水害や土砂災害で死亡した人の約3割 “危険想定の範囲外”~「仕事中」「通勤・帰宅中」など移動 | Just One of Those Things

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一昨日、脊髄の上の膿を切開したので、巡回等が滞っており申し訳なく思っておりますが、取り上げるものが溜まっておりますので取り上げます。

 

科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズより、自然災害編。
 
台風19号の検証されたデータの報道を取り上げます。
 
 
11月12日。台風19号による水害と土砂災害で死亡した人のおよそ3割は、事前にハザードマップなどで危険性が想定されていない場所で犠牲になったとみられることがわかりました。浸水想定が無い中小河川の氾濫に巻き込まれた人が多く、専門家は「ハザードマップの整備を進める必要があるが、すべての川で実施するのは困難で、地形の特徴を知っておくなど、日頃からの備えが重要だ」と指摘しています。
 
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水害や土砂災害で死亡した人の約3割 “危険想定の範囲外”
2019年11月12日 22時08分 NHK
 
©NHK

台風19号による水害と土砂災害で死亡した人のおよそ3割は、事前にハザードマップなどで危険性が想定されていない場所で犠牲になったとみられることがわかりました。浸水想定が無い中小河川の氾濫に巻き込まれた人が多く、専門家は「ハザードマップの整備を進める必要があるが、すべての川で実施するのは困難で、地形の特徴を知っておくなど、日頃からの備えが重要だ」と指摘しています。

■27人が「浸水想定区域」「土砂災害危険箇所」などの外で死亡
 
©NHK
 
©NHK

NHKは、台風19号でこれまでに死亡が確認された92人が被害にあった場所や状況を詳しく調べ、災害時の避難行動に詳しい静岡大学の牛山素行教授とともに、川の氾濫で浸水するおそれがある「浸水想定区域」や土砂災害の危険性がある「土砂災害危険箇所」などとの関係を分析しました。
 
その結果、水害と土砂災害で死亡した79人のうち、およそ3割にあたる27人は、事前に「浸水や土砂災害の危険性が想定されていない場所」で被害に遭ったとみられることがわかりました。
災害別では、
▽水害が17人、
▽土砂災害が10人でした。
 
©NHK

27人は「浸水想定区域」や「土砂災害危険箇所」などの外で死亡していました。
 
県別では、
▽宮城県が12人、
▽福島県が6人、
▽群馬県と神奈川県が3人、
▽長野県、静岡県、岩手県でそれぞれ1人でした。
 
宮城県の12人のうち9人は水害による犠牲者で、浸水想定が無い中小河川の周辺で被害にあったケースが多くありました。丸森町竹谷では阿武隈川の支流の新川が氾濫して多くの住宅が浸水し、男性2人がそれぞれ住宅の1階で死亡しました。
 
福島県も6人のうち5人が水害による犠牲者で、浸水想定の無い中小河川の周辺で被害にあっていました。
 
群馬県の3人は、いずれも土砂災害の犠牲者で、「土砂災害危険箇所」になっていない緩い斜面で土砂災害が発生していました。
 
神奈川県の3人は、水害が1人、土砂災害の犠牲者が2人です。
 
静岡県と長野県はいずれも水害による犠牲者でした。
 
岩手県では、土砂災害による道路の陥没に巻き込まれて1人が死亡しました。

■専門家「ハザードマップの整備 地形の特徴の理解が重要」
 
©NHK

牛山教授は、中小河川では浸水想定が無いケースが多いとしたうえで、「ハザードマップなどの整備を進めるとともに、日頃から川との位置関係や、周囲と比べて低い土地かどうかなど地形の特徴を理解しておくことが重要だ」と指摘しています。
 
一方、7割にあたる52人はあらかじめ危険が想定された区域やその「ごく近く」で被害に遭ったとみられ、牛山教授は「ハザードマップの有用性が改めて示された。危険が想定されている場所では、避難行動につなげることが重要だ」と指摘しています。
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11月13日。台風19号で死亡した人のうち、およそ15%は「仕事中」や「通勤・帰宅中」など仕事に関連して屋外を移動中に被災したとみられることが分かりました。専門家は「屋内にとどまっていれば助かった可能性もあり、災害の危険が高まった時には、無理な出勤や帰宅をさせないなどの対応を企業は考えていく必要がある」と指摘しています。
 
