台風19号 情報発信の在り方に課題 チームで検証へ~浸水想定区域に避難場所開設 別の避難所に移動 | Just One of Those Things

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巡回しきれておらず、申し訳なく思っておりますが、溜まっておりますので・・・

 

科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズより、自然災害編。
 
台風19号の検証されたデータの報道を取り上げます。
 
 
11月12日。12日で1か月となった台風19号による豪雨災害について赤羽国土交通大臣は堤防が決壊した川の「氾濫発生情報」が発表されないなど、情報発信の在り方に課題があったとして、省内に検証チームを設け、改善策をまとめる考えを示しました。
 
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台風19号 情報発信の在り方に課題 チームで検証へ 国交相
2019年11月12日 18時41分 NHK
 
©NHK

12日で1か月となった台風19号による豪雨災害について赤羽国土交通大臣は堤防が決壊した川の「氾濫発生情報」が発表されないなど、情報発信の在り方に課題があったとして、省内に検証チームを設け、改善策をまとめる考えを示しました。
 
©NHK
 
台風19号では豪雨で堤防が決壊した川の「氾濫発生情報」を国土交通省関東地方整備局などが発表していなかったほか、川の水位をリアルタイムで提供する国土交通省のウェブサイトにアクセスが集中し、一時つながりにくい状態になるなど、情報発信の在り方が課題となりました。
 
これについて赤羽国土交通大臣は閣議のあと記者会見で「情報の発信、伝達の在り方に課題が残ったのは事実だ。現場の実態をよく把握し、要因を検証して、真に住民の避難につながる情報発信をしっかり検討したい」と述べ、省内に検証チームを設け、来年3月までに改善策をまとめる考えを示しました。
 
また台風19号では71の河川で140箇所の堤防が決壊したことを受けて、赤羽大臣は「それぞれの河川、一つ一つで決壊が起きた要因の分析が必要だ。これまでの想定にとわれずにしっかりと分析したうえで対策を取っていく」と述べ、河川の水害対策を強化する考えを示しました。

■菅官房長官「国土強じん化を進める」

菅官房長官は閣議のあとの記者会見で「東日本を中心に近年の台風では、まれに見る広範囲に及ぶ被害に見舞われた。亡くなった方々に心から哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方にお見舞いを申し上げる」と述べました。
 
そのうえで「政府は被災地の生活となりわいの再建に向けた政策パッケージを取りまとめ、予備費の使用を閣議決定した。引き続き、復旧・復興の加速化とあわせ、去年決定した防災・減災の3年間の緊急対策を着実に実行するとともに、今回の被害を検証し、例えばダムの活用など水害対策を中心に、防災・減災、国土強じん化をさらに強く進めていきたい」と述べました。

■麻生財務相「国土強じん化は1つの流れになる」

台風19号による豪雨災害から1か月となったことについて、麻生副総理兼財務大臣は閣議のあとの記者会見で、「台風が大型化し、進路も従来と変わってきたことは確かだと思うので、それに対応していろいろなことを考えなければいけない」と述べました。
 
そのうえで「群馬県の八ッ場ダムなども中断された建設を再開していなかったら、利根川流域などの被害はもっと大きかったと思う。この災害の多い国でダムなどの整備はきちんとやっておかなければならず、国土強じん化といったことは、これからの1つの流れになると思う」と述べ、防災や減災に向けてインフラの対策を進める考えを示しました。

■自民 二階幹事長「復旧・復興に向け予算案編成に全力」

自民党の二階幹事長は記者会見で、「台風被害からの復旧・復興に向けて、補正予算案と来年度予算案の編成に全力を傾けていきたい。政府には特に予備費の執行にスピードを上げて対応するようお願いしたい」と述べました。

■自民 岸田政調会長「スピード感を持って 1日も早い対応を」

自民党の岸田政務調査会長は埼玉県を訪れ、台風19号で決壊した堤防などを視察したあと、記者団に対し、「災害は今後、激甚化したり、頻発化したりすることが予想される。以前より改良した形の復旧を原則にすることや、政府が進める国土強じん化の3か年計画を充実し、延長することなどに取り組んでいきたい」と述べました。
 
