたり、

 

おりたり、

のぼったり、

 

いったりきたり

しながら過ごしました。 

 

 


教室に戻ると、

お片づけの音楽ムード 
 

 

でも、

今日の息子は、

一緒にお片づけすることは、

まったく

できませんでしたたらーっ(汗) 
 

 

まず、

ご挨拶のお歌ムード 
 

 

ここでは、

体でリズムをとったり、

一緒に行進したり

できましたわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい) 

  


が、

その後は…

 

 

ずっと、

どしゃぶりのご機嫌模様雨あせあせ(飛び散る汗) 

 


「あっち!」

「あっち!」

「あっち!」

「あっち!」

「あっち!」

 


泣いて、喚いて、

のけぞって、

暴れて、大騒ぎうれしい顔 

 

 

途中、

あまりにひどいので、

 

お外に

連れ出しましたが、 


買い物客が普通にいる店内でも、

息子の態度は

まったくかわらずげっそり 

 

 


今日の息子の言う

 

「あっち」

は、

 

指差す方向と、

泣き声の大きさから

判断するに、 

 


駐車場 


どうやら、

今日の息子くん、

おうちに帰りたかった

みたい。 

 


でも、

荷物は、

教室に置きっぱなしだし、

帰るわけにも行かず、

 

 

教室に戻りました。 

 


みんなは、既に、

お製作をしていましたえんぴつ 
 

 

そして、

最後にご挨拶のお歌ムード 

 


その間、息子は、

 

 

ギャン、ギャン、

ギャン、ギャン、

 

泣いて、喚いて、

のけぞって、 

 

 

「あっち!」

「あっち!」

「あっち!」

「あっち!」

「あっち!」


 

もう

終わりだから、

もう帰るから、

となだめてもダメ。 
 

 

そして、 


終了!ドンッ!




今日のリトミック、

ほぼ参加できないで終わりました。 
 

 

体験も含めて7回の中で、

一番の騒ぎようでございました泣き顔 



でも、

そんな中でも、

ママが「眠い人?」と聞くと、 
 

 

泣きながら手を挙げて、

「ハーイ」と答える息子目ぴかぴか(新しい) 


オモシロイ…。 


3回聞いてみたら、

3回とも

ハーイと返事していました。 
よっぽど

眠かったらしい。

(笑) 

 


そんな姿を

見せてくれたので、

周りのみんなには、

うるさくて、

迷惑かけて、

 とても心苦しく思ったけど、

 

 

息子に対しては、

イライラしませんでしたあせあせ 


息子くん、

念願の駐車場につくと、

麦茶にパンでご満悦パン 


そして、

ショッピングセンターを出て、

国道に出る前に、
 


落ちました眠い(睡眠) 

 

 

おつかれさまでした。

息子くん。


転載終わり。



 ゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,


昔のわたしは、

 

 

日記の構成として、

どうにか

ポジティブに持っていく。

 

 という傾向が強い。

 

 

当時、

リアルの知り合いも多い、

 

mixiで、

日記を公開していたので、

 

 

自分を、

ポジティブに見せたかった、

のだと思う。

 

 

 

実際は、

相当、

この日は落ち込んでいました。

 

 

息子が、

激しくうるさい!

激しく邪魔!

激しく迷惑!

 

 

 

自分で考えられる対策は、

できる限りしている。

 

でも、

ことごとく空回りする。

 

 

一度、

あっち攻撃、

癇癪、

パニックになると、

母親のわたしであっても、

どうすることもできない。

 

 

ごめんなさい。

ごめんなさい。

 

すいません、すいません。

申し訳ない、申し訳ない。

 

 

 

誰かに、

何かを言われたわけではなくても、

 

迷惑をかけている

 

という思いが、

自分を責める。

 

 

 

それでも、

 

 

「教室の中にいる」

だけで

参加してること

なるんだよ。 

 

 

この言葉を拠り所にして、

息子にとって

意味があるのなら、

 

 

自分が、

迷惑な母親だ

と思われても、

空気の読めない母親だ

と思われても、

 