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台風19号で死亡 「仕事中」「通勤・帰宅中」など移動中が15%
2019年11月13日 5時05分 NHK
 
©NHK

台風19号で死亡した人のうち、およそ15%は「仕事中」や「通勤・帰宅中」など仕事に関連して屋外を移動中に被災したとみられることが分かりました。専門家は「屋内にとどまっていれば助かった可能性もあり、災害の危険が高まった時には、無理な出勤や帰宅をさせないなどの対応を企業は考えていく必要がある」と指摘しています。

NHKは台風19号でこれまでに死亡が確認された92人について災害時の避難行動に詳しい静岡大学の牛山素行教授とともに被害にあった状況を調べました。
 
その結果、「仕事中」や「通勤・帰宅中」など仕事に関連して屋外を移動している間に被害にあったとみられる人がおよそ15%に当たる13人いたことが分かりました。
 
この中には、福島県飯舘村で新聞配達のために勤務先に向かっていた75歳の男性や、宮城県大和町でも食品工場での勤務を終えて帰宅中だった58歳の女性などが含まれています。
 
また、このほか「避難」や「避難の呼びかけ」などで屋外を移動中に被災したとみられる人も20人に上りました。
 
分析した牛山教授は「屋内にとどまっていれば助かった可能性もあり、災害の危険性が高まった時には、無理な出勤や帰宅をさせないなどの対応を企業は考えておく必要がある」と指摘しています。
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検証シリーズは少しずつ取り上げております。ご了承くださいませ。最新情報を知りたい方は、下記をご覧くださいませ。今後も続きます・・・。
 
≪NHKのコンテンツ≫
「台風19号 支援」-NHK NEWS WEB
「台風19号 検証」-NHK NEWS WEB
「台風19号」-NHK NEWS WEB
「台風19号 被害」-NHK NEWS WEB
「台風19号 影響」-NHK NEWS WEB
「台風19号 交通」-NHK NEWS WEB
気象・災害ニュース一覧-NHK NEWS WEB
 
≪NHKのスペシャルコンテンツ≫
ニュース特設 大雨・台風19号 豪雨災害
※「台風19号 93人死亡 3人不明 71河川で決壊 8万棟余で住宅被害」となりました。
※「台風 大雨の農林水産関係の被害額 3300億円超」となりました。
※その後、「台風と大雨 農林水産関係の被害3600億円 西日本豪雨上回る」となりました。
※その後、「台風19号とその後の大雨 農林水産被害額 3000億円超える」となりました。
※「JR東日本 台風19号の被害 478億円の見通し」となりました。
 
※今後に役立てるために、昨年の豪雨と同じく、データを取りあげつくして、後でまとめてデータベース化します。
 
 

≪これからの家族のペットのために考えて≫
※別記事で立てる予定でしたが、先に取り上げます。
ももこひめさんより。
避難所にペット 千葉県内、対応に差 千葉市「ケージやリードを」市原市「場所ない、屋外で」
『避難所への「ペット同行」どうすれば 「断られた」報告も』-に思うこと。
豪雨災害でペットはどうする? 全国初と言われたペット同伴避難所の実態とは
台風19号 ペットの同行避難問題について
ペット同伴避難が認められず自宅に留まる~筆者の台風襲来時の体験記~
避難所でペットの飼い主苦悩 福島県内は受け入れ認めず
災害から愛する「ペット」を守るのは、避難所頼みでない飼い主のサバイバル力
※落ち着いたころ、ペットを守るための防災対策の記事でこれらの記事を取り上げます。
 
 
※度重なる治療で巡回等が大変遅れていますが、溜まっている挙げないといけないものを取り急ぎ取り上げていきます。申し訳ございません。
 
 
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