そして、「これから冬を迎える。今なお生活やなりわいの再建に苦労されている方々の環境を考え、スピード感を持って、1日も早い対応を考えていきたい」と述べました。

■公明 山口代表「被害を教訓に対策拡充を

公明党の山口代表は政府与党連絡会議で、「政府や自治体は復旧・復興が迅速に進むよう、対策の丁寧な周知と予備費の早期執行に努めてもらいたい。被災前より防災力を向上させる改良復旧という考え方をもとに、防災・減災や国土強じん化を着実に進めるとともに、堤防決壊による水害や、長引く停電・断水被害などを教訓に、対策を拡充してほしい」と述べました。
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11月12日。台風19号の際、相模原市が洪水浸水想定区域にある施設を臨時の避難場所として開設し、特別警報が発表される中で別の避難所に改めて移動が必要な事態となっていたことが分かりました。
 
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浸水想定区域に避難場所開設 別の避難所に移動 神奈川 相模原
2019年11月12日 21時27分 NHK
 
©NHK

台風19号の際、相模原市が洪水浸水想定区域にある施設を臨時の避難場所として開設し、特別警報が発表される中で別の避難所に改めて移動が必要な事態となっていたことが分かりました。

相模原市では、先月12日の台風19号で、土砂災害や洪水のおそれがあるとして、午前中から市内全域に避難勧告を発令していました。
 
これを受け、緑区の鳥屋地区では「鳥屋地域センター」に多くの近くの住民が避難してきたため、市は臨時の避難場所として開設しました。
 
しかしセンターは、洪水浸水想定区域にあり近くを流れる川の水位がその後上昇したことから、避難してきた70人近くの住民に対し、およそ300メートル離れた別の避難所への移動を促したということです。
 
この時には、大雨特別警報が発表されていて、20人が雨が激しく降る中、移動を余儀なくされたほか、残りの50人近くの住民は、移動が困難などの理由でセンターの2階に垂直避難したということです。
 
相模原市は「最初から安全な避難所に案内を徹底すればこうした事態にならなかった。対応を検証し今後に生かしたい」と話しています。
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検証シリーズは少しずつ取り上げております。ご了承くださいませ。最新情報を知りたい方は、下記をご覧くださいませ。今後も続きます・・・。
 
≪NHKのコンテンツ≫
「台風19号 支援」-NHK NEWS WEB
「台風19号 検証」-NHK NEWS WEB
「台風19号」-NHK NEWS WEB
「台風19号 被害」-NHK NEWS WEB
「台風19号 影響」-NHK NEWS WEB
「台風19号 交通」-NHK NEWS WEB
気象・災害ニュース一覧-NHK NEWS WEB
 
≪NHKのスペシャルコンテンツ≫
ニュース特設 大雨・台風19号 豪雨災害
※「台風19号 93人死亡 3人不明 71河川で決壊 8万棟余で住宅被害」となりました。
※「台風 大雨の農林水産関係の被害額 3300億円超」となりました。
※その後、「台風と大雨 農林水産関係の被害3600億円 西日本豪雨上回る」となりました。
※その後、「台風19号とその後の大雨 農林水産被害額 3000億円超える」となりました。
 
※今後に役立てるために、昨年の豪雨と同じく、データを取りあげつくして、後でまとめてデータベース化します。
 

≪これからの家族のペットのために考えて≫
※別記事で立てる予定でしたが、先に取り上げます。
ももこひめさんより。
避難所にペット 千葉県内、対応に差 千葉市「ケージやリードを」市原市「場所ない、屋外で」
『避難所への「ペット同行」どうすれば 「断られた」報告も』-に思うこと。
豪雨災害でペットはどうする? 全国初と言われたペット同伴避難所の実態とは
台風19号 ペットの同行避難問題について
ペット同伴避難が認められず自宅に留まる~筆者の台風襲来時の体験記~
避難所でペットの飼い主苦悩 福島県内は受け入れ認めず
災害から愛する「ペット」を守るのは、避難所頼みでない飼い主のサバイバル力
※落ち着いたころ、ペットを守るための防災対策の記事でこれらの記事を取り上げます
 
 
※巡回途中ですが、取り上げないといけないデータが溜まっているため、取り急ぎ、連続投稿で取り上げます。
 
※体調が安定しないため休み休みで不規則となっております。巡回等が大変遅れております。申し訳ございません。
 
 
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