 

 

外に出る、

人と関わる。

 

  

そう決めて、頑張ってきた。

 

 

それでも、

人前で、

 

 

ギャンギャン、

ギャンギャン、

 

泣いて、

喚いて、

のけぞって、 



という、

どうにもならない状態になると、

落ち込むのだ。

 

 

どうにもできないこと、

不甲斐ないこと、

迷惑をかけていること、

 

 

肩身が狭い。

 

  

それでも、

平気なふりして、

ポジティブなふりして、

 

 

頑張ってるお母さん、

一生懸命なお母さん、

 

 

明るく、

前向きで、

子どもを信じて、

伸ばそうとしている、

お母さん。

 

 

そう「見える」ように、

あちこちに謝りながらも、

平気な振りをしてた。

 

 

 

一方、

息子はといえば、

 

 

エスカレーターを、

 

 

のぼったり、

おりたり、

おりたり、

のぼったり、

 

 

行ったり来たり。

 

 

とか、

 

 

クレヨンを、

 

 

出したり、

しまったり、

しまったり、

出したり、

 

 

とか。

 

 

この頃から、

アスペルガーらしい特徴は、

あったんだなあと、

 

 

「そういう目」で見ると、

そう見えます。


でも、仮に、

 

この時に、

息子が、

 

 

アスペルガーだと

わかっていたとして、

 

 

何が変わるのだろう?

 

 

 

一番簡単に想像できるのは、

リトミックに通ってなかっただろう、

ということ。

 

 

リトミックではなく、

なんらかの「療育」と呼ばれる、

どこかに通っていたのかな?

 

 

 

まわりの方々には、

感謝しかありません。

 

 

うるさかったと思います。

迷惑に感じたことも

あると思います。

 

 

それでも、

息子を排除することは

しなかった。

 

 

 

今、思えば、

 

 

実際に人と関わる、

 

 

 

それこそが、

息子にとって、

 

幼児期における療育

 

だったと思う。

 

 

ことごとく、

みんなと同じ行動

なんてできなかった。

 

 

 

それでも、

育児サークルや、

子育て支援センターや、

リトミックや、

なんやかんやと、

 

 

わたしは、

息子を連れて行った。

 

 

 

みんな遊んでる中、

息子だけ抱っこのまんま、

ひとりで泣いてるだけ、

なんて常だった。

 

 

ママは、

ずっと抱っこだったり、

ずっと追いかけまわしたり、

くたくただった。

 

 

息子が、

アスペルガーだと、

知らなかったから、

やってきたこと。

 

 

でも、

息子が、

アスペルガー

だったからこそ、

 

 

やってきてよかった、

のかもしれない。



まる。

 

 

次の記事

 

 

 

 

積極奇異型アスペルガーの
   リトミック日記シリーズ

 

桜咲く①積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《プロローグ》
【今、過去の日記を読み返すとわかること】

桜咲く②積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《体験1050円》
【体験時の様子がこんなだったら、あなたは入会しますか?】

桜咲く③積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《1回目》
【体験、経験させてあげられたのは、人に恵まれたから】

桜咲く④積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《2回目》
【かけがえのない集団生活に適応できた経験は、リトミックの先生のおかげ】

桜咲く⑤積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《3回目》
【順応できているように見えて、需要と供給が一致しただけなのかも】
桜咲く⑥積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《4回目》
【人懐っこい、積極的、幼児期にはプラス評価になる特徴】

桜咲く⑦積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《5回目》
【マイノリティが一方的に合わせるという、SSTの在り方】

桜咲く⑧積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《6回目》
【「ポジティブ」に見せようとしていた過去】

桜咲く⑨積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《7回目》
【ギャン泣きと、自分勝手な別行動、どちらがより迷惑か?】

桜咲く⑩積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《8回目》
【自分軸を保ったまま、妥協点をみつけるスキル】

桜咲く⑪積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《9回目》
【慣れない場所、慣れない人、慣れない状況への不安】

桜咲く⑫積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《11回目》
【受け入れられる準備、必然なタイミング】