台風19号 警戒区域外で土砂崩れ 現場で検証~台風19号「被災すると考えず」8割超 | Just One of Those Things

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科学ものの報道のデータを取り上げる枠ですが、急遽予定を変更したので、大雨・台風19号の検証データを取り上げます。
 
科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズより、自然災害編。
 
台風19号の検証されたデータの報道を取り上げます。

 

 

11月11日。台風19号により140か所以上で土砂崩れが起きた相模原市では、「土砂災害警戒区域」に指定されていなかった場所でも大規模な土砂崩れが起きて、1人が死亡、1人が行方不明となっていることから、市は警戒区域外での災害の発生状況を調べるため、市内すべての現場の検証を11日から始めました。
 

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台風19号 警戒区域外で土砂崩れ 現場で検証 相模原
2019年11月11日 17時34分 NHK
 
©NHK

台風19号により140か所以上で土砂崩れが起きた相模原市では、「土砂災害警戒区域」に指定されていなかった場所でも大規模な土砂崩れが起きて、1人が死亡、1人が行方不明となっていることから、市は警戒区域外での災害の発生状況を調べるため、市内すべての現場の検証を11日から始めました。

相模原市では、台風19号により147か所で土砂崩れが起き、緑区では佐々木睦さん(67)と妻の定子さん(63)の住宅が土砂で流され、定子さんの死亡が確認され、睦さんの行方がわからなくなっています。
 
夫婦の住宅の裏で、大規模な土砂崩れが発生した斜面は、角度が30度未満で国の基準を下回っていたことなどから、「土砂災害警戒区域」には指定されていませんでした。
 
このため相模原市では、警戒区域外の場所でどの程度土砂災害が発生したのか調べるため、11日から147か所すべての土砂崩れの現場の検証を始めました。
 
現場では、職員3人が土砂崩れが起きた正確な場所や規模を確認し、警戒区域かどうかハザードマップで照らし合わせていました。
 
市は年内にも検証をまとめ、避難の呼びかけなど今後の対策に反映させたいとしています。
 
相模原市危機管理課の吉井雅之副主幹は「土砂災害警戒区域の外でも雨の量などさまざまな要因で崩落の可能性があると認識し、迅速な避難につなげたい」と話しています。
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11月12日。台風19号の豪雨から12日で1か月です。NHKが福島県、宮城県、長野県の被災者300人余りを対象に行ったアンケート調査では、8割を超える人が「被害を受けると考えていなかった」と答え、災害の危険性を「自分ごと」と捉えて対策にどうつなげてもらうか、改めて課題が浮き彫りになりました。
 
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台風19号「被災すると考えず」8割超 被災者アンケート

2019年11月12日 6時55分 NHK
 

https://www.youtube.com/watch?v=QsnPcsLTIcY&feature=youtu.be

 

©NHK

 

台風19号の豪雨から12日で1か月です。NHKが福島県、宮城県、長野県の被災者300人余りを対象に行ったアンケート調査では、8割を超える人が「被害を受けると考えていなかった」と答え、災害の危険性を「自分ごと」と捉えて対策にどうつなげてもらうか、改めて課題が浮き彫りになりました。
 
©NHK
 
NHKは今月上旬、台風19号の豪雨で川が氾濫するなどした福島県、宮城県、長野県で住宅に被害が出た人や避難所で生活している人などおよそ330人を対象にアンケート調査を行いました。
 
「台風の接近前に被害を受けると考えていたか」との質問には、
▽83.7%の人が「イメージしていなかった」と答え、
▽「イメージしていた」のは16.3%でした。
 
浸水や土砂災害のリスクを示した自治体のハザードマップについては、
▽「確認していなかった」が40.3%に達し、
▽「参考にしなかった」も28.3%に上るなど、災害の危険性を「自分ごと」と捉えて早めの準備や避難にどうつなげてもらうか、改めて課題が浮き彫りになりました。
 
また今回の台風で3つの県では、81%が「避難した」と回答し、
このうち最初に避難した場所については、
▽「自治体の避難所」が39.1%で最も高く、
▽自宅の2階以上に移動する「垂直避難」が28.2%でした。
 
被災した地域の人たちに避難した「きっかけ」を尋ねたところ、4人に1人に当たる25.1%が、周囲で浸水、川の氾濫、土砂災害が発生するなど「周辺状況の悪化」と答え、最も多くなりました。
 
▽次いで「自治体の防災行政無線」が17.2%、
▽「携帯電話の緊急速報メール」が14.6%、
▽「テレビ・ラジオ」が14%でした。
 
また、
▽「近所の人の呼びかけ」が9%、
▽「家族・親族」が8.2%、
▽「消防・警察」が4.7%と、直接の声かけで避難した人が合わせて21.9%に上り、防災情報をさまざまな方法で入手していたことも明らかになりました。
 
このほかアンケートでは避難の参考にした情報についても尋ね、
▽自治体の「避難指示や勧告」が21.7%、
▽ことし運用が始まった「大雨警戒レベル」が19.4%、
▽気象庁が発表する「大雨や洪水、暴風などの警報」が16.7%、
▽「川の水位の情報」が14.4%と、この地域の人たちが公的機関から発表される情報に関心を寄せていたことも分かりました。
 
■専門家「ハザードマップで危険性知ってもらう取り組みを」
 
©NHK
 
8割を超える人が「被害を受けるとは考えていなかった」と回答したことについて、防災が専門の静岡大学の牛山素行教授は「良い状況だとは言えない。背景には、そもそも自分の住む場所にどんな危険性があるかを知らないことがあるのではないか。解決の特効薬は無いが、ハザードマップを活用するなどして、洪水や土砂災害の危険性を知ってもらう取り組みを進めていくことに尽きる」と話していました。
 
また、避難したきっかけが防災行政無線や直接の声かけなどさまざまだったことについては「地域によって伝わりやすい方法があるので、地域の事情に応じたさまざまな伝達手段を用意しておくことが重要だ」と指摘しています。
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検証シリーズは少しずつ取り上げております。ご了承くださいませ。最新情報を知りたい方は、下記をご覧くださいませ。今後も続きます・・・。
 
※今後に役立てるために、昨年の豪雨と同じく、データを取りあげつくして、後でまとめてデータベース化します。
 
 
≪これからの家族のペットのために考えて≫
※別記事で立てる予定でしたが、先に取り上げます。
ももこひめさんより。
避難所にペット 千葉県内、対応に差 千葉市「ケージやリードを」市原市「場所ない、屋外で」
■『避難所への「ペット同行」どうすれば 「断られた」報告も』-に思うこと。
豪雨災害でペットはどうする? 全国初と言われたペット同伴避難所の実態とは
台風19号 ペットの同行避難問題について
ペット同伴避難が認められず自宅に留まる~筆者の台風襲来時の体験記~
避難所でペットの飼い主苦悩 福島県内は受け入れ認めず
災害から愛する「ペット」を守るのは、避難所頼みでない飼い主のサバイバル力
 
 
※現在、台風19号の検証データが溜まっているため、科学データ編をお休みしています。
 
次は、究極に溜まりに溜まったネイチャーを取り上げます。
 
 
※巡回途中ですが、取り上げないといけないデータが溜まっているため、取り急ぎ、連続投稿で取り上げます。
 
※体調が安定しないため休み休みで不規則となっております。巡回等が大変遅れております。申し訳ございません。
 
 
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